秋田
1036件の記事があります。
2010年09月03日観賞用キノコという存在~ヒメベニテングタケ~
秋田 足利 直哉
9月になっても暑い日が続いていましたが、今日は雨が降っている秋田市内です。この時期になると『山を歩いても花はないし、暑いしでいつもより疲れる気がするんだよね・・』という声を聞きます。確かに暑いですよね。確かに咲いている花はある先に比べて少ないですよね。でもそれを補うように、様々な実が色づき始めましたし、何よりキノコが登山道に彩りを添えています。
今日はそんなキノコの中から充分に観賞用として楽しむことが出来る(私の主観ですけど・・)キノコをご紹介します。
先日、巡視中に見つけたキノコの幼菌です。とある図鑑では『妖精のようなキノコ』と表現されていた程、可愛らしい!!

【ヒメベニテングタケ】の幼菌です。特にこれくらいの時期の姿が可愛らしく、一部では人気が高いようです。勿論、観賞用として・・・

こちらは同じ種類の成菌です。傘が開いてしまうと可愛らしさが薄れてしまうようですね・・・(もちろんこれも私の主観ですけど・・・)。

やや下からも撮影してみました。色白の傘に日差しが溶け込んでいました。
こちらの【ヒメベニテングタケ】ですが、東北ではブナ林などの林床でごく普通に見られるキノコで森吉でも度々見かけます。
そして図鑑に寄れば『食毒不明』とのこと。つまり食べられるのか?どうか解らないって事ですから(現在のところ)「食用」とは考えられませんね?でも幼菌が『妖精のよう・・』と表現される美しいキノコですから「観賞用」ということになりそうですね?
暑い日が続いて、山から足が遠のいている皆さん。そろそろ山に吹く風は涼しさを感じられるようになってきましたよ。木の実や草の実、そしてキノコを眺めながら、終わりゆく夏を惜しみつつ、小さい秋を探しに出かけてみてはいかがですか??
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで45日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
今日はそんなキノコの中から充分に観賞用として楽しむことが出来る(私の主観ですけど・・)キノコをご紹介します。
先日、巡視中に見つけたキノコの幼菌です。とある図鑑では『妖精のようなキノコ』と表現されていた程、可愛らしい!!

【ヒメベニテングタケ】の幼菌です。特にこれくらいの時期の姿が可愛らしく、一部では人気が高いようです。勿論、観賞用として・・・

こちらは同じ種類の成菌です。傘が開いてしまうと可愛らしさが薄れてしまうようですね・・・(もちろんこれも私の主観ですけど・・・)。

やや下からも撮影してみました。色白の傘に日差しが溶け込んでいました。
こちらの【ヒメベニテングタケ】ですが、東北ではブナ林などの林床でごく普通に見られるキノコで森吉でも度々見かけます。
そして図鑑に寄れば『食毒不明』とのこと。つまり食べられるのか?どうか解らないって事ですから(現在のところ)「食用」とは考えられませんね?でも幼菌が『妖精のよう・・』と表現される美しいキノコですから「観賞用」ということになりそうですね?
暑い日が続いて、山から足が遠のいている皆さん。そろそろ山に吹く風は涼しさを感じられるようになってきましたよ。木の実や草の実、そしてキノコを眺めながら、終わりゆく夏を惜しみつつ、小さい秋を探しに出かけてみてはいかがですか??
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2010年09月01日オニクワガタみっけ^^
秋田 足利 直哉
少し前のこと・・友人がブログで登山道で見つけたノコギリクワガタのメス♀を取り上げていて、その感想として『この年になってもカブトムシやクワガタを見つけるとテンションが上がる。オス♂なら更に上がる』と書いてありました。「この年」がいくつなのかは申しませんが・・・私も全くの同感です^^!
今日は、巡視中にも関わらずテンションが上がりました!!私が見つけたのは体長2cm程の小さなクワガタでした。パッと見は種類は解りませんがクワガタのメス♀かな?と思いましたが、よく見るとそれはそれは立派な大顎を持っていましたので直ぐにオス♂のクワガタであると解りました。
2cm程の小さなクワガタを見つけてテンションが上がり、それがオス♂であることが解って更にテンションが上がりました。本当、いくつになってもお気に入りの昆虫を見つけた時というのは気持ちが高揚します!!
興奮気味で、話を先走ってしまいました・・・。
下の写真が、最初見つけた時、直ぐに撮影したものです。よくもこんな小さなクワガタを見つけられたものだと自分でも思いますが、登山道の真ん中を悠然と歩いていてくれたのが幸いでした。

皆さんの第一印象はいかがですか?クワガタと言うことは直ぐに解りますよね?でもクワガタの特長である大顎を見るとそれほど大きなものではないようなのでメス♀のように見えませんか?(私だけ??)

