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アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年4月19日

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2021年04月19日パークボランティアの仲間が増えます

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

パークボランティアについては、この日記をご覧になってくださっている方ならご存じですよね。

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国立公園において、自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単な維持修理などの各種活動について、広く国民の参加を求め、一層の活動の充実を図るとともに、自然保護の普及啓発を図ることを目的として、これらの活動に自発的に協力して頂ける方々をパークボランティアとして登録しています。

 令和元年度時点で、全国の25国立公園の37地区において、各地区の特性に応じた活動実施計画に沿ってさまざまな活動を行っていただいています。

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環境省のホームページにはこのような説明がなされています。

三陸復興国立公園では、国立公園に加え、みちのく潮風トレイルのルートも活動の場とし、私たち保護官事務所のスタッフと共に様々な取り組みをしています。

今年度、三陸復興国立公園南部地区では、新規パークボランティアを追加募集しました。

先週、パークボランティアとして登録いただくために受けていただく応募者に対する研修会を行いました。

午前中は国立公園やパークボランティア制度についての座学研修。

福濱保護官からスライドを使用した講義がされました。

午後は実際に活動する際に役立つ、三陸の特徴や野外活動における安全管理などについての座学と、外へ出ての実地研修を行いました。

宮古自然保護官事務所の渡辺利用企画官が講師です。

あいにくの雨でしたが、フィールドに出て自然の中での安全管理についてや観察についてのポイントなど楽しく勉強しました。

今回の最初に受ける研修会の他、定期的に開かれる研修を受けたり、仲間と活動しながらさらに知識や経験を積み重ね、自分自身が国立公園を楽しみながら自然保護の普及啓発にお力を発揮いただきたいと思います。

国立公園を訪れ、パークボランティアの皆さんに会った時は是非お声をかけてくださいね。

「たくさんの人にこの地の国立公園を楽しんでほしい、知ってほしい、そのお手伝いをしたい」

そういう思いがパークボランティアの根底にあります。

訪れた人も、迎える側も笑顔で楽しめる国立公園を目指していきたいと思います。

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