ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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秋田

1036件の記事があります。

2013年06月06日6月の森吉山野生鳥獣センター

秋田 足利 直哉

 いよいよ森吉山野生鳥獣センターが始動しました。施設にお客様がこられると活気が出ます。そこで、今までよりももっともっと森吉山野生鳥獣センターにお越しいただける様に、この日記でも色々とお伝えしていこうと思います。

 
 奥森吉は一度来たらはまる方が多く、たくさんのリピータがいます。しかし肝心なのは最初の一歩。先ずは心配なくお越しいただくことが大切です。そのため森吉山野生鳥獣センターでは道路沿いに案内看板を設置しています。 

 森吉山野生鳥獣センターは最後の集落から車でおよそ50分の奥森吉と言われる、かなり奥まった所に建っています。その為、初めて来られる方を中心に『本当にこの先に建物があるのか不安だった』という声をよく聞きます。 あまりに沢山の看板類が林立するのも考え物ですので、要所要所に数基設置してあります。安全走行されていれば見落とす心配は無いと思います。


 森吉山野生鳥獣センターに到着されますと、現在、(公財)日本野鳥の会秋田県支部による写真展『あきたの野鳥』が開催中です。半切サイズのキレイな野鳥写真が30点。ほれぼれするような写真も沢山あります。




 ご覧になった方々からは『野鳥の写真を撮る方々の熱意が見えるようだ』なんて声も聞かれました。
 

 現在の森吉山野生鳥獣センター周辺では下の写真の野鳥が一番目立っています。あえて全身が写っていない写真を選びましたが、皆さんこの鳥なんだかわかりますか?

 歩道を歩いていると声はもちろん姿も見かける事が出来ますよ。どんな野鳥なのか?どんな声で鳴いているのか?確かめに来てみませんか?

 そんな方にオススメしたい観察会があります。6月23日(日)に実施予定の野鳥観察会です。講師は(公財)日本野鳥の会秋田県支部の方々にお願いしてます。国指定鳥獣保護区でありながら、森吉で野鳥観察会を行うのは初めてのことです。私も今から楽しみです!!現在参加者募集中です。

 今期は観察会と館内の企画展を連動させて実施中です。6月は観察会も館内企画展示も『野鳥』がテーマ。(公財)日本野鳥の会秋田県支部の全面協力です!!

観察会についての詳細は東北地方環境事務所のホームページをご覧ください。
http://c-tohoku.env.go.jp/to_2013/0606a.html

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2013年06月04日AR写真展 in 森吉山ダム広報館

秋田 足利 直哉

 6月1日より、森吉山ダム広報館にて『東北アクティブレンジャー写真展 ~風景~』が始まりました。こちらは2年連続での開催で、当事務所が担当する会場としては2箇所目の開催です。
 会場によってそれぞれ雰囲気が違っていて、同じ写真を展示しても見え方や感じ方が違うのが面白いと感じながら作業をしました。


 展示作業は、広報館職員の方、森吉山ダム管理支援業務員の方が手伝ってくださり、更には管理支所の方にも加わっていただき予定していた時間よりも大幅に作業時間が短縮できました。感謝感謝です!!


 写真を展示しているのは館内の導線上にあたる場所で、ご来館いただく方々にも目にとまりやすいと思います。作業しながら『毎年キレイな写真が集まるよね~』なんて言っていただけたので、とても嬉しい気分でした。


 多くの方にご覧いただき、ご感想などをいただけたら嬉しく思います。皆様ぜひお越しください。




 森吉山ダム広報館の中にはアットホームな喫茶スペースがあってとっても寛げるところです。

 この喫茶スペースを運営する根森田生産組合さんは毎月観察会や講演会などを実施しています。今度の週末には私が皆様の前でお話しさせていただく機会もあります。詳しくは『森吉四季美湖展望カフェ喫茶ねもりだ』のホームページをご覧ください。
 
森吉山麓に関する講演会のご案内はこちら
http://www.strikingly.com/kissa-nemorida#4

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2013年06月03日愛鳥学習会 今年は新山小学校

秋田 足利 直哉

 6月に入り、新聞各紙でも山開きや施設の開館の様子などが取り上げられていますが、私も森吉山野生鳥獣センターの開館など色々と忙しく走り回っております。自分でも疲れが出てきているな~と感じますが今が頑張り時です!!


