ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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名取

11件の記事があります。

2021年04月23日若い力

名取 富樫信雄

こんにちは、名取自然保護官事務所の富樫です。

名取トレイルセンターの園庭の整備が進められている中、北側の広場に黒松の若木が植えられました。

この若木たちは地元にルーツを持つ名取っ子たちです。

現在の背丈はまだ2mから3mほどでしょうか。

枝はか細く、葉も少ないため、いたいけな様子です。

ですが、同時に、未来に向かってグングン成長していく(成長していきたい)という

可能性も感じます。

若木たちの向こうにはトレイルセンターの姿が見えていますが、

これから日々、少しずつ、少しずつ...

幹を太く高く伸ばし、枝を太く大きく広げ、葉を生い茂らせ...

やがて黒松の林はトレイルセンターの背丈も越えて生長し、

松林と青い芝生の向こう側にトレイルセンターの姿が見える景色に育っていくことでしょう。

トレイルセンターを北風から守り

動植物たちと共生し

訪れる人々に憩いの場を演出する黒松の林。

そんな未来の光景を想像しながら、松葉の隙間から差し込む陽光に目を細めました。

みなさまと共に幼い黒松の成長を見守り、未来の景色を育んでいけましたら嬉しく思います。

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2021年04月02日4月の風

名取 富樫信雄

みなさま、こんにちは。名取自然保護官事務所の富樫です。

気付けば4月、新年度の始まりです。

名取自然保護官事務所は他の保護官事務所と異なり、管轄には国立公園区域が含まれず、

みちのく潮風トレイルの南端区域(宮城県東松島市から福島県相馬市)を担当しております。

着任して早や半年が経過し、これまで諸先輩方に助けられながら

なんとかやって参りました。

そこで本日は、みちのく潮風トレイルを管轄する各自然保護官事務所、

アクティブレンジャーの諸先輩方を紹介したいと思います。

右から左方向に

八戸自然保護官事務所の大友さん、

(ご覧の通りのムードメーカーさんです!)

宮古自然保護官事務所の古館さん、
(みちのく潮風トレイルの「すごろく」を作った方です!)

大船渡自然保護官事務所の坂本さん、

(広田小学校トレイルマップの仕掛け人です!)

石巻自然保護官事務所の晴山さん、

(鹿とヒルとダニの怖さを知る方です!)

ここまでがみちのく潮風トレイルだけではなく、三陸復興国立公園も管轄する事務所です。

名取自然保護官事務所の当職となります。

(先輩方に少しでも近づけるよう精進して参ります)

新年度も、より一層、連帯感を深めて業務に取り組んで参りますので

どうぞよろしくお願いいたします。

この集合写真は今年1月、現地視察後の会議の際に撮影したものです。

撮影のため一時的に、マスクを外し、ギュッと並んでおります。

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2021年03月25日春のさえずり

名取 富樫信雄

こんにちは、名取自然保護官事務所の富樫です。

三寒四温とはよく例えたもので、ここ名取も上がったり下がったりの気温を繰り返しながら

最近は10℃~15℃あたりの陽気となってまいりました。

名取トレイルセンターの園庭工事も一通りの工事を終え、

特に変化のない様子...だと思っていましたが....

どこからともなく、鳥の鳴き声がよく聞こえるようになってきました。

鳴き声に誘われて園庭に足を運んでみると...

ハクセキレイがチョコチョコッと歩いていました。

よく観察してみると、地面(芝生)をついばんでいます。

虫か何か、餌になるものがいるのでしょうか。

その姿を見ていると...(いつの間にか無心に見入っている自分が..)

おっと危ない、我に返って仕事に戻ったのでした。

そして、姿は見えないのですが、ヒバリたちのさえずりも空高く響いている

穏やかな春の一日でした。

みなさまも鳥のさえずりに誘われてみてください。

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<追伸>

ハクセキレイの見分け方(覚え方)

ハクセキレイ=独眼竜政宗 と覚えると覚えやすいです。

顔を見てみると、白い顔に黒い目が眼帯、目を中心に平行して走る黒い線。

まさに独眼竜政宗公です!

セキレイもたくさんの種類があり、なかなか見分けがつかなかったのですが、この覚え方で

すぐ見分けがつくようになりました!

