ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

十和田八幡平国立公園 盛岡

19件の記事があります。

2017年10月05日岩手山の雪化粧

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

先日、紅葉のお知らせをさせていただいたばかりですが、今日は岩手山初冠雪のお知らせです。

盛岡地方気象台は5日、岩手山の初冠雪を発表しました。平年より8日早く、昨年より2日早い観測だそうです。

自宅の玄関を出て、岩手山を眺めてから出かけるのが毎朝の日課となっておりますが、本日は岩手山山頂部分がうっすらと白くなっているのが確認できました。

思わずスマートフォンで撮影しました。

  

 

昨日八幡平市の焼走り溶岩流の散策路から見た岩手山は雲の中でしたが、裾野の紅葉が進んでいて、溶岩流の黒とのコントラストが素敵でしたよ。

 

 

 

 

 

八幡平周辺の紅葉はもうしばらく楽しめますが、八幡平へ向かう道路、アスピーテライン、樹海ラインは、天候や路面の状況により通行止めになる可能性もありますので、お出かけの際は八幡平市観光協会のHP等でご確認の上お出かけ下さい。

また、岩手山や周辺の登山を楽しまれる方は、防寒具など装備をしっかり整えて入山して下さいね。

 

国立公園でお会いしましょう。

ページ先頭へ↑

2017年09月28日紅葉狩りへ出かけませんか?

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

ここ数日、朝の冷え込みに秋を実感しています。

あちこちの事務所から紅葉のお知らせがありましたね。

盛岡管理官事務所からも紅葉の話題です。

先日、網張温泉の源泉上部に位置する展望台へ行ってきました。

犬倉山の斜面は赤く色づき見ごろを迎えています。

この展望台へは、網張スキー場のリフトを利用すれば、登山装備を持っていない方でも、

容易に行くことができます。

当日もスニーカーのご婦人グループが楽しそうに空中散歩&紅葉狩りを楽しんでおられました。

この週末は是非紅葉狩りへ出かけてみませんか?

 

 

 

 

 

展望台へ向かう途中に泥濘箇所がありました。このような箇所を放置しておくと、利用者の方が靴の汚れを気にして、歩道の両脇を歩くようになり、歩道が広がってしまう可能性があります。

そこで利用者の方々がより快適に歩けるように簡易的に木材を敷きました。泥濘が解消されるように、後日水切り等を行う予定です。

 

 

 

 

 

紅葉はもうしばらく楽しめると思いますので、国立公園の紅葉を思いっきり楽しんで下さい。

また、網張ビジターセンターでは「環境省レンジャー写真展2017」を開催中です。

会場でアンケートにご協力いただいた方にはポストカードを差し上げております。

各開催場所によってポストカードが異なりますので、開催場所と時期をチェックしてポストカードを集めてみるのも楽しいかもしれません。

開催スケジュールはこちらでご確認ください。http://tohoku.env.go.jp/pre_2017/2017.html

 

 

 

国立公園でお会いしましょう。

ページ先頭へ↑

2017年08月21日滝ノ上園地周辺でオオハンゴンソウ防除活動を行いました。

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

夏の始まりは、猛暑を予感させる暑さでしたが、いざ梅雨が明けてみれば雨や曇りがちな天候が続き、うっすら肌寒さすら感じる盛岡です。

さて、先日の日記でお知らせしました、岩手山地区におけるオオハンゴンソウ防除活動が8/18に雫石町の滝ノ上園地周辺にて行われました。

盛岡森林管理署、雫石町、地元山岳会やパークボランティアの方々など、総勢49名の方々にご参加いただき、無事防除活動を終えました。

あいにくの雨の中でしたが、参加者が心を一つにして作業を行いました。

終了時には土砂降りとなりましたが、皆さんのお顔は晴れ晴れとしておられました。

大変お疲れ様でした。

【作業風景】

 

 

 【抜き取ったオオハンゴンソウは焼却処分されます】 

 

作業を行った滝ノ上園地は、盛岡駅から車で約1時間の場所にあります。

渓谷沿いのクネクネ道を進めば、秘境感をたっぷりと味あうことができます。渓谷美を堪能した後は、

落差30mの「鳥越えの滝」が迎えてくれます。

滝壺周辺の岩からは地熱で暖められた水蒸気がモクモクと噴出していて、大地の息吹を感じることができます。これからの季節は徐々に気温が下がって、外気と岩の熱の差が大きくなってきます。すると水蒸気の量も増えて大迫力の景色に出会える可能性が高まります。

