三陸復興国立公園
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2021年03月30日種差海岸天然芝生地の保全活動
三陸復興国立公園 八戸 大友千夏
八戸自然保護官事務所の大友です。
先日、種差観光協会主催で三陸復興国立公園種差天然芝生地の保全活動が行われました。
芝生の成長に影響が出ないようマツの落ち葉拾いを主に行い、
芝生に日が当たりやすくなるようにしました!
他にも折れたマツの枝の片づけ、実生マツの引き抜き、モグラが掘り起こした土を均す作業も行いました。
芝生地では周辺から運ばれてきた種子によってマツが自然増殖しています。
それらのマツを放置したままにしておくと、
いずれ芝生の面積は縮小して林になってしまいます。
実生マツの引き抜きを定期的に実施することで、
マツの拡大を防止し、芝生の景観を維持しています。
地元の方から「シカのように崖に登って!」と指名を受け、抜く太刀川レンジャー。
穏やかな天気の中さわやかに作業をすることが出来ました!
美しい景色を美しいまま維持する地元の方々の心もまた、美しいです。
多くの方にこの美しい景観の種差海岸でリフレッシュしていただければと思います!
2021年03月26日春隣*はるとなり
三陸復興国立公園 坂本麻由子
こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
テレビではサクラ満開・春爛漫な景色を目にするようになりましたが
三陸はまだ春寒が残っており、サクラの開花はもうちょっと先のようです。
でも日中はだいぶ暖かくなり、外を歩いていると芽や花の匂いを感じます。
野外業務中に見つけた春の訪れを感じた場面を切り取ったのでご紹介します。
【ヤブツバキ】2021.3.24@碁石海岸
存在感のある赤い花が遠くからでも目に留まります。
三陸で自生するツバキの花期は長く、2月から4月末頃まで楽しめます。
岩手県では大船渡市と陸前高田市が"市の花"に選定しています。
この辺では3月下旬に満開を迎え、いい香りが漂います。
まんまるな花弁花びらがかわいいです。
遊歩道の脇でひっそりと咲いていました。
控えめなこの色合いが私は好きです。
残念ながら葉は早いうちにシカに食べられてしまったようです。
春の訪れを告げる、"春の妖精"と呼ばれますね。
あと少しで開きそう。
ナッツのようなおいしい実でおなじみですが、
じつは私、開花の状態を初めて見ました。
調べてみると、フサフサ赤い糸状の部分は柱頭のようです。
とっても小さく繊細。見つけてとっても得した気分です。
【トウゴクサイシンの1枚葉】2021.3.24@碁石海岸
とっても不思議な形をした花が咲くこの植物。
調べると「東北の森の隠者」とありました。
「隠者」とは、、、納得です。
まだ葉が出てきたばかりですが、花が咲くまで観察したいと思います。
「ノリ」「マツモ」「ヒジキ」「フノリ」
三陸の豊かな海の恵みです。
海藻の開口が三陸の春を告げるのです。
卒業、入学、異動、新生活
たくさんの出会いが交差する春ですね。
厳しい冬が明けてやってくる春が待ち遠しく、
解放される気持ちになるのは東北人だからでしょうか。
季節を感じさせてくれる自然に感謝の気持ちを込めて
これからも観察を続けていきたいと思います。
2021年03月12日10年目の3.11
三陸復興国立公園 坂本麻由子
みなさまこんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
抜けるような青空、春の匂いを感じる暖かさで迎えた10回目の3.11。
10回目の3.11は気仙沼市で手を合わせました。
三陸沿岸道路の一部である気仙沼湾横断橋(愛称:かなえおおはし)が2021年3月6日に開通しました。
かつて気仙沼が「鼎浦」と呼ばれていたこと、夢・希望を「叶える」ことなどをかけあわせ名付けられた『かなえおおはし』。復興のシンボルであり、未来への架け橋です。
あの日はとてもとても寒い日でした。
10年後の今を作り上げてきたのは間違いなく、あの日から積み上げてきた涙や努力、葛藤や決断、交流や支援の優しさや温かさ、とにかくたくさんの力・パワーです。
10年だろうと100年だろうと変わらぬ思いを胸に、交わる出会いを大切に、一歩一歩進んで未来を繋いでいけたらと願います。
10年目の2021年3月11日、「追悼・伝承・再生」の場所として気仙沼市復興祈念公園が開園されました。
この公園は、安波山の麓、史跡陣山館跡に作られ、戦国時代に陣を張ったと言われている高台にあります。眼下には震災当時、大津波や津波火災により壊滅的な被害を受けた地域が見下ろせるのですが、気仙沼湾横断橋をはじめ、気仙沼大島大橋など復興の歩みを進める気仙沼内湾の今の姿が一目にできます。
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開園のこの日は市内の小学生が書いた未来へのメッセージが、黄色いかざぐるまになって風で踊っていました。40~50年で一度は津波が来る、そう言われて小さい頃から私たちは育ってきました。大きな地震が来たら高いところに逃げろにはじまる、自分の身を、地域を守る教訓を次世代へ伝えること、本当に大切にしなくてはなりません。
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2021年3月11日14時46分 黙祷。
