ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園

161件の記事があります。

2021年05月27日蕪島のウミネコと種差のウミネコ、中心街と海岸沿い

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

蕪島ではウミネコさんたちが様々な場所に営巣し、ヒナがポコポコ生まれています!

子育て真っ盛りのウミネコさんたち。

むやみに近づかずそっと見守りましょう。

写真撮影をしていたところ、なんとウミネコさんのウンが飛んできました・・・。

よく見るとけっこう付いててビックリしました・・・。

境内でウンが付いた事を申告すると、神社の社務所で「会運証明書」をいただく事が出来ます!

ウンが付いたからショック!ではなく、会運!を喜ぶ事が出来ます!

蕪島で子育てしているウミネコさんたちがいる一方、

種差海岸にいるウミネコさんたちは日向ぼっこをしていたり。。。

種差のウミネコさんは華の独身なのでしょうか!?

ニッコウキスゲも咲き始めました。

最近はやませも出るようになり、どっぷり三陸復興国立公園の気候を感じられる季節になりました。

中心街は陽射しが強く蒸し暑いのですが、少し沿岸に行けば冷涼な風が吹きます。

八戸市にお越しの際は、色々なギャップを楽しんでいただけたらと思います。

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2021年05月24日朱色に染まる田束山(たつがねさん)

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

先日、宮城県気仙沼市と南三陸町にまたがる『田束山(たつがねさん)』へ石巻自然保護官事務所と合同で巡視に行って参りました。気仙沼市は大船渡自然保護官事務所の管轄、南三陸町は石巻自然保護官事務所の管轄です。

(石巻事務所の仲原レンジャーと大船渡事務所の福濱レンジャーと私 女子三人です)

(撮影はこの日の黒一点石巻事務所の晴山アクティブレンジャーです)

古くから山岳信仰の霊山として人々の信仰を集め、奥州藤原氏との深いゆかりを今日に伝える貴重な遺構である田束山は、山頂付近から太平洋が一望できる宮城県屈指のビュースポットです。そして5月中旬頃に咲くヤマツツジで燃えるような朱色に染まるのです。

【5月20日山頂からの眺望】今年のツツジ最盛期はもう1週間前でした、残念。。

田束山山頂へは舗装路が整備され、車でも楽々なのですが、南三陸町樋の口からはじまる"行者の道"を歩いていくのがオススメです。この道はみちのく潮風トレイルのルートにもなっていて、平安時代に栄えていたこの山の雰囲気をしっとりと味わうことができます。

【苔むす階段】沢沿いの登山道へと導く階段、心静かに参りましょう

【修行僧の道】修行僧の行場であったという厳かな雰囲気漂う道

【水垢離(みずごり)の場】修行僧たちが冷水を浴び身を清めたと言われる滝

およそ1.5㎞の登山道をのぼると山頂(標高512m)にたどり着きます。ヤマツツジのトンネルを抜け、視界が開けた山頂では三陸海岸の素晴らしい景色を見下ろせます。

山頂から気仙沼側へは三十三観音を巡りながら"田束山石像公園"へ下るのがオススメです。整備された階段の両脇に三十三体の観音さまがおられます。ありとあらゆる人を救うために様々な姿に変身する観音さま。三十三全ての観音さまをじっくり拝み、自分が救われたい観音さまを探しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

(北側を臨む公園の頂点に鎮座する三十三番目の観音さまの説明板を

絶景バックに熟読する晴山アクティブレンジャー)

海岸線のイメージが強い三陸復興国立公園ですが、ここ田束山もその一部に指定されています。山頂からの雄大な眺め、自然探勝の場として残していきたい"行者の道"。ひと味違う三陸復興国立公園を楽しめますよ。是非足を運んでみてください。

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2021年05月18日待望の砂浜

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

岩手県大槌(おおつち)町の三陸復興国立公園浪板(なみいた)海岸は白砂青松、サーフィンや海水浴が盛んで岩手県の三陸海岸を代表する美しい海水浴場でしたが、東日本大震災による地盤沈下と大津波によって砂浜と多くの松が流されてしてしまいました。

かつての美しい砂浜と賑わいを取り戻したいと地元の方々の署名運動が始まり、2019年にやっと砂浜再生のプロジェクトが動き出しました。そして2020年度内を目指していましたが完成時期は、漁期と工事との兼ね合いや時化などの影響でもう少し延びるそうですが、今の浪板海岸にはたっぷり砂浜ができています。

地域の皆さん念願の海開きはもう目の前です!