ちょっと斜め方向から撮ってみました。すると上から見た時には気がつかなかった特徴的な大顎が見えてきました。
小さいと思っていた大顎でしたが、よく見ると上に向かって鋭く伸び上がるような形状をしていて先端もなかなか厳つい形になっています。
このような特徴を持つのは【オニクワガタ】のオス♂の大型個体です。その他にも翅の部分に明瞭な筋が無いことも本種の特長のようです。
身体は小さいけれど大顎が厳つくて、名前もその特長を美味く言い当てていると思う【オニクワガタ】を見つけた事が私の今年の夏の最後の思い出になりました。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで47日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
今日は、巡視中にも関わらずテンションが上がりました!!私が見つけたのは体長2cm程の小さなクワガタでした。パッと見は種類は解りませんがクワガタのメス♀かな?と思いましたが、よく見るとそれはそれは立派な大顎を持っていましたので直ぐにオス♂のクワガタであると解りました。
2cm程の小さなクワガタを見つけてテンションが上がり、それがオス♂であることが解って更にテンションが上がりました。本当、いくつになってもお気に入りの昆虫を見つけた時というのは気持ちが高揚します!!
興奮気味で、話を先走ってしまいました・・・。
下の写真が、最初見つけた時、直ぐに撮影したものです。よくもこんな小さなクワガタを見つけられたものだと自分でも思いますが、登山道の真ん中を悠然と歩いていてくれたのが幸いでした。

皆さんの第一印象はいかがですか?クワガタと言うことは直ぐに解りますよね?でもクワガタの特長である大顎を見るとそれほど大きなものではないようなのでメス♀のように見えませんか?(私だけ??)

ちょっと斜め方向から撮ってみました。すると上から見た時には気がつかなかった特徴的な大顎が見えてきました。
小さいと思っていた大顎でしたが、よく見ると上に向かって鋭く伸び上がるような形状をしていて先端もなかなか厳つい形になっています。
このような特徴を持つのは【オニクワガタ】のオス♂の大型個体です。その他にも翅の部分に明瞭な筋が無いことも本種の特長のようです。
身体は小さいけれど大顎が厳つくて、名前もその特長を美味く言い当てていると思う【オニクワガタ】を見つけた事が私の今年の夏の最後の思い出になりました。
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2010年08月31日ホオジロのペア?
秋田 足利 直哉
今朝の天気予報で・・・『東北地方の日本海側では時折激しい雷雨が降ることがあるでしょう』と警戒を呼びかけていましたが、今日の秋田県内はまさにその通りの空模様。随分と近くで雷鳴を聞いてしましましたし、激しい雨にも見舞われました。
そうなると・・・野鳥達も激しい雨に打たれることになります。こんな日は観察するのが難しいかな?と思っていましたが時折止み間がありました。下の写真はその時の一コマ。

森吉山麓のキャンプ場の植え込みの下で【ホオジロ】のオス♂が雨宿りをしていました。雨にもだいぶ濡れたようで・・・羽繕いをしたり・・・羽を伸ばしたり・・・。
そうこうしているうちに、もう一羽の【ホオジロ】がやって来ました。どうやらメス♀のようです。この時期の【ホオジロ】達は既に繁殖を終え、雛達は巣立ち、独り立ちをしているようです。チラホラと親鳥とはちょっと違う羽の【ホオジロ】幼鳥を目にしますから・・・

そんな時期ですから、オス♂とメス♀の【ホオジロ】が同じような行動をしているのが、気に掛かりました。野鳥の中には繁殖が終わると雌雄別々に行動するものがあったり、オス♂がほとんど育雛に参加しないものがあったり、生涯にわたって番を解消しないものがあったりと夫婦関係は様々ですが・・・【ホオジロ】はどうなんでしょうか?
そもそもこの2羽が番であるかどうかも定かではありませんが、私には繁殖を終えた夫婦が子供達が巣立った後、夫婦水入らずで過ごしているかのように見え、時折激しい雨が降る中にあってほんわかとした空気を感じられた一幕でした。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで48日前】
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そうなると・・・野鳥達も激しい雨に打たれることになります。こんな日は観察するのが難しいかな?と思っていましたが時折止み間がありました。下の写真はその時の一コマ。

