ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

三陸復興国立公園

200件の記事があります。

2020年11月06日みちのく潮風トレイルと仏沼の自然・風景を紹介する写真展開催中!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

青森県おいらせ町にある、イオンモール下田の2階スペースで、

みちのく潮風トレイルや三陸復興国立公園、仏沼の自然や風景を紹介する写真展を開催しております!

仏沼の写真はNPO法人おおせっからんど様よりお借りし展示をさせていただき、

また、今回初めて太刀川レンジャーが業務中に撮影した写真も展示しております。

イオンモール下田周辺は公園区域ではありませんが、

写真を見る事でこのような場所・自然があるという事を知っていただければと思っております。

また多くの方にみちのく潮風トレイルについても興味を持っていただければと思っております。

意外とすぐ近くに貴重で多様な自然があることに気づいてもらい、

身近な自然や生き物に興味をもつキッカケとなれば嬉しいです!

写真展は11/4(水)~11/11(水)の期間、開催しております!

ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです!

ページ先頭へ↑

2020年11月05日国立公園に遊びに行きたい!

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

気仙沼市唐桑(からくわ)半島は宮城県の北東端、北西から南東に細長く三方を海に臨む地形で
海岸線はリアス式海岸特有のギザギザ、複雑な入り江や豪壮な岸壁、奇怪な岩礁などなど

とにかく景観が素晴らしく冬も温暖、昔ながらの野営場もあるとして

昨今のアウトドアブームに乗って注目のスポットになっています(願望!オススメ!)。

そんな唐桑半島の先端、唐桑半島ビジターセンターで行われた子供向けのイベントをご紹介します。

最初に密を避けるため5人一組で遊歩道のクリーン作戦(ゴミ拾い)へ出陣。

一組に1人地元のガイドさんが付き、解説が聞けるという贅沢なゴミ拾いです。

とはいえ遊歩道はとても手入れが行き届いていて、30分歩いて拾ったのはお菓子の袋1つだけ。

半島の先端に広がるロッキーエリア「八隻曳(はっそうびき)」。

打ち付ける波ぎりぎりのところで釣り糸を垂らすアングラーが何名か、何が釣れているでしょうか?

岸近くでは釣り上げることはできませんが、今の気仙沼沖はちょうど戻りがつお最盛期。

マグロより旨いのが戻りがつおだよ、ガイドさんとそんなおいしい話もしながら進みます。

違うグループのお嬢ちゃんが浜でお星さまを見つけてきました。

とてもうれしそうに見せてくれたのが印象的でした。

クリーン作戦も終わり、次は「こどもの広場」プログラムです。

津波で町内ほとんどの子供の遊び場が流失してしまったことから、支援で遊具が設置され

桜の植樹が行われるなど、家族憩いの空間として親しまれている「こどもの広場」。

自然循環と安全対策として間伐材をウッドチップに変えて広場の地面に敷き詰めています。

ちびっ子たちの力を合わせウッドチップバケツリレーにチャレンジ、

広場の地面が新しいチップでさらにふかふかになりました。

新品のチップが敷き詰められた広場で「唐桑かるた」が始まりました。

地域の小学校で作ったオリジナルかるたです。

字が読めない子はお母さんと一緒に参戦、1枚でも多くとみんな盛り上がりました。

そんなこんなであっという間にお昼、閉会となりました。楽しかったですね!

家族みんなで自然の環境整備と自然を感じる遊び体験。とてもいいイベントですよね。

実はこのイベントは、主催者が、環境省の令和二年度補正予算での補助金を受け実施したものです。

新型コロナウイルス感染拡大の収束までの間の地域経済の活性化などのために使われる予算。

全国でたくさんの事業者が国立・国定公園への誘客の推進事業を現在企画・実施しています。

地域の自然や歴史、お宝再発見のチャンスですよ。

子どもたちの新しい『遊び場』としても、是非お近くの国立・国定公園へお出かけください。

今後もこの国立・国定公園誘客推進事業の各地でのイベントをご紹介していきますのでお楽しみに。

ページ先頭へ↑

2020年11月04日秋の みちのく潮風トレイルin宮古市大沢海岸~浄土ヶ浜

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

みなさんこんにちは。宮古自然保護官事務所の古館です。

自然歩道沿いの広葉樹がパレットの色を点々とのせたように鮮やかになり始めて、私の一番大好きな季節を感じるようになりました。

 

