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アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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秋田

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2009年08月11日水浴び タンチョウ

秋田 足利 直哉

 昨日の日記の書き出しで「残暑お見舞い申し上げます。」とご挨拶しました。暦の「立秋」を過ぎたので慣例にならってそうしましたが、今年の秋田ではピンときません。今日は2週間ぶりだそうですが、真夏日となりました。今から「暑中」がやって来るような気がしてしまいます。



 さて、暑い日だったので涼しそうな画像で日記を綴ってみようと思います。私の日記ではどうも野鳥たちの”水浴び”シーンが多く登場するような気がしますが今日も”水浴び”シーンです。しかも【タンチョウ】の豪快な水浴び!!どうぞご覧下さい。







 場所は大潟村内の大きな水路。大潟に土地勘のある方ならば直ぐにこの辺だな!とお分かり頂ける場所。
 そこで流れに逆らうような方向に立った【タンチョウ】が豪快に頭から水に突っ込んでいきます。何度も何度も同じ動作を繰り返していました。しかし身体の大きな【タンチョウ】の水浴びは視覚的にも豪快ですが、聴覚的にも大迫力です。水に翼を叩きつける音・水を切るために翼をバタバタさせる音とどれをとっても”豪快”そのものです。


 【タンチョウ】が水浴びするシーンは初めて観察しましたが、その迫力に圧倒されて、しばしボーッと見とれていました。こういうシーンを目撃するとカメラなんて忘れてしまいますね(とはいえ多少は撮影しましたけど・・・)。いやぁ~凄かった。昨日のことでまだ興奮が冷めず、支離滅裂な文章を書きまくりそうなので自重して今日はこの辺で・・・。

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2009年08月10日コゲラのドラミング

秋田 足利 直哉

 残暑お見舞い申し上げます。なんだかドタバタしている間に「立秋」が過ぎてしまいました。まだ梅雨明けの声を聞いていないのに・・・今日もシトシトと雨が降っています。


 森吉山野生鳥獣センターの展示物の中にキツツキのドラミングを聞かせる音声ガイドがあります。それはクマゲラのドラミングとアカゲラのドラミングを比較する為のもののようですが、(こんな事を言っては叱られそうですが・・)私自身は『ドラミングだけで本当に解るのかな?』と疑問を持っています。
 その疑問を森吉でクマゲラの観察を続けている知人にぶつけてみたところ『クマゲラにしか出せない音があるからそれを聞けば、これはクマゲラだ!と解るよ。』と教えて貰いました。それ以来、何度かド迫力のドラミングを聞いて『これってクマゲラ?』と思うことがありましたが、やはり未だ自信は持てません。

 しかし先日聞いたドラミングは、「アカゲラにしては弱々しいな・・」と思う音でした。これは何としても確かめねば!!と必死で姿を探しました。



 音の主はこの鳥、【コゲラ】でした。森吉を巡視していて一番よく耳にするのはアカゲラのドラミング。次いでオオアカゲラのドラミングですがこの2種の違いは正直、全く解りません!でもこの時のドラミングは「なんか違うぞ・・」と感じるものがありました。



 耳を使った自然観察はまだまだ未熟ですが、この時のように(上手く説明は出来ませんが・・)「よく解らないけどなんか違う」という感覚って結構重要かも?と思っています。

 それは目で見たものでも、手で触れたものでも・・・同じなんだろうなぁと思います。


 さて、前段で触れた、ドラミングの音声ガイドで改めてクマゲラとアカゲラのドラミングを聞き比べてみました。結果:「やっぱり解りませんでした」(笑)
 来館者の皆さんにとってはどう感じられる展示なんでしょうか??皆様のご意見ご感想を頂けたら嬉しいです。森吉山野生鳥獣センターでお待ちいたしております。


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2009年08月06日水浴び ニュウナイスズメ

秋田 足利 直哉

 夏休みまっただ中ですね?大潟でも県外ナンバーが目立ちます。ルーフボックスを積んだ車や車内にロッドホルダーを装着していたり・・・。大潟は干拓地ですから特に日当たりが良く、「日陰」が少なくなってます。暑い日には熱中症対策をお忘れ無く!!