 さて、ちょっと時間が経ってしまいましたが、5月28日(火)に毎年恒例の秋田県主催行事『愛鳥学習会』に講師として参加してきました。
 毎年秋田県内の小学校の中から秋田県教育委員会が『愛鳥指定校』を指定し、その学校の児童を対象とした学習会が行われています。今年の愛鳥指定校は由利本荘市立新山小学校。私自身も時々ハイキングや野鳥観察などで近くを散策することもある自然豊かな環境にある小学校です。

 この日は5年生の児童138名と引率の先生7名の合計145名の皆さんが参加しましたが、大潟草原鳥獣保護区にある管理棟はそれほど大きな施設では無いため、もう一つの学習会の会場となっていた五城目町の秋田県環境と文化のむらと2箇所、2班に分かれて、午前、午後と2回に分けて学習会を実施しました。


 大潟草原鳥獣保護区で行う学習メニューは3つ。秋田自然保護官事務所の2名と大潟草原鳥獣保護区の鳥獣保護区管理員さんとの3名がそれぞれのメニューを担当しました。

 先ずは、4月より秋田自然保護官事務所に赴任してきた瀬川保護官。この日が野生鳥獣に関する学習会の講師デビューとなりました。担当したのは『双眼鏡を使った野鳥観察』で、双眼鏡の使い方や野鳥観察時のマナーなどを踏まえて、実際に野鳥の観察を行いました。

 双眼鏡で野鳥を観察したり、双眼鏡の使い方を説明する時のために仕込んだ野鳥のぬいぐるみを探していました。


 管理員の加賀谷さんは、管理棟の1階で『野鳥の羽などを使ったハンズオン学習』を担当しました。鳥獣保護区やその周辺でひろった野鳥の羽や、ロードキルなどで亡くなった野鳥の羽をキレイに洗浄して、それを整理して直接手にとって感じる事が出来るようにしたオリジナルの教材を使っての学習会です。
 諸般の事情により写真撮影が出来ず、ここに掲載できる写真が無いのが残念ですが、管理棟にお越しいただければ、同じようなハンズオン学習が出来ますよ。


 最後、私は管理棟の2階から『サギのコロニーと水辺の野鳥観察』を担当しました。現在コロニーではアオサギ、ダイサギ、ゴイサギの3種のサギが見られ、続々と雛が誕生していて賑やかになっています。

 巣の上で親鳥に甘える雛の姿を見つけると歓声が上がっていました。こうした反応が見られると嬉しくなります!


 この日は天候にも恵まれ、気持ちいい青空の下でのびのびと過ごす事が出来ました。またこの日に合わせて館内をくまなく清掃した管理棟にもいたるところで児童達の声が聞かれお祭りのような賑やかさでした。


 学習会の締めくくりは管理棟の2階で、今日の学習会で心に残った事などを児童代表2名と先生1名にお話ししてもらいました。学習会の狙いや我々が伝えたかったことが十分に伝わっていたようです。


 この学習会をきっかけに一人でも多くの児童が野鳥に興味を持ってくれて、学校の行き帰りや休日などに、自分の近くに棲む野鳥に目を向けてくれると良いなぁ~と思うスタッフ一同です。


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2013年05月31日森吉山野生鳥獣センター 10度目のシーズン

秋田 足利 直哉

 カレンダーを一枚めくり、6月へ突入すると、森吉山野生鳥獣センターは10度目のシーズンを迎えます。現在は10回目の開館作業の最終盤、お客様を迎える準備を整えております。

 私自身、何度か開館作業に携わってきましたが、10回目という区切りのシーズンを迎えることもあって、これまでとはちょっと違った心持ちでの作業となってます。長い月日を経て、厳しい越冬期間を経て流石に建物も傷みが目立ち始めてきました。年々補修箇所も増えてきたように感じます。でもその分、愛着は増していっていると感じながらの作業となっております。