さて、今回ご紹介するのは、宮古市大沢海岸~浄土ヶ浜の間の1時間弱のみちのく潮風トレイルルート。

このルートは野生動物による標識の破損が確認された場所だったので、先月上旬に地元の高校生がインターンシップで3日間訪れた際に、標識の更新やトレイルの目印となるテープを枝に結ぶなど、歩く方が迷わないよう作業を行いました。

 


【左:目印テープの更新中 右:標識更新中】

 


このときは最後の深緑の風景をかみしめて歩きましたが、1030日には色づきはじめていました。

足元に溜まっていく落ち葉を踏みしめて歩くのも好きなので、これからの巡視がいっそう楽しみになります。

 

この区間の見どころは蛸の浜と浄土ヶ浜の景観です。

インターン生も蛸の浜展望所から見る海の青さに感嘆していました。

蛸の浜展望所はルートから数十メートル離れた場所にありますが、立ち寄り必須です。

 

また、蛸の浜と浄土ヶ浜の岩の色が対照的(蛸の浜は黒っぽく、浄土ヶ浜は白い)ので、地質を比較してみると面白さが倍増します。

【左:蛸の浜 右:浄土ヶ浜】

 

紅葉シーズンを迎えていますが、落葉後はトレイルルートから海を垣間見ながら歩ける場所が増えるので、景色を楽しみたい方は落葉後がおすすめです。

 

各地の旬な情報やイベントなど、みちのく潮風トレイルのFacebookで更新中です。

みなさんもチェック漏れのないようにどうぞご覧くださいませ↓↓

https://m.facebook.com/michinoku.coastal.trail/?__tn__=HH-R

 

では、また。よい秋を!

ページ先頭へ↑

2020年10月29日三陸復興国立公園のナイトタイム活用モニターツアー

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

10月24・25日に三陸復興国立公園における、

ナイトタイムの活用推進を目的としたモニターツアーが行われました。

三陸復興国立公園 小舟渡海岸。

青森県と岩手県の県境をまたぐ「境石(さかいいし)」がある海岸です!

こちらでは夕飯作り時の火おこしに使う、火打ち石探しをしました!

探すのに時間がかかるかと思いきや、みなさんすぐに見つける事が出来ました!

石探し後は階上岳の麓、寺下観音を目指しトレッキングスタート。

みちのく潮風トレイルのルート上を歩きます!

ルート上にあるオオイチョウの木について解説をしていただきました。

階上町は巨木・古木が多くある町で「巨木の郷」とも言われています。

秋晴れの中、のどかな里山を歩くトレッキングであっという間に目的地の寺下観音に到着しました!

寺下観音向かいのスペースをお借りし、こちらでキャンプ体験!

テントを設営し、小舟渡海岸で拾った石で火おこしを。

火はつくけど、なかなか炎があがりません。

太刀川レンジャー、燃え上がる炎の向こうで苦戦しております!!!

火がつく頃にはすっかり日が暮れて急いで夕飯作りを。

夕飯はあみだくじを引き、作るメニューを決めました。

メニューは階上町の特産品を使ったものばかりで、

旬の魚の汁物や蕎麦ガレット、鮭のちゃんちゃん焼などなど。

私はレシピがついてない、「焼き芋」を引き当てました!

美味しく楽しく、参加された皆様やスタッフさんと交流する事が出来ました!

食事後は星の先生による星空観察会を。

真っ暗な階上岳の麓は寒い代わりに星空がとても綺麗でまた、普段お聞きする事がない、

星のお話を聞く事が出来ました!

ちなみに観察会の最中、流れ星が流れました!

翌日は寺下観音と潮山神社散策・後片付け後は再びトレッキング、

途中、「はしかみおもてなしエンジェル」のお店でコーヒーを飲み、ゴールしました!

