2011年7月
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2011年07月19日【実施報告】自然観察会『ヒバクラ湿原のお花畑』
秋田 足利 直哉
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の女子ワールドカップ優勝”世界一”おめでとうございます。
凄すぎて何と言っていいのか・・・。全国民が喜び、日本人としての誇りを感じているのではないでしょうか?想像できないくらいの波及効果がありそうですね?例えばこの日は『女子ワールドカップ優勝記念日』として国民の祝日になるかも・・。
そんな出来事は開催地ドイツの現地時間17日に成し遂げられましたが、日本時間の17日、私は森吉で自然観察会のスタッフを務めていました。今日はその報告をします。
未だ涼しいうちに秋田市内を出発し、途中道路に設置された気温計の数値はどんどん上昇。30度近くまで上がっているのを確認しながら森吉山野生鳥獣センターへと向かいました。到着すると思ったよりは暑くはなく、やはり高原は涼しいな~なんて思いながら準備を始めました。
参加者30名が続々と到着し、全員集合したのは予定時刻よりちょっと早め!この後移動もあるので直ぐに会を進行しました。
今回のコースは先日の日記でオススメした『ヒバクラ湿原』を目指すもの。ガイドマップ等に寄れば登りの所要時間はおよそ2時間。それを2時間半かけて観察&散策する日程。しかしそれもあくまでも目安。実際には3時間かけて湿原へと到着しました。
と言うのも・・・このコースは植生の垂直分布がハッキリとしていてまるで教科書通りとでも言いたいほど。周囲に生える樹木を見ているだけでも良い観察が出来ます。

このコースの見所ともなっているネズコの巨木あり、ブナ林あり、モロビ(オオシラビソをこの地域ではこう呼びます)あり、そして最後には高層湿原が待っています。更にはそれぞれの林床には花々が咲き競い、疲れた登山者を励ましてくれます。

このコースは歩道も変化があって歩き応えも充分。晴れの日が続いてもぬかるんでいることの多いコースで、足下の道具を選ぶのもこのコースの攻略には欠かせない要素となります。
常時あるぬかるみ、荒れて出来るぬかるみ、2回の(小さな)徒渉、急斜度の階段、木道等が次々とやって来ます。今回の観察会のスタッフを見ても登山靴あり。スパイク長靴あり、長靴あり、スパイク地下足袋ありと様々でした。

そして夏の熱い時期に行う登山では休憩の取り方も重要な要素となります。このコースには「この先が頑張りどころ」って場所に湧水があります。真夏でも湧水地には5分と手を入れていられないほどの冷たい水で手や顔を洗い、周囲の空気も相まって汗が引いていくのを感じて元気を回復。
ブナ林のやや斜度が増してきた辺りでは、沢の源頭が稜線に詰め上がって来ていて足下から涼しい風を運んできます。
そして何と言っても山頂部に広がる湿原ではニッコウキスゲやハクサンシャクナゲなどを見るだけで疲れも吹っ飛ぶことでしょう!!
斜度やぬかるみ等のコース条件や気温、風通りなどを考慮しながら「安全第一」で行った事もあって予定時間を1時間近く過ぎてしまいましたが・・・皆さん大満足だったようで我々スタッフも喜んでおります。ありがとうございました。お疲れ様でした。
凄すぎて何と言っていいのか・・・。全国民が喜び、日本人としての誇りを感じているのではないでしょうか?想像できないくらいの波及効果がありそうですね?例えばこの日は『女子ワールドカップ優勝記念日』として国民の祝日になるかも・・。
そんな出来事は開催地ドイツの現地時間17日に成し遂げられましたが、日本時間の17日、私は森吉で自然観察会のスタッフを務めていました。今日はその報告をします。
未だ涼しいうちに秋田市内を出発し、途中道路に設置された気温計の数値はどんどん上昇。30度近くまで上がっているのを確認しながら森吉山野生鳥獣センターへと向かいました。到着すると思ったよりは暑くはなく、やはり高原は涼しいな~なんて思いながら準備を始めました。
参加者30名が続々と到着し、全員集合したのは予定時刻よりちょっと早め!この後移動もあるので直ぐに会を進行しました。
今回のコースは先日の日記でオススメした『ヒバクラ湿原』を目指すもの。ガイドマップ等に寄れば登りの所要時間はおよそ2時間。それを2時間半かけて観察&散策する日程。しかしそれもあくまでも目安。実際には3時間かけて湿原へと到着しました。
と言うのも・・・このコースは植生の垂直分布がハッキリとしていてまるで教科書通りとでも言いたいほど。周囲に生える樹木を見ているだけでも良い観察が出来ます。

このコースの見所ともなっているネズコの巨木あり、ブナ林あり、モロビ(オオシラビソをこの地域ではこう呼びます)あり、そして最後には高層湿原が待っています。更にはそれぞれの林床には花々が咲き競い、疲れた登山者を励ましてくれます。

このコースは歩道も変化があって歩き応えも充分。晴れの日が続いてもぬかるんでいることの多いコースで、足下の道具を選ぶのもこのコースの攻略には欠かせない要素となります。
常時あるぬかるみ、荒れて出来るぬかるみ、2回の(小さな)徒渉、急斜度の階段、木道等が次々とやって来ます。今回の観察会のスタッフを見ても登山靴あり。スパイク長靴あり、長靴あり、スパイク地下足袋ありと様々でした。

