ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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磐梯朝日国立公園 裏磐梯

154件の記事があります。

2021年06月04日雄国沼の巡視

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 村上英夫

6月1日(火)に雄国沼の遊歩道と木道の巡視を行った時の様子をお伝えします。

〈雄国沼〉

湿原にはコバイケイソウ、タテヤマリンドウ、ミツバオウレンがたくさん姿を見せています。これから梅雨にかけて、湿原は様々な花々で賑やかになります。

〈雄国沼から西吾妻の山々を望む〉

       〈コバイケイソウ〉                〈タテヤマリンドウ〉

 〈ミツバオウレン〉

〈水面を横切る木道〉

6月はワタスゲが白い穂を膨らませ、花々が美しい可憐な花が姿を見せ始めます。そして7月にはニッコウキスゲが湿原を黄色い絨毯のように覆います。毎年多くの方々が木道を散策しますが、木道の一部で、冬の間に雪の重みで段差ができたり傾いてしまった箇所がありますので、歩行には注意が必要です。

さて、雄国沼湿原と喜多方市の萩平駐車場とを結ぶ道路のマイカー規制が、6月19日から7月11日まで実施されます。そのルートは例年ですとシャトルバスが運行していましたが、残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に続いて中止となりました。なお、雄国沼へは北塩原村から3つの探勝路があります。徒歩で約1時間半から2時間半のルートです。探勝路の起点にある駐車場は狭く、路上駐車はできないので、ハイシーズンは公共交通期間のご利用をおすすめします。

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2021年06月01日登山者カウンター設置

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 村上英夫

こんにちは。

5月に裏磐梯自然保護官事務所に配属されました村上英夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

雪が消え木々の新緑が芽吹き始め、人々が自然のフィールドに入る頃、私たちは登山者カウンターを設置します。裏磐梯の事務所は、管内の10カ所に設置しますが、その時の様子の一部をお伝えします。

〈銅沼から望む磐梯山〉

              

5月24日(月)、裏磐梯スキー場から磐梯山に至る登山ルート2カ所に設置しました。曇天でしたが、時々陽射しが差し込んで、磐梯山が新緑にくっきりと映えていました。

〈銅沼のほとりの登山道〉

スキー場トップからしばらく歩くと「銅沼(あかぬま)」に至ります。ここは湖底の泥が水酸化鉄を含んでいて赤茶けて見えます。沼にさしかかった登山道脇に一基設置しました。設置場所は慎重に選んでいます。しかし通過時に、やや窮屈な感じを抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、貴重なデータを得るために必要なものですので、どうかご理解をいただければ幸いです。

〈スキー場から噴火口方面へ至るルートの入り口〉

スキー場トップから左に分ける登山ルートの分岐点にもう一基設置しました。このルートは噴火口の火口原に至ります。そのまま登ると山頂ですが、ガレているので足下に注意が必要なルートです。

〈携帯トイレ回収ボックス設置〉

裏磐梯スキー場の登山道から駐車場へ入る場所に、携帯トイレ回収ボックスを設置しました。

登山ルートにトイレはありませんので、山行中は携帯トイレが必要ですが、山頂直下の弘法清水小屋で携帯トイレを販売しており、使用するためのブースも設置されています。

翌5月25日(火)、吾妻連峰の浄土平に一基設置しました。一切経山の火山活動は落ち着いています。

浄土平の様子は、「一般財団法人自然公園財団浄土平支部」のHPに数時間おきにUPされています。当日の気象情報、道路規制情報、工事のお知らせ、山の様子などを伝えてくれています。貴重な情報源として私たちも利用しています。→ https://www.bes.or.jp/joudo/

〈一切経山が間近に望める浄土平の中央部付近〉

〈木道を通り浄土平ビジターセンターへ〉

浄土平では、ワタスゲの黄色い花が終わって白い綿毛に変わり始めました。これから様々な高山植物が顔を見せ始めます。梅雨の頃は高山植物が賑やかになる時期です。

〈吾妻小富士〉

毎年、多くの方が足を運ぶ吾妻小富士では、登山道の改修工事が始まって、お鉢までは通行できなくなっています。工事情報についての情報は、浄土平のHPやスカイライン横に設置した立看板等で周知が図られています。工事は8月下旬まで行われる予定です。

登山者カウンターは秋に撤去します。それまでは少し目障りかもしれませんが、どうかご理解を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