「はしかみおもてなしエンジェル」はみちのく潮風トレイルのハイカーや町内を観光している方に、

休憩所の提供や各種ガイド、体験などを行っている地域のお店や施設などの事です。

http://www.town.hashikami.lg.jp/index.cfm/8,0,96,html

はしかみおもてなしエンジェルについてはコチラ↑

みちのく潮風トレイルの区間を歩き、普段過ごす事がない階上町の夜時間で、

階上町の魅力を改めて感じる事が出来た2日間でした!

今後は回収したアンケートやヒアリング内容を分析し、地域での活用につながるよう検討をしていきます。

今回のモニターツアーがきっかけとなり、

今後、町や周辺地域で今まで注目されて来なかったナイとタイムを活用した観光コンテンツが生まれ、

新しい地域の魅力発信のツールとなっていくことを願っています。

色々なアクティビティがあるので親子でも楽しめるツアーとなるのではないでしょうか。

ページ先頭へ↑

2020年10月23日碁石海岸 オオハンゴンソウ駆除

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

ここ数年、碁石海岸地域内に特定外来生物であるオオハンゴンソウの侵入・生育が確認されていました。

オオハンゴンソウは漢字で「大反魂草」と書くそうです。なんともおそろしく強そうですよね。

実際にその生命力は非常に強く、一株当たり1000個以上の種をつけ、

主根が2グラム残るだけでそこから再生可能と言われています。

(↓2016年8月に確認した時のもの)

碁石海岸地域で確認されている生育範囲は大浜(おおはま)へのアクセス路である砂利車道の両脇、

距離にして約20メートルほどです。

(2016年8月確認時の遠景)

園地内ではあるものの、観光客が行き来する場所・遊歩道ではないことと、大きな広がりを見せないことから

慎重に経過観察をしていた(重い腰が上がらなかった?)案件です。

毎年、在来種の植物たちが可憐に咲き誇る姿を見ていて

「いかん、今より早い時はない!」いよいよ本格的に行動に移すこととなりました。

これまでは花が咲く前に地上部刈取りという処理をしてきましたが、

種子からの繁殖がないということで爆発的な拡大は避けられていたと思われます。

今は色々な駆除方法が研究・調査されていますが、

今回はオーソドックスな手作業による根の抜き取りを実施しました。

まずは9月末に駆除作業箇所確認のため下見をしました。

7月開花前に上部刈取りしているので、その後葉は成長するものの

冬に向かい寒くなるので開花には至りません。

しかし中には花開いているものも。(花自体小さく、勢いがありません)