森吉山麓のキャンプ場の植え込みの下で【ホオジロ】のオス♂が雨宿りをしていました。雨にもだいぶ濡れたようで・・・羽繕いをしたり・・・羽を伸ばしたり・・・。
そうこうしているうちに、もう一羽の【ホオジロ】がやって来ました。どうやらメス♀のようです。この時期の【ホオジロ】達は既に繁殖を終え、雛達は巣立ち、独り立ちをしているようです。チラホラと親鳥とはちょっと違う羽の【ホオジロ】幼鳥を目にしますから・・・

そんな時期ですから、オス♂とメス♀の【ホオジロ】が同じような行動をしているのが、気に掛かりました。野鳥の中には繁殖が終わると雌雄別々に行動するものがあったり、オス♂がほとんど育雛に参加しないものがあったり、生涯にわたって番を解消しないものがあったりと夫婦関係は様々ですが・・・【ホオジロ】はどうなんでしょうか?
そもそもこの2羽が番であるかどうかも定かではありませんが、私には繁殖を終えた夫婦が子供達が巣立った後、夫婦水入らずで過ごしているかのように見え、時折激しい雨が降る中にあってほんわかとした空気を感じられた一幕でした。
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2010年08月30日トンボの触角
秋田 足利 直哉
久しぶりの投稿に感じます。
いよいよ8月も残すところ今日を入れて2日です。今週の予定の話をしていると9月の声を聞くことになります。いよいよ秋の気配を色濃く感じる季節がやってきますが、今日の秋田県内は夏の暑さが広がっています。
さて、最近この日記で何度かトンボを取り上げてきました。身近な昆虫ですから出会いの機会も多くそれ故、日記にも度々登場するのですが・・・先日これまで以上にアップで撮影できたトンボの写真を見ていて「当たり前のこと」に気がつきました。
当たり前のことと言うのは・・・
トンボは昆虫ですから「触角」があって当然というか、必ずあるわけです。当たり前ですよね?でも何処にあるか知ってますか?私は・・・幼少の頃から何度もトンボのイラストを描いてきているはずですが、これまで一度も「トンボの触角」を書いたことが無かったのでは?と愕然としました。恥ずかしながら・・・。つまりこれまで感覚的にトンボにも触角があることは知っていながら、実際に意識してみたこともなくその存在を確かめたことも無かったのです・・・。
ここで話を先日撮影した写真に戻します。下の写真は森吉の赤水渓谷で撮影した【ミヤマカワトンボ】のメス♀です。この個体は私の撮影に付き合ってモデルをつとめてくれました。その時カメラを顔の真ん前まで近づけて撮影した写真がこれ↓です。

『触角』が解りますよね?念のため赤い矢印を付けておきました。
こうなると他の種類のトンボも気になりませんか?私はもの凄く気になってしまってこれまでに撮ったトンボの写真を見直してみました。すると・・・

こちらは、現在森吉の至るところで見られる【アキアカネ】です。こちらにもちゃんと『触角』が写っていました。ちょっと解りにくいかも知れないのでこちらにも赤い矢印を付けておきました。
トンボの観察というとその「眼」「翅」には自ずと着目してしまいますし、昆虫の中でも特殊な形態で行う「交尾」も見かけるとじっくり見てしまいますが、こういった当たり前の形態にはあまり着目しないで見過ごしてしまうようです(私だけかも知れませんけど・・・)。
環境省のHPなど様々なことろ、機会にPRしているのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今年は生物多様性年。10月には名古屋市でCOP10が開催されるなど、地球に住む様々な生きものたちに眼を向けようとしていますがなかなか・・・。
先ずは身近な生きものたちをじっくり観察して、興味を持つことが初めの一歩になるのかな?と思います。今日はトンボを取り上げましたが、その他の生きものでも勿論良いと思います。もっともっと深く解り合うことで見えてくる道筋もあるのかも知れませんね。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで49日前】
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いよいよ8月も残すところ今日を入れて2日です。今週の予定の話をしていると9月の声を聞くことになります。いよいよ秋の気配を色濃く感じる季節がやってきますが、今日の秋田県内は夏の暑さが広がっています。
さて、最近この日記で何度かトンボを取り上げてきました。身近な昆虫ですから出会いの機会も多くそれ故、日記にも度々登場するのですが・・・先日これまで以上にアップで撮影できたトンボの写真を見ていて「当たり前のこと」に気がつきました。
当たり前のことと言うのは・・・
トンボは昆虫ですから「触角」があって当然というか、必ずあるわけです。当たり前ですよね?でも何処にあるか知ってますか?私は・・・幼少の頃から何度もトンボのイラストを描いてきているはずですが、これまで一度も「トンボの触角」を書いたことが無かったのでは?と愕然としました。恥ずかしながら・・・。つまりこれまで感覚的にトンボにも触角があることは知っていながら、実際に意識してみたこともなくその存在を確かめたことも無かったのです・・・。
ここで話を先日撮影した写真に戻します。下の写真は森吉の赤水渓谷で撮影した【ミヤマカワトンボ】のメス♀です。この個体は私の撮影に付き合ってモデルをつとめてくれました。その時カメラを顔の真ん前まで近づけて撮影した写真がこれ↓です。