 明日の開館を前に、青空の下、豊富な残雪のヒバクラ岳~小池ヶ原を従えて、周囲を深緑に囲まれたセンターの様子です。


 開館日には越冬中にたまった塵や埃、落ち葉などを掃除して皆様のお越しをお待ちいたしております。



 今期は森吉山野生鳥獣センター周辺の環境がこれまでとはちょっと変わります。
 森吉山野生鳥獣センターから東へ数百メートルの距離にある『クマゲラ保護センター(県施設)』が閉鎖されます。それにともなって同施設のトイレが利用出来なくなります。
 昨年までは森吉山野生鳥獣センターが開館する午前9時よりも早くに行動を開始する方々はこちらの施設のトイレを利用していたことと思いますが、そうした方々のために秋田県では森吉山野生鳥獣センターに隣接する駐車場に仮設トイレを設置しました。


 駐車場の一番奥まった所に設置した仮設トイレです。

 さて、明日はいよいよ開館日。私も丸一日森吉山野生鳥獣センターで過ごす予定です。皆様のお越しをお待ちいたしております。今期も森吉山野生鳥獣センターをよろしくお願いします。

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2013年05月28日登山者カウンター設置しました

秋田 足利 直哉

 数日前まで長袖2枚重ねくらいで過ごしやすい日和でしたが、ここ2日間は、暖かい日が続いた秋田市内、半袖で過ごしておられる方もチラホラと見かけます。内陸部の山間地域に残る例年以上の残雪も一気に解けるほどの陽気となりました。


 そんな中、6月1日には10回目の開館シーズンを迎える森吉山野生鳥獣センターの開館準備を着々と進めております。また今シーズンは森吉山野生鳥獣センターやその周辺にて、様々なこれまでには無かった取り組みを進めていこうと思っていまして、そちらの準備も同時に進めているところです。

 その一つとして・・先日、当事務所の瀬川保護官と一緒に森吉山鳥獣保護区内2箇所に登山者カウンターを設置してきました。
 白神山地遺産地域や各国立公園の歩道沿いではお馴染みにになった登山者カウンターですが、森吉山鳥獣保護区や森吉山県立自然公園内に設置するのは初めてのこと。なので『これって何?』と思われる方もいらっしゃるかもと思い、日記に取り上げてみました。


設置したのは、森吉山野生鳥獣センターからノロ川エリアに向かう歩道の入口部分と

奥森吉山鳥獣保護区の核心部への入口にあたる立川橋の袂部分です。

 いずれも登山やハイキング目的で歩かれる際に支障の無いような場所に設置したつもりです。実際に設置してみて『思ったよりも目立たないな』と言うのが私の感想です。



慣れない機器の取り扱いに苦戦している様子が写ってます。どういったデータが収集できるのか?期待がある一方、ちゃんとデータを収集して解析まで出来るのか?不安が募りますが・・・先ずはやってみます。
 これから数ヶ月間、雨の日も風の日も野外に立ち続ける登山者カウンターとその取り扱いに苦戦しているアクティブレンジャーを見かけた際には温かく見守っていただけたら幸いです。


 もし、『カウンターが倒れている』とか『破損している』などの異常をお見かけした場合、その他お気づきの点がありましたら秋田自然保護官事務所(電話018-867-8588)までご連絡いただけると助かります。よろしくお願いします。

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2013年05月20日大潟草原の夏鳥と水辺の生きもの観察会

