秋田
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2009年09月08日気の早いクマ
秋田 足利 直哉
事務所近くの中学校のグランドで部活動に励んでいる生徒の数が減っていました。大会が終了して3年生が引退したんでしょうかね?なんとなく戸惑いながら練習しているように見える1、2年生(?)でした。こんなところにも季節感ってあるんですね?
先日地元のガイドグループの研修会に一緒に参加しないか?と声を掛けていただき喜んで参加してきました。
歩いたコースは、(色んな意味で)とっても地域色の濃いコースで、私にとって収穫の多い山行になりました。皆さん、普段からガイドされているコースということで持っている情報も豊富で、かつそこから語られるお話しも引き出しが多くとっても楽しい研修会でした。私も一応、野鳥観察のアドバイザー役で参加したのですが・・・。周りは経験豊富なガイドさんばかり!私だけが”参加者”という感じで何とも得した気分でした!!
その時のお話しを色々と書いても良いのですが、そこは私の拙い文章よりも実際に現地で生の話を聞いた方が良いに決まっていますから、ここでは遠慮して、その時見た話題について書こうと思います。
言い忘れ(書き忘れ?)ましたが・・・この日のガイドさんの中には現役のマタギも居ました。と、書くと何かの”フリ”のようですが・・・(笑)

↑これがなんだかお分かりになりますか???
そう!!『熊棚』です。マタギがいうには・・・『この時期のブナはまだ食べられるような状態じゃないべ?』と言うことで、周囲のブナの枝を見てもまだ青々として固そうで、しかも実の数も多くはないようでした。

熊棚と下に落ちた枝を見ながらマタギが『随分と気の早い奴だな~。今年の作柄でも確かめに行ったんだべか?』と首をかしげていました。
どうみてもブナの実を食べる目的だったとは想像しがたい状態でした。マタギの言うとおり作柄を確かめに行ったのでしょうか?【ツキノワグマ】にとってブナの作柄は冬眠中の食生活にも、ひいては家族計画にも多大な影響を及ぼします。そんなブナの実の作柄が気になる【ツキノワグマ】がいても不思議ではありませんよね??
蛇足かも知れませんが・・・週末に歩いてきた秋田県南部のY岳でもブナの木に枯れ枝がまとまって引っかかっている熊棚を見ました。どうやら森吉山麓に限った話ではないようです!
さてこれは何かのサインでしょうか??聞くところに寄ると既に里の畑などで【ツキノワグマ】の姿を見かけるようになったんだとか・・・なにか関連があるように思えてなりません・・・。
先日地元のガイドグループの研修会に一緒に参加しないか?と声を掛けていただき喜んで参加してきました。
歩いたコースは、(色んな意味で)とっても地域色の濃いコースで、私にとって収穫の多い山行になりました。皆さん、普段からガイドされているコースということで持っている情報も豊富で、かつそこから語られるお話しも引き出しが多くとっても楽しい研修会でした。私も一応、野鳥観察のアドバイザー役で参加したのですが・・・。周りは経験豊富なガイドさんばかり!私だけが”参加者”という感じで何とも得した気分でした!!
その時のお話しを色々と書いても良いのですが、そこは私の拙い文章よりも実際に現地で生の話を聞いた方が良いに決まっていますから、ここでは遠慮して、その時見た話題について書こうと思います。
言い忘れ(書き忘れ?)ましたが・・・この日のガイドさんの中には現役のマタギも居ました。と、書くと何かの”フリ”のようですが・・・(笑)

↑これがなんだかお分かりになりますか???
そう!!『熊棚』です。マタギがいうには・・・『この時期のブナはまだ食べられるような状態じゃないべ?』と言うことで、周囲のブナの枝を見てもまだ青々として固そうで、しかも実の数も多くはないようでした。

熊棚と下に落ちた枝を見ながらマタギが『随分と気の早い奴だな~。今年の作柄でも確かめに行ったんだべか?』と首をかしげていました。
どうみてもブナの実を食べる目的だったとは想像しがたい状態でした。マタギの言うとおり作柄を確かめに行ったのでしょうか?【ツキノワグマ】にとってブナの作柄は冬眠中の食生活にも、ひいては家族計画にも多大な影響を及ぼします。そんなブナの実の作柄が気になる【ツキノワグマ】がいても不思議ではありませんよね??
蛇足かも知れませんが・・・週末に歩いてきた秋田県南部のY岳でもブナの木に枯れ枝がまとまって引っかかっている熊棚を見ました。どうやら森吉山麓に限った話ではないようです!
さてこれは何かのサインでしょうか??聞くところに寄ると既に里の畑などで【ツキノワグマ】の姿を見かけるようになったんだとか・・・なにか関連があるように思えてなりません・・・。
2009年09月07日ヨシゴイ繁殖していた!?
秋田 足利 直哉
今日は24節季の「白露」ですね。早朝に気温が下がって草木の葉先等に白く露が付く頃との事のようですが、そう言えば最近早朝に山歩きをするとズボンの裾がびしょ濡れになりますね??暦通りということでしょうか?
さて、先日大潟の巡視中に「なんだこの鳥?」という野鳥を見かけました。東北のAR仲間には野鳥に詳しいARがいるので、普段から相談や質問をさせて貰っているのですが、今回もまた聞かなきゃいけないかな?と思いながら食い入るように双眼鏡をのぞいていました。
その時、撮影したのが↓の写真です。お分かりになりますでしょうか??

