十和田八幡平国立公園 十和田
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2007年06月15日【開催予定】初夏の十和田湖西湖畔自然観察会
十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人
こんにちは、十和田自然保護官事務所アクティブレンジャーの村田野人です。
今日は、十和田湖の静かな西湖畔で行われる自然観察会のお知らせです。
当事務所では自然とふれあう機会を提供し、国立公園に対する理解を深めて頂くことを目的として、四季に合わせた年4回の自然観察会を企画しています。そして6月24日(日)に今年度の第二回目、十和田湖西湖畔自然観察会?サンコウチョウに会えるかも!?を実施します。
意外とご存じない方が多いのですが、十和田湖の西湖畔大川岱集落の周辺には立派な歩道があります。人気の絶えた湖畔の歩道で、さわやかな風を受けつつ、のんびり自然観察はいかがでしょうか。講師は大川岱在住のインタープリター山仲芳雄さんです。地質から鳥、植物、魚と盛り沢山で楽しいハイキングになりそうです。山仲さんと一緒に歩けば、実際にその場所に住んでいる人だけが知っている十和田湖の美しさをきっと見つけられるはずです。
申し込み〆切は6月20日水曜日です。定員の20名になりしだい締め切ります。お早めにお申し込みください。
申込先、詳細を知りたい方は東北地方環境事務所WebページTOPICSの一覧にある【開催予定】初夏の十和田湖西湖畔自然観察会をご覧ください。
大川岱桟橋の夏
今日は、十和田湖の静かな西湖畔で行われる自然観察会のお知らせです。
当事務所では自然とふれあう機会を提供し、国立公園に対する理解を深めて頂くことを目的として、四季に合わせた年4回の自然観察会を企画しています。そして6月24日(日)に今年度の第二回目、十和田湖西湖畔自然観察会?サンコウチョウに会えるかも!?を実施します。
意外とご存じない方が多いのですが、十和田湖の西湖畔大川岱集落の周辺には立派な歩道があります。人気の絶えた湖畔の歩道で、さわやかな風を受けつつ、のんびり自然観察はいかがでしょうか。講師は大川岱在住のインタープリター山仲芳雄さんです。地質から鳥、植物、魚と盛り沢山で楽しいハイキングになりそうです。山仲さんと一緒に歩けば、実際にその場所に住んでいる人だけが知っている十和田湖の美しさをきっと見つけられるはずです。
申し込み〆切は6月20日水曜日です。定員の20名になりしだい締め切ります。お早めにお申し込みください。
申込先、詳細を知りたい方は東北地方環境事務所WebページTOPICSの一覧にある【開催予定】初夏の十和田湖西湖畔自然観察会をご覧ください。
大川岱桟橋の夏
2007年06月01日雲海
十和田八幡平国立公園 十和田 持塚 陽子
2007年05月17日春が来た!
十和田八幡平国立公園 十和田 持塚 陽子
こんにちは。十和田自然保護官事務所ARの持塚です。
これが今年度に入って最初の日記となってしまいました。
今年も十和田八甲田の大自然の中で見つけたこと、感じたことについてたくさん紹介していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
先日、奥入瀬渓流の巡視に行ってきました。
奥入瀬は今、新緑がとてもきれいです。
やわらかい緑色に包まれていると、本当に心も身体もリフレッシュできます。
その中に、鮮やかなピンク色をしたムラサキヤシオツツジが咲き始めていました。
足下をふと見ると、今年初対面!エゾハルゼミです。
新緑の5月終わりから6月にかけて、奥入瀬でよく鳴いているセミです。
ニリンソウにとまっているなんてオシャレですね。
そして、たくさんの木々が順番に芽吹き始めています。
芽吹き始めの新芽って、赤っぽかったり、毛がふさふさだったり、よく見ると面白いですよね。
さて、これは何の新芽でしょう?
