白神山地
202件の記事があります。
2009年07月14日【参加者募集中!!】白神山地『マタギの知恵キャンプ』
白神山地 檜垣 育子
みなさんこんにちは。
もう少しすると夏休みシーズンですね。
みなさんは、どんな夏休みを予定されていますか?
今回は、白神山地より夏のイベントの参加者募集のお知らせです!!
白神山地世界遺産センター西目屋館では、
白神山地を流れる岩木川と人の暮らしを知っていただくため、
子どもたちを対象とした自然体験キャンプを行います。
7月26日(日)~28日(火)2泊3日で、世界遺産白神山地に息づくマタギの文化を伝承する工藤光治さんにご指導いただき「マタギの知恵キャンプ」を開催します。
白神のよさを知っていただけるとても興味深い内容となっています。
ぜひお友達・ご家族を誘ってご参加ください!!
★お問い合わせ・お申込みはコチラ★
岩木山自然学校 TEL・FAX:0172-83-2670
くわしくは、、東北地方環境事務所HPをご覧ください。
もう少しすると夏休みシーズンですね。
みなさんは、どんな夏休みを予定されていますか?
今回は、白神山地より夏のイベントの参加者募集のお知らせです!!
白神山地世界遺産センター西目屋館では、
白神山地を流れる岩木川と人の暮らしを知っていただくため、
子どもたちを対象とした自然体験キャンプを行います。
7月26日(日)~28日(火)2泊3日で、世界遺産白神山地に息づくマタギの文化を伝承する工藤光治さんにご指導いただき「マタギの知恵キャンプ」を開催します。
白神のよさを知っていただけるとても興味深い内容となっています。
ぜひお友達・ご家族を誘ってご参加ください!!
★お問い合わせ・お申込みはコチラ★
岩木山自然学校 TEL・FAX:0172-83-2670
くわしくは、、東北地方環境事務所HPをご覧ください。
2009年05月25日岳岱と田苗代湿原
白神山地 檜垣 育子
いよいよ白神も登山シーズン到来です!
白神ライン(県道28号線)は本日開通しました。
西目屋村から藤里町へ向かう「西目屋二ツ井線(県道317号線)」も
5月22日に開通し、岳岱へのアクセスがとても楽になりました。
今日は、岳岱(だけだい)へ登山者カウンタの設置に行ってきました。
登山者カウンタとは、登山者の人数を把握するための機械で、
白神山地では秋田県・青森県で全13箇所の登山口に設置しています。
(平成20年度調査結果については、東北地方環境事務所ホームページをご覧ください。)
岳岱(岳岱自然観察教育林)は、ブナ林と苔むした岩の景観が美しい林です。今日は、雪が溶け、芽吹いたばかりの柔らかな緑色がとてもきれいでした。
【柔らかな新緑の岳岱】
小さな池には、クロサンショウウオの卵がたくさん産み付けられていました。
また、春に美しいさえずりを披露してくれる「キビタキ」も見られました。
【鮮やかな黄色い鳥「キビタキ」(♂)】
見つけるとついつい嬉しくなります。
その後、岳岱からおよそ3.4キロ林道を車で走り、田苗代(たなしろ)湿原へ。
ここでは、春から夏にかけて湿原植物が豊富に見られます。
今日はミズバショウ、エゾノリュウキンカ、ショウジョウバカマが満開でした。
【ミズバショウ(奥)とエゾノリュウキンカ(手前)】
春の季節、どこへ行ってもとても気持ちのよいシーズンです。
みなさんもマナーと安全に気をつけて、楽しんで山を歩いてくださいね♪♪
白神ライン(県道28号線)は本日開通しました。
西目屋村から藤里町へ向かう「西目屋二ツ井線(県道317号線)」も
5月22日に開通し、岳岱へのアクセスがとても楽になりました。
今日は、岳岱(だけだい)へ登山者カウンタの設置に行ってきました。
登山者カウンタとは、登山者の人数を把握するための機械で、
白神山地では秋田県・青森県で全13箇所の登山口に設置しています。
