ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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秋田

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2009年04月08日ものすっごい伸びる

秋田 足利 直哉

 今日の秋田市は最低気温が-0.1°で3月中旬並。最高気温は15.8度で4月下旬並。と4月上旬としては最低気温が低く、最高気温が高めで1日の気温差が大きくなったようです。しかし日中は野外で過ごすには最適な陽気となりました。


 今日も昨日に引き続き【サンカノゴイ】の話題です。

 ご紹介するのは【サンカノゴイ】が餌を探しながら移動してきて、なんとなく足場が安定しそうな場所についたその直後からのシーンです。

 先ずは他の場所で餌を採っていた【サンカノゴイ】は同じ場所で餌を採るのを諦めたのか?別の場所へ移動してきました。


 私が見た感じでは、歩いてきてこの場所が良さそうなので「よしっ!」って感じで水辺を向いた瞬間です。そして・・


 そして「どれどれ餌はあるかな~?」って感じで首を伸ばして水の中をのぞき込むような動作をしました。しかし・・・


 な、なんと!!みるみるうちに【サンカノゴイ】の首が伸びていきます。『ぎぇぇぇ~』と驚く私に反していたって冷静に「う~ん、よく見えないなぁ~」って感じでドンドン首が伸びていきました。

 【ゴイ○○】や【○○ゴイ】とつく仲間の鳥も首をすぼめた体勢をしている事が多く1枚目の写真は、【サンカノゴイ】にとっても割とスタンダードな体勢ではないでしょうか?2枚目の写真もやはり仲間の鳥がそうであるように首を伸ばすとこれくらいにはなるかな?という範疇ですが、3枚目の写真は衝撃的でした!!【サンカノゴイ】の首ってものすっごく伸びるんですね? 超びっくりです!!

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2009年04月07日サンカノゴイ

秋田 足利 直哉

 今朝、いつもの駅で電車待ちしている時、ホームでジョウビタキ♂を見かけました。しかもびっくりしたことにホームを歩いていました。人数が増えるとホームから近くのフェンスに飛び移ってその後飛び去りましたが、こんな出来事があった日はなんだかイイ感じで過ごせそうな気になっちゃいます♪


 昨日、久しぶりに巡視にでました。何だかもう長いことご無沙汰してしまった感覚になってしまい、あれもこれも・・と忙しく周りましたが、どれも面白い観察ばかりでついつい長い時間を費やしてしまい、事務所に戻るのが遅くなってしまいました。
 今日はそんな観察の中から【サンカノゴイ】をご紹介します。実はこの日記で【サンカノゴイ】を取り上げるのは1月30日に続いて2度目。その時は初めて見る奇妙な(?)鳥に驚き、興奮しながら観察したことを覚えていますが、同時に『またいつかこんな出会いがくるのかな?』なんて思っていました。 が、その”いつか”は思ったよりも早くやってきました。



 ↑写真は『泳ぐ【サンカノゴイ】』・・ではなく『浅い水辺を水に浸かりながら歩いている【サンカノゴイ】』です。

 このシーンの前にはヨシ原を移動しながら採餌したり、羽を伸ばしてストレッチするシーンを観察していたのですが、小魚や蛙を食べて満足したのか?やおら水に入って対岸へ渡り始めました。
 興奮しすぎてイマイチの写真しか撮れていませんが、本当に一瞬『えっ?泳いでるの?』と思ってしまいました。ここはもの凄く浅いことを知っているはずなのに・・・(恥)



 渡りきった【サンカノゴイ】は間髪入れずに『擬態』を始めました。何処にいるのか解りますか?
 この観察中も、居る場所は解っているはずなのに、ちょっと目を離した後に『あれっ?何処に行った?』なんて事が何度もあったくらい、周りの環境に溶け込む外見をしています。



 上の写真と同じ位置にいてちょっと横を向いた【サンカノゴイ】です。見つけましたか?もう一度上の写真を見返してみて下さい。本当に上手いこと溶け込んでいますよね?