秋田 足利 直哉

 19日(日)は各地で観察会が目白押しだったようですが、大潟草原鳥獣保護区でも観察会を実施しましたのでご報告します。


 大潟草原鳥獣保護区にはこの時期、繁殖のために多くの夏鳥達がやってきているのですが、管理棟から見えるサギのコロニーではアオサギ、ダイサギ、ゴイサギの3種のサギの繁殖の様子が観察できます。この時期は雛が続々と孵っていて、親鳥たちは餌を求めて水辺にやってきます。また管理棟横の菱沼には人気者のカワセミが魚を求めてやってきます。
 彼らはどうやら様々な獲物を捕らえて食べたり、雛たちに与えているようですが、特別保護地区の中の水辺にはどのような生きものが生息しているのだろうか?こんな疑問から『野鳥観察』と『水辺の生きもの観察』の2本立ての観察会を企画し、実施しました。
 今回の観察会を一番楽しみにしていたのは私だと思います。野鳥観察に続いて彼らが生きていくために重要な水辺の生きものを観察する。生きもの同士の繋がりを感じられる観察会ってワクワクします^^



 先ずは午前の部。『大潟草原の夏鳥観察』から・・
 5月の中旬~下旬、サギのコロニーで雛が孵る時期と草原性の鳥類たちが続々と到着する時期に合わせて行う、恒例の野鳥観察会です。
 講師はいつもお世話になっている日本野鳥の会秋田県支部の方々。鋭い観察眼と丁寧な解説が好評です。 



 写真左上から時計回りで・・①管理棟の2階からスコープでサギのコロニーで子育ての様子を観察。②管理棟の2階から双眼鏡で飛翔するチュウヒの観察。③ヨシ原に出て草原性の小鳥を探し、観察する。④見つけた鳥は講師陣の解説付きで図鑑と照らし合わせてみる。

 この日、観察できた野鳥は全部で32種類。過去3年間を見ると2010年が23種類、2011年が34種類、2012年が26種類でしたから今回は上々の成果と言えそうですが、種数に比して個体数は少なめ・・・。草原性の小鳥はなかなか見つけられずに探し求めるまさに”探鳥”状態でした。
 


 続いて、午後の部。『水辺の生きもの観察会』から・・
 大潟草原鳥獣保護区の特別保護地区内の水辺は閉鎖性水域でここへ流れ込む水路も流れ出す水路もありません。この池に住む魚たちは何代にもわたって世代交代を繰り返し、脈々と命をつないできた事になります。大潟草原鳥獣保護区で野鳥以外の観察会を行うのは初めてのこと。
 講師は県内各地で実際に淡水魚の調査に携わっているNPO法人秋田水生生物保全協会の方々。実際に調査されている現場を見たことがありましたが確かな識別眼と手際の良さが光ります。 



 写真左上から時計回りで・・①今回水辺の生きものを採捕するために使った漁具はセル瓶とタモ網、サデ網②そして投網。流石に使い慣れているようでキレイな円を描いて水中へと落ちていきます。③捕らえた魚は観察しやすい水槽に入れて観察します。④網から魚を取り出すこの瞬間が一番の楽しみなんです。

 この日、採捕できた魚は3種類。この日はやや水温が低くて魚の活性が低かったようです。それでも普段は覗くことが出来ない水中世界の一端を見ることが出来、楽しい時間を過ごせました。何よりも手に持って、目の前で観察できるというのが良かったようです^^

 
 観察会の最中、ある参加者から『午前の野鳥観察と午後の魚観察は繋がってるね!』と声をかけていただき『生きものの繋がりも感じられるし、その生息環境についても視点を変えてみることが出来て良いね。』と言っていただきました。
 当事務所保護官も私も観察会そのものを楽しんで満足していましたが、こうした感想をいただいて満足度は跳ね上がりました。

 最後になりましたがご参加いただいた皆様、講師の皆様、本当にありがとうございました。
 
 

<追記>
 今回、水辺の生きものを採捕して観察会をするために、秋田県内水面漁業規則に従って秋田県知事より『特別採捕許可証』を受けた上で、その許可証を掲示して実施しました。この許可無く実施する事は規則違反になりますのでご注意ください。
 特別採捕許可について、詳しくは秋田県のホームページで『内水面漁業規則』で検索してください。

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2013年05月09日ゴミを捨てないで

秋田 足利 直哉

 ゴミはゴミ箱へ。これは常識ですよね?
 キチンと分別して適切な処理をすればゴミが資源として生まれ変わるという事もよく知られた事と思います。


 皆さんは『3R』って聞いたことありますか?

