秋田
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2010年01月13日直接嘴掻き
秋田 足利 直哉
このところ、「新型インフルエンザ」の影響で始業式が早まったとか、○年生は始業式前だけど今日から授業。なんて事が聞かれます。ややもするとインフルエンザは過ぎ去ったことで、今はその影響がやや残っていると考えがちですが、「季節性インフルエンザ」はこれからが本番です。しっかりとした予防をしていきましょう!!
さて・・・
どういう訳か・・このところ相性の良い【チョウゲンボウ】が居まして、時々近くでじっくり観察する機会に恵まれます。勿論確信はありませんがきっと同じ個体なんでしょうね??
先日、またじっくりと観察に付き合って貰ったのでご報告します。ちなみに以前もこの日記にその(?)【チョウゲンボウ】の記事を書いてますのでご参考までにこちらを・・
この時はタンチョウの確認を終えて移動中でした。道ばたの杭の上に【チョウゲンボウ】の姿がありました。慎重に観察・撮影しましたが、気にする素振りはありません。確かに私を見ているのですが「またこいつか?」位に思われているのかも知れません・・・全く意に介していないようなので近づいてみました。

とってもリラックスした様子で、伸びをしたり羽繕いをしたりしていました。その動きの中で、嘴を掻き始めたので撮影してみました。
野鳥たちは「羽繕い」の一環として頭や顔の周辺の羽の手入れ等をするために足爪で掻くことがありますが、その動きの特徴から「直接頭掻き」と「間接頭掻き」に分けられています。
端的に言えば、「直接」とは足下近くまで頭を下げて、頭を掻く動きで、「間接」とは翼越しに足を上げて、頭を掻く動きのことです。なので【チョウゲンボウ】の動きは「直接」にあたります。で、掻いた場所が「嘴」だったのでタイトルを『直接嘴掻き』としたのですが、その嘴を見ると・・・またもや!血や毛がたくさん付着していました。足にも血が付いているようです。
つまり、今回も食後の『ブレイクタイム』にお邪魔してしまったようです。
血痕や毛の付着した様子から、なにか獲物を足で押さえながら引きちぎって食べた様子が浮かびます。リラックスした和やかな表情に見えても、やはり猛禽類!ですね。
そしてひとしきり、羽繕いをすると・・・

この様に少しだけ翼を緩めて、身体全体をブルブルッと振るわせました。この直後何処かへと飛んでいきました。「おかわり」を獲りに行ったのでしょうか?それとももっと落ち着く場所で休憩するのでしょうか?
さて・・・
どういう訳か・・このところ相性の良い【チョウゲンボウ】が居まして、時々近くでじっくり観察する機会に恵まれます。勿論確信はありませんがきっと同じ個体なんでしょうね??
先日、またじっくりと観察に付き合って貰ったのでご報告します。ちなみに以前もこの日記にその(?)【チョウゲンボウ】の記事を書いてますのでご参考までにこちらを・・
この時はタンチョウの確認を終えて移動中でした。道ばたの杭の上に【チョウゲンボウ】の姿がありました。慎重に観察・撮影しましたが、気にする素振りはありません。確かに私を見ているのですが「またこいつか?」位に思われているのかも知れません・・・全く意に介していないようなので近づいてみました。

とってもリラックスした様子で、伸びをしたり羽繕いをしたりしていました。その動きの中で、嘴を掻き始めたので撮影してみました。
野鳥たちは「羽繕い」の一環として頭や顔の周辺の羽の手入れ等をするために足爪で掻くことがありますが、その動きの特徴から「直接頭掻き」と「間接頭掻き」に分けられています。
端的に言えば、「直接」とは足下近くまで頭を下げて、頭を掻く動きで、「間接」とは翼越しに足を上げて、頭を掻く動きのことです。なので【チョウゲンボウ】の動きは「直接」にあたります。で、掻いた場所が「嘴」だったのでタイトルを『直接嘴掻き』としたのですが、その嘴を見ると・・・またもや!血や毛がたくさん付着していました。足にも血が付いているようです。
つまり、今回も食後の『ブレイクタイム』にお邪魔してしまったようです。
血痕や毛の付着した様子から、なにか獲物を足で押さえながら引きちぎって食べた様子が浮かびます。リラックスした和やかな表情に見えても、やはり猛禽類!ですね。
そしてひとしきり、羽繕いをすると・・・

