ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園

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2017年02月06日種差海岸インフォメーションセンターのグルメプログラム!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

種差海岸インフォメーションセンターでは冬も楽しめるアクティビティやグルメがあります。

2月は毎週、冬のグルメ体験プログラムが開催されます。

第一弾は「民宿の女将さんに学ぶ!地域の郷土料理」ということで参加してきました。

メニューは「鮫なます」と「煮こごり」、手焼きの南部せんべいが入った「せんべい汁」です。

材料をみんなで切ります。

せんべい汁のせんべいは手焼きし、ちぎってせんべい汁に入れます。

地元にいてもなかなか作る・食べる事がない郷土料理を、

地元の女将さんから教えて頂き、美味しく食べる事が出来ました。

今月は他にも2月12日(日)「冬のアウトドアクッキング」があり、

こちらは定員満のため募集は終了していますが、

2月18日(土)「階上早生そばを使ったガレット作り」と、

2月25日(土)「鮫のお母さんに学ぶ!漁師町の郷土料理」はまだ申込み可能です。

楽しく、美味しく楽しめる冬の種差海岸を訪れてみませんか♪

http://tanesashi.info/

詳しくはこちら↑↑

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2017年01月04日種差海岸インフォメーションセンターのお正月イベントのお知らせ

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

あけましておめでとうございます。

八戸自然保護官事務所の大友です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

三陸復興国立公園種差海岸にある、

種差海岸インフォメーションセンターではお正月イベントが行われております。

1月2日には館内に隠されているにわとりさんを探し出す、

「にわとりさんを探してお年玉をもらおう!」に参加しました。

昨年は「おサルさんを探せ」に参加し1匹も見つけられませんでしたが、

今年は1羽、見つける事ができました!!!

10羽を見つけると巨大ガラポンに挑戦でき、素敵な景品が当たるとの事で、

多くの方がにわとりさん探しに夢中になっていました。

また今月は、

「ミニ羽子板を作ろう!」や「鬼の面を作ろう!」など、

たくさんのお正月イベントを開催しているので、

種差海岸インフォメーションセンターへ是非足を運んでみてください。

1月9日までなので、お早めに!

2~3月にたくさんの体験プログラムが企画されているそうです。

またこちらでお知らせしますので、楽しみにしていてください。

http://tanesashi.info/

詳しくはこちら↑↑

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2016年11月28日「トレイルってなぁに?」

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

先日八戸ポータルミュージアムはっちで「森のめぐみ展」が開催されました。

「森のめぐみ展」は森林や木材への理解を深めてもらうために森づくりから木工住まいづくりに関わる人々の取り組みをPRするイベントで、今年で6回目を迎えるそうです。

八戸自然保護官事務所もみちのく潮風トレイルのPRでブースを出させていただきました。

今年の出展はみちのく潮風トレイルのミニチュアをイメージし、

みちのく潮風トレイルや三陸復興国立公園種差海岸・階上岳に関するクイズラリーを行いました。

体験する前の子供や大人の中には「トレイルってなぁに?ウォーキングとは違うの?」

という質問が多くありました。

ミニチュア版でしたが、歩きながら自然や地域の暮らし・文化を実感する「トレイル」の雰囲気を味わっていただけたのではないかと思います。

今後もイベントを行う中で、興味を持ち実際に歩いてくださる方が増えたらと思います。

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2016年11月17日十八鳴浜の被害状況を確認してきました

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

先日、気仙沼市大島の北東部に位置する『十八鳴浜』(くぐなりはま)へ現地調査へ行ってきました。

十八鳴浜は国の天然記念物にも指定されている、鳴砂の美しい砂浜です。

鳴砂は、砂が汚れてしまうとならなくなるので、

自然の姿をできるだけそのままにと、周囲から人の手はあまり加えられていません。

 

この十八鳴浜、今年の台風の被害で、以前環境省で整備した土留工が崩れてしまいました。

このため、気仙沼市や気仙沼大島観光協会の皆さんと一緒に、

どのような補修ができるか現場を確認しながら検討してきました。

東日本大震災の際にも砂浜がほとんどなくなるほど波にさらわれ、えぐられていた山肌ですが、

さらに台風で被害箇所は拡大し、写真のように砂浜との高低差は人の背丈以上になっていました。

 

「この素晴らしい砂浜を、はるばる見に来てくれた人に

安全に楽しんでもらえるよう、できるだけ自然に近い形で補修してほしい」

これが同行した皆さんからの声でした。

ポイントは「できるだけ自然に近い形で」という部分。

震災後、鳴砂はさらわれてほとんど無くなったはずなのに

今、しっかり鳴砂の砂浜は存在しています。

自然と砂は戻ってきたそうです。

 

