2021年4月21日
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2021年04月21日渡り鳥飛来状況調査
十和田八幡平国立公園 村田 野人
4/19、4/20と十和田湖は春の嵐に見舞われ白波が岸に押し寄せる天気でした。
本日は、渡り鳥飛来状況調査の報告を行いました。野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対策の一環で行っているものです。管理員の方が毎月3回鳥獣保護区内の決まった範囲で野鳥の生息状況と異常行動をする野鳥の有無について調査してくれます。私は、調査結果を確認し、例年と比較して異常の有無や渡りの進行状況を推量、今シーズンの調査の終了時期などについて検討した上で東北地方環境事務所に報告します。
高病原性鳥インフルエンザにかかりやすいカモ科鳥類の個体数はだいぶ減りましたが、4月末まではまだまだ気が抜けません。
調査の詳しい結果については、下記の環境省webページをご確認ください。
"https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/migratory/ap_wr_transit/index.html"
2021年04月21日南八甲田1001ピークめざして
十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ
4月19日の通勤時、雪を屋根にのせた車が前を走っていて驚きました。
標高1000m以上はまだ降雪の可能性もあるので、油断はできません。
十和田湖畔はカツラの花のピークで、ほんのりと色づいています。
桃色とも違う、形容しがたい色なので、実際に皆さんにみていただきたいといつも思います。
橙色になってくるとそれは新芽が芽吹いてきた合図です。
〈事務所の近くにある2本のカツラの大木〉
〈雄花満開です〉
〈雌花は控えめです〉
4月6日、自然公園財団十和田支部のイベントの下見に同行してきました。
南八甲田赤岳が間近にのぞめるという、登山地図上では1001ピークと記されている場所です。
ルート上の残雪の状態により、たどり着けない場合もあるそうです。
〈自然公園財団十和田支部職員の皆さんと蔦温泉をスタートして菅沼へ〉
〈菅沼から尾根に出るまで急な登りが続きます〉
〈尾根を歩くと、ミズナラの巨樹がありました〉
〈根元にマイタケの朽ちた跡があったが、目もくれず粘菌をさがす村田AR〉
〈天然のエノキ茸があります:このキノコは春と秋の二度楽しめます〉
〈ブナの樹にかわいい熊さんみたいな模様と鋭い爪痕〉
〈カモシカの足跡と私のスパイク長靴の跡〉
〈霧氷がキラキラ輝いている中に、龍の顔に見える氷が〉
〈木々の間から見える高田大岳:残雪期ならではの風景〉
〈1001ピークからのぞむ十和田三山と岩手山から八幡平にかけて〉
〈故郷の岩手山が見えて嬉しくなります〉
〈北八甲田も美しいです〉
〈1001ピークからの荒々しい赤倉岳〉
〈下山は思い思いの場所を歩きあっという間です〉
〈たまにはこんなことも〉
〈登りでは見つけなかった、カモシカが何度も同じ場所にするという排泄物〉
※お食事中の方には失礼いたしますが、ウン気アップということで!
〈目覚めたばかりのミズバショウが輝いていました〉
イベント当日(4/11)も天気に恵まれ、参加の方々は同じように楽しまれたとのことです。
去る季節を惜しみながらも、次の季節への希望もあふれる早春の八甲田です。
八戸自然保護官事務所の大友です。
4/16に三陸復興国立公園階上岳の山開き安全祈願祭が行われました!
毎年、快晴の天気に恵まれる安全祈願祭ですが少々風が強かったです。
神事の後は鳥屋部登山口前へ移動しテープカット。
通年登る事ができ、地元の方から愛される階上岳は739,6メートルの標高の山で、
3合目と8合目にはバイオトイレが整備されているので登山初心者でも登りやすいです。
登山口付近のオオヤマザクラも見頃を迎え、春到来を感じさせます。
リフレッシュやコロナ渦の運動不足解消にぜひ登ってみてください♪