この様に少しだけ翼を緩めて、身体全体をブルブルッと振るわせました。この直後何処かへと飛んでいきました。「おかわり」を獲りに行ったのでしょうか?それとももっと落ち着く場所で休憩するのでしょうか?
2010年01月12日オオタカ あれから2ヶ月
秋田 足利 直哉
今週の天気予報は雪マークがずらりと並びました。そして今日は「スキーの日」。今期は早くからまとまった雪が降ってスキー場は喜んでいることでしょう。日常生活は大変ですけどね・・・。
11月の初旬、大潟ではカモの群れが飛来し始め、水辺に賑やかさが感じられるようになりますが、それと同時に飛来したばかりのカモを狙う猛禽類の姿を観察することがあります。
およそ2ヶ月前のこの日記でも、そんな話題を取り上げていました。
※参考までに・・・
11月11日の記事
11月2日の記事
思い起こせば・・その時はちょっとした縁もあって、猛禽の補食シーンを意識して観察していましたが、当時は狩りを成功させていたのは、オオタカ・ハヤブサの成鳥ばかりで、若鳥たちはどこかやる気がないというか、当を射ていないというか、未だ未熟だったのか?
なんとなく鬼気迫るものを感じない、幼さが同居していた印象でしたが、あれから2ヶ月。先日出会った【オオタカ】の若い兄弟(?)にはどこか違った雰囲気を感じました。
地面にいた【オオタカ】に気付くのが遅れ、近くから飛び立つ後ろ姿に、「何か」細かな物が飛び散っていくのが見えました。【オオタカ】は近くの樹に止まったのですが、遠くへは行こうとしません。そこで彼がいた場所を見るとおびただしい量の羽が飛び散っているのが見えました。どうやらキジのようでした。

獲物が気になって逃げようとしない【オオタカ】をちょっと失礼して撮影しました。なかなか鋭い眼光をしています。

私が戻ろうとした時、獲物を食べ残していた方の個体が飛び立ちました。行き先は・・・・。
と言っても捕まえたシーンや食べてるシーンを観察できたわけではありませんから断言は出来ませんけど・・・
この2ヶ月の間に成長した【オオタカ】の姿がありました。
<追記>
来る1月24日(日)午後7時30分より、NHK総合の『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』のなかで大潟村で撮影したチュウヒが取り上げられます。タイトルは『農地を愛したタカ チュウヒ』です。是非ご覧下さい!
11月の初旬、大潟ではカモの群れが飛来し始め、水辺に賑やかさが感じられるようになりますが、それと同時に飛来したばかりのカモを狙う猛禽類の姿を観察することがあります。
およそ2ヶ月前のこの日記でも、そんな話題を取り上げていました。
※参考までに・・・
11月11日の記事
11月2日の記事
思い起こせば・・その時はちょっとした縁もあって、猛禽の補食シーンを意識して観察していましたが、当時は狩りを成功させていたのは、オオタカ・ハヤブサの成鳥ばかりで、若鳥たちはどこかやる気がないというか、当を射ていないというか、未だ未熟だったのか?
なんとなく鬼気迫るものを感じない、幼さが同居していた印象でしたが、あれから2ヶ月。先日出会った【オオタカ】の若い兄弟(?)にはどこか違った雰囲気を感じました。
地面にいた【オオタカ】に気付くのが遅れ、近くから飛び立つ後ろ姿に、「何か」細かな物が飛び散っていくのが見えました。【オオタカ】は近くの樹に止まったのですが、遠くへは行こうとしません。そこで彼がいた場所を見るとおびただしい量の羽が飛び散っているのが見えました。どうやらキジのようでした。