雰囲気からサギ科だとは思うのですが・・・「頼むからもう少し見やすいポーズをとってくれ!!」と祈るような気持ちで観察していると・・・

気持ちが通じたんでしょうか??「その首の縦のラインは見覚えがある!!」そして飛び去る時に見えた風切羽で確信しました。
【ヨシゴイ】の幼鳥でした。この日記でもなんどか【ヨシゴイ】を取り上げてきましたが、なかなか繁殖の証拠を観察することが出来ずにいましたが、今回この”幼鳥”を観察したことで、ここ大潟で繁殖していることが解りました(100%間違いないと確信を持つことは出来ませんが・・・)。
さて、先日大潟の巡視中に「なんだこの鳥?」という野鳥を見かけました。東北のAR仲間には野鳥に詳しいARがいるので、普段から相談や質問をさせて貰っているのですが、今回もまた聞かなきゃいけないかな?と思いながら食い入るように双眼鏡をのぞいていました。
その時、撮影したのが↓の写真です。お分かりになりますでしょうか??

雰囲気からサギ科だとは思うのですが・・・「頼むからもう少し見やすいポーズをとってくれ!!」と祈るような気持ちで観察していると・・・

気持ちが通じたんでしょうか??「その首の縦のラインは見覚えがある!!」そして飛び去る時に見えた風切羽で確信しました。
【ヨシゴイ】の幼鳥でした。この日記でもなんどか【ヨシゴイ】を取り上げてきましたが、なかなか繁殖の証拠を観察することが出来ずにいましたが、今回この”幼鳥”を観察したことで、ここ大潟で繁殖していることが解りました(100%間違いないと確信を持つことは出来ませんが・・・)。
2009年09月04日ウゴアザミにて
秋田 足利 直哉
巡視中に出会う方々と交わす言葉がちょっと前までは「こんにちは~暑いですね?」だったのが「こんにちは~良い季節になりましたね?」に変わりました。本当に山を歩くのに良い季節になりました!
東北の山々ではウゴアザミをよく見かけ、森吉でも点在しています。個人的な話で申し訳ありませんが・・このウゴアザミが登山道やその脇にあったりするとちょっと身構えてしまいます。何故かというと・・花蜜を集めるハチがブーンという羽音とを響かせていることと、足などに触れるとズボンを通してもチクッと痛いから!先日プライベートで歩いた○○山には登山道に沢山あって何度も何度もチクッとさせられました。
しかしこのウゴアザミ!昆虫の観察には向いている気がします。草丈が高く、花も大振りでしかも花びらが密だからそこに来た昆虫たちが観察しやすい!!それに気付いたので先日森吉の良く通る道の脇にあるウゴアザミにやって来る蝶を観察しました。

まずやって来たのは黒いアゲハチョウでした。カラスアゲハかな?ミヤマカラスアゲハかな?と注意して観察しますが翅に違和感があります。

ウゴアザミの花に止まったのでじっくり見ると翅が千切れてしまっていたようです。何とも痛ましい姿です・・・。
後翅の裏面に黄色い帯が確認できたので【ミヤマカラスアゲハ】だと思います。そう言えば先日も【ミヤマカラスアゲハ】を取り上げましたが後翅の尾状突起がないとかなり印象が違いますね??
野鳥でも羽がボロボロになっている個体をよく見かけます。この日も少々して広げている尾羽が丸尾に見えてしまうトビがいました。しかし彼らはそれでも元気に活動しています。ということは蝶も平気なんでしょうか?イメージからして繊細な生きものだと思っていた蝶も結構逞しい生きものなのかも知れません!

続いて、ヒョウモンチョウ(?)がやって来ました。アゲハの動きに比べ忙しなく感じられなかなか見たい部分が見えず、私には同定は出来ませんでした・・・。
この他にもシロチョウの仲間などが入れ替わり立ち替わりやって来ていました。
東北の山々ではウゴアザミをよく見かけ、森吉でも点在しています。個人的な話で申し訳ありませんが・・このウゴアザミが登山道やその脇にあったりするとちょっと身構えてしまいます。何故かというと・・花蜜を集めるハチがブーンという羽音とを響かせていることと、足などに触れるとズボンを通してもチクッと痛いから!先日プライベートで歩いた○○山には登山道に沢山あって何度も何度もチクッとさせられました。
しかしこのウゴアザミ!昆虫の観察には向いている気がします。草丈が高く、花も大振りでしかも花びらが密だからそこに来た昆虫たちが観察しやすい!!それに気付いたので先日森吉の良く通る道の脇にあるウゴアザミにやって来る蝶を観察しました。