 『廃棄物の発生抑制』(リデュースReduce)、『再使用』(リユースReuse)、『再生利用』(リサイクルRecycle)の3つの英単語の頭文字を取って『3R』です。
 ゴミを減らして(リデュースReduce)、廃棄せずに繰り返し使う(リユースReuse)。あるいは再資源化して使う(リサイクルRecycle)。これを上手に実践していけば、環境にも財布にも優しいと思いませんか?


 先日、大潟草原鳥獣保護区に巡視に行った際、不法に投棄されたゴミの山を見ました。でもよく見ると、本であったり、カードなどの教材であったり、DVDであったりとリユースが可能と思われるものが大半でした。その他にも段ボールやお菓子の空き箱などリサイクルできる物も混じってました。
 それらを集めたところ、大きいサイズのゴミ袋2つになりました。拾いながら『適正に処理していればほぼゼロなのに・・・』と残念な気持ちになりました。
 




 散乱していたゴミが無くなると見た目にはスッキリとはするのですが、気分的にはいつも暗い気持ちになります。今回は特にその度合いが強かったですね。
 定期的にクリーンアップを行っているにも関わらず、しかも大きなゴミ袋2つ分を拾ったばかりだというのに、まだまだ沢山のゴミが残っています。



 そんな中、ショッキングな場面を目撃しました。ペアで過ごしていた【カワラヒワ】のメスと思われる個体がゴミの一部を咥えていました。



 白いヒラヒラした物。これはティッシュペーパーの切れ端のようです。この近くには汚物と紙が散乱している現場がありました。

 このカワラヒワはつがいで、巣作りの最中のようです。その巣材としてティッシュペーパーを持ってきてしまっていたのです。

彼らがこれを巣の一部として使うのかと思うと・・・。この巣で生まれるカワラヒワがいるかと思うと・・・。


 ゴミを捨てないで!!声を大にしてお願いします。

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2013年05月02日東北アクティブレンジャー写真展2013 スタート!!

秋田 足利 直哉

バタバタバタバタ・・・・

 何かと忙しく過ごしているうちにあっという間に5月。季節は巡って厳しかった冬から、爽やかな春真っ盛りです。秋田市内の桜は満開となっています。


 皆さんのまわりでも、新しいことが続々とスタートしていることと思いますが、5月1日より東北地方環境事務所管内各地で『東北アクティブレンジャー写真展2013』もスタートしました。
 秋田県内では八幡平大沼にある八幡平ビジターセンターにて『東北の自然 ~風景~』(担当は鹿角の阿部アクティブレンジャー)が、五城目町にある秋田県環境と文化のむらでは『東北の自然 ~いきもの~』が始まりました。

 東北アクティブレンジャー写真展も今年度で5シーンズン目を迎え、秋田県環境と文化のむらでは4年連続での開催となります。しかも特段のご厚意により『東北の自然 ~いきもの~』は5月1日(水)~6月30日(日)の2ヶ月の長期開催です。


 東北管内10名のアクティブレンジャーが業務中に撮影した写真の中から『いきもの』をテーマとした写真3枚を選りすぐった合計30点の写真展です。
 実はこの写真を選ぶ際に各アクティブレンジャーが『オススメ順』というのを指定しているのですが、今回の展示ではそれが一目で分かるようにしてみました。イチオシはA3版の写真で大きめの額を、ニオシは周囲が黒マットのA4版アルミ製額縁を、サンオシはA4版木製額縁を使用してます。選ぶ写真やその順位にもアクティブレンジャーの個性が垣間見られるかもしれませんよ^^


 秋田市から北へ約30~40分の五城目町にある秋田県環境と文化のむらの自然ふれあいセンター周辺では桜が見頃を迎えています。


 足元にも可憐な花が咲き始めていました。木々の芽吹きも始まり、沢山の野鳥もやってきていて綺麗な囀りが響き渡ります。外を出歩くにも本当に気持ちの良い空間です。そしてちょっと一息、館内で写真展をご覧いただけたら嬉しいです。


 ここは地元の方々に『野鳥の森』として親しまれている場所でもあります。
 遊歩道で特に目に付いた野鳥が【クロジ】です。地面で採餌する様子があちらこちらで見られます。他にもオオルリやルリビタキ、キビタキなど色鮮やかな小鳥たちも沢山いました。


 芽吹きの森を歩き、早春の花々を愛でて小鳥のさえずりに癒やされる。そして休憩がてら施設に立ち寄って写真展を見る。ゴールデンウィーク後半のプランにいかがでしょうか?