ちなみにこの覚え方は大先輩アクティブレンジャーであるKさんに教わりました。

また、おもしろい見分け方を教わりましたら、みなさまにもお伝えさせていただきます。

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2021年03月11日黄色いハンカチ

名取 富樫信雄

時が経つのは早いのか遅いのか

止まっているのか

進んでいるのか

日々を過ごしていると目の前のことに一杯で、それ以外のことを

常に意識することは困難です。

好むと好まざると時と共に記憶が薄れている自分に気づく瞬間があります。

ただ今日も山元町の空には黄色いハンカチたちがパタパタと音を立て

ただただ夕日に、はためいています。

                                    2021311

                                 名取自然保護官事務所

                                      富樫 信雄

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2021年03月03日爽緑を待ちわびて

名取 富樫信雄

気づけばもう3月..

みなさま、いかがお過ごしでしょうか、

名取自然保護官事務所の富樫です。

名取トレイルセンターの園庭工事も終盤を迎え、芝張りも完了いたしました。

これからはしばらく根が張るまでの養生期間となります。

足裏と背中が覚えているフワっとした感触は

トレイル沿線各地にある芝生地を思い出させてくれます。

気仙沼市の岩井崎

唐桑半島 半造(はんぞう)園地広場

そして八戸市 種差海岸の天然芝生地

黄金色(冬季の芝生の色をこう呼ぶことを八戸自然保護官事務所のOさんに教わりました)から

爽緑色に変わる頃、このフワっとしたやさしさに触れていただきたいと願っております。

この芝生の感触がみなさまの憩いの場となりますように..

そして、トレイルを旅したみなさまの記憶再生装置となりますように..

春を飛び越えて初夏が待ち遠しい今日この頃です。

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2021年02月24日溢れる地元愛

名取 富樫信雄

こんにちは、名取自然保護官事務所の富樫です。

今年度は事業の一つとして、地域の皆さまにみちのく潮風トレイル(以下MCT)

知っていただき、訪れるハイカーとの交流の機会を広めようとの趣旨で

「ハイカー受入れ体制強化事業」に取り組んで参りました。

お伺いしてみるとまだまだMCTをご存じいただけておらず、

より一層広報に励まなければと思いながら活動を続けておりました。

そんな中、MCT存じ上げております。との企業様との様子がこちらの写真です。

話が弾み、MCTの統括本部である、みちのくトレイルクラブの担当者さんも

前のめりでご説明されておりました。

この事業を通じて気づかされたのは、地域の皆さま(個人・企業・行政の全ての皆さま)

とても地元を愛されているということ。

地域のすばらしさをもっと広く知ってもらいたい(体験してもらいたい)と思っているのに

その機会と方法を見い出せず、もどかしく思われていること。

ならば、MCTをご活用ください! と熱くお伝えさせていただきました。

これからも地元愛を深めるツールの一つとして地域の皆さまに

MCTが愛されますよう取り組んで参ります。

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2021年02月16日風に立つライオン

名取 富樫信雄

こんにちは、名取自然保護官事務所の富樫です。

ある日、名取トレイルセンターでの仕事を終えて帰所する際に、

なぜか園庭工事の現場に足が向きました。

丘(築山)の上に現場監督のSさんが佇んでおり、数秒間見入っていると...

お互い気づいて、大きく手を挙げて(お互い心の中で)今日もおつかれさまでした!

と交わしたのでした。

震災前の閖上の風景を知るSさんは何を想っていたのでしょうか。

園庭工事が完成した暁には感謝の気持ちをお伝えし、あの時何を想ったのか

そっと尋ねてみたいと思います。

追伸

2/13()、名取でも大きな揺れが生じました。

トレイルセンターの被害は幸いにも軽微なもので、

各所点検後、2/15()より通常通り開館しております。

これを機にみなさまも今一度、災害に対する「備え」を整えていただけましたら幸いです。

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2020年12月24日陽光のクリスマスイブ

名取 富樫信雄

こんにちは。名取自然保護官事務所の富樫です。

10月のアクティブレンジャー日記で名取トレイルセンターの園庭工事について

お伝えさせていただきましたが、あれから約1ヶ月半が経過し、

現在どのような様子になってきたか、お伝えいたします。

10月下旬の様子

現在の様子

(トレイルセンターの右側に何か出来ています)


あずま屋!

そしてトレイルセンターの南側(岩沼方面側)に位置する

野営場&オートキャンプエリアにも!

屋根付きの水場や...

トイレも出来上がりました。

オートキャンプサイトも形を現してきました。

(その奥には野営場のシェルターも!)

工事が進み、形が現れてくるのを見るたび、

完成した様子を想像しては楽しんでいる私です。