「震災や台風の結果、今あるこの自然の姿は

何もいじる必要も無いし、隠す必要も無い。

ありのままでいいんですよ、自然は。」

とても印象に残った言葉でした。

 

人工的な海岸線に見慣れていた昨今、

十八鳴浜はありのままの海岸を見られる数少ない浜です。

訪れた人が安全に、自然に近い形で見学できるよう、

補修工事を工夫しなければなりません。

同行させていただいた方々の熱い思いに触れることのできた調査でした。

その調査の帰り道の1枚です。

美しい夕焼けが防潮堤の切れ目から見えます。

少し切なくなりましたが、自然と生きていくということを

いろいろな方面から考えさせられた1日でした。

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2016年11月04日みちのく潮風トレイルPR活動~陸前高田市産業まつりにて~

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

みなさま、こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

東北でも温暖な地域といわれているこの三陸沿岸でも、

そろそろ冬の足音が聞こえてきました。

外に出るのに躊躇してしまう、そんな寒さの中ですが

ホットな業務を行ってきましたので、その様子をお伝えします。

 

10月29、30日に陸前高田市産業まつりが開催されました。

みちのく潮風トレイル陸前高田市ルートが開通間近ということで

その会場の一画に「環境省・みちのく潮風トレイルPRブース」を設置させていただきました。

 

"みちのく潮風トレイルとは?"をはじめ、いままで取り上げられた記事などを掲示して

みちのく潮風トレイルがじわじわ注目されてきていることをPRしました。

 

そして何より、ここ陸前高田市ルートについての宣伝です。

現在、陸前高田市ルートは開通へ向けて諸々準備中ですが、

ここに至るまで市民の皆さんとのワークショップを開催したり、現地調査を行ってきました。

その軌跡を多くの方に知っていただきたくて、写真や地図を掲示しました。

 

そして開通プレイベントとして11月20日に実施するトレッキング企画のチラシも配布。

みちのく潮風トレイルを地元の方にも歩いていただきたいと思っています。

今回、このPR活動を行ってみて、 

まだまだ地元の方へのみちのく潮風トレイルの認知度は低いなというのが実感でした。

全国から歩きに訪れるハイカーと、地元の皆さんとが交わってこそ

みちのく潮風トレイルが成立するものと思います。

地域をはじめ、訪れる方々から愛されるトレイルコースとなるよう、

これからも関係する皆様とタッグを組み、取り組んでいきたいと思います。

 

◎プレイベントにご興味のある方は下記へお問い合わせください。

*******************

陸前高田市観光物産協会

TEL&FAX:0192-54-5011

http://takanavi.org/

*******************

☆イベント概要☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《三陸復興国立公園》

黒崎仙峡を訪ねるみち 秋風ウォーキング

       ...六ヶ浦~黒崎仙峡温泉...

日 時:2016年11月20日(日) 8:30~12:30(予定)

集 合:岩手県陸前高田市広田町 黒崎神社前駐車場

対 象:自然に興味があり、4時間程度のトレッキングが可能な方

参加費:100円(傷害保険代等)

定 員:20名

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2016年10月20日10/22に草刈りイベントがあります!!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

今週末の10/22に、種差海岸インフォメーションセンター主催の、

「第4回草刈清掃活動」が行われます!

種差海岸は、地域の方々を中心として草刈りによる景観維持が行われており、

皆さんで楽しく美味しく草刈り活動しよう!ということで、昨年度より草刈りイベントが行われています。

今回はその下見ということで現地確認をしてきました。

草刈り場所はみちのく潮風トレイル八戸区間のコース内にある大須賀海岸~白浜の間です。

今回も去年同様、実生松の抜き取りです。

クロマツは過去に人為的に植えられたものであり、

マツの持つアレロパシーという作用により他の植物が生えなくなってしまいます。

マツばかりの林にならないように、抜く必要があります。

どのように抜くか、袋に入れるか、運び入れるか、などを確認しました。

また、うるしなどもあるので草刈りイベント当日は注意して行いたいと思います。

草刈りイベント後は美味しいご飯を食べながら参加者同士の交流会もあるので、

是非参加してみませんか!!!!

http://tanesashi.info/program.html#kusakari4

詳しくはこちら↑↑

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2016年10月17日碁石海岸で写真展 開催中です

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

大船渡自然保護官事務所の坂本です。

皆さん、芸術の秋ですね。

各地で紅葉の便りが聞こえている今日この頃、

碁石海岸でアクティブ・レンジャー、アクティング・レンジャー写真展が開催されています。

 

大船渡自然保護官事務所では今年度よりアクティブ・レンジャーが配置されたので

今回が初の写真展開催となります。

東北各地の大自然の魅力を

アクティブ&アクティング・レンジャーたちが切り取った一コマで

お伝えできればいいなと思います。

おでかけの計画に『国立公園』や『世界遺産地域』、『鳥獣保護区』などが組み込まれて、

たくさんの皆さんが東北の大自然を楽しんでいただけたらとても嬉しいです。

 

それでは写真展会場の様子をご紹介します。

  

 

写真だけでなく、アクティブ・レンジャーとは?アクティング・レンジャーとは?