(平成20年度調査結果については、東北地方環境事務所ホームページをご覧ください。)
岳岱(岳岱自然観察教育林)は、ブナ林と苔むした岩の景観が美しい林です。今日は、雪が溶け、芽吹いたばかりの柔らかな緑色がとてもきれいでした。
【柔らかな新緑の岳岱】
小さな池には、クロサンショウウオの卵がたくさん産み付けられていました。
また、春に美しいさえずりを披露してくれる「キビタキ」も見られました。
【鮮やかな黄色い鳥「キビタキ」(♂)】
見つけるとついつい嬉しくなります。
その後、岳岱からおよそ3.4キロ林道を車で走り、田苗代(たなしろ)湿原へ。
ここでは、春から夏にかけて湿原植物が豊富に見られます。
今日はミズバショウ、エゾノリュウキンカ、ショウジョウバカマが満開でした。
【ミズバショウ(奥)とエゾノリュウキンカ(手前)】
春の季節、どこへ行ってもとても気持ちのよいシーズンです。
みなさんもマナーと安全に気をつけて、楽しんで山を歩いてくださいね♪♪
2009年05月12日白神岳登山
白神山地 檜垣 育子
5月に入り、白神周辺でも新緑が楽しめる季節になりました。
ゴールデンウィークは、楽しく過ごされましたでしょうか?
先週、白神岳に登って来ました。
白神岳は、青森県にある標高1,235mの山で、
世界遺産白神山地の西部に位置します。
日本海からすぐ近くなので、海抜0mから登れる山としても非常に人気があります。
登山ルートは主に、一般的な蟶山(まてやま)コース。
途中で沢を二度渡り、山頂までの道のりが大変急な二股コース。
時間がかかるため健脚な人向けの十二湖コースの3種類があります。
今回は、蟶山コースから登りました。
この日もとってもいいお天気で、夏のように暖かく登山日より。
シラネアオイやキバナイカリソウ、チゴユリ等の春の花も見られました。
標高850m付近から上は、雪景色でした。
登っていくと、どんどん季節を遡っているような感覚です。マルバマンサクの花も可愛らしく咲いていました。
山頂から見た向白神岳稜線。
山頂小屋も、3階の窓よりも下は雪で覆われていました。
これから、どんどん春を楽しめる季節になってきます。
楽しみですね♪♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★白神周辺の道路開通予定日★
(※変更になる場合があります)
・白神ライン(県道28号線:暗門~深浦町):5月25日開通予定
・西目屋二ツ井線(県道317号線):5月23日開通予定
ゴールデンウィークは、楽しく過ごされましたでしょうか?
先週、白神岳に登って来ました。
白神岳は、青森県にある標高1,235mの山で、
世界遺産白神山地の西部に位置します。
日本海からすぐ近くなので、海抜0mから登れる山としても非常に人気があります。
登山ルートは主に、一般的な蟶山(まてやま)コース。
途中で沢を二度渡り、山頂までの道のりが大変急な二股コース。
時間がかかるため健脚な人向けの十二湖コースの3種類があります。
今回は、蟶山コースから登りました。
この日もとってもいいお天気で、夏のように暖かく登山日より。
シラネアオイやキバナイカリソウ、チゴユリ等の春の花も見られました。
標高850m付近から上は、雪景色でした。
登っていくと、どんどん季節を遡っているような感覚です。マルバマンサクの花も可愛らしく咲いていました。
山頂から見た向白神岳稜線。
山頂小屋も、3階の窓よりも下は雪で覆われていました。
これから、どんどん春を楽しめる季節になってきます。
楽しみですね♪♪
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★白神周辺の道路開通予定日★
(※変更になる場合があります)
・白神ライン(県道28号線:暗門~深浦町):5月25日開通予定
・西目屋二ツ井線(県道317号線):5月23日開通予定
2009年04月28日東北アクティブレンジャー写真展