 このところ、大潟でも鳥影がうすくなり、大きな野鳥の群れなんて観る機会は無くなっていましたが、久々に3桁オーバーの小鳥の大群を見ました。『もしかして・・・』と思い双眼鏡をのぞくと、やはり【ニュウナイスズメ】が大挙してやって来ていました。
 
 きっと、まだここへ来て間もない群れだと思います。長旅で疲れていたのかも知れません。それとも暑い日だったからでしょうか。承水路脇の休耕田に出来た水溜まりで水浴びをしたり、農道の上で土浴びをする個体が多くいました。





 ↑写真は休耕田の水溜まりで【ニュウナイスズメ】のメス♀が入念に水浴びしているシーンです。他にも方々で水浴びしている【ニュウナイスズメ】がいましたが彼女が最も熱心に水浴びしていたので、私も彼女に注目して観察してきました。
 よく見ると・・・これまで野鳥の水浴びは、適当に水の中に身体を入れてブルブルと振るわせているものと思っていましたが、ちゃんと身体のある部分を狙って水浴びしているようです。右の翼であったり、左の翼であったり、背中であったり、下腹部であったりとその狙いどころに応じて浸す部分を微妙に変えているように見えました。



 そして一通り全身の水浴びを終えるとご覧のようにびっしょびしょになっちゃいました(笑)。
 そして今度は農道へ向かって飛んでいき、そこで今度は土浴びを初めていました。そのまま自然乾燥させるよりも土浴びをした方が効率的なんでしょうか?殆どの個体がそうしているようでした。


 しかし、【ニュウナイスズメ】がやって来たとなると農家の方々はまた一つ頭痛の種が増えることになるかも知れません・・・・

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2009年08月05日アオバト

秋田 足利 直哉

 暑い日が続きます。最近「塩飴」なる商品にはまっています!この時期、運動や作業で汗をよくかきますよね?そうすると水分や塩分が失われますから補給をする事になるのですが、この飴をなめると何だかイイ感じ!と自己暗示にかかってます(笑)



 さて、この時期は観察できる野鳥の数が少なくなりがちです。そんな中、観察機会が増加傾向にあるのが、今日ご紹介する【アオバト】です。【アオバト】は森林性の野鳥なので、恐らくは春先から森吉山麓には生息していたものと思われますが(実際少数の観察報告もありますけど・・)、少なくとも私はこれまでお目にかかれずにいましたが、先月下旬ごろからちょくちょく見かけるようになりました。
 いつも5羽ほどの群れで過ごしているようです。恐らくは何処か森の中で繁殖して、子育ても一段落したので一家でより餌の採りやすい山麓高原にやってきたのではないでしょうか??



 先日、とある方から『おーあー、おーあぁーって鳴いてる鳥ってなに?』と質問されましたが、その方の鳴き真似が妙に上手く(失礼!)、直ぐに『それは多分【アオバト】ですね!』と答えました。
 【アオバト】の鳴き声は独特で、今日のようなどんよりとした空の下で聞くとなんだか切なげな鳴き声に聞こえます。

 しかし、普段見ているキジバトに比べて羽色が鮮やかだからでしょうか?見つけるとちょっと嬉しくなる野鳥です。【アオバト】は森吉山麓高原内の道路で観察可能です(多分・・・天気などにもよりますが・・・)。是非観察してみて下さい。

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2009年08月04日北緯40度の展望台

秋田 足利 直哉

 少し前までジメジメと蒸し暑く肌にまとわりつくような湿気にうんざりしていましたが、ようやくスカッとした夏らしい青空が見られるようになってきました。それでもまだまだ天気は不安定なんだとか・・・。東北の梅雨明けはいつ??


 さて、先日その”スカッとした青空の下”で巡視をしてきました。これまで続いた長雨は、7月としては平年の2倍強の雨量をもたらし、日照時間は平年の6割程度だったとか・・・そんな時期を経て久々に広がった青空は、暑くっても気持ちの良いもので足取りも軽やかになるってもんです!

 気分が良かったので、昼食を「空を見ながら食べよう!」と思い、展望台まで足を伸ばして来ました。



 この展望台は森吉山麓高原内の最高所である「大印(おおじるし)」付近にあって、そこからは北に白神山地・東に八幡平~秋田駒ヶ岳等を望める好展望台です。
 この展望図の中に「北緯40度ライン」が刻まれています。それを見ながらこの線上に西に行けば大潟だ・・・とか物思いにふけりながら、今自分が立っているのはここか!と地図を眺めていました。
 私は山岳展望が好きで、山歩きの楽しみの一つです。暫くは近くの山頂も見えない日が続いていましたので随分久しぶりに展望を楽しんだ気がします。 



 北側には秋田県と青森県の境に連なる白神山地が望めます。「あの尖っているのが藤里駒ヶ岳で、その向こうが・・・」



 東側には八幡平から秋田駒ヶ岳へと延びる秋田県と岩手県の境に走る峰々が続いています。「北から八幡平、畚岳・・・であれが秋田駒の男女岳!」


 こうして地図を広げながら峰々を眺めて、「次の休みはあの山へ行こうかな?」等と考える時間が私にとっては何とも楽しく、幸せな時間です。


 ところで、最近は山へ行くにも地図を持たずに行く方が多くなっているとか・・・ちょっと前に見た、とある映画に『地図を見ると自分の棲んでいる場所が確認できる。それが自分が何者なのかを考える事に繋がる』という趣旨の台詞があって、それがとっても印象に残っています。
 『地図を見て、周りの展望を見ながら自分の立ち位置を知る』これって楽しんでやっているけど実は重要な事なのかも知れませんね??