獲物が気になって逃げようとしない【オオタカ】をちょっと失礼して撮影しました。なかなか鋭い眼光をしています。

私が戻ろうとした時、獲物を食べ残していた方の個体が飛び立ちました。行き先は・・・・。
と言っても捕まえたシーンや食べてるシーンを観察できたわけではありませんから断言は出来ませんけど・・・
この2ヶ月の間に成長した【オオタカ】の姿がありました。
<追記>
来る1月24日(日)午後7時30分より、NHK総合の『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』のなかで大潟村で撮影したチュウヒが取り上げられます。タイトルは『農地を愛したタカ チュウヒ』です。是非ご覧下さい!
2010年01月08日もしも証明写真があったら・・
秋田 足利 直哉
昨日、NHK秋田のニュース番組内で「秋田のタンチョウ」が取り上げられました。それを受けて今日一日は『ニュースで見たんですけど、タンチョウは何処に行ったら逢えますか?』という方々が大勢、大潟草原鳥獣保護区の管理棟へお越しになっていました。
更に追加情報です。1月11日(月)NHK総合の『ニュースウォッチ9』の中でも「秋田のタンチョウ」が取り上げられる予定だそうです。
こうしてすっかり有名になって、秋田県内を中心に多くの方々に親しまれるようになった、【タンチョウ】。今日、ふと・・・『もしかしたら住民票を・・・』なんて声が上がるかも知れないな?なんて【タンチョウ】の傍らで観察しながら思っていました・・・。
いわゆる「妄想」ですね?そこから加速して・・・『証明写真があったらこんな感じかな?』という思いが巡ってきて・・・撮影しちゃいました。

【タンチョウ】の正面顔です。本来であれば「胸から上」を撮影しなければならないはずですけど、首の長い【タンチョウ】ですのでちょっと胸は切れてしまっています(笑)。しかし超望遠だとこんな写真も撮れちゃうんですね!
この時は、いつもより近くで観察していました。そこで調子に乗ってこんな写真を撮ったのですが・・・・彼にとってその距離が近すぎると・・・

こんな感じで『威嚇』されます。『ハーーーッ』という威嚇の声を発しています。
この週末も連休を利用して多くの方々が大潟へと足を運んで下さるかも知れませんが、相手は野鳥ですからどうか、適度な距離感を持って観察して下さいますよう、お願いいたします。
更に追加情報です。1月11日(月)NHK総合の『ニュースウォッチ9』の中でも「秋田のタンチョウ」が取り上げられる予定だそうです。
こうしてすっかり有名になって、秋田県内を中心に多くの方々に親しまれるようになった、【タンチョウ】。今日、ふと・・・『もしかしたら住民票を・・・』なんて声が上がるかも知れないな?なんて【タンチョウ】の傍らで観察しながら思っていました・・・。
いわゆる「妄想」ですね?そこから加速して・・・『証明写真があったらこんな感じかな?』という思いが巡ってきて・・・撮影しちゃいました。

【タンチョウ】の正面顔です。本来であれば「胸から上」を撮影しなければならないはずですけど、首の長い【タンチョウ】ですのでちょっと胸は切れてしまっています(笑)。しかし超望遠だとこんな写真も撮れちゃうんですね!
この時は、いつもより近くで観察していました。そこで調子に乗ってこんな写真を撮ったのですが・・・・彼にとってその距離が近すぎると・・・

こんな感じで『威嚇』されます。『ハーーーッ』という威嚇の声を発しています。
この週末も連休を利用して多くの方々が大潟へと足を運んで下さるかも知れませんが、相手は野鳥ですからどうか、適度な距離感を持って観察して下さいますよう、お願いいたします。
2010年01月07日ハクチョウ着地
秋田 足利 直哉
今日で「松の内」も終わり(地域によってはその期間が様々なようですが・・)。七草粥を食べて体調を整えたいところです。
その年、初めて写真撮影することを「初撮り」と言うのだそうですが、私の場合、【オオハクチョウ】でした。鳴き交わすシーンを狙ってみましたがなかなかポイントが絞れず苦戦しました・・・。

この時に観察した【オオハクチョウ】の鳴き交わしは、採餌していた田んぼに他の個体がやって来たのをキッカケに始まりました。到着した個体と既にそこにいた個体とがお互いに挨拶するように鳴き交わす光景は、なんとも微笑ましく感じられました。
もし【オオハクチョウ】の言葉が聞き取れたなら・・・どんな会話がなされていたんでしょうかね?気になります。
その時、たまたまですが、【オオハクチョウ】の着地シーンを観察&撮影できましたのご紹介します。