そして夏の熱い時期に行う登山では休憩の取り方も重要な要素となります。このコースには「この先が頑張りどころ」って場所に湧水があります。真夏でも湧水地には5分と手を入れていられないほどの冷たい水で手や顔を洗い、周囲の空気も相まって汗が引いていくのを感じて元気を回復。
ブナ林のやや斜度が増してきた辺りでは、沢の源頭が稜線に詰め上がって来ていて足下から涼しい風を運んできます。
そして何と言っても山頂部に広がる湿原ではニッコウキスゲやハクサンシャクナゲなどを見るだけで疲れも吹っ飛ぶことでしょう!!
斜度やぬかるみ等のコース条件や気温、風通りなどを考慮しながら「安全第一」で行った事もあって予定時間を1時間近く過ぎてしまいましたが・・・皆さん大満足だったようで我々スタッフも喜んでおります。ありがとうございました。お疲れ様でした。
2011年07月15日隠れてる
秋田 足利 直哉
明日から3連休という方も多いのではないでしょうか?日曜日までは好天に恵まれそうですが・・・台風の進路が気になります。これ以上の災害は勘弁して欲しいんですけどね・・・。
はい。昨日の日記は随分と長かったので今日は短めに・・・f^^;
一口に水辺とかヨシ原とか・・野鳥が生息する環境を挙げてはみても実際には野鳥が好む場所というのは意外にもピンポイントだったりします。西部承水路のこの場所も色んな野鳥が見られるポイントです。
ここは水路の水質浄化試験を行っている施設ですがこの上には多くの野鳥がやってきます。
この日は思いがけない出会いがあったのでちょっとテンションが上がりましたが・・・それがいけなかったのか?野鳥が隠れてしまいました。

何処に隠れているか解りますか?身体の一部がちょっとだけ見えてしまっていますね^^
隠れているのは誰なのか?それをお伝えするためにちょっと時間を逆戻りさせてみましょう!!いつもよりちょっとテンション高めの私を見て・・・イソイソと物陰に隠れようとしている野鳥がいます。

隠れているのはこの野鳥です。
『わっ見つかっちゃった・・・』と思ったのか?イソイソと急ぎ足で物陰に隠れようとしているこの野鳥。皆さんもうお分かりですね??(ヒントが多すぎるだろ?とつっこまれそうです・・・)
では正解です。イソイソと急ぎ足で隠れようとしていたこの野鳥の名前は【イソシギ】でした!!(お後がよろしいようで・・・・)
はい。昨日の日記は随分と長かったので今日は短めに・・・f^^;
一口に水辺とかヨシ原とか・・野鳥が生息する環境を挙げてはみても実際には野鳥が好む場所というのは意外にもピンポイントだったりします。西部承水路のこの場所も色んな野鳥が見られるポイントです。
ここは水路の水質浄化試験を行っている施設ですがこの上には多くの野鳥がやってきます。
この日は思いがけない出会いがあったのでちょっとテンションが上がりましたが・・・それがいけなかったのか?野鳥が隠れてしまいました。

何処に隠れているか解りますか?身体の一部がちょっとだけ見えてしまっていますね^^
隠れているのは誰なのか?それをお伝えするためにちょっと時間を逆戻りさせてみましょう!!いつもよりちょっとテンション高めの私を見て・・・イソイソと物陰に隠れようとしている野鳥がいます。

隠れているのはこの野鳥です。
『わっ見つかっちゃった・・・』と思ったのか?イソイソと急ぎ足で物陰に隠れようとしているこの野鳥。皆さんもうお分かりですね??(ヒントが多すぎるだろ?とつっこまれそうです・・・)
では正解です。イソイソと急ぎ足で隠れようとしていたこの野鳥の名前は【イソシギ】でした!!(お後がよろしいようで・・・・)
2011年07月14日トビの繁殖観察
秋田 足利 直哉
各地で暑い日が続いているようです。当事務所の入居するビルでもここ数日はエアコンを使っている事務所が多いようです。節電もとっても大切なことですが体調管理も大切です。特に熱中症には充分に配慮しなければなりません。今年は秋田県内でも熱中症で緊急搬送されるケースが多くなっているそうです。皆さんしっかり対策をしてください。
ちなみに環境省でも熱中症に関する情報を発信していますので参考にして下さい。
さて・・・継続して観察してきた「南の池公園」の【トビ】が巣立ちました。今年も無事に巣立った喜びと、あんなに人目に付く場所にあるにも関わらず皆さんが温かく見守って下さったお礼の意味も含めて報告します。

年度が新しくなって、最初の大潟草原鳥獣保護区巡視の日。『今年もこの巣で繁殖が見られるかな?』と思い、何となく巣の上をみると既に1羽の【トビ】が巣の上で伏せていました(写真1枚目の上段参照)。流石に『この時期から卵を抱いてはいないだろう』と思ったのは4月の初旬でした。
この巣を観察してきて、【トビ】は未だ卵を産む前に抱卵している様な姿勢で巣の上に伏せることがあると解ってきました。過去何度かの経過観察と巣立ちの日から一般に言われている繁殖スケジュールを当てはめてみても、1ヶ月近く計算が合わないことが通例です。なのでこの1枚目の写真の上段の段階では未だ卵は産み落とされていないと思われます。
その後、巣の上にいたりいなかったりと安定しない状態(写真1枚目の上段の左下参照)が4月下旬まで続きました。きっとこの頃も卵は産み落とされていなかったと推測されます。
【トビ】がその後継続して巣の上で伏せるようになったのはGWの頃でした。近くで作業する人がいても、近くに大型車両が来ても警戒はするものの巣から動こうとはしませんでした(写真1枚目の下段参照)。この頃には抱卵を開始したものと推測しています。この時には『このまま順調にいけば、7月の中旬頃に巣立ちかな?』なんて思ったことを思い出します。
5月は何時行っても巣の上でこちらの様子を伺う【トビ】と巣の上に何か変化がないか?伺い知ろうとする私が視線を合わせるだけの日々が続きました。