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2009年08月03日タマゴダケ 幼菌

秋田 足利 直哉

 今日から秋田市では竿灯まつりが始まります。まだ辺りが暗くなるまでには間がありますが、早くも道路は渋滞、祭りを見物する方々の移動も始まりました。


 森吉山麓では、先週まで続いていた長雨の影響でしょうか?いつもの年よりも早めに【タマゴダケ】が顔を出しました。しかも、いつもの年よりも数も多いようです。

 さて、その【タマゴダケ】ですが・・・先日、縁あって観察会の講師を担当した際、このキノコを見ながら17名の小学生と3名の大学生に『このキノコは毒キノコだと思う人?』と聞いたら17名が手を挙げた程、真っ赤な見た目がいかにも”毒キノコ”を思わせるキノコですが、実は肉厚で食べ応えもあり、美味しいのだとか・・・


 【タマゴダケ】の名前の由来が想像できる写真をご覧下さい。


 白いタマゴの殻を割って中から真っ赤なキノコが顔を出していますよね?【タマゴダケ】の名前は大きくなった成菌を見て名付けられたのではなく、この幼菌を見て名付けられたのでは?と想像できますよね??

 では↑の写真よりも小さい段階の時はどんな感じかなのか?是非一度確認してみたいと思っていましたが、先日遂に土の上にようやく姿を見せた段階の【タマゴダケ】を見つけました。



 ↑の写真には2つの【タマゴダケ】が写っていますが、向かって左側はタマゴの殻の一部が割れていて中に真っ赤な物が見えていますよね?これがもう少しすると1枚目の写真のようになるのでしょうね?
 もう一つはその直ぐ隣に見えている真っ白な殻だけが見えている小さな小さな【タマゴダケ】です。解りますかね?写真をクリックすると拡大されますので確認してみて下さい。


 【タマゴダケ】が最初に見せる姿は、印象的な赤い色彩ではなく、純白で丸みがあって、表面がデコボコのまるで何かの卵のような姿なんですね??

 ちなみに大きくなった【タマゴダケ】については昨年もこの日記で書いてますのでそちらをご覧下さい。
http://c-tohoku.env.go.jp/blog/2008/08/427.html

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2009年07月31日ヨシゴイ

秋田 足利 直哉

 無いと解っていながら夏休みの妄想(?)が止まりません・・・(笑)駅に掲示してあるポスターがどれもみな魅力的で・・



 さて、先日大潟を巡視していて、承水路沿いのヨシの上に立つ【ヨシゴイ】を見つけました。【ヨシゴイ】は少し前から観察機会が増えていて、何処かで必ず逢えるくらい、よく見かけるようになってます。
 しかし警戒心の強い野鳥ですから、じっくり観察する機会も多くはなく、一度じっくり観察してみたい種の一つでした。



 少し手前から、【ヨシゴイ】がいるのが見えました。めずらしく姿が丸見えです。本人(本鳥?)は隠れているつもりかも知れませんが・・・。
 滅多にない機会だったのでテンションが上がって・・・もう少し近づいてみました。ラッキーでしょうか?逃げずに私の観察に付き合ってくれました。



 さすがに私に対して警戒しているようでしたが、しばらくジッとしていると、また警戒を解いたようで、何やら視線を下へ落として何かを探しているようでした。



 足下を見て、ビックリしました。1枚目の写真の位置にずっと留まったままだったのですが、皆さんは”この位置”にいる【ヨシゴイ】はどうやって立っていると思いますか?結構ヨシの上の方なので、きっと不安定な場所ですよね??
 私は、足でぎゅっとヨシを束ねてしがみつくようにして立っているものと思いましたが、実際は・・・↑ほとんど握っていませんよね??こんなんで立てるわけ???マジッすか??

