ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年7月

19件の記事があります。

2017年07月31日登山者カウンター点検

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 畑中 亮輔

 裏磐梯自然保護官事務所の畑中です。裏磐梯自然保護官事務所では、10地点に登山者カウンターを設置しており、今回はその中で4地点(裏磐梯登山口2地点、雄子沢登山口、飯豊川入口)について作業を行ってきたので、その様子をお伝えします。

 ここ最近福島県内では、一時の厳しい暑さは収まったものの、蒸し暑い日が続いており、梅雨明けを待ち遠しく感じています。カウンターを設置している場所は、比較的涼しいものの、バッテリー等の必要な機材(10㎏近く)を持って設置場所まで向かっていると、汗が吹き出してきました。現場では、登山者カウンター内に保存されているデータの回収作業、バッテリー電圧の確認作業を毎回行っています。登山者カウンター前で黄色のレンジャー服をお見かけの際には、お声かけいただけると幸いです。

 

今回確認した4地点のカウンター

左上;裏磐梯登山口(銅沼方面)

右上:裏磐梯登山口(噴火口方面)

左下:雄子沢登山口

右下:飯豊川入口 

 

※平成28年度の登山者数については、東北地方環境事務所のHPで公開しております。

http://tohoku.env.go.jp/press.html

 

 最後にカウンターを確認した飯豊川入口周辺の川の水はとても澄んでおり、その流れる音を聞いているだけで暑さを忘れることができました。これから夏本番となり、厳しい暑さになるかと思いますが、磐梯朝日国立公園へ涼みに来てはいかがでしょうか。    

 

 

 

 

    

飯豊川入口付近にある川の様子 

 

 

 

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2017年07月31日国指定下北西部鳥獣保護区巡視

十和田八幡平国立公園 村田 野人

こんにちは、十和田八幡平国立公園管理事務所アクティブレンジャーの村田野人です。

ここ数日、十和田湖は涼しい日が続き、暑い日が少し懐かしい感じもします。さて、その涼しい十和田湖を離れて、先日巡視をして参りました。

十和田八幡平国立公園管理事務所は、もちろん国立公園に関係する業務が多いのですが、その他にも3つの国指定鳥獣保護区に関する業務があります。今回は、その一つ国指定下北西部鳥獣保護区に向かいました。

下北西部鳥獣保護区(以下、鳥獣保護区)は青森県の下北半島にあり、ニホンザル、ツキノワグマ、ニホンカモシカ、オジロワシ、ハヤブサの生息地として保護されています。

ニホンザル

キャプション<ニホンザル>

当事務所からは往復で500㎞弱の距離があります。普段は、鳥獣保護区を熟知した地元にお住まいの管理員の方と綿密な連絡を取りつつ、要所要所で職員が出かけていく体制をとっています。

地元のむつ市とも連携しており、維持管理をお願いしている鳥獣保護区管理舎の状況を確認しつつ、むつ市農林畜産振興課の方とも情報交換をさせていただきました。管理舎内には、日々集められたニホンザルのデータがいっぱいでした。

鳥獣保護区管理舎

キャプション<鳥獣保護区管理舎>

また、鳥獣保護区の状況を把握するために、むつ市脇野沢地区にある鳥獣保護区特別保護地区の踏査を行い、制札や案内板の破損状況を確認しました。うっそうとした天然ヒバ林が広がっていて、下北の森の深さの一端をうかがえました。

今後も折りをみて、巡視を行い、鳥獣保護区の適正な管理に努めます。

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2017年07月31日宮古会場特別企画~パークボランティア厳選!三陸の四季~

三陸復興国立公園 宮古 古館 百合子

みなさん、こんにちは。夏を満喫していますか?