これはヤマブドウです。新芽も葡萄色なんですね。
十和田湖・奥入瀬は、やっと春本番となりました。
これが今年度に入って最初の日記となってしまいました。
今年も十和田八甲田の大自然の中で見つけたこと、感じたことについてたくさん紹介していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
先日、奥入瀬渓流の巡視に行ってきました。
奥入瀬は今、新緑がとてもきれいです。
やわらかい緑色に包まれていると、本当に心も身体もリフレッシュできます。
その中に、鮮やかなピンク色をしたムラサキヤシオツツジが咲き始めていました。
足下をふと見ると、今年初対面!エゾハルゼミです。
新緑の5月終わりから6月にかけて、奥入瀬でよく鳴いているセミです。
ニリンソウにとまっているなんてオシャレですね。
そして、たくさんの木々が順番に芽吹き始めています。
芽吹き始めの新芽って、赤っぽかったり、毛がふさふさだったり、よく見ると面白いですよね。
さて、これは何の新芽でしょう?
これはヤマブドウです。新芽も葡萄色なんですね。
十和田湖・奥入瀬は、やっと春本番となりました。
2007年05月15日冬の幕引き
十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人
2007年05月08日【開催予定】バードウォッチング入門in蔦
十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人
こんにちは、5月に入り、きれいな夏鳥たちに囲まれて、頬がゆるみっぱなしの十和田自然保護官事務所アクティブレンジャー、村田野人です。
今日は、そんな夏鳥たちをメインにした自然観察会のご案内です。当事務所では十和田八甲田地域の自然とふれあう機会を提供し、国立公園に対する理解を深めてもらうことを目的として、今年度、四季に合わせた4回の自然観察会を開催する予定でいます。
その第一回目、バードウォッチング入門in蔦?春を告げる小鳥たちの歌声を聴きにいこう!?を5月13日(日)に蔦温泉裏の蔦野鳥の森で行います。木々の葉が開ききっていない今が森の小鳥たちを観察するには最良の時期です。この機会に、普段なにげなく皆さんの回りにいる小鳥たちの世界をのぞいて見ませんか?
申し込みは5月8日から9日までです。定員の20名になりしだい締め切ります。お早めにお申し込みください。
詳細を知りたい方は東北地方環境事務所WebページTOPICSの一覧にある【開催予定】バードウォッチング入門in蔦をご覧ください。
キビタキ♂が皆さんを迎えてくれます。
今日は、そんな夏鳥たちをメインにした自然観察会のご案内です。当事務所では十和田八甲田地域の自然とふれあう機会を提供し、国立公園に対する理解を深めてもらうことを目的として、今年度、四季に合わせた4回の自然観察会を開催する予定でいます。
その第一回目、バードウォッチング入門in蔦?春を告げる小鳥たちの歌声を聴きにいこう!?を5月13日(日)に蔦温泉裏の蔦野鳥の森で行います。木々の葉が開ききっていない今が森の小鳥たちを観察するには最良の時期です。この機会に、普段なにげなく皆さんの回りにいる小鳥たちの世界をのぞいて見ませんか?