そして10月にいよいよ抜き取り作業。

主根を残さないよう、慎重に掘り上げます。

根をよく観察し、切れてしまっていたらさらに周りの土を探りできる限り回収。

パークボランティア1名保護官事務所2名の計3名でこの地道な作業を2時間以上行いました。

〔作業前〕          ⇒          〔作業後〕

駆除作業をしながら採石の混じった場所で根掘り作業が多いように感じました。

こういう気づきも実際駆除作業をして観察をして発見できたものです。

それぞれの立場で考えいろいろな意見を出し合い、

地域みんなで環境を守っていくんだという意識を維持することが大切ですよね。

今回の成果はシート一面、乾燥・枯死させてゴミ袋3つ分にもなりました。

最後に駆除済範囲に印をつけて、来年の開花前に確認します。

結実し、土に落ちた種は数年間生き続けていると言われるので、

今回行った作業の成果はすぐには感じることはできないでしょう。

来年も再来年も同じ作業を繰り返す、長い戦いになります。

碁石海岸地域への侵入はまだ小規模ですので、今の段階で根絶できるよう

地域の皆さんと力を合わせて行きたいと思います。

最後に、オオハンゴンソウのような特定外来生物は生きたままの運搬が法律で規制されています。

皆さんのお家の庭などで見つけたときも刈ったり抜き取りした後

枯らす前にゴミで出さないようにお願いします。

詳しくは以下リンクをクリックしてご覧ください。

◎特定外来生物についてはコチラ

◎オオハンゴンソウについてはコチラ

ページ先頭へ↑

2020年10月12日秋の御箱崎千畳敷(おはこざきせんじょうじき)*釜石市

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

秋深まりつつある三陸、秋の味覚の代表「サンマ」は近年不漁つづきで

海水温の上昇、温暖化の影響について考えさせられています。

とはいえ木々は色づきはじめ、山の幸が楽しみな時期になってきました。

先日、パークボランティア活動で公園巡視へ行ってきたのでその時の様子をご報告します。

舞台である箱崎半島は北側に大槌湾から船越湾を、南側は三貫島を眺望でき、

半島先端の南側には花こう岩の巨大な奇岩が敷きつめられたような「千畳敷」があります。

陸中海岸を代表する景勝地といえます。

風のない日は潮だまりが空を映す鏡となります。

南側を望むと遠くに三貫島が見えます。

この千畳敷、およそ300メートルもの長さに渡り一面花崗岩の巨石がごろごろ。

まるで自分が小人(コビト)になってしまったかのような錯覚が起こります。

この千畳敷に降りるためには、ロープを使って岩の壁と闘います。

岩肌には今が真っ盛りのハマギクが。

こんなに素晴らしい環境が楽しめる千畳敷ですが、

ここに至るまで最寄りの駐車場から約4㎞の徒歩が必要です。

さらに近くの集落から駐車場を結ぶ林道に危険箇所が有り、車両は通行できず、

現在は林道と合わせて片道8㎞、往復16㎞もの道のりなのです。

簡単にアクセスできないからこそ絶景に会えた喜びはひとしお、
忘れられない風景となるでしょう。

遊歩道から岩場に降りる階段周辺をさっぱりと刈り上げてきました。

半島の先端には御箱埼灯台や神社があります。

一人でも多くの方と訪れて絶景と出会えた感動を共有できたらうれしいです。

三陸復興国立公園、どうぞ隅々までお楽しみください。

ページ先頭へ↑

2020年09月28日クロコシジロウミツバメの雛、確認!

三陸復興国立公園 古館 百合子

こんにちは、宮古自然保護官事務所の古館です。

去る98日に国指定鳥獣保護区の日出島へ調査に行ってまいりました。

今年度の調査は7月に続き2度目。今回は、今まで設置した巣箱で実際に雛がかえっているか確認することが調査の目的で、私は今年度初同行でした。

 


【左:ナラ枯れ、右:ミズナラの幼木】

日出島に上陸すると目に付くのが立ったまま枯れた木々。これは周辺で猛威をふるっている"ナラ枯れ"というナラの木を枯らしてしまう"カシノナガキクイムシ"の媒介(通称:ナラ菌)によるものです。今まで日陰をつくってくれていた木々が枯れてしまい、海鳥にも影響が出るのではと危惧していますが、巣箱を設置している区域でミズナラの幼木を発見しました。このまま順調に生長してほしいものです。

 

そして、こちらは調査区域の一部。

四角い板は巣箱の日よけで、この日よけの下にある巣箱を11つゆっくりと開けて確認していきます。今回は7月に親鳥や卵の確認があったところを中心に調査します。

こちらの区域では、クロコシジロウミツバメの成鳥が抱卵しているのとコシジロウミツバメの雛がかえっているのを確認できました。

両種似ているため見分けが難しいですが、山階鳥類研究所の方に教えていただいたところ、尾羽の白い帯がくっきりと出ているのが一番見分けやすいポイントだそうです。

 

【左:クロコシジロウミツバメの尾羽拡大、写真右:クロコシジロウミツバメ成鳥】

※クロコシジロウミツバメは種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されており、

許可を得た専門家が捕獲しています。

 

コシジロウミツバメの雛は、ふ化したタイミングが異なるため生育にも差があり、産毛が取れ、飛ぶための羽が生えそろい始めてきている雛と、まだ産毛に覆われたままの雛とそれぞれ確認できました。

 


【左:産毛がほぼ取れた雛、右:産毛に覆われている雛】

 

そして、もう1つの調査区域で最後にフタを空けた巣箱内に...

