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アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園 石巻

33件の記事があります。

2021年06月29日石巻・川のビジターセンター 園地刈払い作業 ーその2ー

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

「梅雨」といえば湿気も高くなりカビの繁殖に気をつけないといけない時期です。

昔までは、「梅雨」時期の雨は「シトシト」という擬音が合う感じでしたが、ここ数年の梅雨時期の雨は豪雨といえるほど短時間で勢いの強い雨が降ることが多く、日本の四季はどうなった?と感じる今日この頃です。

石巻・川のビジターセンター 園地刈り払い続編です。

芝ゾーン(写真の中央より左側)も、芝を張ってない場所(写真の中央より右側)と同様に数週間で

雑草だらけ。
ぐんぐん伸びる雑草に、新設した四阿が埋もれてしまいそうです。

-刈り払い前-

刈り払い前-刈り払い後-

刈り払い前

今回は、そんなに広くない箇所なので、刈払機で2時間程度で終わりました。

しかし、刈り払った後の草をそのままにしておくと、下敷きになった芝が弱って死んでしまいます。

竹箒で刈り払った後の草の除去を行ったのですが、1.5時間もかかりました。。。

刈り払っているのとほぼ変わらない時間掛かってしまい、かつ、刈り払いより体力使う羽目に。

でも、成果が目に見えるので、やりがいはあります。

しかし!

やっぱり、人力では無理がありますね。。。

泣き言が出てきます。

が、そんな場合ではありません。

この数十倍も刈り払わないといけないので。

がんばるぞっと。


雑談)
昨年、初夏の園庭の草花を少し紹介しましたが、今年も可憐な花を咲かせていました。
ホタルブクロです。

ホタルブクロ

他にもネジリバナなどがチラホラ。

梅雨の晴れ間に覗きに来て下さい。

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2021年05月28日石巻・川のビジターセンター 園地刈払い作業

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

今年は西日本では早めの梅雨入りで、北日本も例年よりも早い梅雨入りかな?と思っていたのですが、反して5月特有の強い日差しの日が続いています。

その日差しのもと園地の草花たちがグングンと成長しています。

一昨年11月に、地元小学校の児童達と蒔いたケヤキも少しづつですが成長し、大きいものは10cm程度まで背を伸ばしていてうれしい限りです。

 == ケヤキ ==

ケヤキ

ケヤキ達の日当たりを良くするように周辺の草達の刈り払いを行いました。

 == 刈り払い前 ==

作業前

この広さを刈り払い機での作業(2日)は、かなりしんどいです。

 == 刈り払い後 == 

作業後

しかし!今年は「頼りになるマシン」が導入されたので残りの作業はだいぶはかどりそうです。

レンジャー、頼りにしてます!! 

 == 草刈り機の写真 ==

草刈り機

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2021年04月22日石巻自然保護官事務所 - 庁舎の桜

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

晴れた日に巡視作業で野外で作業を行うと日焼けをしてしまうかと思うくらいに日差しが強くなってきたこの頃ですが、今年は強風の日が多く、まだ肌寒さを感じます。


暖かくなってきて、みちのく潮風トレイル女川・牡鹿方面の林道ルート内でもミミガタテンナンショウ(マムシグサの一種)やカタクリの群生があちこちで見られるようになってきました。

カタクリマムシグサ
石巻自然保護官事務所がある庁舎は石巻市の日和山にほど近い、日当たり良好の場所にあります。
その庁舎敷地内の桜がまさに今、満開を迎えています。

前回のアクティブレンジャー日記(2週間ほど前)では、石巻・川のビジターセンターの園庭に植栽されたエドヒガンが見頃とお伝えしましたが、同じ「桜」でもこんなに咲く時期が違うのかと実感しました。
長い期間に綺麗な花を楽しめるのは良いことです。

ちなみに、当事務所のレンジャーはハクモクレン推しだそうです。

巡視の休憩時に、何処行った?と思っていたらフラフラっとハクモクレンの写真撮りに行ってました。

雑学:八重桜は「八重咲きになる桜の総称」で、別名、牡丹桜というそうです。八重桜は品種名だとずっと(数十年)思ってました。。。一番好きな桜なのに orz
ちなみに、同じところに植えられている「八重桜」でも、満開のものもあれば、また蕾のものもあります。
まだこの先もしばらく「桜」が楽しめそうです。

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2021年04月05日石巻・川のビジターセンター 園地工事 その2

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

宮城沿岸部の石巻も、かなり暖かくなってきました。
春特有の空気が乾燥している状態なので、芽吹き始めた草木にも一雨欲しいところです。


石巻・川のビジターセンターの園地整備が終わりました。
半年かけて芝を張って、地元の若木を植栽したり、ベンチを設置したり。

最近の陽気のおかげで芝も少しずつ緑色が濃くなってきました。
やはり一雨欲しいところです。

園地1エドヒガン2
植栽されたエドヒガンが花を咲かせていました!