ここに至るまで様々な観測や研究、地域の努力があり感動もひとしおです。

浪板海岸の過去と工事途中の現在の姿をご覧ください。

【左】2016年12月の北側       【右】2021年5月の北側

【左】2016年12月の南側       【右】2021年5月の南側

この浪板海岸をはじめとする三陸リアスを存分に目で楽しめる場所があります。山田町と大槌町にまたがる『鯨山』。みちのく潮風トレイルのルートにもなっています。

標高610メートルとそれほど高く聞こえないのですが、海抜ゼロから自分の足で登ると歩きごたえたっぷりで植生の変化や風の強さのちがい、見える水平線の高さの変化など登山気分を気軽に楽しめる山です。山田町側には鎖やロープを使う岩場もあり、夏の登山シーズンに備えてトレーニングとして足を運ぶ登山愛好家たちもいます。

なんと言ってもこの山の魅力は山頂からの眺めです。リアスが一目で分かる太平洋側はもちろん、内陸側の山々が眼下に広がる風景も素敵です。海側の見える範囲ほとんどが三陸復興国立公園指定エリア、贅沢な眺めです。

この時期は芽吹いたまぶしい新緑と咲き出した色とりどりの花々に励まされながら登山ができます。三陸海岸を山から楽しむのはちょっと上級者の気分ですね。

待ちわびた砂浜とそれを見下ろせる登山、セットで大槌町を満喫してみませんか。

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2021年05月17日みちのく潮風トレイル洋野町区間の現地調査

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

先日、みちのく潮風トレイル洋野町区間の現地調査を洋野町役場の方と合同で行いました!

当日はちょうどウニの口開けの日で、漁港では大量のウニを見ることが出来ました!

迷いそうなポイントに目印があるかのチェックや標識の状態、

トイレの状況なども調べつつ、またハイカーのサポートとなるトレイルエンジェルさんの募集について、

沿線にあるお店などに立ち寄り制度等を説明して回りました。

トレイルはもちろん、その地域にあるお店などを実際に訪れることにより、

トレイルの認知が増えていることやトレイルファンが増えていることを実感しました。

今後も関係者の皆様やトレイルファンの皆様と情報共有しながら、

みちのく潮風トレイルの維持や普及をしていきたいと思います。

(撮影のためにマスクを一時外しております)

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2021年05月14日クロコシジロウミツバメを迎える準備万端!

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

みなさん、こんにちは。宮古自然保護官事務所の古館です。

爽やかな春風に包まれた512日、国指定鳥獣保護区に指定されている日出島に上陸してきました。

 

上陸は昨年の9月以来8ヶ月ぶり。

9月の調査はこちらから

 

今回の目的は、修理した巣箱の再設置ほかいくつかありましたが、まもなくクロコシジロウミツバメが営巣にやってくるので、設置している巣箱の入口をきれいに整えてきました。

巣箱の中はクモの巣などがあったりする場合もあるので、快適に住みやすいよう綺麗に掃除。

【左:作業前 右:作業後】

 

そんな中、2箇所の巣箱にクロコシジロウミツバメよりも先に飛来するコシジロウミツバメを確認。1箇所には1羽、もう1箇所はペアで巣箱を使用していました。

オスメスの外見は一緒で見分けが難しいですが、山階鳥類研究所の方に教えていただいたところ、おなかの抱卵班(卵を温めるために、お腹の羽毛が抜けて皮膚が見えているところ)が濃いほうがメスだそうです。

【赤丸部分が抱卵班】

※鳥獣捕獲の許可を得た専門家が捕獲しています。

 

昨年は、クロコシジロウミツバメの成鳥と雛も確認しているので、今年も巣箱を利用してくれることを願います。

では、また!

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2021年05月13日おしえて先生!知るしるするる探検隊の隊長になりました!!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

青森県立図書館で幼児・児童向けのお話会の講師として参加してきました。

「風を感じて歩こう 春 自然の中で」というテーマで、

自然の中を歩くことによって見えるものや感じるものを伝えるため、

みちのく潮風トレイルについてお話したり、

また太刀川レンジャーは森の中を歩くことによってどんな生き物がそこにいるか、

実際にネズミやリスがかじった木の実を見せて説明しました。

ちなみにこのハットは知るしるするる探検隊の隊長の証との事で被ることに!

今回初めて幼児・児童向けにみちのく潮風トレイルや自然の話をしましたが、
子供が興味を持ってくれるようなお話作りはとても難しかったです。

ですが子供たちがお話に夢中になってくれ、

また一緒に来ていた親御さんもお子さんと一緒に興味を持って下さり、大変貴重な時間となりました。

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2021年04月26日えっ!?もう開花??

