アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
十和田湖の渡り鳥調査
2024年12月20日
アクティブ・レンジャー東北地区
こんにちは。アクティブ・レンジャーの中園です。
久しぶりの投稿になりますが、今後も頑張って続けていきたいと思います。
今回は鳥獣保護区の巡視として、鳥獣保護区管理員の方に同行してきた様子をお送りします。
環境省では、野鳥における鳥インフルエンザに関する取組の1つとして、渡り鳥飛来状況調査を行なっています。十和田鳥獣保護区では、その仕事を鳥獣保護区管理員の方にお願いしています。双眼鏡等を使って野鳥種の同定をするという専門性の高い業務です。今回は自分自身の勉強も兼ねて参加させて頂きました。
久しぶりの投稿になりますが、今後も頑張って続けていきたいと思います。
今回は鳥獣保護区の巡視として、鳥獣保護区管理員の方に同行してきた様子をお送りします。
環境省では、野鳥における鳥インフルエンザに関する取組の1つとして、渡り鳥飛来状況調査を行なっています。十和田鳥獣保護区では、その仕事を鳥獣保護区管理員の方にお願いしています。双眼鏡等を使って野鳥種の同定をするという専門性の高い業務です。今回は自分自身の勉強も兼ねて参加させて頂きました。
十和田湖周辺は銀世界、ひざまで埋まるほどの積雪があります。
車から降りて、静かに雪を分け入りながら湖畔に近づいて行きます。
当然ですが、野鳥の観察は人の気配を相手に感じさせないことが肝要です。
木々の間からのぞくように湖面を見てみると、なんと居ました!(よくみてください)
車から降りて、静かに雪を分け入りながら湖畔に近づいて行きます。
当然ですが、野鳥の観察は人の気配を相手に感じさせないことが肝要です。
木々の間からのぞくように湖面を見てみると、なんと居ました!(よくみてください)
今の時期、十和田湖には多種のカモ科やカイツブリ科が飛来しています。
双眼鏡で観察していると、水面からジャンプして水に潜る様子が見て取れます。
かなり長時間(1分以上)の時もあり、遠く離れた場所に突如現れるなんてこともあり驚かされてしまいます。
管理員はどこに行けば観察できるのかを熟知しており、車で次々と移動しながら観察地点まで歩くので、かなりの体力も必要です。
場合によっては、スノーシューという道具も必要になってきます。
双眼鏡で観察していると、水面からジャンプして水に潜る様子が見て取れます。
かなり長時間(1分以上)の時もあり、遠く離れた場所に突如現れるなんてこともあり驚かされてしまいます。
管理員はどこに行けば観察できるのかを熟知しており、車で次々と移動しながら観察地点まで歩くので、かなりの体力も必要です。
場合によっては、スノーシューという道具も必要になってきます。
十和田湖畔には桟橋や歩道があり、風景を眺めるにも絶好の場所がたくさんあります。
今の時期は人の姿がありませんが、だからこそ自然を観察したり楽しんだりするにはいい季節かもしれません。
耳を澄ませば野鳥の声やら何やら、いろいろな音が響いて聞こえてきます。
今の時期は人の姿がありませんが、だからこそ自然を観察したり楽しんだりするにはいい季節かもしれません。
耳を澄ませば野鳥の声やら何やら、いろいろな音が響いて聞こえてきます。
鳥獣保護区管理員の仕事は、自然の現場で学び続ける仕事でもあります。
単に野鳥の種類を調べるのでなく、自然や動植物の変化を感じ取りながら、十和田湖の現状や課題を見つめている人でもあります。
渡り鳥飛来状況調査は、このような鳥獣保護区管理員の長年の経験とご協力があればこそ成り立つと言っても過言ではないと思います。
環境省の鳥インフルエンザに関する取組および渡り鳥飛来状況調査については、以下を御覧ください。
👉 高病原性鳥インフルエンザに関する情報 | 自然環境・生物多様性 | 環境省
👉 渡り鳥飛来状況調査
単に野鳥の種類を調べるのでなく、自然や動植物の変化を感じ取りながら、十和田湖の現状や課題を見つめている人でもあります。
渡り鳥飛来状況調査は、このような鳥獣保護区管理員の長年の経験とご協力があればこそ成り立つと言っても過言ではないと思います。
環境省の鳥インフルエンザに関する取組および渡り鳥飛来状況調査については、以下を御覧ください。
👉 高病原性鳥インフルエンザに関する情報 | 自然環境・生物多様性 | 環境省
👉 渡り鳥飛来状況調査