6月になって直ぐ、巣の上に親鳥の姿が無くなる時がありました。巣の上には2羽の雛が見えます(写真2枚目上段参照)。この時既に雛の身体に茶色い羽が見えていますので孵化後数日が経過していることが解ります。抱卵日数をおよそ30日とすればGWの頃に産卵したと見て間違いなさそうです。
6月の中旬から下旬にかけては日に日に成長する雛の姿を観察する楽しい時間を過ごしました。サイズもどんどん変化しますし、羽もどんどん【トビ】らしくなっていきました(写真2枚目下段参照)。この時期になると親鳥が交替でどんどん餌を運んできます。それを争うように食べようとするのですが2羽の雛の体格差が大きく、どうしても身体の大きな雛の方が有利だったようです。それでも小さな雛も日に日に逞しさを増していったように思います。
6月も末になったころ、巣の上に1羽の親鳥と2羽の雛が同時に観察できる日がありました。この頃にはサイズは親鳥と変わりなく、羽の色が赤っぽいことからこの2羽が雛だと解る位にまで成長してきました。

7月の初旬。いつものように巣を観察すると1羽の雛が巣からちょっとだけ離れて枝を移動しているのが確認できました(写真3枚目上段参照)。いよいよ精神的にも一人前に近づいてきた証拠でしょうか?この時、『もうそろそろ巣立ちだな。』と感慨にふけってしまいました。
今週行った一番最近の巡視の時、既に巣の上には1羽の雛しかいませんでした(写真3枚目下段参照)。いくら周囲の枝を探しても、もう1羽の雛の姿が見えません。1羽は一足先に巣立ったようです。これまでの成長段階を見てきても随分と差があった2羽の雛ですが巣立ちの日にも差が出たようです。でも今頃は既に巣立って親鳥や兄弟や他の仲間達と一緒に大空にくるりと輪を描いている頃でしょうか?
次の巡視の日には空を見上げて『あの巣から巣立った【トビ】何処にいるかな?』と思いながら巡視・調査することとなりそうです。
ちなみに環境省でも熱中症に関する情報を発信していますので参考にして下さい。
さて・・・継続して観察してきた「南の池公園」の【トビ】が巣立ちました。今年も無事に巣立った喜びと、あんなに人目に付く場所にあるにも関わらず皆さんが温かく見守って下さったお礼の意味も含めて報告します。

年度が新しくなって、最初の大潟草原鳥獣保護区巡視の日。『今年もこの巣で繁殖が見られるかな?』と思い、何となく巣の上をみると既に1羽の【トビ】が巣の上で伏せていました(写真1枚目の上段参照)。流石に『この時期から卵を抱いてはいないだろう』と思ったのは4月の初旬でした。
この巣を観察してきて、【トビ】は未だ卵を産む前に抱卵している様な姿勢で巣の上に伏せることがあると解ってきました。過去何度かの経過観察と巣立ちの日から一般に言われている繁殖スケジュールを当てはめてみても、1ヶ月近く計算が合わないことが通例です。なのでこの1枚目の写真の上段の段階では未だ卵は産み落とされていないと思われます。
その後、巣の上にいたりいなかったりと安定しない状態(写真1枚目の上段の左下参照)が4月下旬まで続きました。きっとこの頃も卵は産み落とされていなかったと推測されます。
【トビ】がその後継続して巣の上で伏せるようになったのはGWの頃でした。近くで作業する人がいても、近くに大型車両が来ても警戒はするものの巣から動こうとはしませんでした(写真1枚目の下段参照)。この頃には抱卵を開始したものと推測しています。この時には『このまま順調にいけば、7月の中旬頃に巣立ちかな?』なんて思ったことを思い出します。
5月は何時行っても巣の上でこちらの様子を伺う【トビ】と巣の上に何か変化がないか?伺い知ろうとする私が視線を合わせるだけの日々が続きました。

6月になって直ぐ、巣の上に親鳥の姿が無くなる時がありました。巣の上には2羽の雛が見えます(写真2枚目上段参照)。この時既に雛の身体に茶色い羽が見えていますので孵化後数日が経過していることが解ります。抱卵日数をおよそ30日とすればGWの頃に産卵したと見て間違いなさそうです。
6月の中旬から下旬にかけては日に日に成長する雛の姿を観察する楽しい時間を過ごしました。サイズもどんどん変化しますし、羽もどんどん【トビ】らしくなっていきました(写真2枚目下段参照)。この時期になると親鳥が交替でどんどん餌を運んできます。それを争うように食べようとするのですが2羽の雛の体格差が大きく、どうしても身体の大きな雛の方が有利だったようです。それでも小さな雛も日に日に逞しさを増していったように思います。
6月も末になったころ、巣の上に1羽の親鳥と2羽の雛が同時に観察できる日がありました。この頃にはサイズは親鳥と変わりなく、羽の色が赤っぽいことからこの2羽が雛だと解る位にまで成長してきました。

