ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園 八戸

72件の記事があります。

2021年09月29日最近の仏沼。

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

今月中旬に国指定鳥獣保護区である三沢市仏沼の案内板のペンキ塗りをしました!

2018年に塗って以来のため3年ぶりの化粧直しです!

すっかり塗装が剥がれ、寂しく見える案内板。

2時間半、黙々と塗りました。

ARの先輩が以前「ペンキ塗りは無心になって黙々と出来る作業でけっこう面白いよ~」

と言っていたのを思い出しました!

また、併せて仏沼内にある池の状況確認も行いました。

以前から仏沼の自然環境をみている鳥獣保護区管理員の方によると、

少しずつみられる生物に変化が起きており、今後も注視が必要とのことです。

引き続き、関係者で情報共有・対策検討を行っていきます。

最近の八戸市周辺は20℃前後の秋晴れが続き半袖だと肌寒く感じるようになりました。

冬に向けて生き物や植物の変化を著しく感じる9月、

仏沼も少しずつ冬支度が始まっているようです。

ハムシを見つけ広角レンズで接写を試みる、太刀川レンジャー。

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2021年09月10日みちのく潮風トレイル~八戸市・階上町・洋野町~

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

今回、八戸自然保護官事務所の管轄区間である、

みちのく潮風トレイル3市町についてご紹介したいと思います。

みちのく潮風トレイル(MCT)1,024kmの起終点は北が青森県八戸市、南は福島県相馬市となっています。

八戸市区間は公共交通や高速道路からのアクセスが良いため、

MCTをセクションに分けて、初めて歩く方の起点となる事が多いです。

MCTの起終点であることを示すトレイルヘッド&エンドポイントがある八戸市の蕪島は

三陸復興国立公園の北の玄関口でもあります。

また、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されていて、

ウミネコの繁殖を間近で見る事が出来るのも蕪島の魅力です。

毎年3月頃飛来し、賑やかな鳴き声が春の訪れを感じさせてくれるため、暖かな陽気の中、

ウミネコさんたちに見送られながらトレイルをスタートする事が出来ます!

八戸市区間は14kmとMCTの中で最も距離が短く、高低差もほとんどなく、

遊歩道も多いためとても歩きやすい区間で、約半日で歩く事が出来ます。

夏でも冷涼な風が吹くため、海浜植物や高山植物が隣り合って咲き、

特に中須賀周辺は『花の渚』とも呼ばれていて八戸市区間の人気ポイントでもあります。

中須賀から南へ進むと種差海岸天然芝生地があります。夏はエメラルドグリーン、

冬はゴールドの広大な天然芝生地でそれぞれの季節、魅力を感じられる場所です。

キャンプ場や民宿があるため多くのハイカーさんは種差海岸に泊まる事が多いようです。

種差海岸から南下すると1時間半程度で階上町区間に入ります。

階上町区間は沿岸から内陸に入り、

階上岳登山がルート上にあるため少しハードに感じられる区間かもしれません。

距離も34kmと八戸市区間の倍以上あります。

階上町区間はMCT唯一、登山がある区間です。

歩いて来た沿岸を山頂から望む事が出来るため、感動もひとしおです。

海外のロングトレイルには「トレイルエンジェル」と呼ばれる方たちがいます。

ルート沿いの住民や立ち寄った街の人たちがハイカーをサポートするというものです。

MCT全線にもエンジェルは存在しておりますが、

階上町区間は町ぐるみで取り組んでいる『はしかみおもてなしエンジェル』という方々がいます!

少し疲れを感じ始めた頃に町の至る場所でエンジェルと出逢えると、癒やされます!

そこでしか出逢えないエンジェルとの交流もMCTの魅力です!

 階上町区間を南下すると岩手県の最北町、洋野町区間に入ります。

ここでは洋野町ならではの地形を利用し作られた「ウニの増殖溝」を見る事が出来ます。

増殖溝にはコンブやワカメが生い茂り、それらの豊かな餌を食べて育った洋野町のウニは絶品です!

そこにしかない景色と絶品グルメはセットなのかもしれません!

絶景があれば絶品グルメあり!常にワクワクしながら歩けるのがMCTです。

最後になりますが洋野町区間にもMCT唯一のポイントがあります。

久慈市区間との境にある「高家川の渡渉」です。

蕪島から歩いてきた方はここから向こう側はナニか違うと感じる瞬間かもしれません。

夏は冷たい水で涼み、冬は歩き続けてきた足のアイシングとなる渡渉。

ジャバジャバとワイルドに渡り、久慈市区間に進んでいただければと思います!