『触角』が解りますよね?念のため赤い矢印を付けておきました。
こうなると他の種類のトンボも気になりませんか?私はもの凄く気になってしまってこれまでに撮ったトンボの写真を見直してみました。すると・・・

こちらは、現在森吉の至るところで見られる【アキアカネ】です。こちらにもちゃんと『触角』が写っていました。ちょっと解りにくいかも知れないのでこちらにも赤い矢印を付けておきました。
トンボの観察というとその「眼」「翅」には自ずと着目してしまいますし、昆虫の中でも特殊な形態で行う「交尾」も見かけるとじっくり見てしまいますが、こういった当たり前の形態にはあまり着目しないで見過ごしてしまうようです(私だけかも知れませんけど・・・)。
環境省のHPなど様々なことろ、機会にPRしているのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今年は生物多様性年。10月には名古屋市でCOP10が開催されるなど、地球に住む様々な生きものたちに眼を向けようとしていますがなかなか・・・。
先ずは身近な生きものたちをじっくり観察して、興味を持つことが初めの一歩になるのかな?と思います。今日はトンボを取り上げましたが、その他の生きものでも勿論良いと思います。もっともっと深く解り合うことで見えてくる道筋もあるのかも知れませんね。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで49日前】
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2010年08月24日【実施報告】 自然観察会 『赤水渓谷散策』
秋田 足利 直哉
このところ随分と日が短くなったと実感する毎日です。これまでは7時を過ぎてもまだまだ明るかったのに今日は日の入りが6時半を切ったようです。徐々に夜が長くなりますね~。すると今度は月や星を見る楽しみが増えるからそれもまたよし!ですね。ちなみに明日は満月らしいですよ!
日曜日、森吉で自然観察会を実施しました。今月は森吉山麓でも屈指の人気コースである「赤水渓谷」を歩いてきました。
タイトルが『赤水渓谷散策』となっていますがお気軽な散策とは一線を画す、ナメ沢を歩きながらの散策です。なので装備もそれなりに調えての観察会となりました。
赤水渓谷は私自身も好きなコースです。今回もまた講師役を仰せつかったのですが、案の定(?)私自身が一番楽しんで過ごしてきました。

先ずはブナ林の中を歩きながら観察をします。此処(上の写真)では先日もこの日記でお伝えしたクロサンショウウオの幼生を観察しています。
此処(下の写真)は赤水渓谷の入渓地点です。最も心躍るポイントと言っても過言ではありません。とは言え・・・普通の登山道と違った注意点なども多く浮かれてばかりもいられませんので皆さん慎重に歩を進めていました。

赤水渓谷にはたくさんの甌穴があります。大小様々、形も色々、場所も思いも寄らないところにあったり、しかもそれが見えにくかったり・・・とにかくみんなで注意して助け合って通過しなくてはなりませんから参加者同士の絆も自然と深まっていくのです。
ナメ沢をバシャバシャと水しぶきを上げて歩くのは本当に気持ちの良いものです。沢の所々には手頃な滑り台のような斜面があったりして・・・そうれはもう天然のウォータースライダーです!!!楽しまないと^^。
正直なところ・・・今回の観察会はいつもよりも観察の頻度が低くどんどんと先へ先へと進んでいきました。その理由は・・・「出来るだけ長い時間赤水渓谷で過ごして貰いたいから」。
その結果、皆さん童心に返って水遊びをしたり、イワナと戯れたり、何度も何度も天然ウォータースライダーではしゃいだり(←誰のこと何だか・・)楽しい一時を過ごしてくれたようでした。
赤水渓谷を歩いて、遊んで、いつもより自然を近くに感じられた一日になったのではないでしょうか?
以上:報告なんだか・・自慢なんだか・・よくわからない記事でした(笑)。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで55日前】
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タイトルが『赤水渓谷散策』となっていますがお気軽な散策とは一線を画す、ナメ沢を歩きながらの散策です。なので装備もそれなりに調えての観察会となりました。
赤水渓谷は私自身も好きなコースです。今回もまた講師役を仰せつかったのですが、案の定(?)私自身が一番楽しんで過ごしてきました。