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

宮古自然保護官事務所の古館です。

先日421日、田野畑村の明戸浜園地に行ったときのことです。

 


もうハマエンドウが咲いている!!!

 

ちなみに。昨年の415日の写真では


1株が手のひらサイズほどでしたが、今年は...

 


どの株も手のひらに収まらないほどにぐんぐんと葉と茎を這わせ、順調に生長しています。

ハマエンドウは、砂の中で長く茎を伸ばしていく種類の植物。この砂地の下は根の迷路になっているかと想像するとワクワクします。

※写真手前の砂地の緑は全てハマエンドウ

 

三陸の初夏を告げる花という印象だったため、"昨年よりも開花が早いのでは?"と思ったのですが、昨年は511日には明戸浜園地より海側にある浜辺で花畑のようになっていたので、昨年同様の開花の進み具合になりそうです。

 

 

施設の巡視点検に行く際の楽しみが増える季節が到来!

みなさまに安心して楽しんでいただけるよう引き続き巡視点検を行ってまいります。

 

では、また!

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2021年04月21日階上岳の山開き安全祈願祭

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

4/16に三陸復興国立公園階上岳の山開き安全祈願祭が行われました!

毎年、快晴の天気に恵まれる安全祈願祭ですが少々風が強かったです。

神事の後は鳥屋部登山口前へ移動しテープカット。

通年登る事ができ、地元の方から愛される階上岳は739,6メートルの標高の山で、

3合目と8合目にはバイオトイレが整備されているので登山初心者でも登りやすいです。

登山口付近のオオヤマザクラも見頃を迎え、春到来を感じさせます。

リフレッシュやコロナ渦の運動不足解消にぜひ登ってみてください♪

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2021年04月19日パークボランティアの仲間が増えます

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

パークボランティアについては、この日記をご覧になってくださっている方ならご存じですよね。

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国立公園において、自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単な維持修理などの各種活動について、広く国民の参加を求め、一層の活動の充実を図るとともに、自然保護の普及啓発を図ることを目的として、これらの活動に自発的に協力して頂ける方々をパークボランティアとして登録しています。

 令和元年度時点で、全国の25国立公園の37地区において、各地区の特性に応じた活動実施計画に沿ってさまざまな活動を行っていただいています。

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環境省のホームページにはこのような説明がなされています。

三陸復興国立公園では、国立公園に加え、みちのく潮風トレイルのルートも活動の場とし、私たち保護官事務所のスタッフと共に様々な取り組みをしています。

今年度、三陸復興国立公園南部地区では、新規パークボランティアを追加募集しました。

先週、パークボランティアとして登録いただくために受けていただく応募者に対する研修会を行いました。

午前中は国立公園やパークボランティア制度についての座学研修。

福濱保護官からスライドを使用した講義がされました。

午後は実際に活動する際に役立つ、三陸の特徴や野外活動における安全管理などについての座学と、外へ出ての実地研修を行いました。

宮古自然保護官事務所の渡辺利用企画官が講師です。

あいにくの雨でしたが、フィールドに出て自然の中での安全管理についてや観察についてのポイントなど楽しく勉強しました。

今回の最初に受ける研修会の他、定期的に開かれる研修を受けたり、仲間と活動しながらさらに知識や経験を積み重ね、自分自身が国立公園を楽しみながら自然保護の普及啓発にお力を発揮いただきたいと思います。

国立公園を訪れ、パークボランティアの皆さんに会った時は是非お声をかけてくださいね。

「たくさんの人にこの地の国立公園を楽しんでほしい、知ってほしい、そのお手伝いをしたい」

そういう思いがパークボランティアの根底にあります。

訪れた人も、迎える側も笑顔で楽しめる国立公園を目指していきたいと思います。

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2021年04月16日ラムサール条約登録湿地、三沢市仏沼の鳥獣保護区の現地確認

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

ラムサール条約登録湿地の三沢市仏沼へ現地確認に行ってきました。

近年、仏沼の北東部を中心に乾燥化傾向が見られるため、水位変化を調べるための測定棒を設置しました。

国指定鳥獣保護区管理員の安藤一次さんと太刀川レンジャー。

安藤さんから現地にいる鳥や植物の話を聞かせていただきました。

また、オオセッカやコジュリンのさえずり真似がすごく上手で少しニヤッとしてしまいました!!!!

仏沼の自然や生き物を大切に思い、保全活動をされている管理員さんの現地でのお話はとても貴重でした。

今後も現地へ行き情報収集をしていきたいです。

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