 この【サンカノゴイ】にはたっぷりおよそ1時間、私の観察に付き合ってもらえました。でも私的にはそれほど時間が経っている自覚が無かったことは言うまでもありません。

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2009年04月06日最後方に

秋田 足利 直哉

 週末は例の『飛○体』騒動で揺れた秋田県内でしたが、週明けからまたいつもの日常が戻っています。今日から新学期というところが多いようで通勤電車も混雑するようになってきました。



 さて、今日の秋田県内は快晴で、日中はジャケットなどが不要なくらいの陽気、水辺の鳥たちの様子が気持ちよさそうに感じられたほどでした。1月ほど前は水路が凍結して、凍てつくような寒さが残り、カモ達を見て冷たそうだな~と感じていた事を考えると、季節の移ろいの早さを感じてしまいます。


 今日はそんな水辺の野鳥の話題です。現在の承水路はカモたちの姿がすっかり減ってしまって、閑散としだしています。換わりに姿が目立っているのは【カンムリカイツブリ】です。
 この日も2桁羽数の個体を確認しましたが、大半がペアでの観察でした。そろそろ繁殖に向けての行動が始まることと思いますが、今日はそんな【カンムリカイツブリ】の身体に注目して観察してみました。

 私が着目したのは「足の位置」です。野鳥たちの足と言えば、およそ”お腹の中央付近~やや尾羽寄り”から伸びているというイメージをお持ちではないですか?「カモの絵を描いてみてください」と言われるとほとんどの方はその様な絵を描かれると思うのですが、【カンムリカイツブリ】はそれとは異なる位置から足が伸びています。



 先ずは↑の写真からですが、およそ”この辺”と想像する様な位置には足がありませんよね?



 次に↑の写真を見ると・・ちょっと解りにくいかも知れませんが胴体の最後方に足の付け根部分が写っているのがお分かりになりますでしょうか?


 【カンムリカイツブリ】は尾が非常に短く、かつ羽が柔らかいのだそうで、外見上も他の体羽との区別が付きにくいほどだとか・・・。ですから野鳥の場合、普通は体の最後方には「尾羽」があるはずですが、【カンムリカイツブリ】は最後方は「足」なんです。
 足がこの位置にあっては陸上生活や陸上での行動には適していないことは容易に想像できますから、この身体のつくりは水上・水中生活に特化したものなんでしょうね?


 そういえば・・これまで何度となく【カンムリカイツブリ】は見てきましたが水上以外の場所で見たことがないな~。

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2009年04月03日アイサ達の今シーズン

秋田 足利 直哉

 北国の秋田でも花の便りが聞かれるようになりました。マルバマンサク・福寿草等など。花の季節も到来のようです。野鳥も、花も・・ヤバイ!季節を追っていけない・・・(涙)



 そんな焦りを感じていながら、今日の話題は私が行っている展示の失敗話・・我ながらちょっと自虐的かな?なんて思っちゃいますが・・

 大潟草原鳥獣保護区管理棟で実施している企画展ですが、3月は「カワアイサとウミアイサの識別に挑戦してみよう」と題して行っていましたが、今シーズンはこの企画はちょっと不適だったようです・・・。
 と、言うのも例年であれば【カワアイサ】の群れが西部承水路等で観察できて、そこに数羽の【ウミアイサ】が混じっていて、特に雌の識別に苦労する事があるので、それを想定してこの企画展を行ったのですが、今シーズン【ウミアイサ】の姿を見たのは極々僅かで、【ウミアイサ】だけのペアか小さな群れで過ごしていました。



 このイラストはスケールも合わせてみて大きさの違いなんかも拘って描いてみたのですが・・・でも自分的にはかなり効果があって識別に掛かる時間が短くなったような気がしています。(←「それじゃぁ自分のための企画じゃん!」って言われちゃいそうですが・・・)