まずやって来たのは黒いアゲハチョウでした。カラスアゲハかな?ミヤマカラスアゲハかな?と注意して観察しますが翅に違和感があります。

ウゴアザミの花に止まったのでじっくり見ると翅が千切れてしまっていたようです。何とも痛ましい姿です・・・。
後翅の裏面に黄色い帯が確認できたので【ミヤマカラスアゲハ】だと思います。そう言えば先日も【ミヤマカラスアゲハ】を取り上げましたが後翅の尾状突起がないとかなり印象が違いますね??
野鳥でも羽がボロボロになっている個体をよく見かけます。この日も少々して広げている尾羽が丸尾に見えてしまうトビがいました。しかし彼らはそれでも元気に活動しています。ということは蝶も平気なんでしょうか?イメージからして繊細な生きものだと思っていた蝶も結構逞しい生きものなのかも知れません!

続いて、ヒョウモンチョウ(?)がやって来ました。アゲハの動きに比べ忙しなく感じられなかなか見たい部分が見えず、私には同定は出来ませんでした・・・。
この他にもシロチョウの仲間などが入れ替わり立ち替わりやって来ていました。
2009年09月03日「覚えたつもり」の死角
秋田 足利 直哉
先日、西部承水路の水草が密集している箇所で、【オオバン】の観察をしていました。今年生まれた雛たちもだいぶ身体が大きくなり、そろそろ「雛」→「幼鳥」あるいは「若鳥」に改名しても良い頃でしょうか??
この場所では成鳥も若鳥も雛もみんな仲良く水草をついばんでいました。その中で雛の採餌を観察しながら野鳥の成長って早いな~と改めて感心していた時、突然【オオバン】達が飛び立ちの助走を始めました。

えっ?何があった?と思ったのですが、どうやら田んぼの”雀避けの空砲”が近くで鳴ったのに驚いたのかな?って感じでした。そんな感じなので本気の飛び立ち助走ではなかったようで、実際には浮き上がらずにまた着水したのですが・・・その時!!

真っ黒だと思っていた【オオバン】の羽に白い部分が見えます?よく見ると次列風切のようです。「えぇ?額版以外は真っ黒じゃないの?」と思い図鑑を確認するとしっかりと「次列風切には白い羽縁がある」と書かれていましたし、そんなイラストもありました。
【オオバン】は大潟ではお馴染みの野鳥ですし、ほぼ年間を通して観察できます。この日記でも繁殖の様子などをお伝えしてきました。そして識別に関しては難しくはなく、遠くにいても、チラットしか見えなくても「あっ【オオバン】いた」チェック出来るのですが、それが私にとっての死角でした。
この写真は【オオバン】の飛びたちの様子をお伝えする為に用意したのですが、こんな為体でしたので反省しながら内容も変更しました。思えば以前・・「スズメの色を塗って下さい」的な塗り絵に大苦戦した事がありました。日頃から「見る」ではなく「観る」事を心がけていたつもりでしたが、まだまだです・・・。
この場所では成鳥も若鳥も雛もみんな仲良く水草をついばんでいました。その中で雛の採餌を観察しながら野鳥の成長って早いな~と改めて感心していた時、突然【オオバン】達が飛び立ちの助走を始めました。

えっ?何があった?と思ったのですが、どうやら田んぼの”雀避けの空砲”が近くで鳴ったのに驚いたのかな?って感じでした。そんな感じなので本気の飛び立ち助走ではなかったようで、実際には浮き上がらずにまた着水したのですが・・・その時!!