今から秋のスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。

 

【2016.10.21撮影】

 

国立公園でお会いしましょう。

ページ先頭へ↑

2017年08月07日オオハンゴンソウ防除活動のお知らせ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。

盛岡管理官事務所の工藤です。

本日は8月18日に実施される「オオハンゴンソウ防除活動」のお知らせです。

「オオハンゴンソウ」は観賞用として日本に持ち込まれましたが、在来植物の生育を脅かす存在として

「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」における特定外来生物に指定されています。

  【特定外来生物オオハンゴンソウ】

 

近年、残念なことに岩手山地区においても、このオオハンゴンソウが確認されるようになりました。

そこで盛岡管理官事務所では、関係機関及び公園利用者へ広く呼びかけ、生育拡大を防ぐとともに、

問題意識の共有化を図るため、協働による「オオハンゴンソウ防除活動」を毎年8月に行っています。

 

 【昨年度の作業の様子】

 

日  時:平成29年8月18日(金)9:00~12:00

集合場所:滝ノ上駐車場(雫石市)

防除方法:根堀用クワやバールを使用して全体を引き抜く

是非一緒に汗を流して在来植物を守りませんか。

ご参加は網張ビジターセンターにて受け付けております。

http://amihari17.ec-net.jp/index.html

皆様のご参加をお待ちしております。

 

国立公園でお会いしましょう。

 

ページ先頭へ↑

2017年07月21日八幡平の風

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

岩手県の梅雨明けはもう少し先になりそうだと、昨晩のニュースでお天気お姉さんが教えてくれました。

今日は巡視中に感じた「八幡平の風」を、PC画面を通して皆様にお伝えしたいと思います。

 

ニッコウキスゲが咲き始め、ワタスゲと美しさを競い合っています。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

八幡平自然探勝路は石敷きの歩道や木道が整備され、歩きやすいためいつも多くのハイカーが散策を楽しんでいます。

 

 

 

  

  

 多くの沼が点在する散策路では、水面を抜けてやってくる風がとても心地良いです。

 

  

 

 

  

 

裏岩手縦走路の上にかかる雲にも夏の気配が感じられます。

この景色は画像右側にグレーに見ている駐車場から15分程度歩いただけで見ることができます。

この手軽さも八幡平の大きな魅力の一つです。

  

 

 

 

 

  

 私のつたない文章と、カメラの腕前ではうまく伝えきれませんでした。

八幡平に足を運んでいただき、ご自身で「八幡平の風」を感じていただければ幸いです。

国立公園でお会いしましょう。

ページ先頭へ↑

2017年07月10日夏の夜の観察会へどうぞ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

東北の中でも寒いイメージのある岩手ですが、盛岡市は内陸部に位置しており、夏はしっかりと暑いです。

本日の予想最高気温は34度です。塩分水分をお忘れなく!

本日はヒメボタル観察会についてお知らせいたします。

網張ビジターセンターでは毎年恒例のヒメボタル観察会が7月11日(火)~7月17日(月)に開催されます。

ホタルと言えば小川や田んぼなどに棲んでいるイメージが強いですが、ヒメボタルは陸生で、森林内の湿った場所で見られます。ヘイケボタルやゲンジボタルとは棲み家だけではなく、光り方にも違いがあり「ピカッ・ピカッ」と発光し、まるでイルミネーションのような雰囲気です。

普段はなかなか体験できない夜の森ですが、ビジターセンター職員となら安心して観察することができますよ。

詳しい情報は網張ビジターセンターHPをご確認下さい。

http://amihari17.ec-net.jp/index.html

また網張ビジターセンターでは、この夏、「国立公園で楽しむ親子の自然体験」と題して

「網張・夜の生き物観察会」「ナイトハイクと星空観察会」「炭火でお米を炊いてみよう」という3つの親子参加型イベントを開催します。

夜の森で、コウモリや昆虫の観察、親子でのんびり星空観察、お父さんお母さんも初めての炭火での炊飯など、夏休みの素敵な思い出になるイベントです。

是非ご参加下さい。

※すでに定員となっているイベントもございます。お申し込みはお早めにどうぞ。

十和田八幡平国立公園でお会いしましょう。

ページ先頭へ↑

2017年05月24日深呼吸をしてみませんか

十和田八幡平国立公園 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

盛岡管理官事務所の工藤です。

先日、素晴らしい景色に出会いました。

見慣れた岩手山の姿ですが、黄色に染まる菜の花畑の向こうにそびえていると、いつもより柔らかな印象を受けます。

春の空気をおもいっきり吸い込みました。

国立公園の楽しみ方はいくつもあると思いますが、周辺の景色も是非楽しんで下さいね。

ページ先頭へ↑

2017年04月24日網張の森にミズバショウが咲きました

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

先日盛岡管理官事務所の近くに「石割り桜」という桜の名所があると、お知らせしましたが、ついに満開を迎えました。その昔、大岩に雷が落ちて岩が割れ、その隙間に入った桜の種が芽を出して育ったという伝説があるそうです。