7月の初旬。いつものように巣を観察すると1羽の雛が巣からちょっとだけ離れて枝を移動しているのが確認できました(写真3枚目上段参照)。いよいよ精神的にも一人前に近づいてきた証拠でしょうか?この時、『もうそろそろ巣立ちだな。』と感慨にふけってしまいました。
今週行った一番最近の巡視の時、既に巣の上には1羽の雛しかいませんでした(写真3枚目下段参照)。いくら周囲の枝を探しても、もう1羽の雛の姿が見えません。1羽は一足先に巣立ったようです。これまでの成長段階を見てきても随分と差があった2羽の雛ですが巣立ちの日にも差が出たようです。でも今頃は既に巣立って親鳥や兄弟や他の仲間達と一緒に大空にくるりと輪を描いている頃でしょうか?
次の巡視の日には空を見上げて『あの巣から巣立った【トビ】何処にいるかな?』と思いながら巡視・調査することとなりそうです。
2011年07月13日『節電の夏』は涼を求めて・・その2
秋田 足利 直哉
例年になく短期間で終わった今年の梅雨。この先、厳しい夏がいつもよりも長く続くのかと思うとなんだか、しんどくなってきますが・・暑い暑いと室内に籠もっていても『節電の夏』を涼しく過ごすことは出来ないでしょう。なので『涼』を求めてお出かけしましょう!!ということで・・・
前回(7月1日)に続いて第2弾。「黄色」繋がりで今日のオススメは「高層湿原のニッコウキスゲ」です!!
花の山として名高い森吉山とその外輪山には『お花畑』と呼ばれる高層湿原が点在しています。稚児平(ちごだいら)、山人平(やまびとだいら)等は「雲上の楽園」あるいは「山上のオアシス」等と賞賛され、花の時期には多くの登山者で賑わいます。
『そんな場所はお花も良いけど人の数も凄いんでしょ?』とおっしゃる方もいらっしゃいます。私も個人的には静かな山歩きを好みます。そこで広いお花畑があって、かつ比較的静かなヒバクラ岳の山頂付近に広がる『ヒバクラ湿原』をオススメします。
ヒバクラ岳へ登る方法はいくつかありますが、最短距離で行けるのは森吉山野生鳥獣センターなどのある森吉山麓高原の登山口から登るルートです。山頂までの所要時間は約2時間。個人の体力や技量によって前後しますが、初めは森の中を緩やかに登りますが、周囲にモロビ(オオシラビソをこの地域ではこう呼びます。)が見え始める頃になると傾斜が増して体力的にもきつく感じるところです。
なのでその急傾斜の登山道を登る前に湧水地点で休憩しましょう。

ルートからちょっと逸れた場所にありますがほんの1分ほどですので是非立ち寄って下さい。夏でも豊富な湧水がこんこんと湧き出ています。水も冷たいですが周囲の空気も冷たく感じ、汗がスーッと引いていくのが解ります。
余談ですが・・登る時に水場に行って涼んで、冷たい水で顔を洗って一段落してから急登に向かった私は余裕を持って山頂に着きましたが、水場に行かずにルート上で休憩をとった保護官は急登でバテバテでした。
水場で回復した元気で急登を登り切るとそこはもう高層湿原の入口です。現在は【ニッコウキスゲ】が見頃を迎えています。今シーズンは【ニッコウキスゲ】の当たり年のようで、いつもより花株も多く、株毎に付く花の数もやや多いように感じます。

『ヒバクラ湿原』からは東北の山らしいどっしりした姿の森吉山本峰「向岳」が目の前に聳えます。【ニッコウキスゲ】越しに見る森吉本峰はまた一段と美しい!!
木道に腰を下ろし、花と眺めを楽しんでいると街の喧噪や、茹だるような暑さが想像できなくなるほどです。。
ここでも未だ余裕のある方は、森吉山本峰の向岳や、小池ヶ原、割沢森などの外輪山を巡る縦走路のいずれかに脚を伸ばしても良いでしょう!!

どちらのルートに向かってもお花畑は連続します。途中【ニッコウキスゲ】が木道や歩道を覆うようになっている箇所があります。このような道では誰もが優しい気持ちになって花をいたわるようにして歩くことでしょう!!
この記事では一番の見所と思われる箇所の写真を敢えて使っていません。一面に広がる【ニッコウキスゲ】やその他の花々はご自分の目で見るのが一番です。見頃はこの先数日間でしょう!どうやら天気の心配はないようですので是非お越し下さい。
前回(7月1日)に続いて第2弾。「黄色」繋がりで今日のオススメは「高層湿原のニッコウキスゲ」です!!
花の山として名高い森吉山とその外輪山には『お花畑』と呼ばれる高層湿原が点在しています。稚児平(ちごだいら)、山人平(やまびとだいら)等は「雲上の楽園」あるいは「山上のオアシス」等と賞賛され、花の時期には多くの登山者で賑わいます。
『そんな場所はお花も良いけど人の数も凄いんでしょ?』とおっしゃる方もいらっしゃいます。私も個人的には静かな山歩きを好みます。そこで広いお花畑があって、かつ比較的静かなヒバクラ岳の山頂付近に広がる『ヒバクラ湿原』をオススメします。
ヒバクラ岳へ登る方法はいくつかありますが、最短距離で行けるのは森吉山野生鳥獣センターなどのある森吉山麓高原の登山口から登るルートです。山頂までの所要時間は約2時間。個人の体力や技量によって前後しますが、初めは森の中を緩やかに登りますが、周囲にモロビ(オオシラビソをこの地域ではこう呼びます。)が見え始める頃になると傾斜が増して体力的にもきつく感じるところです。
なのでその急傾斜の登山道を登る前に湧水地点で休憩しましょう。

ルートからちょっと逸れた場所にありますがほんの1分ほどですので是非立ち寄って下さい。夏でも豊富な湧水がこんこんと湧き出ています。水も冷たいですが周囲の空気も冷たく感じ、汗がスーッと引いていくのが解ります。
余談ですが・・登る時に水場に行って涼んで、冷たい水で顔を洗って一段落してから急登に向かった私は余裕を持って山頂に着きましたが、水場に行かずにルート上で休憩をとった保護官は急登でバテバテでした。
水場で回復した元気で急登を登り切るとそこはもう高層湿原の入口です。現在は【ニッコウキスゲ】が見頃を迎えています。今シーズンは【ニッコウキスゲ】の当たり年のようで、いつもより花株も多く、株毎に付く花の数もやや多いように感じます。

『ヒバクラ湿原』からは東北の山らしいどっしりした姿の森吉山本峰「向岳」が目の前に聳えます。【ニッコウキスゲ】越しに見る森吉本峰はまた一段と美しい!!
木道に腰を下ろし、花と眺めを楽しんでいると街の喧噪や、茹だるような暑さが想像できなくなるほどです。。
ここでも未だ余裕のある方は、森吉山本峰の向岳や、小池ヶ原、割沢森などの外輪山を巡る縦走路のいずれかに脚を伸ばしても良いでしょう!!