先ずはブナ林の中を歩きながら観察をします。此処(上の写真)では先日もこの日記でお伝えしたクロサンショウウオの幼生を観察しています。
此処(下の写真)は赤水渓谷の入渓地点です。最も心躍るポイントと言っても過言ではありません。とは言え・・・普通の登山道と違った注意点なども多く浮かれてばかりもいられませんので皆さん慎重に歩を進めていました。

赤水渓谷にはたくさんの甌穴があります。大小様々、形も色々、場所も思いも寄らないところにあったり、しかもそれが見えにくかったり・・・とにかくみんなで注意して助け合って通過しなくてはなりませんから参加者同士の絆も自然と深まっていくのです。
ナメ沢をバシャバシャと水しぶきを上げて歩くのは本当に気持ちの良いものです。沢の所々には手頃な滑り台のような斜面があったりして・・・そうれはもう天然のウォータースライダーです!!!楽しまないと^^。
正直なところ・・・今回の観察会はいつもよりも観察の頻度が低くどんどんと先へ先へと進んでいきました。その理由は・・・「出来るだけ長い時間赤水渓谷で過ごして貰いたいから」。
その結果、皆さん童心に返って水遊びをしたり、イワナと戯れたり、何度も何度も天然ウォータースライダーではしゃいだり(←誰のこと何だか・・)楽しい一時を過ごしてくれたようでした。
赤水渓谷を歩いて、遊んで、いつもより自然を近くに感じられた一日になったのではないでしょうか?
以上:報告なんだか・・自慢なんだか・・よくわからない記事でした(笑)。
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2010年08月23日ノシメトンボ
秋田 足利 直哉
週末にお会いした方々に「最近日記書いてないの?」と聞かれ、何とも複雑な心境を味わいましたがようやく!アップされました。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、今日は24節季の『処暑』。そろそろ暑さも一段落する頃ということですが・・・今日も最高気温は30度を超えています。それでも山間部では涼しさが感じられるようになってきましたので、山間部限定ではありますが『処暑』らしさを感じられる今日この頃です。
暑さが一段落すると周りの様相も少しずつ変わってきますよね?森吉を歩いているとアカトンボの仲間が目立つようになってきました。主に見られるのはアキアカネと【ノシメトンボ】。今日は【ノシメトンボ】を取り上げます。

アカトンボの仲間ですが身体は赤というより茶色をしています。羽の先に印象的な斑点があるため他のトンボとの識別がしやすい為、親しみを感じているトンボです。
登山道を歩いていて・・・アブの集団に遭遇すると恐怖を感じ、ヤブ蚊の集団に遭遇すると鬱陶しさを感じるのですが、トンボの集団に遭遇すると楽しさを感じます。
中には私の観察に付き合ってくれたり、写真のモデルになってくれるトンボも多く益々楽しさを感じるのですが・・・ついも先日も随分長い時間モデルをつとめてくれた【ノシメトンボ】がいました。

こちらがその【ノシメトンボ】です。写真を撮影しても逃げませんし、じっくり観察しても逃げませんからいつもよりも近づいて観察&撮影すると・・・口元に何か見えます。
どうやらこの【ノシメトンボ】はモデルをつとめてくれたのではなく、食事の最中だったようです。またしてもトンボの食事を邪魔するという野暮なことをしてしまったのでした・・・。
ところで何を食べているのでしょうか??羽のような物が見えてはいるのですが・・種類までは解りませんでした。もしかしてこの頃数が減ってきたな~と感じている「あの虫」かな??
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで56日前】
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さて、今日は24節季の『処暑』。そろそろ暑さも一段落する頃ということですが・・・今日も最高気温は30度を超えています。それでも山間部では涼しさが感じられるようになってきましたので、山間部限定ではありますが『処暑』らしさを感じられる今日この頃です。
暑さが一段落すると周りの様相も少しずつ変わってきますよね?森吉を歩いているとアカトンボの仲間が目立つようになってきました。主に見られるのはアキアカネと【ノシメトンボ】。今日は【ノシメトンボ】を取り上げます。