着地寸前のところから、着地するまでを連写してみました。上から順番に並べてみました。
1番上の写真は、着地に向けて足をめいっぱい前に出して、翼を広げてブレーキをかけるような動作がハッキリと確認できます。
2番目の写真は、両足が設置したその瞬間ですが、勢いが良すぎたようで・・・3番目の写真では勢い余ってスライドしてしまった様子が確認できます。
そして最後の写真で無事に着地し、羽を畳もうとする場面が確認できるかと思います。
翼や羽の動きのしなやかさには驚かされますね?
彼らはその動作を意識して行っているのでしょうね!私たちが腕や指を動かすようにこの一連の動作が行われているのでしょうね!
何気なく見ていた動きもコマで切り取ってみると、面白い発見があるものですね!!今度は着水シーンに挑戦してみようかな?
その年、初めて写真撮影することを「初撮り」と言うのだそうですが、私の場合、【オオハクチョウ】でした。鳴き交わすシーンを狙ってみましたがなかなかポイントが絞れず苦戦しました・・・。

この時に観察した【オオハクチョウ】の鳴き交わしは、採餌していた田んぼに他の個体がやって来たのをキッカケに始まりました。到着した個体と既にそこにいた個体とがお互いに挨拶するように鳴き交わす光景は、なんとも微笑ましく感じられました。
もし【オオハクチョウ】の言葉が聞き取れたなら・・・どんな会話がなされていたんでしょうかね?気になります。
その時、たまたまですが、【オオハクチョウ】の着地シーンを観察&撮影できましたのご紹介します。

着地寸前のところから、着地するまでを連写してみました。上から順番に並べてみました。
1番上の写真は、着地に向けて足をめいっぱい前に出して、翼を広げてブレーキをかけるような動作がハッキリと確認できます。
2番目の写真は、両足が設置したその瞬間ですが、勢いが良すぎたようで・・・3番目の写真では勢い余ってスライドしてしまった様子が確認できます。
そして最後の写真で無事に着地し、羽を畳もうとする場面が確認できるかと思います。
翼や羽の動きのしなやかさには驚かされますね?
彼らはその動作を意識して行っているのでしょうね!私たちが腕や指を動かすようにこの一連の動作が行われているのでしょうね!
何気なく見ていた動きもコマで切り取ってみると、面白い発見があるものですね!!今度は着水シーンに挑戦してみようかな?
2010年01月06日ところ変われば
秋田 足利 直哉
昨日の「小寒」を過ぎ、秋田では『雨』です。おかげで道路はすっかりアスファルトが出て運転はしやすいのですが、果たしてこれで良いのか?
そして明日は「七草」です。皆さんこの「七草」全部言えますか?ちなみに明日の「七草」はいわゆる「春の七草」の事ですよ?私は「あれ?春でよかったんだっけ?」と戸惑ってしまいました・・・そんなんで良いのか?
昨日の日記で、森吉山麓のヌルデの実を啄むオオアカゲラのことを紹介しましたが、今日は同じヌルデの実を食べる様子を大潟で観察した1シーンを紹介します。
同じ木の実でも「山」と「低地」では食べにやってくる野鳥も違って当たり前ですが、大潟でヌルデの実を食べるシーンを観察できたのは【ムクドリ】だけでした。

大潟にもツグミ・ヒヨドリ・アカゲラ・コゲラ・シジュウカラ・コガラと森吉でヌルデの実を食べていた野鳥が生息しているのですが、やはり「数の優位性」と言う点で【ムクドリ】に独占されているのでしょうか?