 【カワアイサ】は比較的、頻度も高く観察できました。初めのうちは「頭の色や形をみれば解りやすいかな?」と思っていましたが、最近は遠くに見えても「胴体が真っ白なあいつは【カワアイサ】だな」と言う感じでおよその見当が付けられるようになってきました。
 実際にフィールドで観察していると図鑑などには書いていない「自分なりの識別の仕方」的な感覚も身につくようです。


 今シーズンの【カワアイサ】は例年並みの飛来数。【ウミアイサ】は飛来数が少なかった。【ミコアイサ】は昨シーズンよりも越冬する個体数がかなり減った。といった印象を持っています。


 環境省では『渡り鳥の飛来状況』について調査を行っています。興味をお持ちの方はこちらのサイトをご覧下さい。
こちらからどうぞ!


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2009年04月02日タンチョウはいずこへ??

秋田 足利 直哉

 4月に入って暖かい日が続いています。窓の外には春らしい陽気に包まれた景色が見えますが、なかなかフィールドに出られず悶々として事務所にいます。


 さて、この日記でも度々紹介してきた大潟村とその周辺で過ごしていた【タンチョウ】が3月23日以降、消息不明です。
 もはや「そこに行けば【タンチョウ】に逢える」という感覚で過ごしていましたからとっても寂しく感じます。今頃は何処にいるのでしょうか?

 ↓写真は私が最後に撮影した3月13日のものです。この日は土水路に入り込んで次々とアメリカザリガニを食べ漁っていました。きっと豊富な餌をたらふく食べて栄養状態も体調もイイ状態で大潟をあとにしたんでしょうね~。




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2009年04月01日資料的画像になれば・・

秋田 足利 直哉

 今朝、通勤で利用している秋田駅前のバスターミナルでバスを待っていたところ、ビラを配っている女性がいて、バスターミナルに並んでいる我々に「ご覧になって下さい」と言いながらビラを手渡していました。
 いよいよ私に手渡されると思っていたら『学生さんには必要ないですね?』といって私を飛ばしてまた隣の人から手渡していました。『えっ~?学生って・・』と思ったのですが今日は”エイプリルフール”でした(笑)。なかなか粋な女性がいたものです(^^)



 実はこのところ、なかなか現場に行く機会が作れずに事務所での勤務が続いています。野鳥たちの”渡り”が本格化しているようですし、巣作りの様子も観察したいし・・・気ばかり焦っています。
 で、現場で観察できていないので、今日の日記は事例報告的な内容になります。



 以前にもこの日記で取り上げた通称【マルガモ】と呼ばれるマガモ×カルガモの交雑個体と思われるカモです。おそらくはまだ大潟に居るものと思いますが、3月に入ったくらいからいつも隣に寄り添って行動している【マガモ】の雌がいます。ペアになったのでしょうね・・多分。

 大潟の水辺には数多くのカモたちがいますが、この個体の存在は特異なもので・・見た目の特徴もさることながら、身体が非常に大きく、周囲にいるカルガモ等の群れの中でも一際目立つ存在で、スコープなどを使わなくてもシルエットで『おっ今日もいるな~』と同定できるくらいです。
 
 先日、その個体が飛翔している姿を撮影することが出来たので、資料画像になれば・・と思い日記で取り上げました↓。
 


 先ずは尾羽ですが、マガモのオスに見られる中央尾羽のカールは中途半端で微妙に反っているかな?くらいですが「尾羽」としてはマガモのオスの特徴が色濃く見られます。
 次に翼を見るとカルガモの特徴である3列風切の白い羽が見られと思いきや、じっくり見るとその白い部分は先端だけで、大半は暗褐色をしています。3列風切に関してはマガモとカルガモの特徴を足して2で割ったような状態になっています。また翼鏡を見てみると青~紺色はカルガモのそれに近いかな?と思えますがその上下に白いラインが見える事からここにはマガモの特徴がよりハッキリと現れているようです。雨覆の部分は色はカルガモ、模様の無いシンプルさはマガモの特徴でしょうか?