真っ黒だと思っていた【オオバン】の羽に白い部分が見えます?よく見ると次列風切のようです。「えぇ?額版以外は真っ黒じゃないの?」と思い図鑑を確認するとしっかりと「次列風切には白い羽縁がある」と書かれていましたし、そんなイラストもありました。
【オオバン】は大潟ではお馴染みの野鳥ですし、ほぼ年間を通して観察できます。この日記でも繁殖の様子などをお伝えしてきました。そして識別に関しては難しくはなく、遠くにいても、チラットしか見えなくても「あっ【オオバン】いた」チェック出来るのですが、それが私にとっての死角でした。
この写真は【オオバン】の飛びたちの様子をお伝えする為に用意したのですが、こんな為体でしたので反省しながら内容も変更しました。思えば以前・・「スズメの色を塗って下さい」的な塗り絵に大苦戦した事がありました。日頃から「見る」ではなく「観る」事を心がけていたつもりでしたが、まだまだです・・・。
2009年09月02日童話的体験
秋田 足利 直哉
現在、森吉山野生鳥獣センターに地元写真クラブ『森吉フォトクラブ』が撮影した森吉山麓の写真と森吉山の写真集をだしている写真家富樫弘氏が撮影した桃洞滝渓谷の秋風景を中心とした写真を展示しています。こんな景色が見られるなら是非行ってみたい!と思わせる写真も多数ありますので是非ご覧下さい。
桃洞渓谷や赤水渓谷へ向かうブナの森で大発生していたヤブ蚊ですがだいぶ数が減ってきました。ちょっと前までは桃洞滝へ向かったのにヤブ蚊の集中攻撃にあって泣く泣く引き返してきた方もいましたので、その様子が想像できるかも知れません。地元のガイドも口を揃えて『こんな事は初めてだ・・』と言います。私も正直巡視に行くのがイヤだなと思うほどの状態でしたから・・・
これから森は徐々に色付き1年でもっともハイカーが訪れるシーズンとなりますから地元でもほっと一息といった感じです。
さて、そんな折でもひとたび渓谷に足を踏み入れるとうるさいヤブ蚊もなく、初秋の爽やかな風が吹いています。なので休憩や食事をとるのは渓谷で!ということになるのですが、そんな時、自分の座る場所の周りに野鳥たちがやってきたらどうでしょう?
ヤブ蚊に悩まされ、耳元にプーーンという羽音を聞いてはぞっとして歩いたのがウソのようです。
この日は小鳥たちの混群がやってきました。その中で一番先にやってきたのは【エナガ】でした。彼らはよく動き回るのでいざ観察するとなると目で追うのが大変ですが、おにぎりをほおばりながら【エナガ】が賑やかに動き回り、次々とやってくる小鳥たちの鳴き声に包まれたら・・・なんかもう童話の世界のようですよね?森吉ではこんな事、結構頻繁にあります!!こんな時は動きを止めて、目をつぶって、その世界に浸る。

なんてことが出来れば良いのですがアクティブレンジャーの性(さが)とでもいいましょうか??ついつい双眼鏡に手をやり、カメラを構えてしまうんです・・・。
『おっ!いたいた。このぬいぐるみのように丸くふわふわな感じは・・・』

『【エナガ】だぁ~。ホントぬいぐるみみたいだよな?この可愛らしさは反則だな!』・・・・というのは私の心の中のつぶやき!(こんな事は実際に口に出して入ってません!念のため!!)
こんな時には、「いつか仕事を離れた時(出来れば平日に休みを取って)に、○○と一緒に来たいなぁ~」と思ってしまいます。その時はじっとして目をつぶって小鳥たちの鳴き声に包まれてみたい。と思うのですが果たしてこんな私に出来ますでしょうか(苦笑)??
桃洞渓谷や赤水渓谷へ向かうブナの森で大発生していたヤブ蚊ですがだいぶ数が減ってきました。ちょっと前までは桃洞滝へ向かったのにヤブ蚊の集中攻撃にあって泣く泣く引き返してきた方もいましたので、その様子が想像できるかも知れません。地元のガイドも口を揃えて『こんな事は初めてだ・・』と言います。私も正直巡視に行くのがイヤだなと思うほどの状態でしたから・・・
これから森は徐々に色付き1年でもっともハイカーが訪れるシーズンとなりますから地元でもほっと一息といった感じです。
さて、そんな折でもひとたび渓谷に足を踏み入れるとうるさいヤブ蚊もなく、初秋の爽やかな風が吹いています。なので休憩や食事をとるのは渓谷で!ということになるのですが、そんな時、自分の座る場所の周りに野鳥たちがやってきたらどうでしょう?
ヤブ蚊に悩まされ、耳元にプーーンという羽音を聞いてはぞっとして歩いたのがウソのようです。
この日は小鳥たちの混群がやってきました。その中で一番先にやってきたのは【エナガ】でした。彼らはよく動き回るのでいざ観察するとなると目で追うのが大変ですが、おにぎりをほおばりながら【エナガ】が賑やかに動き回り、次々とやってくる小鳥たちの鳴き声に包まれたら・・・なんかもう童話の世界のようですよね?森吉ではこんな事、結構頻繁にあります!!こんな時は動きを止めて、目をつぶって、その世界に浸る。

なんてことが出来れば良いのですがアクティブレンジャーの性(さが)とでもいいましょうか??ついつい双眼鏡に手をやり、カメラを構えてしまうんです・・・。
『おっ!いたいた。このぬいぐるみのように丸くふわふわな感じは・・・』

