ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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三陸復興国立公園 八戸

81件の記事があります。

2018年08月16日山の日に階上岳環境保全トレッキングに参加しました!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

8/11の山の日に三陸復興国立公園である階上岳で、「階上岳環境保全トレッキング」が行われ、

八戸自然保護官事務所からも参加してきました!

このイベントは、階上岳でトレッキングを楽しみながら地域に愛される山としてPRしていきたいと活動している階上町のウォーキング愛好団体により、去年に引き続き開催されました!

当日は、8合目の大開平から山頂までトレッキングしながら、

ヤマツツジを覆うガガイモやツタウルシなどのつる切りをしました。

最初に作業内容や注意事項を確認し、友野自然保護官からは国立公園での規制などについて説明しました。

続いて、大開平から山頂まで約2時間かけて、作業しながらのトレッキングをしました!

曇りの天気だったため暑すぎず作業もしやすい気温でした!

山頂までの間にツリガネニンニンが咲いていました。

最後に、山頂の展望デッキ前で参加したみなさんと記念撮影しました!

毎年6月初め頃に咲くヤマツツジは階上岳の一番の見どころで、

階上町の大事な観光資源にもなっています。

こうして作業した事により、来年も綺麗に咲くかどうかがとても楽しみになりました!

<今年5月末の遊歩道に咲くヤマツツジ。>

このような地道な活動によって階上岳ファンがますます増え、

より多くの方に登っていただけるようになれたらと思います!

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2018年07月17日レンジャー写真展2018開催中@種差海岸インフォメーションセンター&ウミネコのヒナちゃんの成長@蕪島

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

7月から8月末までの2ヶ月間、種差海岸インフォメーションセンターでレンジャー写真展2018を開催しています。

インフォメーションセンター目の前にある天然芝生地に訪れる観光の方や地元の方、

トレイルハイカーさんなど、多くの方に東北の自然、生き物の写真をみていただければと思います!

また、蕪島では6月頃生まれたウミネコのヒナがモコモコと成長しています!

<6/11撮影。生まれて2週間くらいのウミネコのヒナちゃんたち。>

<7/12撮影。すっかり大きくなり、飛びまくりのウミネコさんたち。>

休憩所のスタッフさんによると訪れる観光客の方から、

「ウミネコと一緒にいるあの黒い鳥なに?」と聞かれるそうです。

一緒にいるウミネコさんとすっかり同じくらいの大きさに成長しました!

8月には親鳥と共に蕪島を離れるそうです。

じゃわじゃわ飛んでいるウミネコさんを見ることが出来る、

三陸復興国立公園の北の玄関口・蕪島へぜひ来てみてください♪

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2018年06月27日種市小学校の海洋環境保全教室と漂着ごみ分類調査2018

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

6月14・15日に八戸海上保安部主催の「海洋環境保全教室と漂着ごみ分類調査」が洋野町の種市小学校で行われました。

14日に4年生の教室で海洋環境保全教室を行い、

海上保安庁の方から家庭排水やごみがもたらす影響について学び、

海の環境を守る大切さを教えていただきました。

初めて知る事も多く、わたしもすごく勉強になりました!

八戸自然保護官事務所からは「みちのく潮風トレイル」についてお話し、

トレイルを歩く人たちがみる洋野町の景色や魅力を、

海岸線の環境を守るポイントと一緒にお伝えさせていただきました。

また、多くの生徒さんが「みちのく潮風トレイル」を知っていて、歩いたことがあるとの事でした!

きれいな海岸線が魅力の洋野町、海がきれいだからウニが美味しい洋野町、

そんな洋野町の魅力をトレイルを歩く人たちにたくさん伝えていってくれたらと思います!

15日は小学校からすぐ近くの海で海浜清掃を行いました。

海浜清掃は毎年大潮の時期に行ってます。

干潮でウニの増殖溝も見え、ちょうどウニ漁の真っ最中でした!