アカトンボの仲間ですが身体は赤というより茶色をしています。羽の先に印象的な斑点があるため他のトンボとの識別がしやすい為、親しみを感じているトンボです。
登山道を歩いていて・・・アブの集団に遭遇すると恐怖を感じ、ヤブ蚊の集団に遭遇すると鬱陶しさを感じるのですが、トンボの集団に遭遇すると楽しさを感じます。
中には私の観察に付き合ってくれたり、写真のモデルになってくれるトンボも多く益々楽しさを感じるのですが・・・ついも先日も随分長い時間モデルをつとめてくれた【ノシメトンボ】がいました。

こちらがその【ノシメトンボ】です。写真を撮影しても逃げませんし、じっくり観察しても逃げませんからいつもよりも近づいて観察&撮影すると・・・口元に何か見えます。
どうやらこの【ノシメトンボ】はモデルをつとめてくれたのではなく、食事の最中だったようです。またしてもトンボの食事を邪魔するという野暮なことをしてしまったのでした・・・。
ところで何を食べているのでしょうか??羽のような物が見えてはいるのですが・・種類までは解りませんでした。もしかしてこの頃数が減ってきたな~と感じている「あの虫」かな??
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2010年08月20日チチタケ
秋田 足利 直哉
PRしたいことがありましたが・・・この日記がアップされる日を想定するとその期日も過ぎているという・・・何だかな~って感じです。このところ愚痴が多いですね・・・スミマセン。
さて、何度も言うようですが森吉ではキノコのシーズンを迎えております。この時期の食用キノコは大振りな物が多く、数が少なくても充分食べ応えがある分量に達するので地元のベテラン達はこまめに足を運んでいるようです。
私も、先日の巡視でこの時期の食用キノコの代表選手的なキノコを見つけましたのでご紹介します。
そのキノコが↓これです。一見して特長に乏しく種の識別が難しそうですが・・・

茶色のよくある形のキノコです。質感はなんとなくベルベット調の気品を感じます(←言い過ぎ??)。
さて、このキノコ!他とはちょっと違う特長があります。名前が【チチタケ】ですから既に解っている方、想像が付いている方も多いかも知れませんが・・・

その特長がこれ!!!傘の裏側をちょっと触って傷を付けると・・・・その傷口からミルクのような液体を分泌させます。そこから付いた名前が【チチタケ】。漢字表記にすると【乳茸】とズバリそのもの!!う~ん、なるほど!!って感じじゃないですか??
<注意>
この【チチタケ】は味も良く人気のある食用キノコですが、よく似た毒キノコも存在します。にわかに識別したり、曖昧なまま食したりしないようにしましょう!!
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで59日前】
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さて、何度も言うようですが森吉ではキノコのシーズンを迎えております。この時期の食用キノコは大振りな物が多く、数が少なくても充分食べ応えがある分量に達するので地元のベテラン達はこまめに足を運んでいるようです。
私も、先日の巡視でこの時期の食用キノコの代表選手的なキノコを見つけましたのでご紹介します。
そのキノコが↓これです。一見して特長に乏しく種の識別が難しそうですが・・・

茶色のよくある形のキノコです。質感はなんとなくベルベット調の気品を感じます(←言い過ぎ??)。
さて、このキノコ!他とはちょっと違う特長があります。名前が【チチタケ】ですから既に解っている方、想像が付いている方も多いかも知れませんが・・・

その特長がこれ!!!傘の裏側をちょっと触って傷を付けると・・・・その傷口からミルクのような液体を分泌させます。そこから付いた名前が【チチタケ】。漢字表記にすると【乳茸】とズバリそのもの!!う~ん、なるほど!!って感じじゃないですか??
<注意>
この【チチタケ】は味も良く人気のある食用キノコですが、よく似た毒キノコも存在します。にわかに識別したり、曖昧なまま食したりしないようにしましょう!!
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2010年08月19日ニュウナイスズメ飛来
秋田 足利 直哉
残暑お見舞い申し上げます。秋田を含む東北地方は高気圧の影響で眩しい日差しが降り注いでおります。お盆も過ぎて暑さを『残暑』と表現する時期になりましたが・・・まだまだ真夏の日差しです。それでも最近は『朝晩は涼しくなってきたね~』なんて日常会話が聞かれます。
暫く時期が公開されておらず・・・今日の記事で私だけで5件の未公開記事がありますから・・・公開された途端にトップページから消える記事がいくつかあることになりますね・・・。
さて、先日大潟に巡視に行った時、田んぼとその周辺に「鳥の群れ」を見つけました。お盆を過ぎたこの時期に田んぼなどに集団でやって来る鳥と言えば・・・
そう!!【ニュウナイスズメ】です。毎年必ずこの時期になると大きな群れを作って大潟村やその周辺の田んぼにやって来ます。撮影はより近くという事で道路沿いのヤブにいるところを写しましたが、主に過ごしていた場所はようやく首を垂れ始めた稲穂が見られる田んぼでした。