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2021年05月20日「安達太良山 山開き」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 田中謙行

「安達太良山 山開き」

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、5月16日に行われた安達太良山山開き安全祈願祭及び登山ルート巡視を行った報告になります。雨が降り始める前に下山できましたが、あいにくの空模様と霧でビューティフルな景観報告はできませんが、山に咲くお花が出迎えてくれたので紹介を兼ね時系列で写真報告をいたします。

安達太良山は磐梯山とならび、東北のみならず日本を代表する標高1700mの名山です。

登山道はいくつかありますが、今回は利用者の多いコースで奥岳登山口からゴンドラリフトで山頂駅→薬師岳展望台→安達太良山山頂→峰の辻→くろがね小屋→あだたら渓谷自然遊歩道→奥岳登山口の周遊コースで巡視して来ました。

安全祈願。

宮司さんによる神事「切幣散米(きりぬささんまい)」

雲と霧で山頂が見えません。

ロープウェイに乗っていざ出発。

最初に出迎えてくれた「ショウジョウバカマ」

淡い紅色が悪天候を忘れさせてくれます。

「薬師岳展望台」まったく眺望ができません。空をみつめる「たそがレンジャー1号2号」

山頂付近にはまだ残雪がありました。

「ウスノキ」 黄緑に赤みを帯びた鐘形の花がめんこい。

山頂は山開きとあって多くの登山客で賑わっていました。 安達太良山は乳首山ともいわれています。

2月の地震で倒れた祠の一部。

「たそがレンジャー1号2号」

晴れていれば、和尚山、鉄山、箕輪山、吾妻山、磐梯山などが望めます。

下山途中で出会った「ミネズオウ」の花が可憐です。

 濃い紅紫色の「ムラサキヤシオツツジ」        淡い紫色の「タチツボスミレ」

「タムシバ」が見送ってくれました。

「くろがね小屋」

あだたら渓谷自然遊歩道を通ります。「紅葉滝」

「昇龍の滝」

「魚止滝」

マイナスイオンを全身に浴びながら無事下山いたしました。

晴天バージョンのAR日記もお届けいたしたいと思います。

奥岳登山口には奥岳温泉が隣接しております。露天風呂ではパノラマが望めます。

お湯もよろしいのでお勧めです。

皆さまも来てくらんしょ。

今回はこれで、おしまい。

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2021年05月10日「五色沼自然探勝路合同巡視with猪苗代警察」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 田中謙行

「五色沼自然探勝路合同巡視with猪苗代警察」

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、四月三十日に五色沼自然探勝路において猪苗代警察と一緒に行った合同巡視の報告です。

今回の合同巡視はGWを前に、多くの人で賑わうであろう五色沼自然探勝路において楽しく安全にそして裏磐梯を満喫して過ごしていただく事を目的に、交通安全はもとより、路上駐車及び車上荒らしの注意喚起、動植物を取らないなどの国立公園のルールとマナーの呼びかけ、クマに遭わないためのまた遭ってしまった時の対処方法の告知を行いました。

裏磐梯ビジターセンター前での出発式です。当日は、あいにくの天気になりました。

猪苗代警察署長さんの挨拶から始まりました。

我らが国立公園管理企画官からの挨拶もありました。

駐車場でのビラを配っての注意喚起。

「注意喚起」のビラ。

「国立公園のルールとマナー」「クマに遭わないため、遭ったときの対処」のビラ。

五色沼自然探勝路合同巡視隊!いざ出発です。

黄色いお二人が警察官の方です。

探勝路で散策者の方にビラ配りと声掛けをしました。

あいにくの天気ではありましたが、たくさんの方にお会いできました。

裏磐梯を満喫して元気になっていただけたら嬉しく思います。

春、夏、秋、冬とながれていく中で、五色沼自然探勝路はその時々での顔が感じられます。

是非、皆様のお越しをお待ちしております。

【番外篇】

弁天沼に!ネッシーならぬベンシ―出現か!?