『【エナガ】だぁ~。ホントぬいぐるみみたいだよな?この可愛らしさは反則だな!』・・・・というのは私の心の中のつぶやき!(こんな事は実際に口に出して入ってません!念のため!!)
こんな時には、「いつか仕事を離れた時(出来れば平日に休みを取って)に、○○と一緒に来たいなぁ~」と思ってしまいます。その時はじっとして目をつぶって小鳥たちの鳴き声に包まれてみたい。と思うのですが果たしてこんな私に出来ますでしょうか(苦笑)??
2009年09月01日楽園にて
秋田 足利 直哉
今日から9月です。9月の別称は「長月」ですが、それに時節の事柄をからめて日が短くなり夜の時間が長くなるから「夜長月」、また田んぼの稲穂が成長して長くなることから「穂長月」ともいわれます。今日見た田んぼの稲穂は黄色く色付きはじめ確かに穂が長くなっていました。
さて、先日のこと。大潟草原の巡視中に【ホンドキツネ】に会いました。昨年になりますか・・・この日記で【ホンドキツネ】の話題を取り上げました。その時にも触れましたが、大潟村は今から45年前に干拓によって生まれた新しい大地です。そこは周囲を旧八郎潟にぐるっと囲まれている為、大地を踏みしめるには橋を渡る必要があります(まぁ泳いでも渡れないことはありませんけど・・)。
その事が野鳥たちの立場で見れば、本来は天敵となるであろう哺乳類が少ないことで安心して暮らせる一因になっていると考えられています。しかし実際にはどうかというと・・・以外にも村内で哺乳類を目撃する機会は多いです。最近は特にニホンイタチを多く見かけます。住民の方は「最近タヌキが多いな?」と言う方も居ました。或いは「うちの田んぼのそばにアナグマが居るみたいだ」という話も聞きます。
きっと初めは、生息していなかった哺乳類がどうにかして(橋を渡って?)村内に入り込んでその後定着していったのでないか?と思われます。45年の歳月は村内の動物相も変化させているようです。

ところでこの【ホンドキツネ】ですが・・・なんだか以前に取り上げた個体に比べて顔つきが幼いように感じたのは気のせいでしょうか??

アップにしてみました。なんだかとっても可愛らしい顔をしていませんか??私以外の方が見たら『わぁ~可愛い~』と大喜びするかも知れません(笑)
以前にご紹介したキツネと今回ご紹介したキツネが同一個体なのか?どんな関係なのか?知るよしもありませんが、恐らく村内で代を重ねて暮らしている哺乳類も数多くいるのでしょうね?
彼らの目線に立ってみれば、広い干拓地の中は水路・水田・畑・林・ヨシ原など変化に富んだ多様な環境があり、餌になる動物や野鳥や魚なども豊富でしょうから生活しやすい環境でしょうね?
『野鳥の楽園』といわれる大潟村ですが、『哺乳類の楽園』でもあるのかも知れません。さらには『淡水魚の楽園』でもあり、ひいては『自然を愛する者の楽園』でもあるでしょう!!この【ホンドキツネ】との出会いで、改めて自分の担当するフィールドが素晴らしいところなんだと考えさせられました。
以上:堤防を自転車で走っていて急に飛び出したキツネを避けようとして自転車ごと堤防の土手を転がり落ちて大怪我した経験を持つ秋田のアクティブレンジャー足利がお伝えしました。
さて、先日のこと。大潟草原の巡視中に【ホンドキツネ】に会いました。昨年になりますか・・・この日記で【ホンドキツネ】の話題を取り上げました。その時にも触れましたが、大潟村は今から45年前に干拓によって生まれた新しい大地です。そこは周囲を旧八郎潟にぐるっと囲まれている為、大地を踏みしめるには橋を渡る必要があります(まぁ泳いでも渡れないことはありませんけど・・)。
その事が野鳥たちの立場で見れば、本来は天敵となるであろう哺乳類が少ないことで安心して暮らせる一因になっていると考えられています。しかし実際にはどうかというと・・・以外にも村内で哺乳類を目撃する機会は多いです。最近は特にニホンイタチを多く見かけます。住民の方は「最近タヌキが多いな?」と言う方も居ました。或いは「うちの田んぼのそばにアナグマが居るみたいだ」という話も聞きます。
きっと初めは、生息していなかった哺乳類がどうにかして(橋を渡って?)村内に入り込んでその後定着していったのでないか?と思われます。45年の歳月は村内の動物相も変化させているようです。

ところでこの【ホンドキツネ】ですが・・・なんだか以前に取り上げた個体に比べて顔つきが幼いように感じたのは気のせいでしょうか??