どちらのルートに向かってもお花畑は連続します。途中【ニッコウキスゲ】が木道や歩道を覆うようになっている箇所があります。このような道では誰もが優しい気持ちになって花をいたわるようにして歩くことでしょう!!
この記事では一番の見所と思われる箇所の写真を敢えて使っていません。一面に広がる【ニッコウキスゲ】やその他の花々はご自分の目で見るのが一番です。見頃はこの先数日間でしょう!どうやら天気の心配はないようですので是非お越し下さい。
2011年07月13日ガサガサ体験
仙台 鎌田 和子
梅雨の明けた蕪栗沼・周辺水田鳥獣保護区白鳥地区です。いつもは、オオヨシキリやアオジの囀りが響いているのですが、7月12日は違い子どもたちの歓声が響きました。
大崎市立古川第一小学校4年生103名の皆さんが総合学習で訪れ、自然に直接触れ、蕪栗沼の魚類や水生昆虫の採集を通して自然環境の豊かさを体験してもらうのが目的です。
今回のガサガサ体験を支援するのは、地元蕪栗沼をよく知っている大崎自然界部、NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ、NPO法人田んぼ、大崎市、そして私たち仙台自然保護官事務所の面々10名です。
私たちが担当したのは蕪栗沼の南側駐車場から直ぐ下に広がる白鳥地区教育ゾーンでガサガサ体験、北側駐車場近くの水路では定置網の仕掛け、大きく2班に分かれて交替で二つを体験します。

駐車場直下の目的地に降りていく子供たち、小さいながらも丸木橋を渡るグループは、怖々、森林Rが手を貸して渡します。

約50人が一斉に網を沼に、ガサガサが始まりました。「あっ!魚が入った」「何にも捕れない」「網の使い方は?」「捕れたけど、触れないからどうしよう」、様々な声が飛び交いました。夢中になって網を水に入れる際、手を草で切ることも、暑過ぎて、ギブアップ!

「捕れたものは何かな?」ふりかえりでは、魚類では、ギンブナ、モツゴ、メダカ、昆虫は、マツモムシ、マイコアカネのヤゴ、幼体のカマキリ、オケラ、そしてほとんどの子供たちが網に入ったのがスジエビ、ヌカエビ、他にはマルタニシ、サカマキガイ、ウシガエルのオタマジャクシ、子どもたちの報告では定置網は、オオクチバス、ウシガエルのオタマジャクシが多数入っていたとのこと、この体験を通して、古川第一小学校4年生はどんな発見があっただろうか?気づきがあっただろうか?
虫や魚に触れるようになったかな? 100人が網を入れてもエビがいっぱい捕れた! 暑いと捕ったいきものがどんどん弱ってしまう。外来生物はどうしてダメなの?
いろんなどうして?を感じてほしい。そしてその先に自然の豊かさや大切さを見つけてほしいですね。また、遊びに来てね!
大崎市立古川第一小学校4年生103名の皆さんが総合学習で訪れ、自然に直接触れ、蕪栗沼の魚類や水生昆虫の採集を通して自然環境の豊かさを体験してもらうのが目的です。
今回のガサガサ体験を支援するのは、地元蕪栗沼をよく知っている大崎自然界部、NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ、NPO法人田んぼ、大崎市、そして私たち仙台自然保護官事務所の面々10名です。
私たちが担当したのは蕪栗沼の南側駐車場から直ぐ下に広がる白鳥地区教育ゾーンでガサガサ体験、北側駐車場近くの水路では定置網の仕掛け、大きく2班に分かれて交替で二つを体験します。
駐車場直下の目的地に降りていく子供たち、小さいながらも丸木橋を渡るグループは、怖々、森林Rが手を貸して渡します。
約50人が一斉に網を沼に、ガサガサが始まりました。「あっ!魚が入った」「何にも捕れない」「網の使い方は?」「捕れたけど、触れないからどうしよう」、様々な声が飛び交いました。夢中になって網を水に入れる際、手を草で切ることも、暑過ぎて、ギブアップ!
「捕れたものは何かな?」ふりかえりでは、魚類では、ギンブナ、モツゴ、メダカ、昆虫は、マツモムシ、マイコアカネのヤゴ、幼体のカマキリ、オケラ、そしてほとんどの子供たちが網に入ったのがスジエビ、ヌカエビ、他にはマルタニシ、サカマキガイ、ウシガエルのオタマジャクシ、子どもたちの報告では定置網は、オオクチバス、ウシガエルのオタマジャクシが多数入っていたとのこと、この体験を通して、古川第一小学校4年生はどんな発見があっただろうか?気づきがあっただろうか?
虫や魚に触れるようになったかな? 100人が網を入れてもエビがいっぱい捕れた! 暑いと捕ったいきものがどんどん弱ってしまう。外来生物はどうしてダメなの?
いろんなどうして?を感じてほしい。そしてその先に自然の豊かさや大切さを見つけてほしいですね。また、遊びに来てね!
2011年07月12日口を開けて
秋田 足利 直哉
暑い日が続きます。道路に設置されている温度計が30度を超える表示になっているだけで疲れるような気さえします。こんな時も外で働く皆さんは水分だけでなく塩分も補給して、休憩も取って無理のないようにしていきましょう。大潟村では『こんな暑い日にずっと外で働いてはいけない。結果効率悪くなる。』という意見を聞きます。専業農家の方が言うんですから確かなはずです!!
さて・・・余りの暑さと、日々の出来事に開いた口が塞がらない今日のこの頃ですが・・・今日の日記は口を開けた【ゴイサギ】の話題です。
昨日の記事で紹介した【ゴイサギ】が水面を見ていたら突然大きな口を開けました。獲物を見つけたにしてはおかしな行動ですし、暑いにしても開けた口が大きすぎるので、どうしたんだろうか?と・・・