 

東北地方各地で開催している【環境省レンジャー写真展2017】。宮古でも6月から会場を移動しながら開催しています。

【写真:浄土ヶ浜ビジターセンターで7月に開催した写真展の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮古では同写真展会場にて、特別企画【パークボランティアセレクションズ 三陸の四季】と題して、三陸復興国立公園で活動するパークボランティアが厳選した写真も会場の一角に展示しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはパークボランティア活動の一環で行ったもので、展示する写真の選定・印刷・説明文作り、写真を飾る際のレイアウトなど全てパークボランティアの方々が企画し展示しました。

 

【準備の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

国立公園で何年もボランティアとして活動してきた方々だからこそ伝えたい風景を、その風景や植物などにまつわるエピソードを織り交ぜながら紹介しています。

 

浄土ヶ浜ビジターセンターでの写真展は終わってしまいましたが、8月は会場を移動し、休暇村陸中宮古にて1か月間展示を行います。

環境省レンジャー写真展の開催スケジュールはこちらから

http://tohoku.env.go.jp/pre_2017/2017.html

ぜひ宮古へお立ち寄りの際にはご覧になってみてください。

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2017年07月28日歩くはやさで触・れ・て・み・る みちのく潮風トレイル

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

7月ももう下旬になり、夏休みが始まっていますね。

夏休みは友人や家族でみちのく潮風トレイルを歩いて思い出を作りませんか。

八戸市区間・葦ヶ崎付近

八戸市区間・種差海岸

階上町区間・寺下観音

階上町区間・小舟渡海岸

洋野町区間・大浜踏切

https://ja-jp.facebook.com/michinoku.trail

↑みちのく潮風トレイルのFacebookはこちら。

旬な話題がココにあります!!!!

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2017年07月28日南三陸・海のビジターセンターの生態画

三陸復興国立公園 黒田和真

こんにちは。石巻自然保護官事務所の黒田です。

南三陸・海のビジターセンターに来館すると、中央に飾られた3枚の絵に目が留まります。

この絵は、施設周辺の森・川・海それぞれの自然環境と、そこに生息する生き物を描いた生態画です。

キャンバスには生き物たちがイキイキと溢れんばかりに描かれていて、

よく見ると擬態している小さな生き物たちも隠れていますよ。

 

【森の生態画とゲッチョ先生の著書】

 

この生態画は自然観察本など多数の著書を持つ、ゲッチョ先生こと盛口満先生に描いて頂きました。

先日、「ゲッチョ先生の昆虫と自然の描き方教室」という本が出版されたのですが、

なんとビジターセンターの生態画が表紙を飾っています。

本には生態画の描き方紹介のほか、表紙となった生態画の作成秘話(?)も収録されています。

 

ビジターセンターの図書コーナーも置いてありますので、

絵を見て本を読んで生態画の描き方を覚えてみませんか。

 

▼南三陸・海のビジターセンターホームページ

http://www.kawatouminovisitorcenter.jp/umi/

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2017年07月27日「十和田ビジターセンターへようこそ」

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

朝の気温が20度を下回り、秋を思わせる空気が漂う十和田湖畔です。

ここに住み始めて4ヶ月が過ぎようとしている伊藤です。

朝は、鳥の声や木々の葉が擦る音で目が覚め、外輪山に沈む夕陽を見ながら帰宅し、湖に写る月や満天の星空を眺めながら眠りにつく。そんな生活は、自分の細胞まで生き生きさせてくれるような気がしています。

事務所の周りはに今、オオウバユリがやっと私の出番よ、とばかりに競い合って咲いています。

さて今回は、十和田湖畔の休屋にある十和田ビジターセンターを紹介します。

平成26年4月に開館した当施設は、十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田連峰の自然について、パネル写真や模型を用いてわかりやすく解説しています。

ビジターセンターに入るとすぐに目に付く十和田湖のジオラマを見ると、十和田湖の成り立ちが良くわかります。館内には、十和田八甲田の自然が四季に応じて再現してあったり、十和田の森や湖で録音した音が流れていたりします。また、ゆったりとくつろげるラウンジやキッズコーナーもあります。さらにレクチャールームでは、映像で十和田八甲田の四季を楽しむこともできます。

吹き抜けの大きな空間に展示してある十和田八甲田の四季の様子やレクチャールームで流れている映像を見ていると、実際にその風景に自分が居るかのような感覚になります。この地域の秋や冬をまだ経験してない自分は、その美しさと壮大さを想像して、これからの季節の訪れにわくわくしてきました。

湖が見えるビジターセンターのデッキには、ハンモックもあり、目を閉じて遊覧船の汽笛の音を聞いていると、ふと故郷に帰ったような錯覚に陥りました。

十和田八甲田の情報を収集はもちろんのこと、ビジターセンターにいるだけで、自然の織りなす醍醐味を感じることのできるビジターセンターへ是非お立ち寄りください.