アップにしてみました。なんだかとっても可愛らしい顔をしていませんか??私以外の方が見たら『わぁ~可愛い~』と大喜びするかも知れません(笑)
以前にご紹介したキツネと今回ご紹介したキツネが同一個体なのか?どんな関係なのか?知るよしもありませんが、恐らく村内で代を重ねて暮らしている哺乳類も数多くいるのでしょうね?
彼らの目線に立ってみれば、広い干拓地の中は水路・水田・畑・林・ヨシ原など変化に富んだ多様な環境があり、餌になる動物や野鳥や魚なども豊富でしょうから生活しやすい環境でしょうね?
『野鳥の楽園』といわれる大潟村ですが、『哺乳類の楽園』でもあるのかも知れません。さらには『淡水魚の楽園』でもあり、ひいては『自然を愛する者の楽園』でもあるでしょう!!この【ホンドキツネ】との出会いで、改めて自分の担当するフィールドが素晴らしいところなんだと考えさせられました。
以上:堤防を自転車で走っていて急に飛び出したキツネを避けようとして自転車ごと堤防の土手を転がり落ちて大怪我した経験を持つ秋田のアクティブレンジャー足利がお伝えしました。
2009年08月31日季節の変わり目
秋田 足利 直哉
先日、大潟草原鳥獣保護区にテレビ番組の取材が入りました。番組は日テレの「オススメ」という関東ローカルの番組だそうで、その中で大潟の豊かな自然を紹介するVTR(?)の取材でした。詳しい内容は書けませんが、放送は9月5日(土)だそうです。と言っても関東ローカル番組なので残念ながら秋田では見られませんけど・・・

管理棟での取材の様子
この頃、一日の気温の差が大きくなってきました。ニュースでは台風11号の情報も伝えられています。この他にも「秋」を感じさせるサインが多くなってきました。
今日はその中から大潟の野鳥について取り上げてみようかと思います。

先ずは「秋」の渡りの話題。
承水路脇の休耕田には多くのシギ達がやって来ています。この日は【オグロシギ】がいました。ただでさえ識別が難しいシギ達なのに、「秋」の渡りは春の渡りと違って、羽が夏と冬の中間状態であったり、幼鳥が多かったりと更に識別のハードルが上がります。
その中にあって【オグロシギ】は身体も大きめで、羽色も特徴的だったりするので比較的悩まずに『今日は【オグロシギ】がいるな!』と思えるので好きです(笑)!
この他にも多くに野鳥たちが南を目指して移動を始めています。思えば今日で8月も終わりですが、8月は別名「葉月」とも言いますがその他に「雁来月」や「燕去月」などとも言われています。昔からこの時期には野鳥の「渡り」が観察されていたんですね?
さて、ではこれまでも大潟で観察されていた野鳥たちはどうか?というと・・・

【カワラヒワ】が群れで行動を始めました。これからもっともっと大きな群れになっていくと思います。
しかし・・・ずっとここにいた、或いはここで生まれた【カワラヒワ】が集まってきているのでしょうか??留鳥などと呼ばれる野鳥は「渡り」をしないとされていますが、実際には少なくとも移動はしているだろうと思われます。
山の鳥獣保護区と平地の鳥獣保護区を見ているとその事を感じることがあります。山で「あれ?○○最近になくなったな~」と思えば、平地で「○○が増えてきた気がする」と思うことがあります。この【カワラヒワ】もそんな野鳥の一つ。
明日から9月ですが、野鳥たちの世界では一足先に「秋」が到来していたようです。

管理棟での取材の様子
この頃、一日の気温の差が大きくなってきました。ニュースでは台風11号の情報も伝えられています。この他にも「秋」を感じさせるサインが多くなってきました。
今日はその中から大潟の野鳥について取り上げてみようかと思います。

先ずは「秋」の渡りの話題。
承水路脇の休耕田には多くのシギ達がやって来ています。この日は【オグロシギ】がいました。ただでさえ識別が難しいシギ達なのに、「秋」の渡りは春の渡りと違って、羽が夏と冬の中間状態であったり、幼鳥が多かったりと更に識別のハードルが上がります。
その中にあって【オグロシギ】は身体も大きめで、羽色も特徴的だったりするので比較的悩まずに『今日は【オグロシギ】がいるな!』と思えるので好きです(笑)!
この他にも多くに野鳥たちが南を目指して移動を始めています。思えば今日で8月も終わりですが、8月は別名「葉月」とも言いますがその他に「雁来月」や「燕去月」などとも言われています。昔からこの時期には野鳥の「渡り」が観察されていたんですね?
さて、ではこれまでも大潟で観察されていた野鳥たちはどうか?というと・・・

【カワラヒワ】が群れで行動を始めました。これからもっともっと大きな群れになっていくと思います。
しかし・・・ずっとここにいた、或いはここで生まれた【カワラヒワ】が集まってきているのでしょうか??留鳥などと呼ばれる野鳥は「渡り」をしないとされていますが、実際には少なくとも移動はしているだろうと思われます。
山の鳥獣保護区と平地の鳥獣保護区を見ているとその事を感じることがあります。山で「あれ?○○最近になくなったな~」と思えば、平地で「○○が増えてきた気がする」と思うことがあります。この【カワラヒワ】もそんな野鳥の一つ。
明日から9月ですが、野鳥たちの世界では一足先に「秋」が到来していたようです。
2009年08月27日アゲハ
秋田 足利 直哉
巡視の際に使っているザックに薄手の防寒衣を追加しました。これまでは何かあったらカッパで代用しようと思っていましたが、これからはキチンとした備えが重要です。(←そもそもカッパで代用というのがイカンのですが・・・)
さて先日、森吉の巡視中ヤブ蚊に悩まされながら歩いていた私は、渓谷上は安全地帯だと気付き、そこで小休止をとっていました。するとそこにヒラヒラと舞いながら1羽のアゲハチョウがやって来ました。
「立ち止まるとヤブ蚊の餌食」が相場なので、休まず歩き続けていたのでバテ気味だった私の上を本当に優雅に舞う黒いアゲハチョウに目を奪われ、疲れを忘れるほどでした。

