ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園 大船渡

9件の記事があります。

2017年08月03日地域の宝と訪れる観光客のために~クリーンデー活動報告~

三陸復興国立公園 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

ここ三陸沿岸も長かった梅雨が明け、夏本番かと思いきや、

25度を上回る日が少なく、過ごしやすい日々が続いています。

震災後、やっと海開きができるようになった地域もありますので

夏らしい暑さがやってきて、たくさんの子どもたちが

三陸の美しい海と触れ合ってほしいなと思います。

環境省では毎年8月第一日曜日を"自然公園クリーンデー"とし、

公園利用者への呼びかけや関係機関と協同の美化清掃活動を行っています。

少し早いですが先日、その活動として穴通磯周辺の美化清掃を実施してきました。

碁石海岸インフォメーションセンタースタッフと、パークボランティア、そして我々環境省、

総勢11名で駐車場から展望地までの遊歩道を清掃しました。

遊歩道ののり面草刈り・除去、側溝の泥かき、手すりの清掃など。

屋外で蓋のない側溝ですので落ち葉や泥がたまるのは仕方のないことですが、

堆積物を取り除かれた側溝を見ると、一つ一つ石を埋めこみ、

大変手の込んだつくりをしていることがわかりました。

何気なく歩いてしまいますが、そういった細かいところを観察してみるのも面白いかもしれません。

苔もいい味をプラスしていますね。

ここ碁石海岸、夏は特にたくさんの観光客が訪れます。

その目玉が大船渡市の宝「穴通磯(あなとおしいそ)」

皆さんに訪れてもらう準備万端です。

この夏は是非碁石海岸へおいでください。

 

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2017年06月22日首崎(大船渡市)の自然環境調査へ行ってきました

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

とうとう東北も梅雨入りした模様です。

梅雨入り宣言される前からしとしと雨の日が続いていた大船渡ですが、

お天気に恵まれた先日、パークボランティアの皆さんと大船渡市首崎(こうべざき)へ

自然環境調査へ行ってきました。

 

鬼の首が流れ着いたことから名付けられたと伝えられている、そんな首崎ですが、

大船渡管内では特に自然性が高い地区ということで、この自然環境の保全がミッションとなります。

太平洋に突き出た先端部は、雄大な外洋、海食崖、連なる半島などの絶好の展望台となっています。

   ☆左上の灯台のある場所まで行けます。

   ☆半島先端部分から根元部分を振り返るとこのような絶景が見られます。半島南側

   ☆半島北側の眺め

ここにたどり着くまでは、作業用の林道を約5㎞歩きます。

その道のりも、程よく手入れされ、自然豊かな林間ハイキングが楽しめます。

この日会えた動物は二ホンジカ、ツキノワグマ(親子)、ミサゴなど。

植物については林道部分と岬部分とで違いがあり、興味深いものでした。

自然公園法で採取を規制している指定植物も多く見つかりました。

その一つで、この時期満開になるというマルバダケブキを観察することを主目的として

現地入りしたのですが、少し時期を過ぎていたものの、素晴らしい群生を見ることができました。

見ては素晴らしかったのですが、動物たちも食べないというマルバダケブキ、増えすぎているのでは...

今後も観察・記録を続る必要があると感じました。

自然豊かで絶景の首崎、この美しさを守っていかなくてはと決意した調査になりました。

☆マルバダケブキの群生   ☆アオノイワレンゲ