申し込みは5月8日から9日までです。定員の20名になりしだい締め切ります。お早めにお申し込みください。
詳細を知りたい方は東北地方環境事務所WebページTOPICSの一覧にある【開催予定】バードウォッチング入門in蔦をご覧ください。
キビタキ♂が皆さんを迎えてくれます。
2007年04月16日ごあいさつ
十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人
こんにちは、十和田自然保護官事務所アクティブレンジャーの村田野人です。
十和田湖や八甲田に関心を持ち、支えて下さる皆様のおかげをもちまして、何とかアクティブレンジャーを1年務め、2年目に入ることができました。今年度は、ビジターセンターや酸ヶ湯インフォメーションセンターでの自然情報の掲示に、さらに力をいれていきたいと思います。よろしくお願いします。
十和田湖は、まだ冬と春の間のどっちつかずの季節です。徐々に春が優勢になってきてはいますが・・・。十和田自然保護官事務所の中ではムササビの食べ残しのブナの枝が花を咲かせています。けれども、外は昨日からの雪で冬景色に戻ってしまいました。ふきのとうもこのとおりです。
ブナの花と葉
雪をかぶったふきのとう
十和田湖や八甲田に関心を持ち、支えて下さる皆様のおかげをもちまして、何とかアクティブレンジャーを1年務め、2年目に入ることができました。今年度は、ビジターセンターや酸ヶ湯インフォメーションセンターでの自然情報の掲示に、さらに力をいれていきたいと思います。よろしくお願いします。
十和田湖は、まだ冬と春の間のどっちつかずの季節です。徐々に春が優勢になってきてはいますが・・・。十和田自然保護官事務所の中ではムササビの食べ残しのブナの枝が花を咲かせています。けれども、外は昨日からの雪で冬景色に戻ってしまいました。ふきのとうもこのとおりです。
ブナの花と葉
雪をかぶったふきのとう
2007年03月26日波乗りする鳥たち
十和田八幡平国立公園 十和田 持塚 陽子
今日の十和田湖はいい天気でしたが、風の強い一日でした。
御前ヶ浜に、ハクチョウやカモたちの様子を見に行きました。
湖畔は強風のせいで、まるで海のように波しぶきが上がっていました。
ハクチョウやカモたちはというと…
ご覧の通り。
みんな沖の方を向いて、波を待つサーファーと化していました。
観光客の方からは「みんな波乗り上手だねぇ」なんて声も聞かれました。
ちなみにこのとき見られたのはオオハクチョウ、ホシハジロ、オナガガモでした。
これが人だったら、真夏の海岸のような風景ですが…
外輪山はまだ雪に閉ざされています。
そして風も冷たく、春は近いようで遠い十和田湖です。
もう3月も終わりです。
先週行われた東北地区のレンジャー、アクティブレンジャー(AR)が集まった管内会議では、AR同士で意見交換する時間がありました。
他の地区のARがどんな風に業務を行っているのかを改めて聞くことができ、特に巡視や自然観察会の実施、自然情報等の提供について等、自分の業務を見直すきっかけとなりました。
私は、来年度からAR3年目となります。
2年間で学んだこと、経験したことをフルに活用して頑張っていきたいと思います!
御前ヶ浜に、ハクチョウやカモたちの様子を見に行きました。
湖畔は強風のせいで、まるで海のように波しぶきが上がっていました。
ハクチョウやカモたちはというと…
ご覧の通り。
みんな沖の方を向いて、波を待つサーファーと化していました。
観光客の方からは「みんな波乗り上手だねぇ」なんて声も聞かれました。
ちなみにこのとき見られたのはオオハクチョウ、ホシハジロ、オナガガモでした。
これが人だったら、真夏の海岸のような風景ですが…
外輪山はまだ雪に閉ざされています。
そして風も冷たく、春は近いようで遠い十和田湖です。
もう3月も終わりです。
先週行われた東北地区のレンジャー、アクティブレンジャー(AR)が集まった管内会議では、AR同士で意見交換する時間がありました。
他の地区のARがどんな風に業務を行っているのかを改めて聞くことができ、特に巡視や自然観察会の実施、自然情報等の提供について等、自分の業務を見直すきっかけとなりました。
私は、来年度からAR3年目となります。
2年間で学んだこと、経験したことをフルに活用して頑張っていきたいと思います!