エドヒガン


2月中頃に植栽されたので今年は花は咲かせないかな、と勝手に思い込んでいたので「生命力すごいし、植栽もさすが」と思いました。


他にもエノキも元気に芽を出してきています。

※※今年は、芝を張った直後なので6月末頃まで養生中なので芝エリアは立ち入り禁止です。※※

来年はエドヒガンの下、芝生に寝っ転がりたいです。

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2021年02月22日石巻・川のビジターセンター 園地工事

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

宮城沿岸部の石巻でも、例年に比べ雪が降る日が多いです。
内陸部とは違い降雪量が少ないので寝雪になることは少ないのですが、坂の上にある庁舎への道路は朝夕の通勤時には気をつけないと転んでしまいそうになることもしばしばです。


石巻・川のビジターセンターの園地は、整備工事の真っ最中です。
今回の整備箇所はビジターセンターの建物に近い箇所で、園地面積の1/5程です。
芝を張ったり、植樹したり。


四阿やベンチも出来るので、暖かくなったら是非足をお運び下さい。

【工事中】

工事中1工事中2

雑学←× 雑談:川のビジターセンターの目の前には北上川河口が広がっています。晩冬からサクラマスの遡上を狙って釣り人で賑わいます。(※釣りを行うには河川入漁券が必要です!)
また、河口から数キロに渡り「葦原」が広がっていて朝夕の日の光に照らされるととても綺麗な風景が見られます。

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2020年11月16日高病原性鳥インフルエンザ検査研修

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

本格的な冬を前に寒さが緩み、春の陽気を思わせるような日々が続いていますが、数週間前から高病原性鳥インフルエンザの感染のニュースが流れています。

現在は、「国内の複数箇所で感染が確認された場合」のレベル3となっています。

環境省では、高病原性鳥インフルエンザに対して、以下3つの取り組みを行っています。

1.渡り鳥の飛来経路の解明

2.鳥インフルエンザウイルスのモニタリング

3.渡り鳥の飛来状況のモニタリング

先週、東北地方環境事務所内において、鳥インフルエンザの簡易検査研修が行われました。

死亡野鳥の報告があった場合には、簡易検査、遺伝子検査、確定検査と段階を経て検査を行う必要があり、東北地方環境事務所では第一段階目の簡易検査を実施します。

簡易検査の実習風景です。

鳥のぬいぐるみを相手にスワブ取得の練習

冬鳥たちは、沼・池・海浜近くに居るだけではなく、昼は落ち穂などを食べるために田畑にもやってきています。その途中で電線にあやまって接触してしまったり、他の動物に襲われるなどをして死んでしまう野鳥も居ます。

死亡野鳥のなかには、もしかしたら、鳥インフルエンザにかかっているものもいるかもしれません。

死亡野鳥を見つけた際は、決して触れることなく、県・市町村・東北地方環境事務所などの窓口に連絡するようにしてください。

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2020年10月20日小泉環境大臣 牡鹿半島ビジターセンター視察

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

10月19日 月曜日に、小泉環境大臣 兼 内閣府特命担当大臣(原子力防災)に牡鹿半島ビジターセンターを視察していただきました。

須田女川町長、亀山石巻市長とともに、女川原子力発電所の有事対応拠点となる「宮城県女川オフサイトセンター」と海路避難拠点になる「石巻鮎川港」を視察後、鮎川港に隣接している『牡鹿半島ビジターセンター』を視察していただきました。

当ビジターセンター駐車場には環境大臣を一目見ようと、地元住民やビジターセンター隣接のCottu利用者など50名程が集まっていました。・・・ちなみに、鮎川で日常で50名も集まるというのはめったにない光景なのです。

ビジターセンター内では、東北地方環境事務所の中山所長が三陸復興国立公園の説明と、東日本大震災からの復興に貢献するもとして、また、震災の記憶を引き継ぐため、さらに「歩いて旅をする」ことを理念とし整備した長距離自然歩道「みちのく潮風トレイル」のご説明を差し上げました。(みちのく潮風トレイルの計画段階で、北端・南端を八戸市蕪島・相馬市松川浦を設定したのは、中山所長だとか。。。!)

堀内副大臣、亀山石巻市長も中山所長のご説明をお聞きになっておられました。

退館前には東北地方環境事務所職員と記念写真を撮影させて頂きました。

また、センタースタッフには「地域に愛される施設に」とお声掛けいただいたとのこと。

その言葉を胸にスタッフも頑張っていますので、来所お待ちしております!