目線は水中から逸れているようですし、見ようによっては苦しそうに見えます。

そのうち、確かに苦しそうにしているのが解りました。人間だったら『オェー・・』と言っているに違いありません。瞬膜を閉じた瞬間なんて相当苦しそうです・・・。何かを吐き出そうとしているようです。

口の中から大きな「塊」が現れました。ペリットを吐き出そうとしていたんですね!!確かにこんな大きな塊を吐き出す時は苦しいでしょうね?【ゴイサギ】にとっては生理的な行動なんでしょうけど・・・。
このペリット。拾って何が入っているか調べたかったのですが残念ながら水の中へ・・。【ゴイサギ】が飛び去ってから行ってみましたが確認できませんでした。水中でバラバラになったのでしょうか?それとも魚の餌になったのでしょうか?
ペリットとは食べた物のうち消化できなかった部分を吐き出す物です。写真を矢理に拡大してみてみると、赤い部分はどうやらアメリカザリガニの甲羅(?)のようです。現物を観察できたらもっと色々な情報が得られたでしょうが・・・残念です。
日記2回分のネタを提供してくれた【ゴイサギ】ですが、大潟草原鳥獣保護区のコロニーでは今が巣立ちラッシュです。周辺の水辺には巣立った個体から繁殖を成功させた(?)成鳥までたくさんの【ゴイサギ】を観察することが出来ます。同じ水辺に様々な段階(年齢)の【ゴイサギ】が居ますので違いをじっくり観察するチャンスです!!
さて・・・余りの暑さと、日々の出来事に開いた口が塞がらない今日のこの頃ですが・・・今日の日記は口を開けた【ゴイサギ】の話題です。
昨日の記事で紹介した【ゴイサギ】が水面を見ていたら突然大きな口を開けました。獲物を見つけたにしてはおかしな行動ですし、暑いにしても開けた口が大きすぎるので、どうしたんだろうか?と・・・

目線は水中から逸れているようですし、見ようによっては苦しそうに見えます。

そのうち、確かに苦しそうにしているのが解りました。人間だったら『オェー・・』と言っているに違いありません。瞬膜を閉じた瞬間なんて相当苦しそうです・・・。何かを吐き出そうとしているようです。

口の中から大きな「塊」が現れました。ペリットを吐き出そうとしていたんですね!!確かにこんな大きな塊を吐き出す時は苦しいでしょうね?【ゴイサギ】にとっては生理的な行動なんでしょうけど・・・。
このペリット。拾って何が入っているか調べたかったのですが残念ながら水の中へ・・。【ゴイサギ】が飛び去ってから行ってみましたが確認できませんでした。水中でバラバラになったのでしょうか?それとも魚の餌になったのでしょうか?
ペリットとは食べた物のうち消化できなかった部分を吐き出す物です。写真を矢理に拡大してみてみると、赤い部分はどうやらアメリカザリガニの甲羅(?)のようです。現物を観察できたらもっと色々な情報が得られたでしょうが・・・残念です。
日記2回分のネタを提供してくれた【ゴイサギ】ですが、大潟草原鳥獣保護区のコロニーでは今が巣立ちラッシュです。周辺の水辺には巣立った個体から繁殖を成功させた(?)成鳥までたくさんの【ゴイサギ】を観察することが出来ます。同じ水辺に様々な段階(年齢)の【ゴイサギ】が居ますので違いをじっくり観察するチャンスです!!
2011年07月12日子どもパークレンジャー事業 小川の生き物観察会が行われました。
磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹
東北地方もついに梅雨明けしました。
関東地方は梅雨が開けても東北はなかなか明けない・・・なんてことが多かったですが、今年も去年に引き続き一気に梅雨が明けましたね。
各地猛烈な暑さが続いているようですので、皆様も体調管理にはお気をつけください。
さて、7月9日(土)に新潟県関川村の鷹ノ巣キャンプ場で、「子どもパークレンジャー事業 小川の生き物観察会」が開催されました。
子どもパークレンジャー事業とは、公園内での自然体験を通して、自然の素晴らしさや人と自然とのつながりを学んでもらうため、子どもを対象とした自然体験プログラムを開催するものです。
羽黒自然保護官事務所では今年から初めて行うもので、今年は3回実施します。
第1回目では小川の生き物を探して生き物の観察会が行われ、火付け教室を行ってみんなで昼食を食べました。

鷹ノ巣キャンプ場の小川でみんなで生き物を探します。たいない自然学校の佐藤さん(もりたろう)がみんなの先生です。

どんな生き物が見つかったかな?図鑑で調べてみます。
調べてみたところ、きれいな水の中に生息する生き物がたくさん見つかり、ここの小川はとてもきれいなことが分かりました。