ヌルデの木、自体は決して多くはなく、しかも数本が点在しているだけですが、何処に行っても見られるのは【ムクドリ】だけ!!
きっと他の野鳥も食べたいのでしょうが、ここに入っていくのはちょっと・・・って感じでしょうか?しかもこの羽数で食べていますから、実も残り少なくなっていました。昨日の写真と比べると随分と実の数に差がありますよね??
間もなく大潟の「レストランぬるで」は品切れで閉店に追い込まれることでしょう・・。
<追記>
森吉山鳥獣保護区内ではまだ【ムクドリ】の確認情報がありません。街場から遠く離れているので、【ムクドリ】の生息域にはなっていないのがその理由だと思われますが、言われているように【ムクドリ】の数が増えて、生息域が拡大していけば、森吉山麓でも同じような光景を見る日が来るのかも知れませんね・・・。
そして明日は「七草」です。皆さんこの「七草」全部言えますか?ちなみに明日の「七草」はいわゆる「春の七草」の事ですよ?私は「あれ?春でよかったんだっけ?」と戸惑ってしまいました・・・そんなんで良いのか?
昨日の日記で、森吉山麓のヌルデの実を啄むオオアカゲラのことを紹介しましたが、今日は同じヌルデの実を食べる様子を大潟で観察した1シーンを紹介します。
同じ木の実でも「山」と「低地」では食べにやってくる野鳥も違って当たり前ですが、大潟でヌルデの実を食べるシーンを観察できたのは【ムクドリ】だけでした。

大潟にもツグミ・ヒヨドリ・アカゲラ・コゲラ・シジュウカラ・コガラと森吉でヌルデの実を食べていた野鳥が生息しているのですが、やはり「数の優位性」と言う点で【ムクドリ】に独占されているのでしょうか?

ヌルデの木、自体は決して多くはなく、しかも数本が点在しているだけですが、何処に行っても見られるのは【ムクドリ】だけ!!
きっと他の野鳥も食べたいのでしょうが、ここに入っていくのはちょっと・・・って感じでしょうか?しかもこの羽数で食べていますから、実も残り少なくなっていました。昨日の写真と比べると随分と実の数に差がありますよね??
間もなく大潟の「レストランぬるで」は品切れで閉店に追い込まれることでしょう・・。
<追記>
森吉山鳥獣保護区内ではまだ【ムクドリ】の確認情報がありません。街場から遠く離れているので、【ムクドリ】の生息域にはなっていないのがその理由だと思われますが、言われているように【ムクドリ】の数が増えて、生息域が拡大していけば、森吉山麓でも同じような光景を見る日が来るのかも知れませんね・・・。
2010年01月05日待つ
秋田 足利 直哉
窓の外はもの凄い風雨になってきました。低気圧が発達中なのだと実感できるほどの変化が起きています。
新年にもかかわらず、事故や事故の痕跡がヤケに目に付くように感じます。こんな日は特に注意しましょう!!
さて、冬になって大潟の記事ばかり投稿していて「森吉には行ってないのか?」と質問されますが・・・鳥獣保護区へ通じる道路が全て閉鎖された、今はどうにも・・・でも全く行ってないわけではないので今日は冬期の森吉の野鳥観察ネタを!!
この時期、雪深い森吉で野鳥観察をするなら「待つ」がキーワードです。定点観察なんていうとなんか本格的な感じがしますが、ようは野鳥がやってきそうな餌がある場所で待ちかまえてるという単純な話し!
中でも『ヌルデ』の実が残っている場所は好観察ポイントです。この日はアオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツグミ、ヒヨドリ、シジュウカラ、コガラと【オオアカゲラ】がこの実を食べにやってきました。

雪が降るまでの間、それほど意識して「ヌルデ」の場所をチェックしていなかったのを後悔しています・・・。それでも道路沿いにまとまった「ヌルデ」の木の下で待ちかまえて次々とやって来る野鳥たちを観察しているとその食事スタイルの違いに興味をそそられます。
ちなみに【オオアカゲラ】はキツツキだから豪快に木の実を啄んで食べるのか?と思いきや・・・一粒一粒丁寧に啄んで食べていました。
きっと他の木の実にも野鳥たちはやって来ているはず・・・ご自身のフィールドで野鳥が好みそうな木の実があったらそこで待ちかまえて野鳥観察。というのはいかがでしょう??是非温かくしてお出かかけ下さい。
新年にもかかわらず、事故や事故の痕跡がヤケに目に付くように感じます。こんな日は特に注意しましょう!!
さて、冬になって大潟の記事ばかり投稿していて「森吉には行ってないのか?」と質問されますが・・・鳥獣保護区へ通じる道路が全て閉鎖された、今はどうにも・・・でも全く行ってないわけではないので今日は冬期の森吉の野鳥観察ネタを!!
この時期、雪深い森吉で野鳥観察をするなら「待つ」がキーワードです。定点観察なんていうとなんか本格的な感じがしますが、ようは野鳥がやってきそうな餌がある場所で待ちかまえてるという単純な話し!
中でも『ヌルデ』の実が残っている場所は好観察ポイントです。この日はアオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツグミ、ヒヨドリ、シジュウカラ、コガラと【オオアカゲラ】がこの実を食べにやってきました。