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2020年07月01日石巻・川のビジターセンターの園地 小暑前の草花

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 晴山です。

西日本では大雨の被害が出ているようですが、石巻方面は例年とは違い、蒸し暑くジメジメした感じが無い梅雨を迎えています。

石巻・川のビジターセンターの園地の草花について5月に投稿しましたが、その第二弾。二十四節季の一つ「小暑」を間近に控えた園地の草花たちです。

ネジバナ(ピンぼけがひどいです。。。)

オカトラノオ

ヤマホタルブクロ

ネジバナは1株、ヤマホタルブクロは4株だけ見つけられました。
他にもあるかもしれませんし今後も咲き始めるものもありそうなので、おいでの際は是非探してみてください。
遊歩道をそれて歩いても大丈夫です(場所によっては草ボウボウですし、ところにより雨後は強烈にぬかるむ場合が有ります)。
また、花の時期は過ぎてしまっていますが、タチツボスミレと似た葉を持つ株もいくつか見つけました。

雑談:今回紹介した「ネジバナ」と「ホタルブクロ」は野草愛好家の間では密かに人気だそうです。(今回紹介した「ホタルブクロ」は、萼が反り返っていないので「ヤマホタルブクロ」だと思います)
でも、河川敷や公園などで見かける「ホタルブクロ」は園芸種などが多く、それらはいわゆる外来種が多いのだとか。
川のビジターセンター付近のあまり人が立ち入らないよう山中にも「ヤマホタルブクロ」があったので、園地のものは自生=在来種と思います。
また、可憐な花が特徴的なネジバナも芝生に混じって生えていることが多く、「雑草」として刈り取られてしまうことが多いとのこと。

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2020年05月18日石巻・川のビジターセンターの園地 春の草花

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 アクティブレンジャー 晴山です。

 今年は春先の気温がだいぶ高く、例年にも増し草木の開花が早くなり、例えば「ウメとサクラ」の花を同時に見られたなど、普段見られない組み合わせが見られたというところが多かったのでは無いでしょうか。

花の組み合わせといえば、三陸復興国立公園内にある横山不動尊の「サクラとスイセン」もお薦めです。

石巻自然保護官事務所がある宮城県東部沿岸地域では5月にはいってから20度を超える暖かい日が数日あり、石巻・川のビジターセンターの園地では暖かさにつられるように様々な草花が咲き始めています。
春には以下のような草花が見られます。

イヌガラシ

イヌガラシ(在来種)

オランダミミナグサ

オランダミミナグサ(帰化種)

カラスノエンドウ

カラスノエンドウ(在来種)

キジムシロ

キジムシロ(在来種)

コハコベ

コハコベ(帰化種)

コメツブツメクサ

コメツブツメクサ(帰化種)

ハハコグサ

ハハコグサ(在来種)


 また、11月から12月に掛けて、地元小学校の児童などと一緒に種拾いと種蒔きをおこなった種のうち、ケヤキも芽を出し始めました。種を拾った場所(ビジターセンターのとなりの慰霊公園)でも無数に芽を出していますが、もう少し成長が良く見えます。どちらも今後の成長が楽しみです。

ケヤキ

ケヤキ


自生しているヤナギはグングン成長しています。

アカメヤナギ

アカメヤナギ

【雑学】草木には、「イヌxxx」とか「カラスxxx」という名前が付けられているものがあります。

食用や薬などに使えない、あまり役に立たないものに冠詞的に「イヌ」「カラス」と付けられているそうです。
イヌ(Dog)好きな私としては微妙な感じです。

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2020年03月02日石巻界隈の渡り鳥

三陸復興国立公園 石巻 晴山功

石巻自然保護官事務所 アクティブレンジャー 晴山です。

2月も終わり南の方からはスギ花粉大量飛散の情報も聞こえてきて戦々恐々としている今日この頃ですが、石巻界隈では雪が降ったり、そうかと思えば春の陽気を思わせるような日差しが差し込んだりと、落ち着かない天候で体調管理も大変です。皆さんは体調は如何でしょうか。


冬の間、宮城県内ではラムサール条約湿地に登録されている伊豆沼・内沼、蕪栗沼・周辺水田、志津川湾(南三陸)をはじめ、様々な場所で渡り鳥たちを見ることが出来ます。
今回は、石巻管内の志津川湾以外のお薦めスポット(あくまでも個人的な意見です)を紹介します。

「みちのく潮風トレイル」の「石巻市(北上・河北・雄勝)ルート」にある、北上川河口と長面浦です。
トレイルルートの巡回(パトロール)をしていると、渡りの鳥たちが水面に揺られながらのんびりしていたり、餌(海藻)を食べているのを見ることが出来ます。
オオバン、クロガモ、スズガモ、ヒドリガモ、ミコアイサを見つけられました。

ハンドブックを持っていれば私のような素人でも、現地で「何の鳥だろう?」と思ったときに調べられますが安いモノでもないので、例えば環境省の生物多様性センターのHPから「ガンカモ類の生息調査の対象種識別ガイド」という資料が以下のサイトからダウンロード可能なので使ってみては如何でしょうか。
代表的なガンカモ類の見分け方が分かりやすく書いてあります。
https://www.biodic.go.jp/gankamo/gankamo_top.html

この季節ならではの風景が見られるので、トレイルを歩きながらバードウォッチングも如何でしょうか。


【雑学】スズメは、留鳥といって1年中ほぼ一定の地域に住む鳥の代表格ですが、渡り鳥のように数千kmも移動するわけではないけれど、冬の間は繁殖地から暖かいところに少しだけ移動するらしいです。横着して全く移動もしないスズメもいるようですが。。。

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