  アクティブレンジャー写真展についてはこちらでご確認ください。
http://c-tohoku.env.go.jp/pre_2013/0502a.html

 「秋田県環境と文化のむら」の情報はこちらでご確認ください。
http://www.kankyou-bunka.jp/

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2013年02月18日雁の北帰行中継地 大潟村での野鳥観察会

秋田 足利 直哉

 立春を過ぎてからというもの、冬らしい天気の日と暖かな日射しに春を感じられる日が交互にやってくる『三寒四温』を実感する日が続いてます。週末の野鳥観察会の下見に行った金曜日は青空も見られ積もった雪も緩み始めた『温』の日でしたが、翌日はまとまった積雪があり、吹き付ける風に凍えそうになる『寒』が戻ってきました。週明けの今日は二十四節気の『雨水』ですが、秋田市内は雪が降っています。


 2月17日(日)大潟村で『雁の北帰行中継地 大潟村での野鳥観察会』を実施しました。

 日曜日の秋田沿岸地方は『雪で所により吹雪。午後からは回復の見込み』といった具合の天気予報でした。集合時間前の直前下見の時は猛吹雪。声が聞こえる距離にいるガン達の姿を見ることさえ出来ないような状態・・・。これで観察会は出来るのか?参加される方々は無事に集まってくれるのか?不安を禁じ得ない観察会当日の朝でした。

 今回の野鳥観察会は初めて『秋田県環境と文化のむら』との共催で行いました。秋田県環境と文化のむらは、施設内に秋田県鳥獣保護センターがある上、拠点となる『ふれあいセンター』で東北アクティブレンジャー写真展を開催させていただくなど、日頃から様々な連携をしている機関です。

 直前のスタッフミーティング。講師を務めていただいた(財)日本野鳥の会秋田県支部の方々からは・・・
『今日はまさに探鳥会だね。鳥を探し回る観察会だよ。』
『吹雪で下見も不十分だから手堅い場所を回ろう。』
という声。
 それでも大潟村での豊富な観察経験を持ち、頻繁に大潟村に通っている3人の講師に対する絶大な信頼から『それはそれでイイ観察会になるだろう』との見込みを持っていました。
 
 用意していただいたマイクロバスの乗車定員は参加者+講師スタッフでピッタリ!!発車したバスは満員御礼で一つの不安要素は杞憂に終わり、観察会のスタートです。


 最初のポイントは直前下見でガンやハクチョウがいる事を確認していた場所ですが、残念ながら既に移動した後で、数羽が残っているだけ・・・。何となく幸先の悪い感じでしたが、これは想定の範囲内。直ぐに切り替えて移動します。その後は鳥の羽数自体は少ないながらも、ことごとく狙った鳥の観察ができました。更には『運が良ければ・・』という鳥が私達の上を通過するという幸運にも巡り会えました。


 ヒシクイの小群を観察中です。事前にバスの中でガンの識別について勉強してましたので皆さん直ぐに『あれはヒシクイ』と分かっていたようです。
 

 大型猛禽類を観察中です。幸運はこの後訪れました^^v ある方は『今日はこれが見たかったんだよ。上を通過したのを見れるなんてラッキーだよ!!』と満面の笑みで話しかけてくれました。こういう声が聞きたくて観察会をやっているようなものですから、私も嬉しかったです。