【ニュウナイスズメ】オス♂

【ニュウナイスズメ】メス♀
恐らくはあれほどの数で実り始めた稲穂に群がると、稲穂の被害も相当な物になるはず・・。多くの田んぼでは鳥避けの空砲を放つ施設が設置されていますが道路付近ではあまり見られません。しかしそれに変わる鳥避けの処置がとられていないのが現状。素人ながらに「大丈夫なのかな?」と心配になります。それほどに【ニュウナイスズメ】の勢力は凄い!!
この地区の主幹産業は言わずと知れた稲作。それが実り始める大切な時期に集団でやって来る【ニュウナイスズメ】。きっと農家の方々には頭の痛い事なんだろうな?と察します。
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暫く時期が公開されておらず・・・今日の記事で私だけで5件の未公開記事がありますから・・・公開された途端にトップページから消える記事がいくつかあることになりますね・・・。
さて、先日大潟に巡視に行った時、田んぼとその周辺に「鳥の群れ」を見つけました。お盆を過ぎたこの時期に田んぼなどに集団でやって来る鳥と言えば・・・
そう!!【ニュウナイスズメ】です。毎年必ずこの時期になると大きな群れを作って大潟村やその周辺の田んぼにやって来ます。撮影はより近くという事で道路沿いのヤブにいるところを写しましたが、主に過ごしていた場所はようやく首を垂れ始めた稲穂が見られる田んぼでした。

【ニュウナイスズメ】オス♂

【ニュウナイスズメ】メス♀
恐らくはあれほどの数で実り始めた稲穂に群がると、稲穂の被害も相当な物になるはず・・。多くの田んぼでは鳥避けの空砲を放つ施設が設置されていますが道路付近ではあまり見られません。しかしそれに変わる鳥避けの処置がとられていないのが現状。素人ながらに「大丈夫なのかな?」と心配になります。それほどに【ニュウナイスズメ】の勢力は凄い!!
この地区の主幹産業は言わずと知れた稲作。それが実り始める大切な時期に集団でやって来る【ニュウナイスズメ】。きっと農家の方々には頭の痛い事なんだろうな?と察します。
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2010年08月18日キノコの季節
秋田 足利 直哉
夏休みも終盤に入ってきましたね。森吉には残り少ない夏休みを気持ちいい渓谷で過ごそうという学生さん達がやって来ていつもより入山者の平均年齢が下がっています。
さて夏休みと言えば・・・この日記も暫くアップされていませんから(←どうにかならないものか?と強く思いますが・・・)夏休み終盤にまとめて書いた日記のように思われるかも知れませんね・・・・悲しいことだ(涙)
ふぅ~、虚しさを感じながらも気を取り直していきましょう。
今、森吉の山の中には色とりどりのキノコが顔を出し始めました。「キノコ=秋」と思われがちですがこの時期、ブナの林床の彩りは花々からキノコに取って代わると言っても過言ではありません!!
先日の巡視中にはこんな鮮やかなキノコを見つけました。

断定は出来ませんが・・・【ハナホウキタケ】ではないか?と思います。この仲間は類似種が多くて識別にはかなりの知識を有するそうのだそうです。なので素人の私の識別などアテにしない方が良いかもしれません。

アップにするとこんな感じです。仮に【ハナホウキタケ】であったとすると・・・色合いがこの様に鮮やかな赤みを帯びるものから黄色が主体の物まで様々あるそうです。
見た目にキレイなキノコは咲き誇る花々が少々寂しくなったこの時期、足下を密やかに彩る魅力を感じますが、このキノコには一際目を引く力があったように思います。
ところで・・・キノコと言えば毎年「食中毒」の報告が絶えません。森吉山野生鳥獣センターにも散策中に採取したキノコを持参して案内解説員に識別して貰う方が時々いらっしゃるようですが、その様なスタンスで良いのでしょうか??
キノコにはご存じのように食べると食中毒を引き起こす種類があり、時には死に至らしめる毒キノコすら存在します。反面食用にすると得も言われぬ美味な物もありこの時期の風物詩とでも言いましょうか?秋田の食文化には欠かせない食材でもあります。
しかし!!自分自身で食べられるのか?否か?判断の出来ないキノコを採取してくるのはいかがなものでしょうか?ましてや食すなど「もってのほか」ではありませんか??森吉山野生鳥獣センターの案内解説員も出来る限りのアドバイスはしたいと思ってはいますが、そこまで責任が持てないのも事実です。
そこで・・「自分で安全な食用可能なキノコと判断できた物以外採取しない。」これを徹底してはいかがですか??今回取り上げたキノコのようにハッキリと断定できない物には手を出さず鑑賞するに留めましょう。
ちなみに・・・このキノコが【ハナホウキタケ】であったらば食中毒を引き起こす可能性がありますので採取はしないで下さい。
さて夏休みと言えば・・・この日記も暫くアップされていませんから(←どうにかならないものか?と強く思いますが・・・)夏休み終盤にまとめて書いた日記のように思われるかも知れませんね・・・・悲しいことだ(涙)
ふぅ~、虚しさを感じながらも気を取り直していきましょう。
今、森吉の山の中には色とりどりのキノコが顔を出し始めました。「キノコ=秋」と思われがちですがこの時期、ブナの林床の彩りは花々からキノコに取って代わると言っても過言ではありません!!
先日の巡視中にはこんな鮮やかなキノコを見つけました。