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2021年08月26日現地調査中の発見。

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

8/11に八戸沖で発生した貨物船の座礁事故により当所では調査地点を踏査し、

油の漂着や臭いを確認するとともに、海浜水際部の砂を掘り油の有無を確認しております。

悪天候が続き、油の回収作業等が遅れたり風に乗って臭いが届く時もありますが

公園内の海岸では油膜の確認はされておりません。

少しでも自然や野生生物に影響が出ないことを願います。

今回は現地調査をした時に、ふと発見した写真を載せます!

霧が出ていた日で背景が薄暗い中、電気ビッカビカの漁船を発見しました!

雨のち晴れの大須賀海岸にて。むちむちのホヤが打ち上がっていました!

なぜかメロンが岩の上に!持ち上げてみたい気持ちがありましたが、

指がメロンに刺さるのはと思い断念!

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2021年06月22日みちのく潮風トレイル階上町区間と八戸市区間の現地調査

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

みちのく潮風トレイル階上町区間、八戸市区間の現地調査をそれぞれ路体管理をしている

市町担当者さんやサテライトの方々と行いました!

階上町区間。

小舟渡(こみなと)海岸ではハマナスが鮮やかに咲いています。

潮風や紫外線で脆くなったトレイルテープを付け替えたりなど、

階上町区間は沿岸から内陸までの34kmの区間のため、チェックする箇所が多めでした。

ハマの駅あるでぃ~ばを訪れたところ、

公務で町の魚「アブラメ」の稚魚を放流してきたという階上町長さんに偶然お会いしました。

ハマの駅あるでぃ~ばでは新鮮な地元のお魚さんを購入出来るほかに、

店内にあるレストランで階上町が誇るアブラメ料理を食べることができます!

ぜひお立ち寄りください!

6/1撮影。

6月にしては珍しく暑い日が続き、階上岳のヤマツツジもすっかり時期が過ぎてしまいましたが、

見頃を迎えるとこのような美しいヤマツツジを見ることができます!

八戸市区間。

ヘッド&エンドポイントの蕪島でみなさんと出発前に撮影。

スタートして直後、コンブ漁をされている方がいらっしゃいました。

大量のコンブにビックリ!

鮫角灯台付近や中須賀など、三陸復興国立公園種差海岸のニッコウキスゲは見頃を迎えております。

八戸市区間はみちのく潮風トレイル1,025kmの中で1番距離が短く、

高低差もほとんどなく、遊歩道が多いため易しい区間となっております。

トレイルを初めて歩くという方は八戸市から歩き始める人が多いため、

みちのく潮風トレイルに淡い恋をするには最適な区間だと思っております。

(その後南下するにつれて「こんなはずじゃなかったー」というお声も聞こえてきたりして・・・)

陽射しの強さが気になり夏を待つ季節の6月、

気持ちよくみちのく潮風トレイルを歩く事ができるよう、今後も情報収集、現地調査を続けていきます!

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2021年06月10日三陸復興国立公園と仏沼の写真展@八戸市水産科学館マリエント開催中!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

5/29(土)~6/27(日)の期間、八戸市水産科学館マリエントで、

「八戸周辺の自然を楽しもう~三陸復興国立公園と仏沼の写真展~」を開催しております!

八戸自然保護官事務所が業務中に撮影した三陸復興国立公園の景色や生き物、植物、

みちのく潮風トレイルで出会った人や風景の写真、

また実際にみちのく潮風トレイル1,025kmを踏破したハイカーさんから

ハイカー道具一式をお借りし展示しています。

こちらはハイカーさんが使用した道具一式。

ツェルトも組み立てて展示しております。

当所で撮影した写真の他に、青森県三沢市のラムサール条約湿地仏沼で国指定鳥獣保護管理員をしている

安藤一次様より写真を提供いただき、仏沼の生き物や景色、迫力ある鳥の写真を展示しています。

期間中は写真の他にギャラリートークを設け、

6/12(土)の午前と午後に1回ずつ予定しております。

チラシ.pdf

写真を通じ、より多くの方に実は身近にある三陸復興国立公園や国指定仏沼鳥獣保護区の魅力と

みちのく潮風トレイルに興味を持っていただきたいと思っております。

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2021年05月27日蕪島のウミネコと種差のウミネコ、中心街と海岸沿い

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

蕪島ではウミネコさんたちが様々な場所に営巣し、ヒナがポコポコ生まれています!

