アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
種市小学校の海洋環境保全教室・漂着ごみ分類調査
2017年06月14日
八戸
八戸自然保護官事務所の大友です。
6月12日に洋野町の種市小学校にて、海上保安庁主催による、
小学4年生向けの「海洋環境保全教室・漂着ごみ分類調査」に参加してきました。
先に海上保安庁からの環境保全教室があり、
その後に八戸自然保護官事務所から『みちのく潮風トレイル』や『ごみの生き物への影響』などを紹介させていただきました。
生徒のみなさんにトレイルを歩いて体感できる洋野町の魅力や、
実際に洋野町を歩いた方々の感想を伝えたところ、
「洋野のこと、好きだって言ってもらえて嬉しい」、
「洋野の海がきれいって言ってもらえて嬉しい、もっともっとたくさんの人に歩いてもらいたい」と、
様々な反応があり、わたしもすごく嬉しくなりました。
海洋環境保全教室のあとは、海浜清掃を行います。
毎年大潮の時期に行っているのですが、
この日も干潮でウニの増殖溝が見えていました。
ちなみにこの日の洋野町の気温は、11℃
でも子供達たちはとっても元気です。
空き缶が落ちていたり。
カニさんの抜け殻を見つけた子もいました。
最後は拾ったごみを集め、燃えないごみ・プラスチック・ビンなどに分類しました。
中には外国から流れ着くごみもありました。
ごみは資源にもなり、分別すれば再利用もできます。
少しでもごみを減らし、未来に渡って青い海を残していけるといいですね。