昼食後はネイチャーゲームをして、自然の仕組みについて学びました。
当日はとてもいい天気でとても暑かったですが、子どもたちは元気元気!
観察会が終わった後も、キャンプ場の中を走り回っていました^^
私も子どもの頃は毎日自然の中を走り回っていたな~と懐かしくなりました。
参加して見れたみんな、ありがとうございました。
また会えるのを楽しみにしています!
関東地方は梅雨が開けても東北はなかなか明けない・・・なんてことが多かったですが、今年も去年に引き続き一気に梅雨が明けましたね。
各地猛烈な暑さが続いているようですので、皆様も体調管理にはお気をつけください。
さて、7月9日(土)に新潟県関川村の鷹ノ巣キャンプ場で、「子どもパークレンジャー事業 小川の生き物観察会」が開催されました。
子どもパークレンジャー事業とは、公園内での自然体験を通して、自然の素晴らしさや人と自然とのつながりを学んでもらうため、子どもを対象とした自然体験プログラムを開催するものです。
羽黒自然保護官事務所では今年から初めて行うもので、今年は3回実施します。
第1回目では小川の生き物を探して生き物の観察会が行われ、火付け教室を行ってみんなで昼食を食べました。

鷹ノ巣キャンプ場の小川でみんなで生き物を探します。たいない自然学校の佐藤さん(もりたろう)がみんなの先生です。

どんな生き物が見つかったかな?図鑑で調べてみます。
調べてみたところ、きれいな水の中に生息する生き物がたくさん見つかり、ここの小川はとてもきれいなことが分かりました。

昼食後はネイチャーゲームをして、自然の仕組みについて学びました。
当日はとてもいい天気でとても暑かったですが、子どもたちは元気元気!
観察会が終わった後も、キャンプ場の中を走り回っていました^^
私も子どもの頃は毎日自然の中を走り回っていたな~と懐かしくなりました。
参加して見れたみんな、ありがとうございました。
また会えるのを楽しみにしています!
2011年07月11日伸縮自在
秋田 足利 直哉
11日。あの日から4ヶ月・・・この4ヶ月間、私は出来ることを精一杯やってきただろうか?そんな事を考えてしまいます。
東北北部も梅雨明けしたそうです。今日の空は夏を思わせる真っ青なキャンバスに真っ白の大きな雲がもくもくと!!最高気温も秋田県内各地で今年の最高気温を更新!!34~35度ともなると流石にキツイですね・・・。
こんな日は野鳥達も暑いようで、どの鳥を見ても口を開けてハァハァと苦しそうでした。そんな中でも、水辺の野鳥は若干涼しそうにしているから不思議です。今日はその中から【ゴイサギ】を取り上げます。

管理棟から見える位置にある止まり木に【ゴイサギ】がやって来ました。最近この止まり木はすっかり【ゴイサギ】用といった具合です。ここから水の中をのぞき込んで餌を探します。
そして餌を探すのに夢中になると・・・

首がぐ~~~んと伸びてきます。最早パッと見、同じ鳥とは思えないほどの違いです。これほどまでに首が伸びたら視界も、視野も随分と変わってくるでしょうね?こうすると水中も見えやすくなるのでしょうか??
【ゴイサギ】の様に伸縮自在の首が自分にあって「首が伸びたら便利だろうな~」とは思いませんが・・・視界や視点を大きく変えられるのは羨ましく感じます。自分にこんな機能が備わっていたら・・・^^
ところで・・・図鑑などによると【ゴイサギ】の全長は57cm程となっていますがどの姿勢で図ったんでしょうかね??この写真を見ると同じ個体でも首を伸ばした時とそうでない時では随分とサイズに違いがあるはずですよね?
東北北部も梅雨明けしたそうです。今日の空は夏を思わせる真っ青なキャンバスに真っ白の大きな雲がもくもくと!!最高気温も秋田県内各地で今年の最高気温を更新!!34~35度ともなると流石にキツイですね・・・。
こんな日は野鳥達も暑いようで、どの鳥を見ても口を開けてハァハァと苦しそうでした。そんな中でも、水辺の野鳥は若干涼しそうにしているから不思議です。今日はその中から【ゴイサギ】を取り上げます。

管理棟から見える位置にある止まり木に【ゴイサギ】がやって来ました。最近この止まり木はすっかり【ゴイサギ】用といった具合です。ここから水の中をのぞき込んで餌を探します。
そして餌を探すのに夢中になると・・・

首がぐ~~~んと伸びてきます。最早パッと見、同じ鳥とは思えないほどの違いです。これほどまでに首が伸びたら視界も、視野も随分と変わってくるでしょうね?こうすると水中も見えやすくなるのでしょうか??
【ゴイサギ】の様に伸縮自在の首が自分にあって「首が伸びたら便利だろうな~」とは思いませんが・・・視界や視点を大きく変えられるのは羨ましく感じます。自分にこんな機能が備わっていたら・・・^^
ところで・・・図鑑などによると【ゴイサギ】の全長は57cm程となっていますがどの姿勢で図ったんでしょうかね??この写真を見ると同じ個体でも首を伸ばした時とそうでない時では随分とサイズに違いがあるはずですよね?
2011年07月11日蒲生干潟のいきもの
仙台 鎌田 和子
今日で東日本大震災から4ヶ月となりました。昨日もちょっと大きな地震、津波注意報がでましたので、忘れられない3月11日と重ねたことでしょう。
前回は砂について報告しましたが、6月下旬同日の調査の際に出会ったいきものについて報告いたします。
津波で変化している干潟、砂浜を歩いていると、あれだけのダメージを受けているのに、「あっ!生きている。」と感じるのです。