雪が降るまでの間、それほど意識して「ヌルデ」の場所をチェックしていなかったのを後悔しています・・・。それでも道路沿いにまとまった「ヌルデ」の木の下で待ちかまえて次々とやって来る野鳥たちを観察しているとその食事スタイルの違いに興味をそそられます。
ちなみに【オオアカゲラ】はキツツキだから豪快に木の実を啄んで食べるのか?と思いきや・・・一粒一粒丁寧に啄んで食べていました。
きっと他の木の実にも野鳥たちはやって来ているはず・・・ご自身のフィールドで野鳥が好みそうな木の実があったらそこで待ちかまえて野鳥観察。というのはいかがでしょう??是非温かくしてお出かかけ下さい。
2010年01月04日あけましておめでとうございます
秋田 足利 直哉
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年のご挨拶と言えば『年賀状』。と言うことで・・・2010年の書き始めは『年賀状2バージョン』で!!

保護区に居着いて久しい秋田の【タンチョウ】です。今年も多くの方々の年賀状に登場したことでしょう!!やはりその姿を見ると「縁起が良い」とされているのが納得できるような優雅さがありますね~。

もう一つは初夢に現れると「縁起が良い」とされている 一、富士。二、鷹。三、茄子。から・・【ハイイロチュウヒ】です。大潟では出現率も高く、生息域も広いので出会う確率も高い!!
本年もこれまで同様、私の目で見た様々な興味深いシーンをお伝えしていきますので、お付き合いのほどお願い申し上げます。
さて、新年のご挨拶と言えば『年賀状』。と言うことで・・・2010年の書き始めは『年賀状2バージョン』で!!

保護区に居着いて久しい秋田の【タンチョウ】です。今年も多くの方々の年賀状に登場したことでしょう!!やはりその姿を見ると「縁起が良い」とされているのが納得できるような優雅さがありますね~。

もう一つは初夢に現れると「縁起が良い」とされている 一、富士。二、鷹。三、茄子。から・・【ハイイロチュウヒ】です。大潟では出現率も高く、生息域も広いので出会う確率も高い!!
本年もこれまで同様、私の目で見た様々な興味深いシーンをお伝えしていきますので、お付き合いのほどお願い申し上げます。
2009年12月28日カワセミ 強さと美しさの共存
秋田 足利 直哉
今朝の通勤時は随分と寂しい感じでした。既に年末休暇に入ってらっしゃる方も多いようですね?
事務所で大掃除をしました。普段からマメに掃除しているつもりでも結構汗をかくほどの作業量となりました。普段手を抜いている○○の掃除は大変そう・・・でもキレイにして新年を迎えたいですからね~。
先週は寒波がやってきて秋田県内は大荒れの日もありましたが、今年の冬は暖冬傾向なのだそうですね?それを裏付けるような観察は数多く出来ていますが、もしかしたらこの話しも通じるものがあるかも知れません。
12月も下旬になり、雪が降って、気温がマイナスになり、水路が結氷し、何処を見ても『冬』で間違いないのですが、よくよく見ると・・・「あれっ?」と思うこともあります。
先日、大潟で【カワセミ】を見かけました。というかずっと継続して観察できています。例年であれば、冬には何処か暖かな場所にでも移動しているようで、観察記録が途絶えるのですが今年は年を越しても見られる公算が大きくなってきました。
見られる場所は知る人ぞ知るお馴染みの場所。見てお分かりのように人工物の上にポツンと佇む【カワセミ】の姿があります。直ぐ側では猛禽類の観察場所として知られるエリアがあるのですが、今、この時期にこの場所を注目する人はまず居ないんでしょうね~?と思われます。