海へ向かって、当時自宅のあった方向を向いて、愛する人がいた場所を向いて、思い思いに目を閉じ深く祈ります。
上の写真で奥に見えていた白いモニュメントは「祈りの帆-セイル-」で、高さ10メートル、船体の素材と同じ材料で、復興祈念の象徴として作られました。内部には祈り台が設置されていて、気仙沼湾に向かって静かに祈りを捧げることができます。
園内には、震災の記憶を想起させ、語り継ぐための伝承彫刻がいくつか置かれています。こちらの作品名は「海へ」。
内陸側の俯瞰です。こちらは鹿折(ししおり)地区といい、震災直後は打ちあげられた大型漁船が街に残っていた映像で取り上げられていた場所です。きれいに造成され、災害住宅が完成、商業施設も増えてきました。
かなえおおはしの完成と東日本大震災への追悼の意を込めて3/1に横断橋から花火が打ちあげられました。
この写真は安波山から撮影しましたが、かなえおおはしとその奥に大島大橋、二重のベイブリッジが見ら
れます。そして気仙沼のキラキラした街の光は復興の証、夜景スポットでも盛り上がりそうな気仙沼です。
2021年03月08日国立公園フォトアンバサダー撮影同行
三陸復興国立公園 八戸 大友千夏
八戸自然保護官事務所の大友です。
国立公園フォトアンバサダー事業による、
三陸復興国立公園種差海岸階上岳地域の撮影があり、同行してきました!
フォトアンバサダー事業は、全国のカメラマンに国立公園を訪れていただき、
環境省が業務で使用できる写真素材を撮影していただくものです。
今回は種差海岸階上岳地域の見所をいくつかご案内し撮影していただきました!
撮影に同行中もちょっとした風景の撮影方法のコツなど、ご教授いただく事もでき、
撮影する楽しみが増えました!
撮影していただいた写真は今後、八戸自然保護官事務所の広報等でも使わせていただければと思います!
撮影していただいた写真は下記SNSからご覧いただけます。
ぜひチェックしてみてください!!
https://twitter.com/shin_12t/status/1365161613259497474
https://www.instagram.com/p/CLvgPDkhnuc/?utm_source=ig_web_copy_link
2021年03月05日お宝マップ完成しました2020~陸前高田市広田小学校~
三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子
こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
でマップ作りに向けて本格始動したご報告をしていましたが、
すみません、②のつもりが完結編のご報告となってしまいました。
1年間かけて広田小学校6年生のみんなは一生懸命取り組んできました。
そしてとうとうこの2月にマップが完成したのです。
中の地図にはルートを見やすく、トイレや買い物施設などの
歩く人にとって必要だろうと思うポイントが書いてあります。
そしてみんながおすすめする、広田で是非立ち寄ってほしい
『広田半島みどころスポット』20カ所が
生徒自身の言葉でまとめられています。
11月の授業では、近隣のガイドマップを参考に
自分たちのマップはどのようにしようかとみんなで考え、
様々なアイデアを出し合いました。
完成したマップをみんなでじっくり見て
1年間の取り組みを振り返る時間。
「トレイルハイキングの感想」
・なれていない道だったのでけっこう大変だったけど、いろんな花を見れて楽しかった
・山道を歩いて行くのが大変だった
・広田は海だけじゃなくて、山もいいんだな~と思った
「おすすめポイント探しの感想」
・小祝浜へ写真をとりに行ったとき、海に足を入れてとったので冷たくて大変でした
・家の隣によいところがあったので楽だった
・友達と一緒に夏休みに行ってポイントを探していろんな景色が見れてよかったです
「完成した地図の感想」
・広田を知らない方にも興味をもってもらえるところや一人一人の思いがあふれた
パンフレットになってよかったです
・この地図が人の役にたてばいいなと思いました。
・来年も、こうゆう行事をやって、もっといい地図をつくってほしいです
「全体の感想」
・アポなしとか、普段やってないことを体験できてとても楽しかった
・広田のことをもっと知れたいいきかいだった
・授業したらこのトレイルハイキングの勉強ができなくなるのが悲しいです
・広田にこんなに歴史があることが分かりました
そしてできあがったマップは一人でも多くの方に渡したい
ということで、代表生徒4人で市の観光物産協会さんへお願いしに行きました。
地元について自分たちで調べ、まとめ、発信するツールを作る
とても素敵な授業だったと思います。
私もこの取り組みに関われて幸せです。
みちのく潮風トレイルを歩くハイカーにはもちろん、
地元の方にもこのマップ片手にトレイル散歩を楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年度の広田小の授業はこれで完了です。
岩手県立大学島田先生、ありがとうございました。
広田小学校の先生方、色々教えてくれた地域の方々、
ずっと支えてくださった親御さんたちなど、たくさんのご協力があり
6年生の楽しく取り組むパワーで大成功ですね!
