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アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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磐梯朝日国立公園 裏磐梯

166件の記事があります。

2010年05月25日磐梯山開き

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

5月23日(日)第53回磐梯山開きが猪苗代スキー場で行われました。先日、点検登山の時にもお伝えしましたが、今年は例年以上に雪が多く登山道が確認できないことから、山開きが2週間の延期となっていました。

当日は、あいにくの空模様で、午後から雨の予報も出ていましたが、式典には多くの関係者、登山客が集まり、今年一年の安全を祈願しました。式典終了後、登山道入り口では、先着で記念のペナントが配られ、今年は磐梯朝日国立公園指定60周年の文字が入っていました。


式典の様子

まだまだ登山道には残雪がありますが、前回来た下見に比べればだいぶ減っていました。
弘法清水まであと少しのところです。

弘法清水では、多くの登山客が詰めかけ、10時からは青空郵便局が開局。記念ハガキなどが先着で配布されていました。さらに、山小屋もオープンし、本格的な登山シーズンを思わせる盛況ぶりでした。


磐梯山山頂(1,819m)の様子です。ここも多くの登山客で賑わっていました。
写真では、伝わりにくいかと思いますが、この時はかなりの強風で気温も低く、早々弘法清水へ退散してしまいました・・。また機会があれば、山頂でのんびりしたいものです。

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2010年05月21日裏磐梯野鳥の森で森林浴

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

皆さん、こんにちは。裏磐梯では待望の(?)新緑が美しい季節となりました。
裏磐梯を観光される方々も日に日に増し、修学旅行などの団体バスも頻繁に走り回っています。散策するには、今がベストシーズンのようですね。


さて、天気が良くまさに散策日和だった5月21日(金)に、裏磐梯野鳥の森探勝路へ巡視に出掛けました。野鳥の森へは、五色沼(裏磐梯)周辺からですと、車で15~20分ほどの道のりです。探勝路も木道が一部整備され、それ以外のところも道は悪くないので、気軽な散策やバードウォッチングには最適な場所だと思います。さらに探勝路の奥へ行くと、ブナの新緑がとても美しいところがあります。心地よい風に吹かれながら、森林浴を楽しんではいかがでしょうか?

また、ミズバショウやキクザキイチゲなども見頃でした。

ミズバショウ

アオジ

野鳥の森探勝路の中間あたりはこのように、新緑が綺麗です。

心も身体も癒されそうですね・・。オススメです。

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2010年05月18日磐梯山点検登山

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

前回の安達太良山に引き続き、5月23日(日)に山開きを控えた、磐梯山の点検登山を、5月14日(金)に、町村役場、山岳会の方々とおこないました。磐梯山の山開きは、例年ですと、5月の第二日曜に行われるのですが、天候不順や残雪がある影響で、4年ぶりに延期となりました。この日は、地元テレビ局のほか、韓国からの取材クルーが同行し、磐梯山の取材をおこなっていました。寒い中ご苦労様です。


取材を受ける山岳会の方

今回実施したルートは、磐梯山ゴールドラインの途中にある、八方台登山口をスタートし、中ノ湯跡、弘法清水を通り、磐梯山山頂まで向かい、帰りは川上登山口へ下山するルートをとりました。

さて、八方台登山口を出ると、つい先日に降ったと思われる新雪が登山道を覆い、周りの木々には無数の霧氷と、まるで銀世界を思わせる雰囲気になっていました。ところどころ雪で滑り落ちそうな危険箇所は、除雪し足場を確保しました。通る際は、十分にご注意ください。(一部トラロープを張っているところもありますが、ないところもあります。)


危険箇所の除雪

出発してから2時間、ようやく山小屋がある弘法清水にたどり着きました。ここも予想以上の積雪でした。さらに弘法清水から進むこと30分、やっとのことで山頂に到着しました。残念ながら視界は悪く、磐梯山からのパノラマを楽しむことはできませんでした。ただ、登山道の途中には、おもしろい形をした霧氷などを見ることができ、また違った角度から楽しめました。


鳥の翼(?)のような霧氷

この後も、2~3時間かけて川上登山口へ下山しました。弘法清水から川上登山口へは、八方台からの道に比べると、雪は少なく歩きやすいと思います。花もところどころ咲いており、写真はありませんが、イワナシ、オオカメノキ、エンレイソウなどが咲いていました。

まもなく山開きが行われる磐梯山ですが、例年以上に雪があることから、十分に山の装備を整えてから登ることをお勧めいたします。気軽に登れる山だからといって油断は禁物です。

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2010年05月13日安達太良山登山道の点検・補修作業

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

ここ最近、裏磐梯では春の訪れと共にヤマザクラの開花が目を引くようになってきました。
檜原湖の周り走る道路沿いでは、ミズバショウも見頃を迎えています。
さらに、キビタキやオオルリなど野鳥の種類もぞくぞくと増えてきているようです!