シギ類が水際を歩いて餌取りに夢中ということがよくあるので、どんな餌となるいきものがいるのかと近づいたら、ゴカイの仲間でした。

カニを撮影したかったのですが、直ぐに隠れてしまうので巣穴の写真にしました。主はものすごく小さく白いハサミをうまく使ってダンスをします。そうです、チゴガニでした。昨年夏、「蒲生を守る会」のみなさんの観察会で観察したことを思い出し、ちょっと嬉しくなりました。

こちらは、ゴイサギに似ていますが、「ササゴイ」です。餌となる小魚をじっと見つめていました。(森林R撮影)干潟にはボラやメジナなどの幼魚の群れを多く見られるので、それを狙っていたかも知れません。

本来であれば潮干狩りの季節、大勢が干潟に入ってシギ類と人間がアサリの奪い合いとなるのでしょうが、今年は違います。そして、貝をよく見ると、あるところから模様が違うのが解りますか?この日、見つけたアサリどれも同じように5~6ミリでみぞがありそこから模様が違うのです。そういえば、6月上旬に新聞記事で見たのですがある大学の研究発表とそっくりなので、津波によるストレスで起きた「障害輪」のようです。台風や海水温の変化でも現れることがあるそうです。
ストレス!そうですよね、私たち人間だってかなりストレスを受けているのですから、このようにはっきり解るような現象が他のいきものでもあるかもしれません。
前回は砂について報告しましたが、6月下旬同日の調査の際に出会ったいきものについて報告いたします。
津波で変化している干潟、砂浜を歩いていると、あれだけのダメージを受けているのに、「あっ!生きている。」と感じるのです。
シギ類が水際を歩いて餌取りに夢中ということがよくあるので、どんな餌となるいきものがいるのかと近づいたら、ゴカイの仲間でした。
カニを撮影したかったのですが、直ぐに隠れてしまうので巣穴の写真にしました。主はものすごく小さく白いハサミをうまく使ってダンスをします。そうです、チゴガニでした。昨年夏、「蒲生を守る会」のみなさんの観察会で観察したことを思い出し、ちょっと嬉しくなりました。
こちらは、ゴイサギに似ていますが、「ササゴイ」です。餌となる小魚をじっと見つめていました。(森林R撮影)干潟にはボラやメジナなどの幼魚の群れを多く見られるので、それを狙っていたかも知れません。
本来であれば潮干狩りの季節、大勢が干潟に入ってシギ類と人間がアサリの奪い合いとなるのでしょうが、今年は違います。そして、貝をよく見ると、あるところから模様が違うのが解りますか?この日、見つけたアサリどれも同じように5~6ミリでみぞがありそこから模様が違うのです。そういえば、6月上旬に新聞記事で見たのですがある大学の研究発表とそっくりなので、津波によるストレスで起きた「障害輪」のようです。台風や海水温の変化でも現れることがあるそうです。
ストレス!そうですよね、私たち人間だってかなりストレスを受けているのですから、このようにはっきり解るような現象が他のいきものでもあるかもしれません。
先日、ある冊子を読んでいると・・・チェルノブイリの原子力発電所の事故現場付近では野鳥にも目に見える影響が現れている事が書かれていました。特に汚染地域で繁殖した野鳥には大きな影響が現れると言うことで、そこには部分白化する【ツバメ】の事例や異形が現れるシジュウカラの事例が挙げられていました。どちらも身近な野鳥なのでちょっと気になって読み進めていきました。
読み終えて・・・「これからはそんな事も気にしながら野鳥観察をすることになるのかな?」なんて思い、何とも言えない気持ちになりました。
そんな記事の印象が鮮明に残る中・・・1羽の【ツバメ】に目が釘付けになりました(とは言うのは大袈裟かも知れませんが・・・)。
【ツバメ】の成鳥です。水辺を飛び回っていた【ツバメ】がヨシに止まって羽を休めたり羽繕いする、よくある光景ではありますが、私は直ぐに喉元に見える白い羽に気付きました。
羽繕いする時に見えた後頭部から背中にかけて・・斑状に白い羽が見えました。んんん・・・
その記事では尾羽に異形が現れることもあると書かれていましたがこの個体は特に問題があるようには見えません。他の写真で見てもいたって普通の様です。
野生生物の世界ではアルビノ、白化個体、部分白化個体、バフ変個体など通常の色彩とは異なって身体全体或いは一部分が白くなったりバフ色になっている個体が存在します。私もこれまでにいくつかの種で部分白化やバフ変個体を観察したことがあります。なのでそれ自体は特段に驚くことはないのですがタイミングがタイミングだったために余計に目に付いたのかも知れません。
しかし、そもそもこの【ツバメ】に見える白い羽は、この直前に水浴びをしたために羽が部分的にまとまって白い部分が透けて見えているのか?時期的にも羽が擦り切れて白い羽が見えてしまっているだけなのか?それとも本当に部分的に白い部分がある個体なのか?ハッキリしません・・・。言えるのは部分的に白い羽がある以外に他に気になることが全くなく、直前まで他の個体と一緒になって水辺を飛び回っていたことなどから、この【ツバメ】自体はいたって健常であるらしいということ。
更に言うと・・・そもそもこの【ツバメ】は成鳥であること、現在の生息場所も秋田県であることから、特に気にするべき点がありません。つまり私の反応は”過剰反応”であり、”冷静さを欠いた反応”であると言うことです!!!
私のオハズカシイ話はさておいても、現在も原発事故の収束がなかなか見えてこない。という時期が時期だけに・・問題が問題だけに、何かが起こった時、何かを見つけた時の反応や対応が過剰になってしまったり、冷静でいられなかったりという事が予想されます。とにもかくにも冷静に!!適切に!!