アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、十和田八幡平、三陸復興、磐梯朝日国立公園があります。
網張の森へ樹名板を取り付けました
2022年06月06日
盛岡
東北地方環境事務所
皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。
雪が多いと言われていた昨シーズンですが、春先に気温が高い日が続き雪の溶けるスピードが速く、登山道はほぼ例年通りの残雪の量となっているようです。
先日、網張りビジターセンターの前に広がる網張の森の散策路へ樹名板の取り付け作業を行いました。
例年この時期に取り付け作業を行うのですが、樹高が高い木は葉も高い位置にあり、樹皮を見て同定を行わなければならないといった苦労もあります。
それでも素晴らしい青空と輝く新緑の下でボランティアの皆さんといい汗をかくことができました。
13名のボランティアの皆さんにご参加いただきました。
網張の森はちょっと散策したい日にぴったりです。木々の名前を確認しながら無理せずのんびり散策することができますよ。雨の後は長靴がおすすめですが、地面が乾いていればスニーカーでも歩くことができます。
※これからの季節は虫が多くなりますので、肌の露出はなるべく避けて歩くことをおすすめします。
また散策の前後にはビジターセンターにお立ち寄りいただき、季節に応じた見所をスタッフに尋ねたり、その日出会った植物の話などをしていただいたりするとより充実した散策となると思いますよ。
国立公園でお会いしましょう