ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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十和田八幡平国立公園 盛岡

15件の記事があります。

2017年07月21日八幡平の風

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

岩手県の梅雨明けはもう少し先になりそうだと、昨晩のニュースでお天気お姉さんが教えてくれました。

今日は巡視中に感じた「八幡平の風」を、PC画面を通して皆様にお伝えしたいと思います。

 

ニッコウキスゲが咲き始め、ワタスゲと美しさを競い合っています。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

八幡平自然探勝路は石敷きの歩道や木道が整備され、歩きやすいためいつも多くのハイカーが散策を楽しんでいます。

 

 

 

  

  

 多くの沼が点在する散策路では、水面を抜けてやってくる風がとても心地良いです。

 

  

 

 

  

 

裏岩手縦走路の上にかかる雲にも夏の気配が感じられます。

この景色は画像右側にグレーに見ている駐車場から15分程度歩いただけで見ることができます。

この手軽さも八幡平の大きな魅力の一つです。

  

 

 

 

 

  

 私のつたない文章と、カメラの腕前ではうまく伝えきれませんでした。

八幡平に足を運んでいただき、ご自身で「八幡平の風」を感じていただければ幸いです。

国立公園でお会いしましょう。

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2017年07月10日夏の夜の観察会へどうぞ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

東北の中でも寒いイメージのある岩手ですが、盛岡市は内陸部に位置しており、夏はしっかりと暑いです。

本日の予想最高気温は34度です。塩分水分をお忘れなく!

本日はヒメボタル観察会についてお知らせいたします。

網張ビジターセンターでは毎年恒例のヒメボタル観察会が7月11日(火)~7月17日(月)に開催されます。

ホタルと言えば小川や田んぼなどに棲んでいるイメージが強いですが、ヒメボタルは陸生で、森林内の湿った場所で見られます。ヘイケボタルやゲンジボタルとは棲み家だけではなく、光り方にも違いがあり「ピカッ・ピカッ」と発光し、まるでイルミネーションのような雰囲気です。

普段はなかなか体験できない夜の森ですが、ビジターセンター職員となら安心して観察することができますよ。

詳しい情報は網張ビジターセンターHPをご確認下さい。

http://amihari17.ec-net.jp/index.html

また網張ビジターセンターでは、この夏、「国立公園で楽しむ親子の自然体験」と題して

「網張・夜の生き物観察会」「ナイトハイクと星空観察会」「炭火でお米を炊いてみよう」という3つの親子参加型イベントを開催します。

夜の森で、コウモリや昆虫の観察、親子でのんびり星空観察、お父さんお母さんも初めての炭火での炊飯など、夏休みの素敵な思い出になるイベントです。

是非ご参加下さい。

※すでに定員となっているイベントもございます。お申し込みはお早めにどうぞ。

十和田八幡平国立公園でお会いしましょう。

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2017年05月24日深呼吸をしてみませんか

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

盛岡管理官事務所の工藤です。

先日、素晴らしい景色に出会いました。

見慣れた岩手山の姿ですが、黄色に染まる菜の花畑の向こうにそびえていると、いつもより柔らかな印象を受けます。

春の空気をおもいっきり吸い込みました。

国立公園の楽しみ方はいくつもあると思いますが、周辺の景色も是非楽しんで下さいね。

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2017年04月24日網張の森にミズバショウが咲きました

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

先日盛岡管理官事務所の近くに「石割り桜」という桜の名所があると、お知らせしましたが、ついに満開を迎えました。その昔、大岩に雷が落ちて岩が割れ、その隙間に入った桜の種が芽を出して育ったという伝説があるそうです。

多くの観光客の方々が写真撮影を行っていました。今年は外国人観光客の方が多くいらしたのが印象的でした。

 

  

本日はミズバショウの開花をお知らせいたします。

岩手県雫石町の網張ビジターセンターの目の前にはブナ、ミズナラ、ダケカンバを主体とする「網張の森」があります。

この網張の森で、ミズバショウが開花しました。ミズバショウと聞いて真っ先に思い描くのは、尾瀬国立公園のミズバショウかもしれませんね。

網張の森のミズバショウは、尾瀬に比べれば規模はとても小さいです。花の数を数えようと思ったら、少し気の長い方は数えられるかもしれません。

 

 

 

 

 

けれども、尾瀬に負けないくらいの魅力が網張の森にはあるのです。

なんと、駐車場から徒歩30秒で現地に到着です!

