ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

十和田八幡平国立公園 十和田

364件の記事があります。

2021年09月14日登山道整備

十和田八幡平国立公園 阿保 聡

国立公園内には多くの登山道があり管理体制も様々ですが、環境省が直轄で管理、整備している登山道もあります。

そのうちの1つが、十和田八幡平国立公園内の南八甲田登山道です。

登山道整備の一環で、笹刈りや倒木処理は毎年必要になる作業となり、地元山岳会等のボランティアで実施する場合もありますが、我々アクティブレンジャーが作業することもあり、私も先日笹刈りをしてきました。

笹刈り前の状態です。2年ほど刈ってなかった場所なのでかなり覆い被さってました。

笹刈り後です。これで快適に歩けます。

笹を刈ることによって日が当たるようになり、登山道が乾きやすくなるといったメリットもあります。

これは今年新たに環境省で設置した誘導標識です。

利便性、耐久性、自然との調和のバランスを考慮し設計、設置されます。

登山道整備にはこのような施設整備も含まれます。

南八甲田登山道は、麓の猿倉温泉登山口から櫛ヶ峯山頂まで10km以上ある長い登山道なのですが、今回の笹刈り作業では、延べ2日間で登山道全線の約半分を終える事ができました。これでだいぶ歩きやすくなったと思います。

南八甲田登山道は距離が長く、避難小屋等も一切ありません。ぬかるみや水たまりも多く、やや難易度の高い道となっています。

往復で10時間程度かかるルートなので、登山をされる方は十分に余裕を持った計画、装備で楽しんでください。

(2019年9月 櫛ヶ峯手前から撮影)

ページ先頭へ↑

2021年09月09日足元ばかりではなく遠くを見よう!

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

朝晩の気温が一桁の日もはじまり、ひんやりした空気の十和田湖畔です。

最近の業務では地面や植物を凝視していることが多いのですが、

そんな業務の途中で、故郷の山が見えると、無性に嬉しくなります。

こちらに来てから岩木山も身近に感じるようになりました。

   〈御鼻部山からの岩手山〉

〈笹森展望台からの岩手山〉


〈惣辺バイパスからからの岩木山〉

先日、植生調査で行った奥入瀬渓流周辺の森は、すでに秋の気配でした。

〈ギンリョウソウモドキ:ギンリョウソウとは実が違いますね〉

〈ギンリョウソウの実〉

〈トチバニンジンかと思いきやソウシシヨウニンジンと区別されることもあるようです〉

※ソウシシヨウニンジン(想思子葉人参)の実は半分が黒くなります

 

〈植生調査中〉       

〈睡蓮沼から高田大岳:Y管理官撮影〉

いつも地面に這いつくばって写真を撮ったりしている自分に、

遠くの山々が、「ほら時々はこっちもみてよ」と言っているようでした。

ページ先頭へ↑

2021年09月07日オオハンゴンソウ調査 夏の終わり

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

夏だよりと記したのがつい先日のことのようです。

あの暑い夏はどこにいってしまったのか、十和田湖畔はすっかり秋の気配です。

〈桂浜のカツラやナナカマドが色づき始めました〉

さてこの一面に咲いている綺麗な花はご存じでしょうか?

〈無数の種はシードバンクと言い何年も土中で発芽を待ちます〉

道ばたや、田畑の周辺で良く目にすることはないでしょうか?

特定外来生物に指定されている、オオハンゴンソウの満開の様子です。

以前、十和田八甲田地区パークボランティア活動でも防除活動をしました。