 ここに挙げた以外にも色々な事がこの画像から見えるのかも知れません。今回はそこに期待をして「一つの事例」としてご紹介しました。

  

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2009年03月27日単独から大群へ

秋田 足利 直哉

 3月末に来て雪と寒さがぶり返している秋田地方は今日も時折雪が舞っています。


 今日の投稿が今年度最後の投稿になります。私は引き続き秋田自然保護官事務所でアクティブレンジャーを勤めさせていただくことになりましたので、これからもよろしくお願いいたします。


 今日の投稿は、この時期大潟草原の管理棟から観察できる【アオサギ】の話題です。
 【アオサギ】といえば、季節を問わず観察することができるお馴染みの野鳥ですよね?皆さんが【アオサギ】を見かける時、『群れ』になっているのを見たことがありますか?
 私の場合ですが・・・【アオサギ】は水辺であれば何処にでもいる感じで、水路・池・田んぼなどで1羽ポツンと水の中を眺めている・・といったイメージを持っています。
 ところが現在はそのイメージとは違う状態で観察することが出来るのです。


 南の池に集まっている【アオサギ】です。相変わらず水辺の1点を眺めていたりと動作は変わりないのですが、この集団は目をひきます。


 チュウヒがやって来て1羽が飛び上がると、この様に次々と【アオサギ】が宙に舞い始めました。全部は写っていませんが、この乱舞はなかなかの迫力です。
 こんなシーンはなかなか見られるものではないので、この時期の「おたのしみ」になっています。



 現在の【アオサギ】に見られる変化は大群を作っている事だけではありません。見た目にも大きな変化が見られるのです!!
 先ずは嘴の色が変わっています。いわゆる夏羽とされている時期の嘴は黄色~黄褐色をしているのですが、現在は婚姻色といわれる状態がみられ赤みの強いピンク色になっています。上2枚の写真でもその様子がわかるかも知れません・・。
 そして足の色も変わっています。夏羽とされている時期の足は黄褐色をしているのですが、現在はやはり婚姻色とされる状態が見られ、やはり赤みの強いピンク色をしています。その足の色の変化は露出している部分全体に及び足の裏まで変色しています↓。その様子が下の写真でお分かりになるかと思います。



 この様な色の変化は婚姻色というだけあって期間限定のもので、ペアが出来て抱卵、育雛と経過していく中でその特徴がドンドン色あせていきます。


 【アオサギ】はあまりにも身近な野鳥で見かけても『あっアオサギか・・』と余りじっくり観察する事がないかも知れませんが、普段よりも色鮮やかになっている【アオサギ】は一見の価値有りです!!
 週末は是非お近くのフィールドで『アオサギ観察』をされてみてはいかがでしょうか?



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2009年03月26日もうひとつ冬羽と夏羽

秋田 足利 直哉

 真冬仕様の洋服をしまったと思ったら、寒波の再来です。時折吹雪となった秋田県内は視界も悪い時があります。この時期、雪国では道路状況が良くなってきたということで、スピードを出しがちになります。
 この雪で道路も見通しも悪くなります。更に3月4月は交通事故が多くなり傾向にあるのだとか・・運転には十分に注意しましょう!



 さて、今日の日記も昨日と同じような話題ですが、今日取り上げるのは【カンムリカイツブリ】です。


 未だ、冬羽の特徴が目立つ個体。ちょっと前まではみんなこの様な羽をしていましたが・・・


 夏羽に換羽した個体。現在の大潟では既に夏羽に変わっている個体の方が多くなってきました。
 この2枚の写真は同じ日に撮影したものです。


 先日の観察では保護区内で7羽を観察しましたが、2羽×3組と冬羽の単独個体という内訳でしたので、どうやら【カンムリカイツブリ】もペアが出来つつあるようです。


 それにしても・・『ようやく西部承水路に【カンムリカイツブリ】が戻ってきたな~』と思っていたら、いつの間にか羽が換わっていて、ペアが出来上がっていて・・・更にこれからもドンドン変化していくんでしょうね?
 あまりに早い鳥たちが見せる季節の変化について行けてない気がしてきました・・・


 【カンムリカイツブリ】も大潟の承水路で繁殖している野鳥の一つですが、この日記でも何度か紹介していますのでご記憶されている方もいらっしゃるかもしれません。今年は何組の繁殖が確認できるのか楽しみはつきません!