誤記ではありません。30秒です。車を停めたら「すぐそこ」にミズバショウが咲いています。行列はできていませんので、写真撮影の際、後ろのハイカーを気にする必要もありません。平日ならば独り占め気分を味わうこともできるでしょう。

 

 

森の小さな秘密の楽園をこっそり訪ねたような、メルヘンな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

オオカメの木の冬芽も「バンザーイ!ミズバショウが咲きましたよー!!見に来てねー」と言っているようでした。

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2017年04月14日早春の森へようこそ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

このアクティブレンジャー日記でも、春の話題が続いていますが、岩手からは早春の森へみなさんをご案内しようと思います。

岩手県八幡平市の岩手山麓で春の合図、木の根元だけ雪が溶ける「根開き(ねびらき)」が春のリズムを作り出していました。


この日は上空に寒気が入っており、強風が吹き荒れていて、落葉した木々の間からも冷たい風が吹いてきます。

 

 歩みを止めると、ゴーっという風の音しか聞こえてきません。

うさぎの足跡を発見!

岩手山の山頂も強風の影響で雪煙があがっていました。

雪はまだ溶けきっていませんが、春爛漫まであと一歩。ワクワクしています。

早春の国立公園でお会いしましょう!

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2017年03月23日春を探して

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

 こんにちは。盛岡自然保護官事務所の工藤です。

 東京から桜の便りが届き、しばらくは桜の開花の話題が続きそうですね。

盛岡自然保護官事務所のすぐそばにある桜の名所をご存じでしょうか?盛岡地方裁判所敷地内の「石割り桜」です。巨大な花崗岩の割れ目に育った樹齢350年を超えるエドヒガンザクラは国の天然記念物に指定されていて、花の時期には盛岡市民だけでなく多くの観光客が訪れます。その石割り桜も先日、冬の寒さや雪をしのぐ雪囲いが外され、春を迎える準備万端のようです。

 今回は、3月18日に網張ビジターセンターにて行われたスノーシューイベントの際に見つけた森の中の春についてご紹介しようと思います。

 

 森の春と言えば、葉の鮮やかな「緑」新緑を思い浮かべる方が多いかと思いますが、森の春と言えば「赤」だという方もいます。

 ダケカンバやブナの木が多い網張の森では残雪の時期、冬芽が赤く色づいて山がほんのり赤く染まります。冬芽が赤くなる理由は諸説あるようですが、日光を効率よく吸収する役割があるとも言われています。

 冬芽をベタベタにして乾燥や寒さから身を守っていると言われるトチの冬芽も、どんどん大きくなって春を待っています。

 ←春の「赤」みつかりますか?

 

 

 ←ベタベタを確かめます。

 春の季語としても使用されるユキクロカワゲラの姿もありました。雪原の中を黙々と歩き続ける姿は、やはり春の訪れを感じさせます。

 

 

 春の準備を着々と進める自然界の生き物たちに遅れを取らないよう、私もしっかり春に向けて準備を行いたいと思います。

 春の国立公園でお会いしましょう。

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2017年02月27日冬のオススメはスノーシュー!!