それともう一つ。この場所は人工物の上に【カワセミ】という組み合わせになるのでかなり不人気なポイントです。実際には羽数は多いし、頻度もかなり高いのでオススメの観察ポイントではありますが・・・。

こんな綺麗な鳥ですから岩や枝などの自然物の上がお似合いなのは確かですが、これが「リアル」ですからね!!
私的には【カワセミ】は見た目の美しさだけではなく、それほど水が綺麗な場所でなくとも生きていける逞しさ!!餌を捕らえた時の潔さ!!も兼ね備えた野鳥というイメージが定着してきました。強さと美しさの共存する鳥。それが【カワセミ】のイメージです。
【カワセミ】のように・・・かくありたいものだ・・・と思いながらこれで2009年の日記の書き納めです。日々の何気ない観察の一コマを書きつづってきましたが、時々皆様から頂く有り難いお言葉に励まされながら今日に至りました。2010年は1月4日から勤務の予定です。またそこからこのサイトにお付き合い下さいますようお願いいたします。それでは皆さん良いお年をお迎え下さい。
事務所で大掃除をしました。普段からマメに掃除しているつもりでも結構汗をかくほどの作業量となりました。普段手を抜いている○○の掃除は大変そう・・・でもキレイにして新年を迎えたいですからね~。
先週は寒波がやってきて秋田県内は大荒れの日もありましたが、今年の冬は暖冬傾向なのだそうですね?それを裏付けるような観察は数多く出来ていますが、もしかしたらこの話しも通じるものがあるかも知れません。
12月も下旬になり、雪が降って、気温がマイナスになり、水路が結氷し、何処を見ても『冬』で間違いないのですが、よくよく見ると・・・「あれっ?」と思うこともあります。
先日、大潟で【カワセミ】を見かけました。というかずっと継続して観察できています。例年であれば、冬には何処か暖かな場所にでも移動しているようで、観察記録が途絶えるのですが今年は年を越しても見られる公算が大きくなってきました。
見られる場所は知る人ぞ知るお馴染みの場所。見てお分かりのように人工物の上にポツンと佇む【カワセミ】の姿があります。直ぐ側では猛禽類の観察場所として知られるエリアがあるのですが、今、この時期にこの場所を注目する人はまず居ないんでしょうね~?と思われます。

それともう一つ。この場所は人工物の上に【カワセミ】という組み合わせになるのでかなり不人気なポイントです。実際には羽数は多いし、頻度もかなり高いのでオススメの観察ポイントではありますが・・・。

こんな綺麗な鳥ですから岩や枝などの自然物の上がお似合いなのは確かですが、これが「リアル」ですからね!!
私的には【カワセミ】は見た目の美しさだけではなく、それほど水が綺麗な場所でなくとも生きていける逞しさ!!餌を捕らえた時の潔さ!!も兼ね備えた野鳥というイメージが定着してきました。強さと美しさの共存する鳥。それが【カワセミ】のイメージです。
【カワセミ】のように・・・かくありたいものだ・・・と思いながらこれで2009年の日記の書き納めです。日々の何気ない観察の一コマを書きつづってきましたが、時々皆様から頂く有り難いお言葉に励まされながら今日に至りました。2010年は1月4日から勤務の予定です。またそこからこのサイトにお付き合い下さいますようお願いいたします。それでは皆さん良いお年をお迎え下さい。
2009年12月25日スズメがお気に入り
秋田 足利 直哉
例年であれば、楽しい冬休みの始まる頃ですが、今年はインフルエンザの流行で学校・学年・学級閉鎖などの処置がとられ、冬休みが短縮されるなんて話しも聞かれます。また今年の年末年始は曜日の関係から短かめになってしまうようですね?いつもより短い休暇期間ですが事故など無く、平穏に過ごしたいものです。
このところ、大潟に限らず通勤時やプライベートな時間でも【スズメ】の群れを見かけます。私自身【スズメ】はお気に入りの鳥の一つなので、近くで観察できそうな時はじっくり観察してしまうし、群れを見つけるとそれだけで、楽しくなってしまいます。
先日、大潟に行った時も道路脇に【スズメ】の群れがいたので、思わず撮影してしまいました。もはや、この鈴なりの【スズメ】は冬に無くてはならない光景です!!