海浜清掃の後は拾ったごみの分類をし用途や種類に分けて記録しました。

ロシア語で書かれた漂着ごみもありました。

外国からの漂着ごみと思われるものもありましたが、

わたし達の日常生活に由来するごみも多くありました。

少しでもごみを減らし、青い海を未来に残していきたいですね!

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2018年05月30日仏沼の案内板のペンキ塗りをしました!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

先週、仏沼にある案内板のペンキ塗りをしました!

鳥獣保護区管理員さんによると13年ぶりの化粧直しだそうです。

天気もちょうど良く、ヒバリの鳴き声が聞こえる中みんなで塗り塗りしました。

とてもキレイになりました!

仏沼を訪れた方々が記念写真を撮られる時に思わず写真の中に案内板を入れたくなるといいなぁと思います!

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2018年05月15日階上岳展望デッキお披露目式が行われました&階上岳トレッキングイベントのお知らせ

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

三陸復興国立公園・階上岳の山頂と8合目の大開平に展望デッキが完成し、

4/28(土)、大開平でお披露目式が行われました。

展望デッキには周囲の自然や眺望を解説した説明板も設置され、

間もなく見頃を迎えるヤマツツジの群落もデッキから楽しむことができます!

展望デッキが完成したことにより、

登山者やハイカーに風景や自然をより近くで楽しんでいただけること、

階上岳と周辺の自然について理解を深めることができること、

そして利用者の動線を制限することにより周囲の自然環境の保全にもなること、

このような効果が期待できます!

また、階上岳3合目しるし平のトイレがバイオトイレに改築され、

お披露目式に合わせてオープンしました。

バイオトイレは冬も使用できるので、冬でも登山できる階上岳では多くの方に利用されるのではと思います。

これからもたくさんの方に階上岳に登っていただき山の魅力を感じていただければと思います!

また、階上岳は今年で三陸復興国立公園指定5周年となり、

5/27(日)には階上岳トレッキングイベントが行われます!

http://www.town.hashikami.lg.jp/events/index.cfm/detail.1.8592.html

鳥谷部登山口から山頂まで往復する約10kmです!

みちのく潮風トレイル階上町区間の一部でもあるので、

この機会に登ってみませんか♪

ヤマツツジ、もうすぐ見頃です!!!!!

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2018年04月18日仏沼の火入れ

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

今週、ラムサール湿地条約に登録されている三沢市の仏沼で、火入れが行われています。

この火入れは1年に1度、三沢市仏沼保全活用協議会が行っているもので、

水路管理や原野火災予防、オオセッカが繁殖しやすい湿原の環境を保つために毎年行われています。

この日は快晴で風も弱く、青空とまだまだ雪が残る八甲田山を眺めながらの火入れとなりました。

オオセッカにとって生息しやすい環境となり、

今年たくさんのオオセッカに出会えたらと思います!

三沢市にある仏沼にぜひ訪れてみませんか♪

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2018年04月06日三陸復興国立公園とみちのく潮風トレイルの北の玄関口~蕪島の春~

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

三陸復興国立公園の北の玄関口であり、

みちのく潮風トレイルのヘッド&エンドポイントでもある蕪島にウミネコさんが帰って来ました!

毎年3月から8月頃まで3~4万羽のウミネコさんが飛来し繁殖します。

古くからウミネコさんと人との共存関係が築かれた場所であり、

ウミネコさんの子育て姿を間近で見ることが出来ます!!!!!

写真は去年5月頃の写真です。

まだ産卵はしていませんが、もうすぐ子育ての様子を見ることが出来ると思います!!