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

 こんにちは。盛岡自然保護官事務所の工藤です。

寒い日が続いていますね。事務所のある岩手県盛岡市は降雪量はさほど多くないのですが、気温が低く寒い地域です。近頃では最高気温が3度あれば暖かいな、と思うようになりました。

 

 皆さんはスノーシューをご存じですか?スノーシューは西洋風かんじきと言われており、深い雪の上を歩く際に靴に装着して使う道具です。近年このスノーシューを使ったスノーハイクが大人気です。雪山はちょっとハードルが高いけど、冬の森をゆっくりと散策したいと言う方にぴったりの道具です。

深雪に包まれた森を歩けば、寒さなんてなんのその、鼻水なんて気にしない!スキーやスノーボードとは違い、テクニックもいりません。是非この冬にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 網張ビジターセンターでは3月26日までの毎週土日月曜日に「網張の森雪上ハイキング」を開催しています。10時から1時間、ビジターセンタースタッフと一緒にスノーハイクが楽しめます。森の動物たちの足跡なども発見できるかもしれません。外は寒くてもビジターセンター内ではペレットストーブが皆さんを待っていますよ。冷えた身体をゆっくり温めて下さいね。

白銀の国立公園でお会いしましょう!

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2016年10月21日滝ノ上温泉周辺は紅葉の見頃を迎えました。

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

 こんにちは。盛岡自然保護官事務所の工藤です。

 「食欲の秋」「芸術の秋」楽しんでいますか?私は前者の担当です。

 

 本日は滝ノ上温泉付近の紅葉の様子をお知らせいたします。
岩手県雫石町の葛根田渓谷沿いは紅葉真っ盛り。
曲がりくねった道やトンネルが秘境ムードを盛り上げます。

 

 

 

鳥越の滝の滝壺から上がる地熱の蒸気も、見ることが出来ました。

滝ノ上駐車場から対岸を撮りました。大地から蒸気が上がる大迫力の景色が
広がっています。

 

 

 盛岡市内から滝ノ上温泉は1時間程度ですので、ドライブにはちょうどいい時間です。
雫石町には美味しいおそば屋さんや、日帰り入浴施設があちこちにありますので
秋の国立公園を満喫するコースが出来上がりそうですね。
素晴らしい景色が皆さんをお待ちしています。

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2016年10月13日足下にご注意

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

 こんにちは。盛岡自然保護官事務所の工藤です。

残暑を楽しんでいたつもりがあっという間に秋が深まってしまいました。

盛岡自然保護官事務所のある盛岡市内もすっかり冷え込み日没後はかなり寒いです。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆様もお気を付け下さいね。

 

 本日は巡視の際に見つけたキノコをご紹介します。

 

 キノコは私たちにとって身近な食材ですが、食用のキノコは極々一部で、可食かどうか不明なキノコもまだまだ沢山あります。うかつに口にしてはいけませんね。分類についても「○○」の仲間などと名前すらついていないキノコが多く、年間1000種も新種が発表されているそうです。謎多きキノコにこれからも注目していきたいです。

 

 

 

 

 国立公園の雄大な景色はいつ見ても本当に素晴らしいですが、視界の悪い日などは是非足下にも目を向けてみてください。そこにも大自然が広がっています。

 

 

 

 

 

 

  

   

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2016年09月07日野生動物とは自然の中で出会いたい

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

こんにちは。盛岡自然保護官事務所の工藤です。

今朝の盛岡はひんやりした空気に包まれ、少しほっとするような朝でした。

 

先日巡視の後、ある噂を耳にした場所を車で通りました。

その噂とは。

 

出るんです キツネが

ずいぶん長い間噂となっていて、人間を怖がらず、むしろエンジンの音を聞くと道路に出てくるという話でした。

きっかけは誰かが食べ物を与えたか、山菜採りの際に捨てられたお弁当の残りを食べ、人間の食べ物の味を覚えたのではないかと地元で噂されていました。実際に私が車を減速させたところ、走って追いかけてきました。

 

キツネは警戒心が非常に強く、人間の前に姿を現すことはあまりありません。

写真のように間近でキツネに出会うことなどめったにないのです。

キツネが見られてラッキー!とは思えませんでした。

このキツネが一日も早く自分の野生を取り戻し、自然の中に戻ることを強く願います。

皆さんも野生動物が大自然の中で、彼ららしく生き抜く姿に出会いたいですよね。

 

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