ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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十和田八幡平国立公園 盛岡

39件の記事があります。

2021年09月28日本州一早い?三ツ石山の紅葉

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

本日は岩手山の西方にある三ツ石山の紅葉の様子をお届けします。

三ツ石山は岩手県岩手郡雫石町と八幡平市の境に位置し、裏岩手縦走路の中間地点でもあります。

この標高1,466mの山は山頂にある岩がどの方向から見ても三つあるように見えることから三ツ石山と名前がついたようです。また本州一紅葉の見頃が早いとも言われていて、例年紅葉の時期には地元紙1面に大きく取り上げられ、楽しみにされている方も多いと聞きます。近年は県外からの登山者も多く見られるようになりました。山頂に至るコースはいくつかありますので、充分に下調べをして登って下さい。

じゃじゃーん!と言いたくなります。

岩手山をバックにしたこの景色は多くの方が目指すのにふさわしいものだと思います。

三ツ石山からの紅葉というと上記の画角のものが多いのですが実は周辺の紅葉も素晴らしく、八幡平方面から岩手山と三ツ石を見る景色も「これから向かうぞ!」という気持ちにさせられます。

三ツ石山周辺の紅葉の見頃はもう少し続くと思われます。

「秋の日はつるべ落とし」ヘッドランプの携行はもちろんですが、使用せずに済むようにゆとりを持った山行の計画を立てて秋の国立公園を楽しんで下さい。

国立公園でお会いしましょう

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2021年07月14日八幡平外来植物駆除キャンペーンに参加しました

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

先日、八幡平市観光協会並びに八幡平市主催の八幡平外来植物駆除キャンペーンに参加しましたので、ご報告したいと思います。

このキャンペーンは毎年7月に八幡平市松尾中学校の全校生徒が、特別保護地区に指定されている八幡平山頂付近に入り込んだセイヨウタンポポやフランスギクを駆除するもので、環境省の他、岩手北部森林管理署、岩手県、八幡平自然散策ガイドの会などが協力し、当日は約100名の参加者がありました。

開会式では、松尾中学校の生徒さんが、「自分たちが誇りに感じている八幡平の自然景観を守るためしっかり駆除活動をしたい」と「宣誓」を行った後に、盛岡管理官事務所の塩野管理官から、タンポポは根を深く張っているため途中で切ってしまわないように慎重に作業する必要があること、他の高山植物にダメージを与えないように等注意事項の説明がありました。

それぞれの班に分かれて1時間半程度の作業を行いました。松尾中学校では、本キャンペーンのために事前授業を行っており、生徒さんは高山植物や国立公園について予め学んでいたため、作業中に私が出した高山植物名前あてクイズや、国立公園に関するクイズにもすんなり答えてくれました。岩手県には十和田八幡平国立公園、三陸復興国立公園の2公園があり、豊かな自然を未来に引き継いでいく必要があると、うっすら感じていてくれていました。今はうっすらでもその種は10年20年経った後にはより色濃く、大きく成長してくれていると思います。

大きなごみ袋に3つほどタンポポの駆除ができました。

八幡平の自然を守るために若い皆さんが汗を流してくれていることを、AR日記をご覧の皆様にお伝えできて嬉しいです。日常の業務では若い方々と接する機会が無いので、私にとって新鮮な1日となりました。

国立公園でお会いしましょう。

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2021年07月01日八幡平は花盛り

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

梅雨の晴れ間を狙って、八幡沼周辺の散策路を巡視してきました。

盗採跡や踏み込みの跡もなく皆さんルールを守って散策を楽しんでおられました。

この八幡沼周辺散策路は非常に歩きやすく整備されており、高山植物をゆっくりと観察しながら散策が可能です。

駐車場に車を停めて散策路に入ると、なんと20歩でハクサンチドリがお出迎えをしてくれました。

その他にも、ヒナザクラ キヌガサソウ イワカガミ コバイケイソウ(蕾) ショウジョウバカマ ヒメシャクナゲ ベニバナイチヤクソウ ズダヤクシュ シラネアオイ ワタスゲ(綿毛) ベニバナイチゴ ミズバショウ ツマトリソウ チングルマ ニッコウキスゲ イワイチョウ ミヤマキンポウゲ サンカヨウ アオノツガザクラ マイヅルソウ モミジカラマツ ミツバオウレンなどが確認できました。

左上:ヒナザクラ  右上:ヒメシャクナゲ

左下:キヌガサソウ 右下:アオノツガザクラ

※人気の高い植物を抜粋しました。皆さんの推しは入っていますか?