白神山地 石橋 史朗
こんにちは。
ビジターセンターの庭に生えているブナの枝先から葉が顔を出し始めました。
白神も春です。
さてそんな今日この頃、白神山地世界遺産センター(藤里館)で東北アクティブレンジャー写真展を開催します。
各地のアクティブレンジャーが撮った東北の豊かな自然の写真を是非ご覧下さい。また、藤里館では下の二つの写真展以外に白神山地の草花を紹介した
「白神山地写真展」も同時開催中です。
「いきもの達のいる風景」
「アクティブレンジャーのおすすめスポット」
実はこの写真展、東北各地のビジターセンターなどを一年間かけて巡回します。
あなたの町の近くでもきっと写真展が開催されます。
でも、それまで待てない!!という方のために
5月の開催場所を紹介します。
「いきもの達のいる風景」
●白神山地世界遺産センター(藤里館)
●八幡平ビジターセンター
「アクティブレンジャーのおすすめスポット」
●白神山地世界遺産センター(藤里館)
●網張ビジターセンター
●月山ビジターセンター
歩いて東北の自然を楽しみつつ
ついでに写真展で東北各地の自然に思いを馳せるのも
ゴールデンウィークのプランとしては悪くないかもしれません。
ビジターセンターの庭に生えているブナの枝先から葉が顔を出し始めました。
白神も春です。
さてそんな今日この頃、白神山地世界遺産センター(藤里館)で東北アクティブレンジャー写真展を開催します。
各地のアクティブレンジャーが撮った東北の豊かな自然の写真を是非ご覧下さい。また、藤里館では下の二つの写真展以外に白神山地の草花を紹介した
「白神山地写真展」も同時開催中です。
「いきもの達のいる風景」
「アクティブレンジャーのおすすめスポット」
実はこの写真展、東北各地のビジターセンターなどを一年間かけて巡回します。
あなたの町の近くでもきっと写真展が開催されます。
でも、それまで待てない!!という方のために
5月の開催場所を紹介します。
「いきもの達のいる風景」
●白神山地世界遺産センター(藤里館)
●八幡平ビジターセンター
「アクティブレンジャーのおすすめスポット」
●白神山地世界遺産センター(藤里館)
●網張ビジターセンター
●月山ビジターセンター
歩いて東北の自然を楽しみつつ
ついでに写真展で東北各地の自然に思いを馳せるのも
ゴールデンウィークのプランとしては悪くないかもしれません。
2009年02月09日シンポジウム報告
白神山地 石橋 史朗
みなさんお久しぶりです。
白神のアクティブレンジャーの石橋です。
今日は週末にどっさりと雪が降ったので、
朝から除雪をしていました。
といっても現在の積雪量は63cm。
去年同時期とは大体一緒ぐらいですが、
ここ数年少雪が続いています。
除雪が楽なのはうれしいですが
やっぱり温暖化なのかな?と心配してしまいます。
*9日11時現在 遺産センター気象観測施設の値
さて、遅くなりましたが先月の24日に行われた白神山地ブナ林調査10周年記念シンポジウム「みんなで見守る白神山地」のご報告をします。
まず、始めに齋藤先生の基調講演「白神山地の歴史と未来」
白神の植物動物の話やこれまでの白神で行われて来た調査についてお話ししてくださいました。このお話で、白神山地の学術調査について大体理解してもらえたと思います。
次に東北大学の中静先生の事例発表「白神のブナ林は変化しているのか?
~10年間のモニタリング結果から~」
10年間でブナの実が大量に結実した年が1回あったが、その実から発芽した
芽生えはうまく根付かなかった事や、
調査地ではCO2を平均で1ヘクタールあたり0.1トン(日本人1人あたりで1年で10トン放出)しか吸収しておらず二酸化炭素の吸収源にはなっていない事などを報告していただきました。少し難しい部分もありましたが、意外な内容で参加者の皆さんも驚きだったのではないでしょうか?