さて、先日の5月12日(水)に猪苗代町役場、山岳会の方々と合同で、5月16日(日)に山開きを控えた安達太良山の登山道の点検・補修をおこないました。今回実施したルートは、沼尻登山口~障子ヶ岩付近の往復です。

当日は、あいにくの空模様で時折、雨や雪が降るなかの作業となりました。
今年は、4月に何度か雪が降ったためか、例年に比べ雪が多く残っていました。
ところどころ雪になぎ倒された支障木を撤去しつつ、登山道をひたすら進んでいきます。


支障木の処理


徐々に標高が高くなるにつれ、強風・視界不良・雪と、まさに人を拒むかのような荒れ具合の天候となり、予定していた行程を変更し、少し早めに下山することにしました。


天候が荒れる中、危険箇所のロープ張り


荒れる天候、さらに泥だらけで滑りやすい登山道の側には、ささやかなサービスというわけではありませんが、可愛らしいイワナシの花が咲いていました。雨にしたたる姿もなかなか良い感じですね・・・。

最後に、今回ご一緒させていただいた皆様、お疲れ様でした。

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2010年05月06日ビジターセンター支援 リスとムササビの展示物をつくろう!

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

皆さん、こんにちは。
ゴールデンウィークは思う存分楽しめましたか?

さて、ちょっと遅くなりましたが、先週の出来事をご紹介したいと思います。

去る4月28日(水)、パークボランティアさん方の団体活動として、裏磐梯ビジターセンターにて展示物の作成をおこないました。当日は雨の中、そしてお忙しい中のご参加、ありがとうございました。

今回はどんな展示物を作成したかというと、リスとムササビに変身できる展示です。
作るパーツは、大きく分けて3つあり、頭部・しっぽ・目と耳に分かれます。


早速、ビジターセンター職員の五十嵐氏より作り方のレクチャーを受けます。
今回は、適当な大きさの布を切り縫いする作業のため、手先の器用さやセンスが問われます。
皆さんも裁縫は得意ですか?
私も、中学生以来の裁縫には参りました・・。


なかなかはじめは、どこから手をつけてよいかわからず、皆さん苦戦を強いられています。
適宜、五十嵐氏よりアドバイスを受けながら、着々と制作を進めていきました。


作成開始から5時間後。ようやく、展示物らしくなってきました。
ご覧の通り、ムササビの特徴がよくでていますね。
すばらしい!

今回制作に協力してくださったパークボランティアの皆様、企画・設計してくださったビジターセンター職員の方々、お疲れ様でした。

ぜひ、裏磐梯へ来た際には、リスとムササビの展示をお楽しみください。

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2010年04月27日裏磐梯PV始動式

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

皆さん、こんにちは。裏磐梯の星です。

4月になっても、季節はずれといわんばかりの降雪、朝晩の冷え込み…。そろそろ暖かくなってもいいころかな~と思えば、ようやく春の陽気を感じる今日この頃の裏磐梯・・。

さて先日、4月24日(土)に裏磐梯地区パークボランティア活動始動式を行ないました。土曜の朝からにもかかわらず、多くのパークボランティアの皆様に集まっていただき、こちらとしも大変うれしい限りです。パークボランティアの皆様あってこそ、国立公園が守られるのです。


新田首席自然保護官による開会の挨拶


福地自然保護官の講義に耳を傾けるPVの皆様

講義では、福地自然保護官が前任地のやんばる自然保護官事務所での取り組みを紹介し、皆、興味津々に話に耳を傾けていました。特に、沖縄にしか生息しない珍しい動植物の解説では、誰もがスクリーンに釘付け、私も大変勉強になりました。

始動式終了後は、昼食を挟み、PV公園維持活動として、五色沼自然探勝路のロープ張り、歩道内の除雪、ゴミ拾いなどを実施しました。

寒い中、そして遠いところから皆様お集まりいただき本当にありがとうございました。
今後の活動も期待しています。
今年一年、安全・無事故でよろしくお願いいたします。


歩道外へ立ち入らないように、ロープ張りの作業

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2010年04月20日五色沼巡視

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 星 彰

みなさん、こんにちは。
今年の4月より裏磐梯自然保護官事務所のアクティブレンジャーになりました、星彰(ほしあきら)と申します。出身は千葉県ですが、昨年まで同じ磐梯朝日国立公園の浄土平で働いておりました。ご縁あってこれからは裏磐梯でお世話になります。社会人になってまだ3年目と、まだまだ世間知らずで未熟なところもありますが、精一杯がんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、裏磐梯は4月でもまだまだ雪が残り、肌寒い日もありましたが、ここ最近は天気も良く、暖かい日が続きました。早速、事務所から近い五色沼自然探勝路へ巡視に出掛けました。



ご覧のように、写真は赤沼近くの遊歩道ですが、まだ雪が残っています。毘沙門沼周辺であればだいぶ雪もなくなっているので、それほど心配はないかと思います。長靴があれば十分でしょう。



しかし、場所によっては空洞になっている箇所もあり、踏み抜きにはご注意ください。写真は、竜沼の近くです。



最後に、毘沙門沼をゆらゆらと泳ぐコイです。いつ頃からいるのかはわかりませんが、なんとも貫禄のあるコイです。五色沼の風景に溶け込みそうな感じもしますね。

こんな調子ですが、これからも磐梯朝日国立公園の魅力あふれる自然情報をお届けできればと思います。今の時期は特に目玉になるような自然情報がなく、こちらとしても残念ですが、もう少しの辛抱です。初夏になれば、裏磐梯の自然もにぎやかになりますよ!