 ミヤマガラスの大群を観察中です。カラスと一口で言ってもこの時期、大潟村では4種類のカラスが見られます。この日は3種類が観察できました。


 写真でも青空が見えていますが、吹雪に見舞われることもなく、予報より早めに天気が回復してもう一つの心配も杞憂に終わりました。
 この日観察した野鳥は28種類。全員が28種類全てを見ることは出来ませんでしたが、朝方は猛吹雪で、一面真っ白で本格的な冬に逆戻りしたかのような雪原が広がる中にあっては上々の成果です。



 最後はこの日、集合場所とした大潟村内の『生態系公園』の温室に集合して「鳥あわせ」をし、この後の行事予定などをお伝えして、全日程を終了。皆様お疲れ様でした。またお会いする日を楽しみにしてます。

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2012年12月27日東北アクティブレンジャー写真展2012

秋田 足利 直哉

 天候などの事情により、事務所で内勤の日々が続いている秋田自然保護官事務所のアクティブレンジャーです。

 先日、今年度実施した東北アクティブレンジャー写真展をご覧頂いた方々に記入して頂いたアンケート用紙を集計する機会がありました。全てのアンケートに目を通して、そこに書かれているご意見やご感想も改めて、しっかりと拝見しました。
 平成21年度に始めた東北アクティブレンジャー写真展も今期で4年目。当初手探り状態で始めて、反省することの方が多かったものが、アンケート用紙に書かれているご意見やご感想を基に少しずつ工夫や改良を加えてきて、自分でも『少しは良くなったかも^^』と手応えを感じられるようになり、アンケート用紙にお褒めの言葉を頂く事も増えてきました。これもこれまでアンケートにご協力頂いた皆様のおかげだと感謝いたしております。


 今期の東北アクティブレンジャー写真展は『ひかり』と『天然色』の2テーマで実施しました。東北管内では29施設で開催し、当事務所管内では4つの施設で開催いたしました。

<秋田県環境と文化のむら ふれあいセンター>

 こちらでは『ひかり』を5月1日~6月30日に、『天然色』を9月1日~10月31日に開催しました。期間中2546名の方が来館者され、うち339名の方がじっくりと写真展をご覧になったそうです。

<秋田大学インフォメーションセンター>

 こちらでは『ひかり』を7月2日~7月31日に、『天然色』を9月3日~9月28日に開催しました。9月は大学が夏休み中だったにも関わらず期間中、合わせて225名の来館者がありました。

<森吉山ダム広報館>

 こちらでは『ひかり』を8月1日~8月31日に、『天然色』を10月1日~10月31日に開催しました。夏休みとこのエリアが最も賑わう紅葉シーズンに開催したこともあって期間中9826名の方が来館されました。

<森吉山野生鳥獣センター>

 ここでは『天然色』を6月1日~6月30日に、『ひかり』を10月1日~10月31日に開催しました。期間中は3306名の方が来館されました。


 こうして改めて振り返ってみて、来館者数などを調べてみると実に多くの方々に『東北アクティブレンジャー写真展』をご覧頂いたことを実感します。各施設にご来館頂き、東北アクティブレンジャー写真展をご覧くださいました皆様、どうもありがとうございました。

 東北地方環境事務所管内では環境省の直轄施設や関連施設での開催が主体ですが、当事務所に限っては各機関からご協力を頂き、直轄施設以外での開催が主体となっています。こうして様々な施設で写真展を開催させて頂く事で普段は接する機会が無い方々にも写真を見ていただけます。そうしたチャンスが増える事で写真の風景に直接足を運んでいただいたり、そこに写っている生きものに興味をもってくださったり、アクティブレンジャーの活動にも関心を持って頂くなど多くの効果がありました。ご協力いただいた各機関の方々、直接お世話いただいた施設担当者の皆様、本当にありがとうございました。


 なお、現在も『東北アクティブレンジャー写真展』が開催されている施設があります。詳しくは環境省東北地方環境事務所のホームページから『東北アクティブレンジャー写真展開催中』のバナーをクリックしてスケジュールをご確認ください。


東北地方環境事務所HPはこちら http://c-tohoku.env.go.jp/

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