アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
みなが集える場所に
2024年03月14日
石巻
石巻自然保護官事務所の古館です。
2024年は穏やかな気候のなか震災発災時刻を迎え、献花台が設けられた石巻市立吉浜小学校跡地の慰霊碑前では、多くの方々が訪れ、鐘を鳴らし追悼の祈りを捧げていました。
北上川河口に接する十三浜(じゅうさんはま)という地域は、小学校や役場・郵便局、多くの住宅が建ち並ぶひとつのコミュニティがあったそうです。現在、石巻・川のビジターセンターが建つ場所はその中心地でした。
この場所を自然に戻して、離れてもみんなが集えるような場所に―
そんな地域の想いも込められているビジターセンター。
今、園庭には野鳥や虫、魚が見られ、多くの生きものが憩う場所となっており、ビジターセンターではイベントなどで生きものの多様性を発信しています。
震災当日のこの日はいつもに増して、今も地元に残る方々や、遠くに離れた方々が立ち寄り、【離れてもみんなが集えるような場所】に近づいているように感じました。
二十四節気の啓蟄を過ぎ、虫たちが活動的になってきます。あと1ヶ月ほどすると芝や草が生長し、私も芝管理作業を担う季節となります。
自然に還り、今も多様な生きものとともにある十三浜を知っていただき、訪れてみたい場所になるよう、これからも情報発信していきます。
北上川河口に接する十三浜(じゅうさんはま)という地域は、小学校や役場・郵便局、多くの住宅が建ち並ぶひとつのコミュニティがあったそうです。現在、石巻・川のビジターセンターが建つ場所はその中心地でした。
この場所を自然に戻して、離れてもみんなが集えるような場所に―
そんな地域の想いも込められているビジターセンター。
今、園庭には野鳥や虫、魚が見られ、多くの生きものが憩う場所となっており、ビジターセンターではイベントなどで生きものの多様性を発信しています。
震災当日のこの日はいつもに増して、今も地元に残る方々や、遠くに離れた方々が立ち寄り、【離れてもみんなが集えるような場所】に近づいているように感じました。
二十四節気の啓蟄を過ぎ、虫たちが活動的になってきます。あと1ヶ月ほどすると芝や草が生長し、私も芝管理作業を担う季節となります。
自然に還り、今も多様な生きものとともにある十三浜を知っていただき、訪れてみたい場所になるよう、これからも情報発信していきます。