散策路では多くの植物が雪解けを待ち構えていて雪解け後は一気に花を咲かせますので、春の花と初夏の花を同時に楽しむこともできます。

木歩道から外れて湿地を傷つけないよう腕を伸ばして、モウセンゴケを撮影していたご婦人方を激写しました。撮影した画像をお見せしてAR日記に載せていいですかと伺ったところ、「マァスクしてらし、顔もうづらねがら、だぁいじょぶ。だいじょぶ。」と快諾して下さいました。植物との出会いも楽しいですが、ハイカーの皆さんとの出会いも散策の楽しみの一つです。注:カッコ内は東北弁の雰囲気で読んでみて下さい。

八幡平はなんと言っても、手軽に散策を楽しめるのが魅力ですが、風の強い日や気温の低い日もありますので、本格的な登山装備とまではいかなくても防寒具や風よけのジャケット、カッパなどがあると安心です。

八幡平ドラゴンアイの人気が高まり、初めて八幡平を訪れる方も増えていますが、是非何度も足を運んでいただき、八幡平の奥深い魅力を楽しんでいただきたいです。

国立公園でお会いしましょう。

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2021年06月02日秋田駒ヶ岳山開き

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

皆さん、こんにちは。

関東などでは夏日を記録するなど、気温が高い日が続いているようですが、盛岡市でも本日の予想最高気温が25度と体を動かしていると汗が流れてきます。

さて、6月1日、秋田駒ヶ岳の山開きの安全祈願祭神事が執り行われました。

この山の名称には駒ヶ岳の前に「秋田」とついていますが、岩手県側にも登山口があり、登山口の温泉宿と共に多くの利用者があります。

例年ですと、登山口での神事のあと、秋田・岩手両県の山岳関係者が記念登山を行い山頂で合流、ピッケル交換を行って一年の安全を祈念するのですが、昨年度、今年度は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から神事のみの開催となりました。

この山は6月中旬以降、沢山の高山植物で彩られます。今年も多くの方に花の山秋田駒ヶ岳の高山植物を楽しんでいただきたいです。

 

 

 

 

               国立公園でお会いしましょう。

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2021年04月30日第五弾 網張ビジターセンターリニューアルのお知らせ

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

盛岡管理官事務所の工藤です。今年は桜があっという間に終わってしまいましたが、新緑が輝く季節となり、足取りも気持ちも軽やかです。

いい加減しつこいなと思いつつも網張ビジターセンターリニューアルの紹介も第五弾となりました。お付き合い下さい。

岩手山の7800分の1の模型です。実際よりは高さを強調しているそうですが、普段は見上げている山を模型では見下ろす格好になりますので、高さを強調した方が見た目の違和感が少ないそうです。目からウロコです。

地形だけではなく、登山道や周辺道路もわかるようになっています。

ご自身が登ったことのあるコースを目でたどるのも面白いですし、これから目指すコースの起伏を見て予習しておくのもオススメです。

また、模型周辺に設置してあるデジタルビューを使って、各登山道の見所や展望を確認することも可能です。子ども達にも大変人気のある展示です。

先日、年配の男性3名が長い時間模型の前で、キャッキャされていたのが印象に残りました。聞いてみると皆さん若い頃に岩手山に何度も登られたことがあるようで、思い出話に大輪の花が咲いていらっしゃいました。

網張ビジターセンターは大人も子どもも、山が好きな人もこれから好きになる人にも楽しんでいただける施設です。何度も足を運んでいただけたら嬉しいです。

網張ビジターセンターHPはコチラ

※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。

国立公園でお会いしましょう

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2021年03月30日第四弾 網張ビジターセンターリニューアルのお知らせ 

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

盛岡管理官事務所の工藤です。ようやく盛岡でも最高気温が15度を超える日が増えて、

春が大股で近づいてきました。

網張ビジターセンターリニューアルの紹介も第四弾となりました。

今回は展示の紹介ではなくイベントの報告です。

先日、網張ビジターセンターリニューアル記念イベントとして

「十和田八幡平国立公園網張ビジターセンターに自分の作品を飾ろう!」を行いました。

以前AR日記でご紹介した館内のイラストを手掛けて下さったイラストレーターのさいとうゆきこ先生を

講師にお招きし、子ども達とその家族と一緒にポストカードフレームにお絵かきをして、完成した作品は

網張ビジターセンターの展示品としてしばらくの間飾らせていただくというイベントです。

イベント前半では岩手県立図書館の司書2名にもお越しいただき、自然に関する絵本、岩手山に関する絵本

を読んでいただき、参加者の皆さんには身近な自然について学んでいただくことが出来ました。

 

 

 

 

 