と、思いきや・・スッポンが口を開けてるような枯れ木でした。

あいにくの天気にもかかわらず、今日も弁天沼の青色が美しい。

今回はこれで、おしまい。

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2021年04月28日「四月末の桜峠」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 田中謙行

「四月末の桜峠」

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、四月二十七日の桜峠の写真報告です。

桜峠は、2001年の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの誕生を記念して、翌2002年に2001本のオオヤマザクラを植樹しました。その後1000本近く増え、現在は約3000本がみごとに白とピンクに咲き誇る光景が広がるところです。

最初にお伝えいたしますがここ数日の寒い日と強風が続き桜が散ってしまい、今回は見頃の写真は撮れませんでした。ごめんなさい。東北の桜はあっという間に散ってしまう印象です。

ただ、桜の香りは満ち満ちていたので少しでもお届けできたらと思い、恥ずかしながら少しではありますがご紹介したいと思います。

まずは、飯豊連峰が遠くから出迎えてくれました。

丘の上から見下ろすとと、白とピンクのオオヤマザクラが望めます。

桜の香りに包まれました・・。

来年度は、旬な時期の桜峠をお伝えしたいと思います。タイミングが合えば是非、桜に包まれに裏磐梯にお越しくださいませ。

桜だけではありません、スイセンが見送ってくれました。

今回はこれで、おしまい。

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2021年03月24日「猪苗代警察署裏磐梯駐在所合同巡視と三月の五色沼VIEWポイント定点観測」

磐梯朝日国立公園 田中謙行

「猪苗代警察署裏磐梯駐在所合同巡視と三月の五色沼VIEWポイント定点観測」

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、五色沼自然探勝路において実施した、猪苗代警察署裏磐梯駐在所との合同巡視および三月の五色沼VIEWポイント定点観測の報告になります。探勝路の出入り口になる裏磐梯ビジターセンター駐車場と物産館駐車場及び探勝路内において、警察の方たちと「車上荒らし」の注意喚起のためビラ配りを行いました。

ここからは、一月の報告に続きまして「三月の五色沼VIEWポイント定点観測」の先月との比較報告です。

すっかり雪も少なくなり、スノーシュー無しでも散策できるようになりましたが、場所によっては滑りやすい所や倒木もあるので注意が必要です。野鳥たちの声はたくさん聞こえるようになりました。

VIEWポイント① 青沼(南西)

R3.2.19

R3.3.19

VIEWポイント② 青沼(南)

R3.2.19

R3.3.19

VIEWポイント③ 弁天沼(西)

R3.2.19

R3.3.19

VIEWポイント④ 弁天沼(東)

R3.2.19

R3.3.19

VIEWポイント⑤ 竜沼

R3.2.19

R3.3.19

VIEWポイント⑥ 深泥沼

R3.2.19

R3.3.19

VIEWポイント⑦ 赤沼

R3.2.19

R3.3.19

番外篇

るり沼

R3.2.19

R3.3.19

毘沙門沼

1都3県では緊急事態宣言が解除にはなりましたが、まだすぐにはコロナ禍が落ち着かないようです。

落ち着きましたら、透き通った空気を思いっきり吸いに五色沼においでください。

以上で、今回は「おわり」です。

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2021年03月18日「三月のイエローフォール」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 田中謙行

「三月のイエローフォール」

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、三月のイエローフォールの写真報告です。

イエローフォールは、厳冬期に磐梯山の北側、かつての噴火跡、爆裂火口壁の岩の隙間に出現する幻の氷瀑(氷の柱)です。地中の硫黄分や鉄分を含んでしみ出し、幾重にも凍って黄色く色づくので、イエローフォールと呼ばれています。

最初にお伝えいたしますがここ最近暖かい日が続き、雪もかなり解け始めたため、今回は黄金色に輝くイエローフォールを観ることはできませんでした。二月中に行くのがベストと思われます。

ただ、行く途中にはこの時期にしか近づけない場所や景観がありましたのでご紹介したいと思います。

まず起点となるのが、裏磐梯スキー場です。スキー場の営業日意義は、ゲレンデの斜面をスノーシューを履いて雪上歩行することになります。標高差は約100mといったところです。

ゲレンデの上から振り返ると、結氷しワカサギの穴釣りが人気の桧原湖が望めます。

樹林帯を抜けて進むと銅沼に到着です。凍った銅沼の上を歩いて行きます。

銅沼の結氷した沼面上からの写真です。銅沼からは磐梯山の裏側が一望できます。雪が解けて岩肌がみえる場所は、年中噴煙が立ち上がっている場所で、冬の時期だけ湖面上を歩くのでより近づくことができます。磐梯山が生きていることを肌で感じられます。ただ、火山性ガスなので注意が必要です。