ついにクロコシジロウミツバメの雛を確認!親鳥は不在で、エサをとりに海上へ飛んでいっているようです。

さっそく体重測定をすると33グラムでした。産まれて間もない雛で、一人前になるのは11月頃のようです。それまでこの巣箱で無事に育って、羽ばたいていってくれることを願います。

 

ではまた!

 

過去の日出島調査についての記事はこちらから↓

2020.3.17 http://tohoku.env.go.jp/blog/2020/03/2019_1.html

2019.8.19 http://tohoku.env.go.jp/blog/2019/08/vol42019.html

ページ先頭へ↑

2020年09月16日最近の種差の様子。

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

夏色だった種差海岸天然芝生地も9月になり秋色に変わりつつあります。

最近の種差海岸インフォメーションセンターの様子です。

貝殻や松ぼっくり、木の実などを集めていて、貯金箱を設置したそうです!

てくてく周辺を歩かれて貝殻など見つけた際はぜひ入れてください!

また今月から10月31日までアクティブ・レンジャー写真展を開催しております。

公園内の写真展示やみちのく潮風トレイルの見所紹介もさせていただいております。

いつも明るく元気なスタッフさんからは身近なホットな話題をお聞きする事が出来ます!

ぜひお声がけしてみてください♪

9月19日には今年度ラストの乗馬体験が行われます。

(写真は前回の乗馬体験時のものです)

のんびりお馬さんに揺られて天然芝生地を見渡すと開放感が素晴らしいですよ-!

ページ先頭へ↑

2020年09月02日お宝マップができるまで2020①~陸前高田市広田小学校~

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

6月の日記でご紹介した陸前高田市広田小学校のみんなが作る「広田のお宝マップ」

いよいよ本格的に準備が始まりました。

みちのく潮風トレイルを歩くハイカーをはじめ、訪れた人にもっと広田を楽しんでほしいと

トレイルルート沿いで見られるおすすめポイントをまとめ、地図にしようという取り組みです。

今回は夏休みにみんなが撮りためた写真から一人数点ずつ厳選し

広田町の地図に落とすという作業を行いました。

4班に分かれ、シールを使って地図にポチポチ。

自分たちの住んでいる場所の近くで素材探しをしたので

広田半島まんべんなくシールが貼られていた様子。

近所の人しか行かない小さな神社で行われる盆行事

いつも見ている漁港のきれいな夕景

新しい特産品"椿茶"の畑

子どもたちの目線で切り取られた画はなかなか感心させられる構図だったり

興味がわくポイントが"色"だったり"構造物"だったり

たくさんの個性が表れていて面白かったです。

地図上でどこが探している場所なのかわからなくて苦労する場面もありました。

思い返してみれば自分の住む地域の細かい地図なんて小学生の頃見たことなかったかも・・・

みんなで協力しながらなんとか地図に落とし込みました。

次回のみんなでの作業は9月末。

今度は大人やおじいちゃんおばあちゃんの意見を聞いてポイントを増やす作業です。

地図上でシールが足りないところを調べてみてもいいですね。

作品展や運動会、修学旅行など、いろいろな行事が秋にぎゅっと詰まっている忙しいみんな。

自分たちで調べて完成させる「広田のお宝マップ」

たくさんの人に見てもらえることを楽しみに、頑張ろうね!!

ページ先頭へ↑

2020年08月21日アクティブ・レンジャー写真展開催中!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

8月1日より、「道の駅ろくのへ」でアクティブ・レンジャー写真展を開催しております!

六戸町は三陸復興国立公園がある八戸市から20km程度離れた町で、

国立公園外ですが、種差海岸・階上岳地域の写真展示とみちのく潮風トレイルのPRをすることで、

身近にある国立公園の魅力とみちのく潮風トレイルに興味を持っていただければと思います!

「道の駅ろくのへ」の食堂スペースをお借りし、8月31日まで展示しております。

○道の駅ろくのへ○

青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字後田87

9:00~18:00

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