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2009年03月25日冬羽と夏羽

秋田 足利 直哉

 このところ、野鳥観察をしながら季節の移ろいを感じられるようになってきました。これまでは趣味の山歩きをしながら、雪解け、雪型、芽吹き、山野草の開花などで春の到来を感じていましたが、野鳥を見て季節の移ろいを感じられると、上手く表現は出来ませんが・・・とくをした感覚があります。

 これから春が本格的にやってくると自然界の変化もダイナミックになっていきます。そうなるとこのアクティブレンジャー日記も賑やかになってくるかも知れませんね?



 先日の大潟巡視で観察した野鳥の中には同じ種なのに「現在も冬羽の個体」と「早くも夏羽に換羽した個体」が同時に存在している野鳥を見かけました。ダイサギ・ハクセキレイ・カンムリカイツブリ・カイツブリ・ハジロカイツブリなどがそうだったし、オオジュリンの雄の頭もだいぶ黒くなってきていました。
 今日はその中から【カイツブリ】と【ハジロカイツブリ】を取り上げようと思います。




 写真は勢いよく逃げ去るシーンになってしまいましたが・・4羽のうちの1羽(手前から2羽目)に早くも夏羽の特徴が見られますし、別の1羽(一番手前の幼鳥)は未だ冬羽のままの状態です。他の2羽はちょっとずつ段階が違いますが、頬から首にかけて赤褐色に変わりつつあるようなので夏羽に移行中であると思われます。



 これまた見にくい写真で申し訳ないのですが・・2羽のカルガモの向こうに4羽の【ハジロカイツブリ】が見えています。4羽のうちの3羽は段階の差は見られますが金色の飾り羽が目立ち始めていて夏羽に移行中であることが解ります。また残りの1羽は未だ冬羽の特徴が目立ちます。


 こうしてみると野鳥たちは今まさに季節の移ろいのまっただ中にあって、徐々に本格的な春を迎える準備を整えつつあるようです。
 私の『稚拙な写真ではよく分かんないよ・・・』と言う声が聞こえてくるのは確実でしょうが、私の答えは決まっています!

 『実際に見た方がずっと解りやすいはずですから、どうぞ大潟へお越し下さい』

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2009年03月24日群れからペアへ

秋田 足利 直哉

 秋田では昨日今日とチラチラと雪が舞っています。山間部では積もったところもあるようです。名残の雪なんでしょうか?


 昨日い引き続いて、黒い鳥の話題です。 早速ですが↓この鳥が何だかお分かりになりますか?



 この鳥は年間を通じて、大潟村やその周辺で見られるお馴染みの野鳥です。特に今年はこの日記でも度々お伝えしたように水路の結氷期間が短かったこともあり、観察のブランクも例年に比べて少なかったです。
 冬期の間は、群れで行動していて西部承水路でも10数羽から30羽ほどの群れを観察していましたが、現在はほとんどがペアで行動を始めました。

 餌を食べるときも近くで寄り添って仲良く食べていました。↑この時は2羽仲良く浅瀬で水草を食べていました。



 この鳥の正体は【オオバン】でした。って言ってもそれほど難しくなかったのでお分かりになった方も多いのではないでしょうか?

 昨シーズンは西部承水路で何組もの【オオバン】が繁殖に成功し、その模様を数回に分けてこの日記でもご紹介してきましたのでご記憶の方もいらっしゃるかと思います。今シーズンもその季節がやって来たようで、何組かの番(つがい)が形成されました。


 早くも、雛と育雛シーンの観察を期待してしまいます。楽しみですね~♪

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