クラフト体験コーナーもありますので、自然の恵みを使って、思い出を形にしてみませんか。

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2017年07月27日津軽峠の風と森

白神山地 髙澤和大

 7月に入り、青森県は津軽地方も暑い日が続いていましたが、ここ数日の過ごしやすい天気に一息ついている西目屋自然保護官事務所の髙澤です。こんにちは。

 

 昨日、調査機器の点検のため、より清涼な風が吹く白神山地の津軽峠へ行ってきました。

 今回のAR日記では、現地の空気感を少しでもお伝えできたらと思います。

 

 最初の写真は津軽峠からの展望。

 世界遺産地域を望み、空の高いところには物憂げな絹雲が漂っています。

 

 絹雲は個人的に秋のイメージ。

 車の気温計は19℃。

 湿度も低め。

 

 暑い日が続いていたせいか、津軽峠を越えていく風に夏の終わりを感じてしまいました。

 まだ梅雨も明けていないというのに!

 

 津軽峠でちょうどお昼の時間だったので、休憩がてら付近を散策します。

 

 今、このあたりで一番目立っているのはエゾアジサイ。

 うっかり秋に浸ってしまった気分を梅雨へと戻してくれました。花の暦は正確ですね。

 飾り花の涼やかな青が、これからも続く暑さを乗り越える助けになりそうです。

 

 

 最後は以前にも登場してもらったブナ巨木、マザーツリー。

 津軽峠から5分ほど歩いた場所にあります。

 

 今年の白神山地は空梅雨に終わりそうでダムの水位なども心配なのですが、植物たちにとっては陽射しを存分に浴びることができたようで、全体的に緑が生き生きしているように感じます。

 

 さて、今回のAR日記は津軽峠を中心にお伝えしました。津軽峠へアクセスするには自家用車だと未舗装路を30分程度走る必要があるため、誰にでも気軽にオススメするわけにはいかないのですが、その分、辿り着いたときの満足感はひとしおです。いつも気持ちの良い風が吹いている場所ですので、ぜひ足を運んでみて下さい。バスも運行されていますよ。

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2017年07月27日好天の八甲田

十和田八幡平国立公園 阿保 聡

先日業務で北八甲田に行ってきました。素晴らしい天気で、平日にも関わらず大勢の登山者で賑わっていました。

地獄湯ノ沢です。

硫黄の臭いがたちこめていて、八甲田が活火山であることを感じることが出来ます。

快晴で日差しも強いのですが、気温がさほど上がらず風がとても爽やかです。

大岳山頂から青森市内と陸奥湾、八甲田ロープウェイ山頂駅が望めます。

昼過ぎにヘイロー(日暈)が見られました。

毛無岱ではキンコウカが最盛期を迎えていました。

みなさんも是非夏の八甲田に足を運んでみてください。

国立公園公式Instagram

国立公園公式Facebook

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2017年07月21日十和田湖PWC※1安全啓発パトロール

十和田八幡平国立公園 村田 野人

※1 PWCとはPersonal Water Craft(パーソナルウォータークラフト)の略語。Personal Water Craftは英語で、水上オートバイを含む幾つかの水辺の乗り物の総称。

こんにちは、十和田八幡平国立公園管理事務所アクティブレンジャーの村田野人です。

十和田湖も海の日を過ぎて、冷えたスイカがほしくなるような天気が続いています。いよいよ水遊びの季節です。今回は、7月9日に行われた水上オートバイの安全啓発パトロールについてお伝えします。