しかし!この平和な光景を脅かす者もいるのは自然界の一面。私を楽しませてくれる【スズメ】の群れが急に尋常ではない程の鳴き声を挙げ、騒いで逃げ出しました。その直後にやって来たのは・・・

最近大潟で観察機会の多い【ハイイロチュウヒ】メス♀でした。しかもこの時は【スズメ】の捕獲に成功!!捕らえた【スズメ】をヨシ原の中で食べるシーンまで観察することになってしまいました・・・。
お気に入りの【スズメ】が捕食されるシーンには絶句してしまいましたが、これも自然界の一コマ!私たちが勝手に楽しくなったり、癒されたりしている光景も野鳥たちにとっては気の抜けない日常の一コマだったりするのだと改めて実感した観察でした。そして、この日はなんとなくブルーな気分で過ごしたのは言うまでもありません・・・。
話はそれますが・・・最近手にした本の中に『【スズメ】はお気に入りの鳥・・』という文があって、そこに大きな反応をしてしまいました。今ではその本はお気に入りの一冊です(笑)。
珍しい野鳥に出会えたときの衝撃や感動もそれはそれは大きなものですが、日常、普通に見られる野鳥の姿や行動に目を向けてみるのも楽しいものですよ
!!
このところ、大潟に限らず通勤時やプライベートな時間でも【スズメ】の群れを見かけます。私自身【スズメ】はお気に入りの鳥の一つなので、近くで観察できそうな時はじっくり観察してしまうし、群れを見つけるとそれだけで、楽しくなってしまいます。
先日、大潟に行った時も道路脇に【スズメ】の群れがいたので、思わず撮影してしまいました。もはや、この鈴なりの【スズメ】は冬に無くてはならない光景です!!

しかし!この平和な光景を脅かす者もいるのは自然界の一面。私を楽しませてくれる【スズメ】の群れが急に尋常ではない程の鳴き声を挙げ、騒いで逃げ出しました。その直後にやって来たのは・・・

最近大潟で観察機会の多い【ハイイロチュウヒ】メス♀でした。しかもこの時は【スズメ】の捕獲に成功!!捕らえた【スズメ】をヨシ原の中で食べるシーンまで観察することになってしまいました・・・。
お気に入りの【スズメ】が捕食されるシーンには絶句してしまいましたが、これも自然界の一コマ!私たちが勝手に楽しくなったり、癒されたりしている光景も野鳥たちにとっては気の抜けない日常の一コマだったりするのだと改めて実感した観察でした。そして、この日はなんとなくブルーな気分で過ごしたのは言うまでもありません・・・。
話はそれますが・・・最近手にした本の中に『【スズメ】はお気に入りの鳥・・』という文があって、そこに大きな反応をしてしまいました。今ではその本はお気に入りの一冊です(笑)。
珍しい野鳥に出会えたときの衝撃や感動もそれはそれは大きなものですが、日常、普通に見られる野鳥の姿や行動に目を向けてみるのも楽しいものですよ
!!


さて、今日も『頭掻き』の話題。
西部承水路の塒から動かずに過ごしていた群れの中から『頭掻き』する個体を狙って観察してきましたので、先ずは写真3連発をご覧下さい。
【コハクチョウ】の足は大きいですね!!自分たちがする「手櫛」に置き換えて考えてみるとさぞかし広い範囲をカバーできそうですが・・・
よ~く見ると大きな足の全体を使うのではなさそうです!!水掻きの付いた大きな足の真ん中(第3趾あるいは中指)の指爪だけを使っているようでした。
目を細めて気持ちよさそうですね~。
最後は頭を逆さまにした本気度の高い頭掻きを!!これもやはり真ん中の指爪を使っているようですね??
私たちが頭を掻く時は確かに爪を立てますが、指1本という事はないですよね?また髪をかき上げる手櫛も掌全体を使いますよね??注意して観察すると【コハクチョウ】は皆、指爪1本を使って『頭掻き』をしていました。きっと見逃しているのもあると思うので断言は出来ませんけど、このやり方がスタンダードなのではないでしょうか??
また一つ。新たな収穫を得た観察でした。明日の日記もまた『頭掻き』の話しでも良いでしょうかね??