休憩を挟んで
岩崎中学の生徒さんによる事例発表「私たちが行う十二湖ブナ林モニタリング」
平成17年から十二湖(白神山地の西)で行っているモニタリング調査の結果を発表してくれました。中学生が正確に調査を行い結果をまとめ、それを堂々と発表する姿に頼もしく感じました。将来私たちが行っているモニタリングにもぜひ関わって欲しいですね。
最後の事例発表は、ウォッチング青森の小関孝一代表の「自然を見つめる目~出来ることから始めよう!」です。
まず、生物多様性の3つの危機を説明して地球が大変な事になっていることを説明していただきました。
それから、調査は学者だけが行うのではなく一般の人でも参加できる調査があるので、身近な自然に目を向けるためにも積極的に参加して欲しいと呼びかけました。私たちの調査も多くのボランティアで成り立っているので、少しでも多くの人が調査に参加して欲しいです。
事例発表の後は、パネルディスカッション「白神山地を見守る力-モニタリングの将来」が行われました。
パネルディスカッションでは、モニタリングに市民が参加する意義や、調査が続いた秘訣、モニタリングの結果を保全に反映する仕組みの必要性が議論され盛り上がりました。
始まる前はどれくらいの人が集まるんだろうととても心配でしたが、
蓋を開けてみると250人もの方々が集まってくれました。
少しでも我々の活動を理解してもらえたでしょうか?
100年のモニタリングを目指してこれからも頑張っていきたいと思います。
白神のアクティブレンジャーの石橋です。
今日は週末にどっさりと雪が降ったので、
朝から除雪をしていました。
といっても現在の積雪量は63cm。
去年同時期とは大体一緒ぐらいですが、
ここ数年少雪が続いています。
除雪が楽なのはうれしいですが
やっぱり温暖化なのかな?と心配してしまいます。
*9日11時現在 遺産センター気象観測施設の値
さて、遅くなりましたが先月の24日に行われた白神山地ブナ林調査10周年記念シンポジウム「みんなで見守る白神山地」のご報告をします。
まず、始めに齋藤先生の基調講演「白神山地の歴史と未来」
白神の植物動物の話やこれまでの白神で行われて来た調査についてお話ししてくださいました。このお話で、白神山地の学術調査について大体理解してもらえたと思います。
次に東北大学の中静先生の事例発表「白神のブナ林は変化しているのか?
~10年間のモニタリング結果から~」
10年間でブナの実が大量に結実した年が1回あったが、その実から発芽した
芽生えはうまく根付かなかった事や、
調査地ではCO2を平均で1ヘクタールあたり0.1トン(日本人1人あたりで1年で10トン放出)しか吸収しておらず二酸化炭素の吸収源にはなっていない事などを報告していただきました。少し難しい部分もありましたが、意外な内容で参加者の皆さんも驚きだったのではないでしょうか?
休憩を挟んで
岩崎中学の生徒さんによる事例発表「私たちが行う十二湖ブナ林モニタリング」
平成17年から十二湖(白神山地の西)で行っているモニタリング調査の結果を発表してくれました。中学生が正確に調査を行い結果をまとめ、それを堂々と発表する姿に頼もしく感じました。将来私たちが行っているモニタリングにもぜひ関わって欲しいですね。
最後の事例発表は、ウォッチング青森の小関孝一代表の「自然を見つめる目~出来ることから始めよう!」です。
まず、生物多様性の3つの危機を説明して地球が大変な事になっていることを説明していただきました。
それから、調査は学者だけが行うのではなく一般の人でも参加できる調査があるので、身近な自然に目を向けるためにも積極的に参加して欲しいと呼びかけました。私たちの調査も多くのボランティアで成り立っているので、少しでも多くの人が調査に参加して欲しいです。
事例発表の後は、パネルディスカッション「白神山地を見守る力-モニタリングの将来」が行われました。
パネルディスカッションでは、モニタリングに市民が参加する意義や、調査が続いた秘訣、モニタリングの結果を保全に反映する仕組みの必要性が議論され盛り上がりました。
始まる前はどれくらいの人が集まるんだろうととても心配でしたが、
蓋を開けてみると250人もの方々が集まってくれました。
少しでも我々の活動を理解してもらえたでしょうか?