2021年03月05日浄土ヶ浜園地の今日この頃
三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子
みなさん、こんにちは。宮古自然保護官事務所の古館です。
3月5日が二十四節気の1つ【啓蟄(けいちつ)】ということもあり、虫たちが
土の中から姿を現すなど、2月下旬からたたみかけるように日々春を感じる場面が
増えました。
浄土ヶ浜園地では福寿草が開花。春の到来を感じますね。
(上写真は2月26日撮影)
園地内の竜神崎展望所では、園地内の汚れていたテーブルとイス、看板の掃除を行いました。
この場所からは遠くの山々の峰や漁業風景のほかに、水門の建設や埠頭の延伸など、
東日本大震災を乗り越えて復興への歩みを日々進める様子を垣間見ることができます。
(2月26日撮影の写真3枚をつなげたもの)
自然環境にも大きな影響を与えた東日本大震災から、まもなく10年という節目を迎えます。
浄土ヶ浜ビジターセンターでは、【東日本大震災から10年~浄土ヶ浜の歩み~】と題し、
この10年の浄土ヶ浜園地の変化を写真にまとめ、3月3日(水)~31日(水)まで開催しています。
震災前の浄土ヶ浜園地の様子や被災した歩道の工事、現在の様子など、計50点を
超える写真とともに紹介しています。
お近くにいらっしゃった際にはご覧ください。
では、また!
2021年02月19日八戸もうすぐ春です
三陸復興国立公園 八戸 大友千夏
八戸自然保護官事務所の大友です。
青森県八戸市では毎年2月中旬に春を呼ぶとされる、
豊年祈願の郷土芸能「八戸えんぶり」が開催され、厳しい寒さの中でも賑わっておりましたが、
コロナ渦の今年は八戸えんぶりは中止、毎年この時期は極寒の八戸市が今年は暖かく、
みちのく潮風トレイルがとても歩きやすい気温です!
種差キャンプ場は年末年始にかけて積もった雪も大半が溶け、
黄金カラーの芝生が見え始めました!
また、この時期種差海岸天然芝生地ではもっこりしたモグラ塚をアチコチで見る事が出来ます!
モグラ塚は通年ありますが、訪れる人が少なくなる冬場に特に多く現れます。
モグラ塚が増えると芝生は少々荒れますが、モグラは地面を耕し土壌を豊かにしてくれるそう。
種差へお越しの際はもっこりモグラ塚とキャンプ場もぜひお楽しみください!