多くの観光客の方々が写真撮影を行っていました。今年は外国人観光客の方が多くいらしたのが印象的でした。

 

  

本日はミズバショウの開花をお知らせいたします。

岩手県雫石町の網張ビジターセンターの目の前にはブナ、ミズナラ、ダケカンバを主体とする「網張の森」があります。

この網張の森で、ミズバショウが開花しました。ミズバショウと聞いて真っ先に思い描くのは、尾瀬国立公園のミズバショウかもしれませんね。

網張の森のミズバショウは、尾瀬に比べれば規模はとても小さいです。花の数を数えようと思ったら、少し気の長い方は数えられるかもしれません。

 

 

 

 

 

けれども、尾瀬に負けないくらいの魅力が網張の森にはあるのです。

なんと、駐車場から徒歩30秒で現地に到着です!

誤記ではありません。30秒です。車を停めたら「すぐそこ」にミズバショウが咲いています。行列はできていませんので、写真撮影の際、後ろのハイカーを気にする必要もありません。平日ならば独り占め気分を味わうこともできるでしょう。

 

 

森の小さな秘密の楽園をこっそり訪ねたような、メルヘンな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

オオカメの木の冬芽も「バンザーイ!ミズバショウが咲きましたよー!!見に来てねー」と言っているようでした。

ページ先頭へ↑

2017年04月14日早春の森へようこそ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

このアクティブレンジャー日記でも、春の話題が続いていますが、岩手からは早春の森へみなさんをご案内しようと思います。

岩手県八幡平市の岩手山麓で春の合図、木の根元だけ雪が溶ける「根開き(ねびらき)」が春のリズムを作り出していました。


この日は上空に寒気が入っており、強風が吹き荒れていて、落葉した木々の間からも冷たい風が吹いてきます。

 

 歩みを止めると、ゴーっという風の音しか聞こえてきません。

うさぎの足跡を発見!

岩手山の山頂も強風の影響で雪煙があがっていました。

雪はまだ溶けきっていませんが、春爛漫まであと一歩。ワクワクしています。

早春の国立公園でお会いしましょう!

ページ先頭へ↑

2017年03月23日春を探して

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

 こんにちは。盛岡自然保護官事務所の工藤です。

 東京から桜の便りが届き、しばらくは桜の開花の話題が続きそうですね。

盛岡自然保護官事務所のすぐそばにある桜の名所をご存じでしょうか?盛岡地方裁判所敷地内の「石割り桜」です。巨大な花崗岩の割れ目に育った樹齢350年を超えるエドヒガンザクラは国の天然記念物に指定されていて、花の時期には盛岡市民だけでなく多くの観光客が訪れます。その石割り桜も先日、冬の寒さや雪をしのぐ雪囲いが外され、春を迎える準備万端のようです。

 今回は、3月18日に網張ビジターセンターにて行われたスノーシューイベントの際に見つけた森の中の春についてご紹介しようと思います。

 

 森の春と言えば、葉の鮮やかな「緑」新緑を思い浮かべる方が多いかと思いますが、森の春と言えば「赤」だという方もいます。

 ダケカンバやブナの木が多い網張の森では残雪の時期、冬芽が赤く色づいて山がほんのり赤く染まります。冬芽が赤くなる理由は諸説あるようですが、日光を効率よく吸収する役割があるとも言われています。

 冬芽をベタベタにして乾燥や寒さから身を守っていると言われるトチの冬芽も、どんどん大きくなって春を待っています。

 ←春の「赤」みつかりますか?

 

 

 ←ベタベタを確かめます。

 春の季語としても使用されるユキクロカワゲラの姿もありました。雪原の中を黙々と歩き続ける姿は、やはり春の訪れを感じさせます。

 

 

 春の準備を着々と進める自然界の生き物たちに遅れを取らないよう、私もしっかり春に向けて準備を行いたいと思います。

 春の国立公園でお会いしましょう。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