ちなみにこちらは、「10月の銅沼」。


本来なら3倍程の範囲で黄色く色づいた氷瀑があります。

令和3年3月9日のイエローフォール。

イエローフォールから飯豊連峰。吾妻連峰が望めます。岩の上には雪上の盆栽五葉松、見事です。

今回はこれで、おしまい。

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2021年03月02日「ブルーフォール」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 小野寺浩詩

裏磐梯自然保護官事務所の小野寺です。

ここ裏磐梯の冬の楽しみ方は、スキーやスノーボード、ワカサギ釣り、温泉など様々ありますが、スノートレッキングも人気です。

そのトレッキングの目的地として最近脚光を浴びている場所に「イエローフォール(磐梯山の爆裂火口壁からしみ出す水が少しずつ凍ってできる氷瀑で、厳冬期にのみ見られます。水に含まれる地中の様々な成分により黄色に見えるそうです。)」があります。

今回はその「イエローフォール」ではなく、「ブルーフォール(ブルーアイス)」と呼ばれる場所を目指しました。雪のない時期は多くの人が訪れますが、冬期にどの程度人が訪れていそうか、安全面はどうなのか、最近強風が続いていたのでその影響はどうなのか、そのようなことを確認しに出かけました。

雪のない時期は、滝に向かう探勝路(参道)のすぐ前に駐車場がありますが、今回は雪のため車で行くことができませんでした。近くに車を止め、スノーシューで目的地まで向かいました。

駐車場へ向かう道

道路(ガードレール)や探勝路入口にある鳥居などは目印となり歩きやすいのですが、その鳥居を過ぎると夏場に見えていた探勝路はほとんど分かりませんでした。

目線の高さと変わらないカーブミラー

探勝路入口の鳥居

ただ、スノーシューのトレース(疑わずにたどっていくとルートからはずれてしまうことがあるので注意)が幾つかあったことと、方角は分かっていたので、迷うことなく歩みを進められました。思った程雪はなく、また風の影響による倒木等も見られませんでした(枝等はたくさん落ちていましたが)。

トレースをたどっていきます。

30分ほど歩くと小さなお社が見えてきました。

まもなく到着です。

なかなかの雪です。

お社の屋根にはなかなかの雪が

滝を正面から見ることができる橋も欄干の高さを超えたところまで雪が。これは結構な危険度です。

橋の欄干から雪がはみ出しています

気をつけながら進み、滝の方に目を向けてみると雪に囲まれた小野川不動滝が。

幅約10m、落差約25mの滝は、雪の白さと空の青さに包まれ、その流れと水しぶきはひときわ輝いて見えました。

小野川不動滝です

雪がある冬期ならではのアングル

滝の水しぶき等が周囲から少しずつ凍り、できた氷塊が青く輝くといわれる「ブルーフォール」。

しかし、ブルーはどこに・・・。おそらく数日間気温の高い日が続いたため氷塊が溶けその姿を見ることは叶いませんでした。それでもわずかに(見ようによっては)滝の左端の方が青白く見えました。

左端の方が青く・・・

さらに、お社背後の崖の上部にミニイエローフォール(つらら)を発見。ブルーとイエローを一度に見ることができました。

黄色いつららが

帰りは少し脇道を歩きながら、そして冬ならではのものを観察しながら戻りました。

結局誰とも会わずに、滝と森を独占する贅沢な時間となりました。

春の訪れも感じられました(根開き)

ウサギの足跡も!

林冠はお互い手をつないでいるようです

この時期に訪れることがあまりなかっただけに、探勝路等の様子が見られたこと、倒木等も見られなかったこと、雪景色の中に滝を見られたこと、持ちも晴れやかになる巡視でした。

※冬期に滝をご覧になりたい方は、よく知っている人と一緒に行くか、ガイドツアーなどに参加されることをお勧めします!

