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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

毎年恒例の種差海岸天然芝生地の松葉拾い!

2022年04月20日
八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

4月より八戸自然保護官事務所に西澤文華(にしざわふみか)自然保護官が着任しました!

好きな食べ物はステーキと卵焼きです。

八戸自然保護官事務所の5代目レンジャーです!

現地などで見かけた際はぜひ、お声がけください!

今月上旬に、種差観光協会主催で、

毎年恒例の種差海岸天然芝生地の保全活動が行われました。

主に松葉を拾いましたが、今年は昨年よりかなり多かった気がします。

松葉拾いを行う事で芝生に陽が当たりやすくなり成長に影響が出なくなります。

お父さんと一緒に来た小学生の女の子も保全活動を一生懸命行っておりました!

また松葉を集めていたところ、なんと蹄鉄が見つかりました!

種差海岸天然芝生地は約60年前まで馬の放牧がされており、

馬が草を食み、地を踏み締める事で芝生地が維持されていました。

保全活動中に種差海岸地域の歴史を感じる代物に出会う事が出来ました!

保全活動後は種差観光協会の会長さんから、今が旬の海藻についてお話をお聞きしました。

コンブ、ワカメ、マツモ、アカバギンナンソウの違いについて、

アカバギンナンソウは通称アカハタと呼ばれ、

八戸市の沿岸地域では「アカハタモチ」という郷土料理の原料となっております。

種差海岸地域ではワカメなどの海藻の他に、ホッキガイが旬を迎えております。

種差海岸インフォメーションセンター近くの食堂などで食べる事が出来るので、

ぜひ旬の種差をお楽しみいただければと思います!