子育て真っ盛りのウミネコさんたち。

むやみに近づかずそっと見守りましょう。

写真撮影をしていたところ、なんとウミネコさんのウンが飛んできました・・・。

よく見るとけっこう付いててビックリしました・・・。

境内でウンが付いた事を申告すると、神社の社務所で「会運証明書」をいただく事が出来ます!

ウンが付いたからショック!ではなく、会運!を喜ぶ事が出来ます!

蕪島で子育てしているウミネコさんたちがいる一方、

種差海岸にいるウミネコさんたちは日向ぼっこをしていたり。。。

種差のウミネコさんは華の独身なのでしょうか!?

ニッコウキスゲも咲き始めました。

最近はやませも出るようになり、どっぷり三陸復興国立公園の気候を感じられる季節になりました。

中心街は陽射しが強く蒸し暑いのですが、少し沿岸に行けば冷涼な風が吹きます。

八戸市にお越しの際は、色々なギャップを楽しんでいただけたらと思います。

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2021年05月17日みちのく潮風トレイル洋野町区間の現地調査

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

先日、みちのく潮風トレイル洋野町区間の現地調査を洋野町役場の方と合同で行いました!

当日はちょうどウニの口開けの日で、漁港では大量のウニを見ることが出来ました!

迷いそうなポイントに目印があるかのチェックや標識の状態、

トイレの状況なども調べつつ、またハイカーのサポートとなるトレイルエンジェルさんの募集について、

沿線にあるお店などに立ち寄り制度等を説明して回りました。

トレイルはもちろん、その地域にあるお店などを実際に訪れることにより、

トレイルの認知が増えていることやトレイルファンが増えていることを実感しました。

今後も関係者の皆様やトレイルファンの皆様と情報共有しながら、

みちのく潮風トレイルの維持や普及をしていきたいと思います。

(撮影のためにマスクを一時外しております)

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2021年05月13日おしえて先生!知るしるするる探検隊の隊長になりました!!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

青森県立図書館で幼児・児童向けのお話会の講師として参加してきました。

「風を感じて歩こう 春 自然の中で」というテーマで、

自然の中を歩くことによって見えるものや感じるものを伝えるため、

みちのく潮風トレイルについてお話したり、

また太刀川レンジャーは森の中を歩くことによってどんな生き物がそこにいるか、

実際にネズミやリスがかじった木の実を見せて説明しました。

ちなみにこのハットは知るしるするる探検隊の隊長の証との事で被ることに!

今回初めて幼児・児童向けにみちのく潮風トレイルや自然の話をしましたが、
子供が興味を持ってくれるようなお話作りはとても難しかったです。

ですが子供たちがお話に夢中になってくれ、

また一緒に来ていた親御さんもお子さんと一緒に興味を持って下さり、大変貴重な時間となりました。

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2021年04月21日階上岳の山開き安全祈願祭

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

4/16に三陸復興国立公園階上岳の山開き安全祈願祭が行われました!

毎年、快晴の天気に恵まれる安全祈願祭ですが少々風が強かったです。

神事の後は鳥屋部登山口前へ移動しテープカット。

通年登る事ができ、地元の方から愛される階上岳は739,6メートルの標高の山で、

3合目と8合目にはバイオトイレが整備されているので登山初心者でも登りやすいです。

登山口付近のオオヤマザクラも見頃を迎え、春到来を感じさせます。

リフレッシュやコロナ渦の運動不足解消にぜひ登ってみてください♪

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2021年04月16日ラムサール条約登録湿地、三沢市仏沼の鳥獣保護区の現地確認

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

ラムサール条約登録湿地の三沢市仏沼へ現地確認に行ってきました。

近年、仏沼の北東部を中心に乾燥化傾向が見られるため、水位変化を調べるための測定棒を設置しました。

国指定鳥獣保護区管理員の安藤一次さんと太刀川レンジャー。

安藤さんから現地にいる鳥や植物の話を聞かせていただきました。

また、オオセッカやコジュリンのさえずり真似がすごく上手で少しニヤッとしてしまいました!!!!

仏沼の自然や生き物を大切に思い、保全活動をされている管理員さんの現地でのお話はとても貴重でした。

今後も現地へ行き情報収集をしていきたいです。

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