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2021年01月22日「一月の五色沼VIEWポイント定点観測」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 田中謙行

「一月の五色沼VIEWポイント定点観測」

こんにちは。裏磐梯自然保護官事務所の田中です。

今回のAR日記は、五色沼VIEWポイント定点観測の写真報告です。

その前に、五色沼の簡単な概略とVIEWポイントの事を少しお話しします。

五色沼は、明治21年の磐梯山噴火により発生した岩なだれが川をせき止めことで形成された湖沼群のうち、特に五色沼自然探勝路の周辺に位置する20から30程度の湖沼の総称です。周辺一帯は、異なった色の湖沼群が周辺の植生と一体となった景観を形成していることと、火山性堰止湖沼群における植生遷移を間近に観察できることを理由として、磐梯朝日国立公園特別保護地区に指定されています。湖沼群を縫うように歩道が整備されており、年間約15万人の利用者が訪れる重要な利用拠点となっています。「五色沼自然探勝路」になります・

その一方で、植生遷移の進展に伴うヨシ等の繁茂は、五色沼のVIEWポイントにおける眺望に支障を及ぼしてもいました。そこで、専門家の助言を受けながら関係機関と連携し対策を検討してきました。令和元年には潜在的なVIEWポイントの掘り起こし及び修景のために必要な調査等を実施し、VIEWポイントを7地点にしぼり令和2年10月に修景を目的とした最小限の樹木伐採を行いました。そこで、伐採後も時期ごとの修景及び植生観察のため7地点の定点観測を月1回のわりあいで行っています。

では、7つのVIEWポイントの写真紹介をしていきます。

VIEWポイント① 青沼(南西)

伐採前(R2.10.14)        伐採後(R2.11.17)            R3.1.20

VIEWポイント② 青沼(南)

伐採前(R2.10.14)        伐採後(R2.11.17)             R3.1.20

VIEWポイント③ 弁天沼(西)

伐採前(R2.10.14)        伐採後(R2.11.17)            R3.1.20

VIEWポイント④ 弁天沼(東)

伐採前(R2.10.14)        伐採後(R2.11.17)             R3.1.20

VIEWポイント⑤ 竜沼

伐採前(R2.10.14)        伐採後(R2.11.17)           R3.1.20

VIEWポイント⑥ 深泥沼

伐採前(R2.1014)        伐採後(R2.11.17)            R3.1.20

VIEWポイント⑦ 赤沼

伐採前(R2.10.14)        伐採後(R2.11.17)           R3.1.20

番外篇

VIEWポイント⑥の「深泥沼」では五色沼では珍しいコハクチョウが出迎えてくれました。

あら、どなた?

「るり沼」

コロナ禍が落ち着きましたら、透き通った空気を感じに五色沼においでください。

以上で、今回は「おわり」です。

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2021年01月14日「最近の朝のお仕事」

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 小野寺浩詩

裏磐梯自然保護官事務所の小野寺です。

少し遅くなりましたが2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年の終わり頃から日課になっている朝一番の仕事があります。

雪国あるある、そう雪かきです!

ここ裏磐梯はスキー場が三つもあるれっきとした雪国です。

私はここに来る前、福島は温かいというイメージをもっていましたが、会津地方(ここ裏磐梯)は日本海側気候の影響を受け、雪が多く降る地域となっています。

昨シーズンは会津地方も雪が少なかったと聞いていますが、今シーズンは雪が降り積もる日が続いています。さすが、自然は昨シーズンの帳尻を合わせているのかもしれません。

事務所正面

さて、話を戻します。

出勤して車から降り、まずすることは、車を止めるための駐車場の雪かきです。

事務所前駐車スペース

そして、自分たちの歩く道やお客様がいらしたときのために事務所周りの雪かき、公用車の雪落としなどがあります。(時には屋根の雪落としをすることも!そうしないと建物自体が潰されてしまいます)

事務所と倉庫の間1

事務所と倉庫の間2(両側に雪の壁が!)

屋根の雪と地面の雪がくっつきそう!

私もこれまで、除雪機を用いた除雪作業をしたことはありますが、ここまでの頻度で行ったことはありませんでした。なんと事務所には除雪機が2台あるのです。

この2台を駆使し、職員総出で行っても1時間から2時間ほどかかってしまいます。

除雪機(初号機)

除雪機(二号機)

雪かきをして良いこと!

んー、なかなか思いつきませんが、この降り積もった雪が辺りの景色を一変させ、素晴らしい景観をもたらしてくれること、春になり雪が溶け、様々な生きものたちのいのちの恵みとなっていくことを考えると溜飲が下がる思いがします。

ただ、どうか雪かきをしなくて良い程度に少しずつ降り、すぐに溶けてまた少し降るみたいな状況になってくれると嬉しいのですが・・・。

春の訪れを待ち焦がれつつ、今回はこの辺で失礼いたします。

事務所の看板と 除雪機(三号機以下)、降り続く雪

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