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2010年03月15日裏磐梯の生物多様性を知ってもらうために

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 小長井 崇大

 2010年は国連が定めた国際生物多様性年ということもあり、「生物多様性」については昨今その重要性が特に注目されています。

 環境省が定めるところでは、生物多様性とは、さまざまな環境に適応して進化してきた地球上の生き物がもつ、生き物の「個性」と「つながり」の広がりのこと(詳しくは環境省HPhttp://www.biodic.go.jp/biodiversity/をご覧ください)ですが、そう言われてもなかなかピンとこない方も多いことでしょう。

 そんな方に、まずは身近な場所に住んでいる生き物のことから知っていただこうと、「地球のいのち、えがいてみよう」という催しを裏磐梯ビジターセンターで開催しています。
 この企画は現在全国のビジターセンターで開催されていて、東北では他にも十和田ビジターセンターで開催中です。

 どのようなものかというと、みなさんお一人お一人に、①裏磐梯にいる好きな生き物を描いてもらい、②模造紙でつくられた背景に貼ってもらう、というだけのものなのですが、実際やってみるとなかなか面白いです。
 少しその様子をご紹介すると↓


 まず絵を描いて色をぬります。ぬり絵もたくさん用意されているので、私はその中にあったスナヤツメという生物にすることにしました。
 図鑑を見ながら色をぬります。


 生き物の絵ができたら背景に貼り付けます。背景もかなり力が入っていて、いろんな環境が描かれているので、細部まで見ていくと楽しいです。
 私が選んだスナヤツメは、図鑑によるとあまり流れが速くない川にいるようです。


 実際に貼り付けたスナヤツメです。目立たない所に貼るつもりだったのですが、流れの緩そうなところを探していたら背景のほぼ中央になってしまいました・・・

 まだ生き物が全然いませんが、夏が来る頃には背景が見えなくなるくらい賑やかになっているのではないかと思います。

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2010年02月15日ふれあいイベント「冬の五色沼」を開催しました

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 小長井 崇大

2月13日(土)、磐梯朝日国立公園裏磐梯地区の五色沼で、環境省主催の自然ふれあいイベント「冬の五色沼」を開催しました。
 
 晴天の中、定員いっぱいの15名の方々にご参加いただき、前日降り積もったふかふかの新雪をスノーシューで踏みしめながら、ノウサギやキツネの足跡を見つけたり、冬芽を観察したり、繁殖期のニホンリスの追いかけっこを目撃したりして、それぞれに楽しんでいただけたようでした。
 以下にイベントの様子を少しだけご紹介します。


 凍った沼の上を歩いているところ。森の中で、その部分だけ開けている場所を歩くのは不思議な感じです。(※温かい日は水が染み出してきたり、危険な場所もあるので注意)


 夏の間は木々で隠れてよく見えない「竜沼」も、この時期は間近で見ることができます。
 ここを含めた五色沼の沼々では、マガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コハクチョウなどの冬鳥が羽を休めていました。


 せっかくスノーシューを履いているのだから、ということで帰りは歩道を少しだけ外れて、踏み跡のない木立の間を歩きました。
 今回も、ガイドしていただいたのはお馴染みパークボランティアの皆様です。どうもありがとうございました。

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2010年02月08日パークボランティア写真展開催中です

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 小長井 崇大

現在裏磐梯ビジターセンターでは、裏磐梯地区のパークボランティアの方々による写真展『磐梯朝日国立公園の自然』を開催中です。

環境省では、国立公園での自然観察会や美化清掃、維持修理などの活動について、自発的に協力して頂ける方々をパークボランティアとして登録しており、裏磐梯でも27名のボランティアの方々が活躍しています。

今回の写真展は、そういった方々が巡視活動や保全活動などを通じて撮影したものです。日々自然に接しているからこそ気付く風景や、自然の造形美などが、それぞれ思い思いに写し出されています。
写真展の様子を少しだけご紹介すると↓


写真展入口。裏磐梯VCのマスコットキャラクター「アライ君」が出迎えてくれます。


写真展の様子。冬場はお客さんが少ないので、ゆっくりと鑑賞できます。


写真展の写真から一枚。猪苗代湖の冬の風物詩「しぶき氷」を撮影したものです。見応えありです。
この他にも、貴重な植物やパークボランティアの活動の様子を紹介する写真などが展示されています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!

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