断定は出来ませんが・・・【ハナホウキタケ】ではないか?と思います。この仲間は類似種が多くて識別にはかなりの知識を有するそうのだそうです。なので素人の私の識別などアテにしない方が良いかもしれません。

アップにするとこんな感じです。仮に【ハナホウキタケ】であったとすると・・・色合いがこの様に鮮やかな赤みを帯びるものから黄色が主体の物まで様々あるそうです。
見た目にキレイなキノコは咲き誇る花々が少々寂しくなったこの時期、足下を密やかに彩る魅力を感じますが、このキノコには一際目を引く力があったように思います。
ところで・・・キノコと言えば毎年「食中毒」の報告が絶えません。森吉山野生鳥獣センターにも散策中に採取したキノコを持参して案内解説員に識別して貰う方が時々いらっしゃるようですが、その様なスタンスで良いのでしょうか??
キノコにはご存じのように食べると食中毒を引き起こす種類があり、時には死に至らしめる毒キノコすら存在します。反面食用にすると得も言われぬ美味な物もありこの時期の風物詩とでも言いましょうか?秋田の食文化には欠かせない食材でもあります。
しかし!!自分自身で食べられるのか?否か?判断の出来ないキノコを採取してくるのはいかがなものでしょうか?ましてや食すなど「もってのほか」ではありませんか??森吉山野生鳥獣センターの案内解説員も出来る限りのアドバイスはしたいと思ってはいますが、そこまで責任が持てないのも事実です。
そこで・・「自分で安全な食用可能なキノコと判断できた物以外採取しない。」これを徹底してはいかがですか??今回取り上げたキノコのようにハッキリと断定できない物には手を出さず鑑賞するに留めましょう。
ちなみに・・・このキノコが【ハナホウキタケ】であったらば食中毒を引き起こす可能性がありますので採取はしないで下さい。


さて、この日記では野鳥の繁殖の様子や巣立った雛達の様子を様々お伝えしてきましたが、先日森吉で幼鳥ならぬ幼蛇を見つけました。もうお分かりの通り・・・ヘビの話題ですので苦手な方にはご容赦願います。
そう言えば・・・一昨年でしたか・・・この日記で同じように【ヤマカガシ】の幼蛇を取り上げたのを思い出しました。たまたまですが・・・その時に反応してくれた方と一緒に仕事をしたのと、その時一緒に行った方と会う予定があることから思い出す事となりました・・・。そしてもう一つ、その時の写真がイマイチだったのが頭に残っていたのでいつか、まともな写真でもう一度書き直そうかと思っていたのでその思いが叶います。
道路を横断していた【ヤマカガシ】の幼蛇です。首の位置に黄色い斑があるのが特長です。
アップの写真も撮影できました。サイズはかなり小さいですが顔つきはもう成蛇と変わりないように見えます。
参考までに大きな【ヤマカガシ】の写真も載せました。同じような体色をしていますが、黄色い斑が見当たりません。
こうしてみると・・・森吉では今期もたくさんの命が生まれました。動物も野鳥も爬虫類も魚類も昆虫も・・・希少な生きものも身近な生きものも・・・きっとこの時までの長い長い間、このようにたくさんの命が生まれ、それが繋がって現在私たちの目の前に姿を見せてくれているのだと思うと例えグロテスクな生きものであっても、身近な生きものであっても命が繋がる一場面に出会えて事に幸せを感じずにはいられません。
日本のいのち、つないでいこう!【COP10まで42日前】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/