【ミヤマカラスアゲハ】でしょうか?螺鈿のような輝きと鮮やかな青が印象的でした。是非その羽をじっくり見たいと思うのですが・・なかなか止まってはくれません。

ようやくワンチャンス到来!しかし・・・笹の葉が邪魔・・・
でもこの出会いで元気回復!!この先はヤブ蚊対策もして早足で歩いて無事任務終了!運良く刺された箇所は無し!!なんだか小さな幸運を手にした気分でした。
これをキッカケに巡視の際、蝶にも目を向けるようになるとこれまで気付きませんでしたがかなり色んな種類の蝶がいました。そのご報告はいずれまたの機会で・・・
以上:新潟県のとある名山の山頂でアゲハチョウに腕を吸われ、チクッとした感触が思い出に残っている秋田のアクティブレンジャー足利がお伝えしました。
さて先日、森吉の巡視中ヤブ蚊に悩まされながら歩いていた私は、渓谷上は安全地帯だと気付き、そこで小休止をとっていました。するとそこにヒラヒラと舞いながら1羽のアゲハチョウがやって来ました。
「立ち止まるとヤブ蚊の餌食」が相場なので、休まず歩き続けていたのでバテ気味だった私の上を本当に優雅に舞う黒いアゲハチョウに目を奪われ、疲れを忘れるほどでした。

【ミヤマカラスアゲハ】でしょうか?螺鈿のような輝きと鮮やかな青が印象的でした。是非その羽をじっくり見たいと思うのですが・・なかなか止まってはくれません。

ようやくワンチャンス到来!しかし・・・笹の葉が邪魔・・・
でもこの出会いで元気回復!!この先はヤブ蚊対策もして早足で歩いて無事任務終了!運良く刺された箇所は無し!!なんだか小さな幸運を手にした気分でした。
これをキッカケに巡視の際、蝶にも目を向けるようになるとこれまで気付きませんでしたがかなり色んな種類の蝶がいました。そのご報告はいずれまたの機会で・・・
以上:新潟県のとある名山の山頂でアゲハチョウに腕を吸われ、チクッとした感触が思い出に残っている秋田のアクティブレンジャー足利がお伝えしました。
2009年08月26日イワナの作戦
秋田 足利 直哉
今、森吉山麓はヤブ蚊が大発生していてハイカー達を悩ませています。勿論我々も困っているのですが、こればっかりはいかんともしがたいので・・・しかし徐々に沈静化してきていますので、あとしばらくの辛抱だと思います。
じゃあヤブ蚊が大発生して喜んでいる生きものはいないのか?と考えて今日の日記のネタとしました。
森吉山麓はハイカーのみならず渓流釣り愛好者にも人気の高いスポットです。春先などはハイカーよりも釣り師の方が多い日があるほどで、その型もなかなか良好なのだとか・・・
しかし、人気の桃洞滝コースや赤水渓谷といったハイカーが多くはいる沢は『禁漁区』となっていてそこに棲む魚も自然観察の対象となっています。今日はその中からもっとも目にする機会の多い【イワナ】を取り上げます。

渓谷沿いの道を歩いていると川底で遊ぶ魚たちの姿が目に付きます。きっと釣り師にとっては目の毒のような光景なのでしょうね~?
そこで【イワナ】を観察していると面白いことに気付きます。普段は上の写真のように砂の上でのんびりしているように見えたり、人影に驚き倒木や枝の下にもの凄いスピードで泳いでいく姿を観察するのですが、時々このようなシーン↓を見ることが出来ます。