出発時打合せ

十和田湖では数年前から、NPO法人パーソナルウォータークラフト安全協会(以下、PW安全協会)が中心となって、水上オートバイの安全啓発パトロールが行われています。PW安全協会は水上オートバイメーカーおよび販売者が主体となって設立された団体で、全国各地で水上オートバイの安全操縦、マナー・モラル向上を図り、自然及び社会環境の保全に努め、健全なPWCスポーツの普及・発展を目指して活動しているそうです。

7月9日は、十和田湖畔の宇樽部地区、休屋地区、大川岱地区、銀山地区、滝ノ沢地区の水上オートバイ利用者やマリーナ経営者の皆様に、カヌーへの引き波や岸沿いの散策者への騒音に配慮するようお願いするとともに、十和田湖の水上オートバイの乗り入れ自主規制エリアについても説明しました(他の注意事項としては、救命胴衣を着る、ウェットスーツを着るetc.)。当日は述べ9グループの方に声かけし、45台のジェットスキーを確認しました。

水上オートバイ走行自粛エリア

水上オートバイの利用者の方々はそれぞれのグループごとに、マリーナでバーベキューなどをしつつ、水上オートバイを楽しんでいました。中には、過去に同様の説明を聞いたことがあるという方も多く、説明には理解を示してくださる方が多い印象を受けました。

終了時集合写真

遊覧船、水上オートバイ、ボート、カヌーそして湖岸の散策を楽しむ人たち、それぞれが互いに思いやりをもって、十和田湖で安全かつ楽しく過ごせるといいですね。

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2017年07月21日十和田湖と八甲田の夏

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

こんにちは。

十和田湖の空の青、森の緑と、湖の紺碧の色が夏色を織りなしているような7月もなかば、鳥のさえずり、湖をわたる風の音、暗闇に輝く星や、月、すべてに癒やしを感じる、伊藤です。

十和田湖や八甲田の山々に夏が訪れました。

十和田湖や八甲田にはたくさんの楽しめるスポットやアクティビティがあります。

その一つにカヌーがありますが、7月8日にビジターセンター主催で開催されたカヌー体験に、友人二人と参加しました。

"神秘の湖"を肌で感じよう、という企画です。

水上から眺める乙女の像や、十和田湖の外輪山はまた違った魅力がありました。

7月13日は蔦野鳥の森休憩所の写真展示と歩道の巡視に行ってきました。

蔦温泉一帯は、過去の赤倉岳の火山爆裂によって大量の泥流が発生し、それらが谷々を埋めて形成された地域で、泥流が川をせきとめたことにより蔦沼や赤沼など7沼ができたといわれています。

うっそうとした深い森の中を歩いていて、朽ち果てた木の上に目を移すと、苔や地衣類で形成された小さな森を発見しました。苔や地衣類は小さな生き物たちにとっては、とても大きな森なのかもしれません。

   【蔦沼】

   【木の上の苔を拡大してみると】

7月19日は、パークボランティアのみなさんが行っている北八甲田井戸岳植生回復作業の下見でした。

ボランティアのみなさんが作業する場所を、同行のアクティブレンジャーと確認する作業でした。素晴らしい景色が広がっていました。

   【酸ヶ湯から登った下毛無岱からのぞむ北八甲田の山並み】

   【登山道の途中からの景色】

   【湿原の池塘】

   【池塘に飛んで落ちるワタスゲの果穂】

   【北八甲田大岳にかかる環水平アーク】

7月に入ったばかりと思っていたのに、7月も残りあと10日あまりです。

北国の夏は、花火のようにぱっと咲いて散るようだと、山の景色を眺めながら思いました。

写真ではお伝えできない感動を、五感をフル活動させて味わってみてください。

燃えるような紅葉の前の、まばゆい十和田八甲田の夏へぜひ一度お越しください。

   【十和田湖外輪山からの展望台より】

   【子の口付近の湖岸より御鼻部山に沈む夕陽】

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