わたしたちのお仕事紹介コーナーもあります。

そして写真展に関するアンケートにご協力いただけると

環境省特製ポストカードをプレゼントするという嬉しい特典も。

 

さらに、ここ碁石海岸会場では『特設・碁石海岸写真展』を併設しています。

私が撮りためていた写真の中から厳選9点を展示しました。

 

碁石海岸のどこで撮ったのかのお問い合わせもいただくので、

各写真の撮影スポットもご案内しています。

 

楽しい展示を心がけ、見やすく会場を作ったつもりです。

たくさんの方々に見ていただけますように。。。

ご来場お待ちしております。

 

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東北 アクティブ・レンジャー、アクティング・レンジャー 写真展

会場:碁石海岸インフォメーションセンター

期間:平成28年10月8日(土)~11月13日(日)

時間:8:30~17:15

お問い合わせは碁石海岸インフォメーションセンター(TEL:0192-29-2359)まで。

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2016年08月04日ラムサール条約登録湿地『仏沼』

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

青森県三沢市にある、ラムサール条約登録湿地の仏沼の現地調査へ行って来ました。

2005年にラムサール条約湿地として登録された仏沼は、

絶滅危惧種である「オオセッカ」「コジュリン」などが生息しています。

小鳥の飛び立つ姿を見るとともに、鳴き声を聴く事が出来ました。

また、国指定鳥獣保護区管理員さんから、

仏沼に生息する野生生物のお話を伺い、

鳥類だけでなく、綺麗な草花や水生昆虫、蝶類など、

生物多様性に溢れた場所であるということを教えていただきました。

将来に渡って保全していけるよう見守って行きたいですね。

駐車場にはガイドブックや来訪者ノートもあり、

はじめての人が行っても楽しむことができます。

是非皆さんも訪れてみて下さい!

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2016年07月01日石巻・川のビジターセンター月例プログラム スタンドアップパドルボード

三陸復興国立公園 石巻 黒田和真

619日に宮城県石巻市を流れる北上川の支流、皿貝川でスタンドアップパドルボード【SUP(サップ)】体験を行いました。SUPはサーフボードのような専用のボードに乗り、パドルで漕いで水上を進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

【皿貝川でのSUP体験 周りではウシガエルが鳴いていたり、時々跳ねるボラを見ることができました】

 

岸の近くはヨシ原が広がり、川の流れも穏やかでした。

参加者の皆さんは、SUP初体験の方々でしたが、

波にあおれらることも無く、安心して楽しむことができたと思います。

約2時間ほどの体験で、大人の方は旋回ができるなど1人でSUPを扱えるまで上達し、スタッフと一緒に乗っていた小学生の子ども達は、初め怖くてボードの上に立てなかったのに最後はワクワクしながら(?)ボードに立って漕ぐことができました。

 

参加者からは「また参加したい」と嬉しい感想を頂きました。

初めて体験する方でも1人で操縦できる気軽さは、一度体験するとやみつきになるかもしれません。今後も初心者向けのSUPプログラムを行う予定ですので、未体験の方はぜひご参加ください。

月例プログラムはFaceBookで最新情報を更新していますので、ぜひご覧下さい。

皆さまのご参加お待ちしています。

 

 

★「南三陸 海のビジターセンター FaceBookページ」

  → https://www.facebook.com/marinevisitorcenter/?ref=py_c

★「石巻 川のビジターセンター FaceBookページ」

  → https://www.facebook.com/石巻-川のビジターセンター-1230229357009619/?ref=py_c

 

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連絡先:南三陸 海のビジターセンター準備室(平日9:30~16:30 火曜日休館)

TEL & FAX:0226-25-7622

MAIL:center@kawatouminovisitorcenter.jp

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2016年06月13日第3回草刈清掃活動イベント

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

6月4日に種差海岸インフォメーションセンター運営協議会主催の、

「第3回草刈清掃活動イベント」が行われました。

この日は一般の方々、20名程度が参加して、

種差の北須賀のオオイタドリなどの刈り取りをしました。

伸びすぎたオオイタドリは視界を遮り、

道も歩きにくくなっていたので、

今回の刈り取りで景観も良くなりました。

草刈り後は種差漁港女性部の方達が作ってくださった、

漁師鍋をいただきました。

次回は10月に開催予定との事で、

種差の美しい景観を地域のみなさまと保全していけたらと思います。

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