 ほとんど足を添えてる程度ですよ??どういうバランス感覚でしょうか?どんだけ軽いのでしょうか?我々人間には到底真似できません。



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2009年07月30日大潟のオオセッカ

秋田 足利 直哉

 今朝の通勤時はとあるキャラクターが描かれた新幹線を見て何故かちょっとテンションが上がり、「夏休み」は電車の旅も良いなぁ~なんて思ってしまいました。とか何とかいってもアクティブレンジャーには夏休みなんて無いんですけど・・・


 
 大潟草原鳥獣保護区にいる代表的な野鳥と言えば・・?最近はタンチョウも随分と話題になっていますが、古くから観察してきた地元の方々には、あるいは長いこと鳥見を続けている全国の方々にとっては『大潟といえば【オオセッカ】』ではないでしょうか?
 かつて200羽を超える【オオセッカ】が確認されていた大潟草原ですが、次第に生息数が減っていき、ある時激減し、ついに全く確認されない時期があって『大潟には【オオセッカ】がいなくなった』というイメージがいつの間にか定着してしまったようです。
 今は【オオセッカ】と言えば仏沼や岩木川河口が主な夏期の生息地として知られていますが、実は数年前から大潟草原にも少数ではありますが【オオセッカ】が現れています。

 今年も5月の初旬に最初の飛来を確認し、以後今日までずっと継続して観察されています。その間、鳥獣保護区の管理員さんを中心に細心の注意を払いながら観察を続けています。
 しかし、この【オオセッカ】という野鳥、鳴き声や特徴的な囀り飛翔で生息の確認は比較的容易なのですが、なかなか生活が見えてきません・・・メスの個体はいるのか?繁殖は? 課題もたくさんあります。
 





 しかし、この姿を見て、この囀り飛翔を見ると、これまで取り組んできた生息環境改善の取り組みの成果が出ていると実感でき、安心すると共に、もっともっと頑張らねば・・という気持ちも湧いてきます。

 今は、飛来が一時途絶えたものの、再び大潟草原に飛来し、しかもここ1~2年は長期にわたって生息するようになってきた。という段階です。この先、もっと羽数が増えて、繁殖も安定的に行われるようになり、「大潟草原に行けば【オオセッカ】に逢える」。そうなるように取り組みを続けていきたいと思っています。


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2009年07月29日思いこみは危険

秋田 足利 直哉

 今朝、通勤する時、バックパッカースタイルの旅行者を見かけました。同じバスに乗り合わせた方は『あんな大きな荷物背負って大変ね~』という感想が漏れ聞こえてきましたが、私は『いいなぁ~』と思ってしまい「もし自分で行くとしたら○○がいいなぁ~。でも△△も楽しいだろうなぁ~」なんて妄想してたらバスを乗り過ごしそうになりました。



 さて、気を取り直して・・・

 普段よく見るカラスには【ハシボソガラス】と【ハシブトガラス】という2種類がいると言うのは、ご存じの方も多いと思います。
 では、その2種類はどんな所に住んでいるのか?と言われれば、市街地にいるカラスは【ハシブトガラス】で民家が少ない所や里山で見かけるカラスは【ハシボソガラス】だ。 と思いこんでいませんか??
 実は、私もそういった思いこみは極力しないように心がけてはいたのですが、いつの間にか・・・・そう思ってました。


 実際に大潟では【ハシブトガラス】はかなりのレア種で、観察機会は多くはありません。今はもう高校に進学した、大潟村在住のカラス大好き少年が中学校の修学旅行の楽しみの一つに「大都会で群れてるハシブトガラスを見ること」を挙げていたことからもそのレアぶりは推して知るべし!ですよね?

 なので森吉の山深い地域では、尚のことカラスと言えば【ハシボソガラス】という思いこみをしていました。しかし!!




 ちゃんと見ればどこからどう見ても【ハシブトガラス】の小群がいたので写真を撮ってみました。嘴~頭頂部のラインを見ても、鳴くときの姿勢を見ても、”そのもの”ですよね。

 
 あぁぁいかんいかん!!もっと頭を柔らかく保たねば・・・

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2009年07月28日今年こそ!

秋田 足利 直哉

 長引く梅雨に辟易している今日この頃です。
 秋田市内の竿灯大通りでは桟敷席の準備も整い、祭りムードが高まってきています。どうにか盛り上がりで梅雨を吹き飛ばしてくれないかな?なんて期待してみるのですが・・・



 さて、私事で恐縮ですが・・・現在アクティブレンジャー3年目のシーズンを過ごしています。これまで過去2年間、どういう訳か??縁がないまま今に至っている植物(食物??)があります。それが↓これ!!今日行ってみると”青い果実”が実っていました。


 【サルナシ】の若い実。まだ固く小さな物でした。


 撮影:2009年6月30日。どういう訳か花もこれまで見逃し続けていました・・。今年ようやく!!

 実は【サルナシ】は森吉山野生鳥獣センターの敷地内にも自生していて、かなりの頻度でその下を通るのですが、実を口にしたこともなければ、花を見たこともありませんでした。実に関しては、野鳥や野生動物に先を越されていたのか?あるいは毎年楽しみにしている常連さんが居るのか?と想像できるのですが・・・花までとは・・・
 今年は遂に花を観察しました。あとは・・・・(^^)



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