イベント後半ではポストカードフレームに動物たちの「おうち」をイメージしてお絵かきをしました。

それぞれ独創的な作品に仕上がっていて、子ども達の発想に感心させられました。

これらの作品は夏休みまで館内に展示しておりますので、皆様もぜひ子ども達の豊かな発想で描かれた作品を

鑑賞してください。

 

 

 

 

 

 

網張ビジターセンターHPはコチラ

※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。

国立公園でお会いしましょう

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2021年02月24日第三弾 網張ビジターセンターリニューアルのお知らせ

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

盛岡管理官事務所の工藤です。

徐々に陽が長くなってきましたね。まだまだ朝晩は冷え込みが厳しい盛岡ですが、春への期待が高まります。

本日も網張ビジターセンターリニューアルの紹介をさせていただきます。第三弾です。

「ナレッジワゴン」と呼ばれるこのテーブルのような展示物では、火山としての岩手山が私たちに何をもたらしたのかを、

・畏怖からうまれたもの

・恵みを使う

・大地の利用

の3つの視点から学ぶことができます。

人間が岩手山の麓でどのような暮らしをしてきたのか、古い資料や現在の産業から読み解くことが出来ます。

※ナレッジとは英語で「知識」という意味だそうです。

網張ビジターセンターは、県外から登山のために訪れる方も多くいらっしゃいますが、地元の子供達にも是非見てもらいたい展示の一つです。

網張ビジターセンターHPはコチラ

※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。

今後も網張ビジターセンター展示リニューアルについて、この日記上でお伝えできたらと思います。

国立公園でお会いしましょう

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2021年01月05日第二弾 網張ビジターセンターリニューアルのお知らせ

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

盛岡管理官事務所の工藤です。寒い日が続きますね。岩手県は本州で最も年平均気温が低い県です。年末年始は強い冬型の気圧配置の影響で我が家のサッシも凍り付き、窓が開かないため換気が難しい日もあったほどです。

さて、先日網張ビジターセンターのリニューアルについてお知らせいたしましたが、本日の第二弾では館内のいたるところに使用されているイラストデザインについて紹介します。

 

 

 

 

 

地元のイラストレーターの方のデザインで、網張ビジターセンターが明るく軽やかな雰囲気となりました。

お越しいただいた皆さんに「ここはどんなところ(施設)なんだろう?」とワクワクしてもらえるのを想像してワクワクしています。

 

 

 

 

 

よく見ると岩手山のイラストの麓にはきのこや動物が描かれています。

本日紹介していない箇所にもイラストが沢山ありますので、どこにイラストが描かれているかを是非ご来館の上、探してみてください。

網張ビジターセンターHPコチラ

※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。

国立公園でお会いしましょう

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2020年12月17日網張ビジターセンターリニューアルのお知らせ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

盛岡管理官事務所の工藤です。寒い日が続きますね。冬用のブーツを履き始めました。

この度、「国立公園満喫プロジェクト」の一環として、十和田八幡平国立公園網張ビジターセンターを

リニューアルしました!

火山としての岩手山の「恵み」「利用」そして「畏怖」をキーワードにして既存展示の再構成を行い、

岩手山の見所や成り立ちを紹介しています。

リニューアル後の館内の様子については今後数回に分けてこの日記で皆様にお伝えできればと考えています。

館内はくつろぎのスペースが以前より増えました。網張ビジターセンターの新しい姿を是非ご覧下さい。

※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。

国立公園でお会いしましょう

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2020年11月11日網張の森の冬支度

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

11月に入り益々朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。

11月7日、網張ビジターセンターの前に広がる散策路「網張の森」で、樹名板取り外し作業を行いました。

5月に取り付けて以来、散策をされる皆さんの視線を集めてきた樹名板ですが、今期のお役目を無事に

終えました。

 

ビジターセンター職員、国立公園内で活動を行うパークボランティアの方々と共に作業を実施

 

 

 

 

樹名板を外した後は土や、蜘蛛の巣などを洗い流し干します。

この日はとても水が冷たかったです。

 

 

 

尚、樹名板は取り外しましたが、散策は可能です。落葉してこざっぱりした園路を散策するのが私は大好きです。落ち葉をガサガサかきわけて歩くのも童心に返ることができる素敵な時間です。

網張の森は通年楽しめる散策路です。散策の前後にはビジターセンターに立ち寄って是非スタッフとのおしゃべりも楽しんで下さい。

※網張ビジターセンターでは、新型コロナ感染症対策として館内数カ所に消毒液を設置していますのでご利用下さい。またマスクの着用もお願いいたします。

国立公園でお会いしましょう

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