2021年02月15日冬の野鳥観察会
三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子
皆さんこんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。
暦の上ではとうに立春は過ぎましたがまだまだ寒い日が続きますね。
今日は今の時期だからこその話題です。
国立公園内で寒い冬でもフィールドワークを楽しみましょうということで
小雪舞う中パークボランティア活動として、勉強する目的で野鳥観察会を行いました。
野鳥観察初心者の私たちは観察しやすいカモなどの水鳥を勉強することにしました。
三陸復興国立公園内で選んだ観察場所は、陸前高田市の古川沼(ふるかわぬま)、
そして気仙沼市大島の小田の浜(こだのはま)です。
古川沼は内陸から流れる川が広田湾に注ぐ付近に発達した砂州によって、
湾の一部が閉塞されて形成された潟湖で、海水と淡水の混じる汽水湖です。
2011年の大津波で高田松原と共に広田湾と古川沼を隔てていた砂州の大部分を消失し
海と一体化してしまった古川沼ですが、現在は復興工事が進み
東日本大震災追悼祈念公園の一部として震災前の姿に近い形に整備がされています。
震災前に見られた水鳥たちも安心して過ごせるようになり戻ってきています。
(左)左2羽はマガモのペア。カルガモが1羽なぜかつきまとってます。
(右)ホシハジロ3羽そろって背中に顔を埋めてお休み中、背眠(はいみん)と言うそうです。
(左)ウミアイサのペア。嘴と目が赤く、ボサボサ頭がトレードマークです。
(右)ホオジロガモの雄。遠くからでもほっぺの白い模様がよく見えます。彼女募集中?
(左)スズガモの雄(奥)雌(手前)。雄のグレーの嘴、雌の嘴の根元の白い模様が特徴です。
(右)ヒドリガモのペア。雄のおでこの金髪がかっこいいですね。
なぜスズガモだけ"ペア"と書かなかったか・・・
その理由はこの写真をご覧ください。
右3羽が雄。それを見つめる雌5羽が左側にいます。
この中でペアリングされるとすると雌が余っちゃいますね。
既にペアになっている子たちもいますが、彼らにとって今が恋の季節。
鳥たちの世界の恋模様を想像しながらの観察も面白いですよ。
種類を問わずたくさんカモたちが集まっている場所がありました。
うがいをしていたり羽繕いをするような仕草が見られました。
ここは内陸を通ってきた川が古川沼に注ぐ河口部です。
上流で河川堤防工事が行われているために泥混じりの水が流れてきていますが
彼らにはどうしても必要な淡水なんですね。
海水で活動し、体に付いた塩や体内の塩分を落とすために
定期的に淡水域を求めて来るようです。
さて次は場所を気仙沼大島に移動しまして今度は海の水鳥の観察です。
小田の浜での観察ターゲットは12月の日記でご紹介したコクガンです。
見つめる先には海上で食事中のコクガンたちがおよそ40羽いました。
前回は運良く砂浜に上陸していたコクガンを見ることができたのですが
この日はあいにく海の上でした。
海藻を餌とするコクガンたちも塩分調節のため淡水を必要とするということを知り
そのつもりで観察してみると・・・
砂浜に残っていた足跡です。
海から上がってきて向かった先には内陸から流れてきている沢がありました。
淡水で体を洗い、整えてからまた海へと向かったんでしょうね。
沢の終点にはちょっとした池のようになっている水たまりがあって
その周りにはたくさんの水鳥たちの足跡がありました。
水浴びでごった返すコクガン団子をいつか観察してみたいと思いました。
海藻を咥えているコクガンの姿が見えます。
黒い体のコクガンに混じって、同じく黒いオオバンがいる模様。
潜水の得意なオオバンが潜って海藻を咥え、水面から顔を出すと
すかさずその海藻を横取りするというコクガンの行動がよく見られました。
優雅な姿から勝手にかわいい優しいコクガンを想像していましたが
潜りの不得意なコクガンは意外とずる賢いのかもしれませんね。
小田の浜の淡水の水たまりで見られたオナガガモ(雄)です。
丁寧に自慢の尾羽を念入りに嘴でお手入れしていました。
他のカモたちと比べるとスラッとしていますね。
今回出会った全ての鳥たちをご紹介できたわけではありませんが、
寒さも忘れ、数時間でたくさんの発見がありました。
みなさんも双眼鏡片手に冬の鳥たちを観察してみてくださいね。
最後に、陸前高田市に戻ってきてくれているオオハクチョウの姿を。
震災後、街中復興工事で、餌場となる農地が不確定だったため
なかなか里で見ることができなかったオオハクチョウ。
田畑の実りが復活すると同時に彼らも戻ってきてくれました。
後ろに見えるのは震災遺構の「旧道の駅高田松原タピック45」です。
まだ復興半ばではある陸前高田の街ですがハクチョウたちが復興の光を
射してくれているようで嬉しくなります。
この日この田んぼに来ていたオオハクチョウ約80羽。
たくさん食べて体力付けて行ってね。来年も楽しみに待っています。
2021年01月29日みちのく潮風トレイルすごろくをやってみた!