また、平成27年11月5日の火災で焼失した蕪嶋神社の再建工事が行われており、

工事を一時中断していますが、神社への立ち入りは制限されているのでご注意ください。

もうすぐ始まる連休に、

たくさんのウミネコさんで賑わう蕪島を訪れてみませんか♪

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2018年03月27日草刈ミーティングが行われました

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

3/22(木)に種差海岸インフォメーションセンターで「種差海岸草刈ミーティング」が行われました。

前回は2014年度に行われ、3年ぶりの開催です。

草刈ミーティングは、

種差海岸が国立公園になる以前から環境保全を長年にわたり続けてきた地域の方々やボランティア活動による、

草刈り活動の場所や時期、現状報告などを共有し交流することと、

今後のインフォメーションセンターでの草刈イベントについて皆で意見交換することが目的として開かれました。

今後活動を継続するためには?などのテーマで意見交換をし、

親子で参加出来るような企画はどうか?

草刈以外の楽しみをプラスしながら色々な団体と交流できないか?

という意見もありました。

また、有識者の方々からの講話では、種差の植生の特徴や他地域での保全活動の実例を詳しくご紹介いただきました。

草刈り活動をしている方々の高齢化や、どのようにして若い人を取り込んでくかという課題もあり、

今後もアイディアや情報を共有する場を設けて、話し合っていくことが大切だと思いました。

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2018年01月10日冬の種差海岸へ遊びに来ませんか

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

あけましておめでとうございます。

八戸自然保護官事務所の大友です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

三陸復興国立公園種差海岸にある、種差海岸インフォメーションセンターでは、

1/2・1/3に「館内に隠れたワンちゃんを探せ!」と、

天然芝生地で「ジャンボかるた取り大会」が行われました。

去年は「にわとりさんを探せ!」に参加し1羽だけ見つけられましたが、

今年はなんと3匹のワンちゃんを見つけることが出来ました。

館内には10匹のワンちゃんが隠れていて見つけ出すと巨大ガラポンに挑戦でき、

景品をGET出来るとの事で多くの方が夢中でワンちゃんを探していました。

「ジャンボかるた取り大会」は晴天の中、天然芝生地で行われ、

子供も大人も楽しめました。

雪がない日はジャンボかるたや凧揚げなども楽しめますが、

少し雪が積もった芝生では竹スキー体験することが出来ます。

種差海岸インフォメーションセンターでは竹スキーの貸し出しをしており、

体験することが出来ます。

↑こちらはイメージ写真です。

また、2月から毎週冬のグルメ体験プログラムが開催される予定です。

「地域の郷土料理」や「アウトドアクッキング」などを教わり味わう事が出来る、

2度おいしいプログラムとなっております。

冬グルメ.pdf

ぜひ冬の種差へ遊びに来て下さい。

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2017年10月26日「森のめぐみ展inはっち」でみちのく潮風トレイルを体験してもらいました!

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

10月21・22日に八戸ポータルミュージアムはっちで、

県産材フェア「森のめぐみ展inはっちVol.7」が開催され、

今年も八戸自然保護官事務所からみちのく潮風トレイルをPRするブースを出展しました。

今年も去年同様、ミニチュアのみちのく潮風トレイルをイメージし、

大型写真の展示や、トレイル上で出会えるキノコ、食べ物を紹介しクイズラリーをしました。

展示にヒントを入れたクイズにしましたが、

まだまだトレイルは多くの方に知られていないようなので、どんどんPRしていきたいと思います。

また、キノコや食べ物の写真を見て、

「トレイルを歩いて出会ってみたい!」と興味を示す方もいらっしゃいました。

今後もみちのく潮風トレイルに興味を持ち、多くの人に実際のトレイルを歩いていただければと思います。

ちなみに森のめぐみ展は地域の方々に森林や木材への興味を深めてもらうために「南部あかまつ」などの地域材や、森づくりから木工・住まいづくりにまで関わる方々の取り組みをPRするイベントです。

イベントでは地元のモデルさんによる林業ウェアのファッションショーや、

各種体験、展示コーナーがありました。

来年も開催される予定ですので、ぜひ来場してみてください。

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