ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年08月17日みちのく潮風トレイル(女川町ルート・南三陸町ルート)  メンテナンスについて

三陸復興国立公園 石巻 大内 直人

こんにちは。

石巻自然保護館事務所の大内です。

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、7月に実施しましたみちのく潮風トレイル(女川町ルート・南三陸町ルート)の草刈りについて

ご報告します。

【南三陸町ルート】

ここは、田束山山頂から払川に下るみちのく潮風トレイルのルートです。草刈りを実施した7月下旬には、

長いところでは私の腰位まで雑草が伸びており、刈り払い機にて整備をいたしました。

こちらのルートは、地元のボランティアの方々も草刈りを行ってくださっており、私達が実施した日も、

トレイルコースの一部のメンテナンス(草刈り)を行ってくださっておりました。

※整備中、多数のスズメバチを目撃いたしました。通行される際は、十分に注意してください。

南三陸作業風景

【南三陸町ルート】刈り払い機にて作業を行う様子

【女川町ルート】

この日は、小乗浜から大六天山頂上に向かう途中のルート整備を実施しました。

5月下旬に巡視を行った際、鎌にて雑草の刈り取りを行っておりましたが、約2ヶ月でまるで「ジャングル」のように。ルートが雑草で完全に消失し、道迷いの可能性もあることから手分けをして、刈り払い機にてルート上の整備を行いました。

みちのく潮風トレイル

【女川町ルート】作業中の様子

女川【女川町ルート】作業後の様子

いずれのルートも三陸の海を望むことができるおすすめのコースです。

ぜひ、夏のみちのく潮風トレイルをお楽しみください。

みちのく潮風トレイルについてはこちら

http://tohoku.env.go.jp/mct/

「環境省レンジャー写真展2018 開催のお知らせ」

南三陸 海のビジターセンターにおいて、8月1日(水)から8月31日(金)まで開催しております。

皆さまのご来場をお待ちしております。レンジャー写真展

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2018年08月16日山の日に階上岳環境保全トレッキングに参加しました!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

8/11の山の日に三陸復興国立公園である階上岳で、「階上岳環境保全トレッキング」が行われ、

八戸自然保護官事務所からも参加してきました!

このイベントは、階上岳でトレッキングを楽しみながら地域に愛される山としてPRしていきたいと活動している階上町のウォーキング愛好団体により、去年に引き続き開催されました!

当日は、8合目の大開平から山頂までトレッキングしながら、

ヤマツツジを覆うガガイモやツタウルシなどのつる切りをしました。

最初に作業内容や注意事項を確認し、友野自然保護官からは国立公園での規制などについて説明しました。

続いて、大開平から山頂まで約2時間かけて、作業しながらのトレッキングをしました!

曇りの天気だったため暑すぎず作業もしやすい気温でした!

山頂までの間にツリガネニンニンが咲いていました。

最後に、山頂の展望デッキ前で参加したみなさんと記念撮影しました!

毎年6月初め頃に咲くヤマツツジは階上岳の一番の見どころで、

階上町の大事な観光資源にもなっています。

こうして作業した事により、来年も綺麗に咲くかどうかがとても楽しみになりました!

<今年5月末の遊歩道に咲くヤマツツジ。>

このような地道な活動によって階上岳ファンがますます増え、

より多くの方に登っていただけるようになれたらと思います!

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2018年08月16日去る夏、来る秋

十和田八幡平国立公園 鹿角 齊藤 航来

こんにちは、鹿角管理官事務所の齊藤です。

山の日(11日土曜日)に第3回秋田駒ヶ岳自然観察会(ハクサンシャジン)に参加してきましたので、様子をお伝えします。

今回は朝から雲が多く、ふもとから見ると秋田駒ヶ岳は雲の中でした。そんな秋田駒ヶ岳の新道コース上では、ダイモンジソウやミヤマリンドウ、オクトリカブトなどの夏の花を多く見ることが出来ました。今回のお目当てハクサンシャジンを含めて、春先や初夏よりも青い花が目立ちます。草陰に隠れて、春先や初夏の高山植物も実をつけて次の季節を待っているようでした。

【青の花:オクトリカブト(左)、ハクサンシャジン(右)】

片倉展望台を過ぎたあたりでは、ホシガラスが食べたと思われるハイマツの実が落ちていました。今回は一つだけ落ちていましたが、もう少しするとコース上に多くのハイマツの実が散乱しているのを見ることが出来ます。運がいいと食べている姿を目撃することが出来るかもしれません。

【食べかけのハイマツの実】

お昼頃に一度雨に降られましたが、その後は雨も降ることなく、時折のぞく晴れ間に照らされながらシャクナゲコースを通り下山となります。横岳から焼森の砂礫地では、まだ多くのコマクサが咲いていました。

【コマクサの群落】

山の上の夏もそろそろ終わり、走り去るように秋がやってきます。過ぎゆく夏から秋への変遷を秋田駒ヶ岳で観察する、というのはいかがでしょうか。

次回は9月9日(日)にエゾオヤマリンドウの観察会が行われます。

お申し込み・お問い合わせは下記までお願いします。

TEL 0187-46-2244(休暇村乳頭温泉郷)

http://www.qkamura.or.jp/nyuto/activity/

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2018年08月08日20年目のブナ林モニタリング調査開始

白神山地 佐々木 春佳

みなさん、こんにちは。

本年度も、白神山地のブナ林モニタリング調査が始まりました。

先日の7月の調査では、6月に設置したリタートラップ(落ち葉などの量を調べるためのネット)に1ヶ月間で溜まった枝葉や種子の回収をしてきました。

リタートラップに溜まった落ち葉[回収前のリタートラップの中]

ブナ林とリターを回収する調査員2人[リタートラップに溜まった落ち葉などを回収用の紙袋に入れる調査員]

今はまだ僅かな落ち葉と、昆虫の食害を受けて落ちたブナの種子しか入っていませんが、秋になれば結実したブナの種子もたくさん落ちてきます。

リタートラップに落ちる葉や種子の量は毎年同じではなく、年によって異なります。どのくらいの種子が落ちるのか調べることで、ブナの豊凶も明らかになるのです。

種子の豊凶のみならず、一見変化の少なそうな白神山地のブナ林を継続して観察・記録することで、その変化に気づき、白神山地を保全するための重要な情報を得ることができます。

(この調査以外にも継続した調査がいくつもあるので、興味のある方はぜひ、モニタリング計画に基づく調査の実施状況や結果概要をご覧になってください。

○モニタリング計画:http://tohoku.env.go.jp/nature/shirakami/monitoring/

そして平成30年度の今年は、調査が始まってから20年目の節目を迎えました。白神山地の緩やかな変化を追うためには息の長い調査が欠かせませんが、今後も安全に継続できることを願うばかりです。

[番外編]

調査中、動物たちに出会うことが度々あるのですが、今回はアカネズミとニホンザルの出会いをご紹介します。

上から撮ったアカネズミ[人間に見つかって硬直していたアカネズミ。

その後、一瞬の隙をついてピョンピョンと跳びはねて森の奥に姿を消しました。]

木の上で樹皮を剥ぐニホンザルの子ども

[白神山地が一望できる津軽峠でニホンザルの一団に出会いました。

大人のサルたちは声をあげて茂みに消えたのですが、子どもたちは警戒不足のよう。樹皮を剥いで食べている様子を見せてくれました。]

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