三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子
みなさん、こんにちは!宮古自然保護官事務所の古館です。
みちのく潮風トレイル1,000kmの中で、唯一"体力的難路"の標識がある岩手県田野畑村の鵜の巣断崖から岩泉町小本地区のルート。
そんなルートの魅力や気をつけるポイントをまとめた"みちのく潮風トレイルすごろく"がこのたび完成し、配布を開始しています!
過去に私が撮影した選りすぐりの写真を集め、マスは浄土ヶ浜ビジターセンターのスタッフのみなさんとともに内容を考えました。
このたび、浄土ヶ浜ビジターセンターのスタッフを代表して、A氏と"すごろく対決してみよう"という話になり、対決してきました!
お互い真剣勝負。負けられない戦いがここに―
サイコロを振って出た目は...なんとお互い5。"高低差にぐったり。トレイルストレッチをして身体をほぐす"というマスなので動画を見ながら実践。
せっかく同じ目が出たから別なストレッチをしようということで、私は歩く前のものを、A氏は歩いている時のストレッチを行いました。
試したストレッチは下記URLからもチェックできます。日々のストレッチにも応用ができますので、ぜひお試しください。
★みちのく潮風トレイルオリジナルストレッチ
http://tohoku.env.go.jp/mct/guide/stretch.html
そのあとは私(節分が近いので赤鬼)がA氏(好きな動物のパンダ)を抜きリードを広げます!が...
ゴール目前にして、"商店に立ち寄りお菓子をほおばった"ため、1回休みに...。涙
A氏が逆転ゴールを果たしました。
このみちのく潮風トレイルすごろくは、遠方でトレイルを歩くに歩けない方々にも事前情報として楽しみながら知っていただけるものでもあるので、ぜひ下記URLにアクセスしてお楽しみください!
★浄土ヶ浜ビジターセンター
※トップページ内にPDFデータが貼り付けてあります。
また、2月2日から3月中旬にかけて、みちのく潮風トレイル写真展を各地で開催します。
※各会場、感染症対策を行い開催します。マスクの着用、手指消毒などのご協力をお願いします。
お近くのみなさまのご来場をお待ちしております。
ではまた!
こんにちは。宮古自然保護官事務所の古館です。
4月になりましたね。春が加速している宮古ですが、今回はこの冬に出会った冬鳥たちを一挙にご紹介します。
シノリガモ(撮影:宮古市浄土ヶ浜園地にて)
オスの鮮やかな模様が目に飛び込んでくるので、見かけるとついシャッターを押してしまいます。
道化者やまだら模様という意味合いを持つ"Harlequin(ハーレクイン)"がそのまま英名に入ったHarlequin Duckというのも納得ですね。
ウミアイサ(撮影:田野畑村明戸浜にて)
川の河口や海辺など、巡視に行った先々で見かけたウミアイサ。
十数羽の群れで行動しながら頻繁に潜っていた彼ら。
潜ることが苦手(泳ぐことも苦手)な私には羨ましく感じました。
泳げるようになりたいものです...。
ハギマシコ(撮影:宮古市浄土ヶ浜園地にて)
静かな森に響くカサカサとした音。
跳ね歩きながら一生懸命地面をつついて採食していました。
おなかは薄紅色をしていますが、全体が暗めなので、見つけるのが大変でした。
ツグミ(撮影:田野畑村北山崎にて)
この冬も色んな場所で出会えました、ツグミさん!
この1枚は、特におなかがぷっくりしていて、可愛らしかったです。
カシラダカ(撮影:山田町船越半島のみちのく潮風トレイルルートにて)
多少ブレてしまいました。
カシラダカは複数行動する印象だったのですが、この子は単独でした。
撮影のあと元気に飛び立っていきました。
3月下旬から一気に気温が高くなったので、冬鳥たちを見かけることが少なくなりましたが、暖かくなると南の国から夏鳥が渡ってくるので、今年はどんな出会いがあるか楽しみです。
以上ご紹介しましたが、みなさんのお住まいの地域でも見かける野鳥はいましたか?
みなさんも野鳥との素敵な出会いがありますように。
野鳥の種別を調べたい方は、国立公園オフィシャルパートナーの【サントリーホールディングス(株)】様のサイトもご参考にどうぞ!
日本の鳥百科/サントリーの愛鳥活動
では、また!