100年のモニタリングを目指してこれからも頑張っていきたいと思います。
2009年01月19日【お知らせ】「白神山地ブナ林調査10周年記念シンポジウム」
白神山地 檜垣 育子
こんにちは。世界遺産センターの周りはすっかり雪景色です。
みなさんにお知らせがあります。
1月24日(土)に、青森県弘前市 弘前大学創立50周年記念会館で、
白神山地ブナ林調査10周年記念シンポジウム「みんなで見守る白神山地」を開催します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白神山地ブナ林モニタリング調査は、本年、調査開始から10年目という節目の年を迎えます。この調査は、市民、研究者を中心としたボランティアにより支えられてきました。今回のシンポジウムは、これまでのモニタリング結果や活動の成果をご紹介しながら、人類共通の財産である白神山地を次世代に守り伝えていくためのモニタリングの重要性と、それを支えるボランティアの役割などを、参加者の皆さまとともに考える場としたいと考えています。
みなさんお誘い合わせの上、ぜひご参加くださいませ。お待ちしています!
【日時】2009年1月24日(土) 13:30~16:30
【場所】弘前大学創立50周年記念会館(青森県 弘前市)
※駐車台数に限りがありますので、なるべく公共の交通機関をご利用ください。
【参加費・申込み】不要
【プログラム】
挨拶 環境省東北地方環境事務所
基調講演「白神山地の歴史と未来」
盛岡大学短期大学部 教授 齋藤宗勝
事例報告
1:「白神のブナ林は変化しているのか?
~10年間のモニタリング結果から~」
東北大学 教授 中静透
2:「私たちが行う十二湖ブナ林モニタリング」
深浦町立岩崎中学校 3年生代表
3:「自然を見つめる目~出来ることから始めよう!」
ウォッチング青森代表 小関孝一
パネルディスカッション
松井淳 (奈良教育大)
齋藤宗勝(盛岡大短大)
中静透 (東北大)
小関孝一(ウオッチング青森)
檜垣大助(弘前大)
蒔田明史(秋田県大)
鈴木渉 (環境省)
総括 盛岡大学短期大学部 教授 齋藤宗勝
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳細は、東北地方環境事務所ホームページでご覧になれます。
みなさんにお知らせがあります。
1月24日(土)に、青森県弘前市 弘前大学創立50周年記念会館で、
白神山地ブナ林調査10周年記念シンポジウム「みんなで見守る白神山地」を開催します。
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白神山地ブナ林モニタリング調査は、本年、調査開始から10年目という節目の年を迎えます。この調査は、市民、研究者を中心としたボランティアにより支えられてきました。今回のシンポジウムは、これまでのモニタリング結果や活動の成果をご紹介しながら、人類共通の財産である白神山地を次世代に守り伝えていくためのモニタリングの重要性と、それを支えるボランティアの役割などを、参加者の皆さまとともに考える場としたいと考えています。
みなさんお誘い合わせの上、ぜひご参加くださいませ。お待ちしています!
【日時】2009年1月24日(土) 13:30~16:30
【場所】弘前大学創立50周年記念会館(青森県 弘前市)
※駐車台数に限りがありますので、なるべく公共の交通機関をご利用ください。
【参加費・申込み】不要
【プログラム】
挨拶 環境省東北地方環境事務所
基調講演「白神山地の歴史と未来」
盛岡大学短期大学部 教授 齋藤宗勝
事例報告
1:「白神のブナ林は変化しているのか?
