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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

種市小学校の海洋環境保全教室と漂着ごみ分類調査2018

2018年06月27日
八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

6月14・15日に八戸海上保安部主催の「海洋環境保全教室と漂着ごみ分類調査」が洋野町の種市小学校で行われました。

14日に4年生の教室で海洋環境保全教室を行い、

海上保安庁の方から家庭排水やごみがもたらす影響について学び、

海の環境を守る大切さを教えていただきました。

初めて知る事も多く、わたしもすごく勉強になりました!

八戸自然保護官事務所からは「みちのく潮風トレイル」についてお話し、

トレイルを歩く人たちがみる洋野町の景色や魅力を、

海岸線の環境を守るポイントと一緒にお伝えさせていただきました。

また、多くの生徒さんが「みちのく潮風トレイル」を知っていて、歩いたことがあるとの事でした!

きれいな海岸線が魅力の洋野町、海がきれいだからウニが美味しい洋野町、

そんな洋野町の魅力をトレイルを歩く人たちにたくさん伝えていってくれたらと思います!

15日は小学校からすぐ近くの海で海浜清掃を行いました。

海浜清掃は毎年大潮の時期に行ってます。

干潮でウニの増殖溝も見え、ちょうどウニ漁の真っ最中でした!

海浜清掃の後は拾ったごみの分類をし用途や種類に分けて記録しました。

ロシア語で書かれた漂着ごみもありました。

外国からの漂着ごみと思われるものもありましたが、

わたし達の日常生活に由来するごみも多くありました。

少しでもごみを減らし、青い海を未来に残していきたいですね!