川底が狭くなって流れが集まるところに身体の大きな【イワナ】が一点に居座っていることがあります。野鳥で言えばホバリングしているようなものでしょうが、その姿は堂々としています。
さぁ【イワナ】は何をしているのでしょうか??
実はこれ川を流れてくる餌を待ちかまえているのだそうです!水の中に棲む生きものだから餌になる物も水の中にいるものと思いきや・・実は彼らにとってのご馳走は水には棲んでいない生きものなのだとか・・・
以前この日記でもチラッと「【イワナ】のお腹の中にエゾハルゼミがいた・・」という話を書きましたが、この一例のように通常陸上などで生活している昆虫などが息絶えて、それが川の中に落ちたら・・・それがご馳走なんだそうです(このような研究データもあり各書籍などで紹介されています)。
つまり、2枚目の写真は、滅多に食べることの出来ないご馳走を体格の良い【イワナ】が待ちかまえているシーンなのです。この特等席を独占して堂々と過ごしている【イワナ】はどんな存在なんでしょうかね?
じゃあヤブ蚊が大発生して喜んでいる生きものはいないのか?と考えて今日の日記のネタとしました。
森吉山麓はハイカーのみならず渓流釣り愛好者にも人気の高いスポットです。春先などはハイカーよりも釣り師の方が多い日があるほどで、その型もなかなか良好なのだとか・・・
しかし、人気の桃洞滝コースや赤水渓谷といったハイカーが多くはいる沢は『禁漁区』となっていてそこに棲む魚も自然観察の対象となっています。今日はその中からもっとも目にする機会の多い【イワナ】を取り上げます。

渓谷沿いの道を歩いていると川底で遊ぶ魚たちの姿が目に付きます。きっと釣り師にとっては目の毒のような光景なのでしょうね~?
そこで【イワナ】を観察していると面白いことに気付きます。普段は上の写真のように砂の上でのんびりしているように見えたり、人影に驚き倒木や枝の下にもの凄いスピードで泳いでいく姿を観察するのですが、時々このようなシーン↓を見ることが出来ます。

川底が狭くなって流れが集まるところに身体の大きな【イワナ】が一点に居座っていることがあります。野鳥で言えばホバリングしているようなものでしょうが、その姿は堂々としています。
さぁ【イワナ】は何をしているのでしょうか??
実はこれ川を流れてくる餌を待ちかまえているのだそうです!水の中に棲む生きものだから餌になる物も水の中にいるものと思いきや・・実は彼らにとってのご馳走は水には棲んでいない生きものなのだとか・・・
以前この日記でもチラッと「【イワナ】のお腹の中にエゾハルゼミがいた・・」という話を書きましたが、この一例のように通常陸上などで生活している昆虫などが息絶えて、それが川の中に落ちたら・・・それがご馳走なんだそうです(このような研究データもあり各書籍などで紹介されています)。
つまり、2枚目の写真は、滅多に食べることの出来ないご馳走を体格の良い【イワナ】が待ちかまえているシーンなのです。この特等席を独占して堂々と過ごしている【イワナ】はどんな存在なんでしょうかね?


さて昨日に引き続いて、同じ日に観察した【ツキノワグマ】の残した痕跡の話です。
私がお邪魔させていただいた研修会を実施したのは森吉山麓の阿仁地区を主な拠点として活動されているガイドグループ『ふるさと阿仁観光案内人の会』の皆さん。会のメンバーには「子どもの頃、親に連れられて歩いて以来ずっとこの山を関わって生きてきた」という方々も多く、その精通ぶりには本当に頭が下がります。
昨日ご紹介したマタギも『この人達はマタギよりもこの山に詳しい人だから』と舌を巻くこともしばしば・・・
さて、その山行からもう一つ、お話しをさせていただきます。今日は【ツキノワグマ】の歩いたトレイルの話。ちなみにトレイルとは原野や山地に付けられた踏み跡のことを言いますが、その熊版とでもいいましょうか??↓をご覧下さい。湿地のミズバショウ群落の中に一筋の道が見えます。これが【ツキノワグマ】の歩いた跡なんだそうです。
勿論、カモシカなど他の動物が歩いてもトレイルは残るのですが、その痕跡を見るとニホンカモシカのものか?ツキノワグマのものか?一目瞭然なんだそうです!!(詳しくは実際にガイドと一緒に歩くことをオススメします)
このトレイルを見て『ここは何回も何回も歩いているみたいだな?』とのこと・・・確かにしっかりした踏み跡になっていますが・・・
すると今度は『ここは熊が休憩した場所だな!』という箇所を見つけました。↓の写真がそうですが、お分かりになりますでしょうか??
一筋の道の先にやや開けたような場所があります。
近づいてみました。この広くなっている場所で【ツキノワグマ】が身体を横たえて休憩していたのだそうです。
渓谷の中の日当たりの良い場所で、草や葉っぱのベッドに横たわる【ツキノワグマ】が想像できました。しかも、黒々とした体毛も落ちていました。気持ちいいのかな?と興味をそそられましたが、そこはちょっとシメっぽかったので実際に横たわるのは止めました・・・(苦笑)
もし私が一人で歩いていたら、恐らく気にもとめずに通り過ぎたか?あるいは気付いても「誰かが歩いたのかな?」くらいでまさか【ツキノワグマ】のトレイルだとは思わないでしょう。ましてやニホンカモシカとは違う【ツキノワグマ】の物だとは・・・
しかもその解説を私に詳しく、丁寧に、面白くして下さいました。お陰様で本当に収穫の多い山行でした。感謝感謝です!!そして”次の機会”を虎視眈々と・・・