~10年間のモニタリング結果から~」
東北大学 教授 中静透
2:「私たちが行う十二湖ブナ林モニタリング」
深浦町立岩崎中学校 3年生代表
3:「自然を見つめる目~出来ることから始めよう!」
ウォッチング青森代表 小関孝一
パネルディスカッション
松井淳 (奈良教育大)
齋藤宗勝(盛岡大短大)
中静透 (東北大)
小関孝一(ウオッチング青森)
檜垣大助(弘前大)
蒔田明史(秋田県大)
鈴木渉 (環境省)
総括 盛岡大学短期大学部 教授 齋藤宗勝
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詳細は、東北地方環境事務所ホームページでご覧になれます。
2008年12月02日【募集中】親子で作ろう!クリスマスカード~白神からのメッセージ~
白神山地 檜垣 育子
こんにちは。12月に入り、白神もすっかり冬の景色になってきました。
雪もちらつき「はやくスキー出来ないかな~」なんて心待ちにしていたりしているこの頃です。
白神ラインは、11月17日から冬期通行止めとなっております。ご注意ください。
さてさて、みなさんは12月というと何を想いますか?
お正月に忘年会?
シャンシャンシャンと鈴を鳴らしながらソリに乗る真っ赤な服来たおじいさん・・・
といえば、クリスマス!
白神山地世界遺産センター(西目屋館)では、この冬 クリスマス前に自然の素材を使用したイベントを行います。
自然の素材を使って紙を漉き、味わいのあるクリスマスカードづくりや、紙の原料を煮出して出てきた草の煮汁からの草木染め、廃油を再利用したキャンドルづくりを行います。心温まる手作りクリスマスを迎えませんか? みなさんのご参加お待ちしております!
申込先・詳細については、、東北地方環境事務所HPをご覧ください。
天狗岳山頂から向白神岳稜線の景色(11月14日撮影)
雪もちらつき「はやくスキー出来ないかな~」なんて心待ちにしていたりしているこの頃です。
白神ラインは、11月17日から冬期通行止めとなっております。ご注意ください。
さてさて、みなさんは12月というと何を想いますか?
お正月に忘年会?
シャンシャンシャンと鈴を鳴らしながらソリに乗る真っ赤な服来たおじいさん・・・
といえば、クリスマス!
白神山地世界遺産センター(西目屋館)では、この冬 クリスマス前に自然の素材を使用したイベントを行います。
自然の素材を使って紙を漉き、味わいのあるクリスマスカードづくりや、紙の原料を煮出して出てきた草の煮汁からの草木染め、廃油を再利用したキャンドルづくりを行います。心温まる手作りクリスマスを迎えませんか? みなさんのご参加お待ちしております!
申込先・詳細については、、東北地方環境事務所HPをご覧ください。
天狗岳山頂から向白神岳稜線の景色(11月14日撮影)
2008年10月17日【参加者募集中!!】~白神の森を探検しよう~
白神山地 檜垣 育子
寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
白神も紅葉が美しい季節になりました。
昨日、登山者カウンタのメンテナンスを行うため、白神ラインを通ってきました。
暗門の滝歩道も、ちょうど紅葉の見頃を迎えています。
色とりどりの森を見て、つい時が経つのを忘れてしまいました。
さて、10月25日(土)に白神山地奥赤石遺伝子保存林で
「体感パークレンジャー」~白神の森を探検しよう~を開催します。
子どもたちや保護者のみなさま、秋の白神の森を一緒に探検しませんか?
ぜひ、ご参加お待ちしております!!
詳しい内容や申込先は、東北地方環境事務所HPをご覧ください。
天狗峠からの景色(10月15日撮影)
白神も紅葉が美しい季節になりました。
昨日、登山者カウンタのメンテナンスを行うため、白神ラインを通ってきました。
暗門の滝歩道も、ちょうど紅葉の見頃を迎えています。
色とりどりの森を見て、つい時が経つのを忘れてしまいました。
さて、10月25日(土)に白神山地奥赤石遺伝子保存林で
「体感パークレンジャー」~白神の森を探検しよう~を開催します。
子どもたちや保護者のみなさま、秋の白神の森を一緒に探検しませんか?
ぜひ、ご参加お待ちしております!!
詳しい内容や申込先は、東北地方環境事務所HPをご覧ください。
天狗峠からの景色(10月15日撮影)
2008年08月20日花の香り
白神山地 檜垣 育子
雨が激しく降ったり止んだりの日が続いています。今朝は、雷が鳴り響いていましたが、今は少し落ち着いています。
現在、県道28号線(白神ライン)の鰺ヶ沢(赤石渓流交差点)~旧岩崎村の区間は、路面洗掘により通行止めになっております。ご注意ください。
※ 鰺ヶ沢(赤石渓流交差点)から鰺ヶ沢町に抜けることは可能です。
白神ラインの道路状況と、暗門の散策歩道の状況などは「白神山地ビジターセンター」のHPで確認することが出来ます。
最近よく見かける花についてです。
この淡い桃色で可愛らしい花。
「クサギ」という花です。
【クサギ】
調べてみると・・・『枝や葉には強い悪臭があることから「臭木(くさぎ)」と名付けられた。』葉を揉んでみるととっても臭い!!この名前も納得できます。
ある日、石橋ARが「クサギの花っていい匂いするよね」と言っていたのを聞いて、花に近づいてみると「いい香り!」。
花粉は花のにおいに誘われて集まる蛾や蝶の体について運ばれるそうです。普段、クサギを「あ!嫌な匂いの木だ」と覚えていたけれど、こうして見ると花も綺麗でよい香り。
花の時期だけ期間限定の香りを探してみるのも楽しいですよ。
※白神ラインは、21日13時をもって全面通行止め解除となりました。
現在、県道28号線(白神ライン)の鰺ヶ沢(赤石渓流交差点)~旧岩崎村の区間は、路面洗掘により通行止めになっております。ご注意ください。
※ 鰺ヶ沢(赤石渓流交差点)から鰺ヶ沢町に抜けることは可能です。
白神ラインの道路状況と、暗門の散策歩道の状況などは「白神山地ビジターセンター」のHPで確認することが出来ます。
最近よく見かける花についてです。
この淡い桃色で可愛らしい花。
「クサギ」という花です。
【クサギ】
調べてみると・・・『枝や葉には強い悪臭があることから「臭木(くさぎ)」と名付けられた。』葉を揉んでみるととっても臭い!!この名前も納得できます。
ある日、石橋ARが「クサギの花っていい匂いするよね」と言っていたのを聞いて、花に近づいてみると「いい香り!」。
花粉は花のにおいに誘われて集まる蛾や蝶の体について運ばれるそうです。普段、クサギを「あ!嫌な匂いの木だ」と覚えていたけれど、こうして見ると花も綺麗でよい香り。
花の時期だけ期間限定の香りを探してみるのも楽しいですよ。
※白神ラインは、21日13時をもって全面通行止め解除となりました。
最近しばらく雨続きでしたが、
今日は久しぶりにいい天気です。
ちょっと前の話になりますが、
西目屋小学校の子ども達に白神山地の生き物について世界遺産センターで授業を行いました。
今回はその時の様子を紹介します。
ブナの鉢を中心に置いたところから授業が始まります。
まず、ブナの葉や、種を食べる昆虫の話をします。
そうすると、ブナと昆虫が紐で結ばれます。
次に、「アカネズミ逃げろ」というゲームをしました。
子ども達がブナの実をエサとするアカネズミ、アカネズミをエサとするクマタカの役になりエサ集めをしてもらいます。
そうすると、ブナの鉢とアカネズミの写真が紐で結ばれアカネズミとクマタカも紐で結ばれました。
赤い帽子がクマタカ役、白い帽子がアカネズミ役の子ども達です。
そして、ブナ林の中で生活する鳥をバードウォッチングをしながら学んだり、
クイズで他の白神の生き物について学んだりしました。
生き物クイズの一コマ、だんだんと生き物たちがつながってきました。
そしていつのまにか、たくさんの生き物が紐で結ばれていました。
これは、生き物のつながりを学ぶための仕掛けだったのです。
みんな難しい話なのに熱心に話を聞いてくれました。
分かってくれたかな?
次回は9月に実際に白神山地の中に入ってみます。
今日学んだ生き物に会えるかな?