2007年03月06日冬の終わりの始まり
十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人
こんにちは、十和田のアクティブ・レンジャー村田野人です。
3月に入り、寒暖の差が一段と激しくなった気がします。桃の節句には小鳥たちが春本番のようにさえずっていましたが、ここ一週間ぐらい事務所の机の上で育てていたミズナラは夜の寒さのためか根を伸ばすのを止めてしまいました。たぶん死んでしまったのでしょう。毎日家に持ち帰るべきでした。
今日は、こんなに寒暖の差が激しくなる前に十和田湖を訪れた、冬の終わりの始まりの話です。どんな物に季節の移り変わりを感じるかは人それぞれと思います。2月9日に、私にとって冬の終わりの始まりを感じさせる鳥、「キレンジャク」をようやく見ることができました。
キレンジャクは、全長19.5?、スズメより二回りほど大きく、シベリアやアラスカなどで夏を過ごし、越冬のために日本を訪れる冬鳥です。私の中では、キレンジャクは、1月の後半から2月ぐらいに30羽から60羽くらいの大きな群れで街に現れては、街路樹に残っている果実を食べ尽くしつつ、移動していくイメージがあります。休屋に現れたのはたったの2羽で北駐車場に点々と植えてあるナナカマドの萎びた果実を食べていました。
レンジャクの仲間の話になると必ず話題に上るのが、ヤドリギとレンジャクの共生の話です。簡単に言いますとレンジャクはヤドリギの果肉を冬の貴重な食物として利用し、ヤドリギはレンジャクにふんと一緒に種を運んでもらって新しい場所で子孫を残している、のだそうです。実際、ヤドリギの果肉は非常に粘るのでヤドリギを食べたレンジャクのふんが枝に絡まってブラブラしているのをたまに見ます。
今回は、キレンジャクがヤドリギの実入りのふんをするシーンを見ることができました。一羽のキレンジャクがナナカマドの実を食べるのを止めたかと思うと、細長いフンをし始めました。自分の体の1.5倍ほどの長さのフンをする間レンジャクはじーっと動きません。ふんをしている間は飛ぶことができないと知人から聞いたことがあります。シャッターチャンスではありましたが、あんまり注視するのも居心地が悪いだろうと思って、フンをしている間に近寄って写真を撮るのはやめました。
3月に入り、寒暖の差が一段と激しくなった気がします。桃の節句には小鳥たちが春本番のようにさえずっていましたが、ここ一週間ぐらい事務所の机の上で育てていたミズナラは夜の寒さのためか根を伸ばすのを止めてしまいました。たぶん死んでしまったのでしょう。毎日家に持ち帰るべきでした。
今日は、こんなに寒暖の差が激しくなる前に十和田湖を訪れた、冬の終わりの始まりの話です。どんな物に季節の移り変わりを感じるかは人それぞれと思います。2月9日に、私にとって冬の終わりの始まりを感じさせる鳥、「キレンジャク」をようやく見ることができました。
キレンジャクは、全長19.5?、スズメより二回りほど大きく、シベリアやアラスカなどで夏を過ごし、越冬のために日本を訪れる冬鳥です。私の中では、キレンジャクは、1月の後半から2月ぐらいに30羽から60羽くらいの大きな群れで街に現れては、街路樹に残っている果実を食べ尽くしつつ、移動していくイメージがあります。休屋に現れたのはたったの2羽で北駐車場に点々と植えてあるナナカマドの萎びた果実を食べていました。
レンジャクの仲間の話になると必ず話題に上るのが、ヤドリギとレンジャクの共生の話です。簡単に言いますとレンジャクはヤドリギの果肉を冬の貴重な食物として利用し、ヤドリギはレンジャクにふんと一緒に種を運んでもらって新しい場所で子孫を残している、のだそうです。実際、ヤドリギの果肉は非常に粘るのでヤドリギを食べたレンジャクのふんが枝に絡まってブラブラしているのをたまに見ます。
今回は、キレンジャクがヤドリギの実入りのふんをするシーンを見ることができました。一羽のキレンジャクがナナカマドの実を食べるのを止めたかと思うと、細長いフンをし始めました。自分の体の1.5倍ほどの長さのフンをする間レンジャクはじーっと動きません。ふんをしている間は飛ぶことができないと知人から聞いたことがあります。シャッターチャンスではありましたが、あんまり注視するのも居心地が悪いだろうと思って、フンをしている間に近寄って写真を撮るのはやめました。
2007年02月23日第20回十和田湖の四季写真コンテスト
十和田八幡平国立公園 十和田 持塚 陽子
2月24日(土)から、十和田湖にある十和田ビジターセンターでは「第20回十和田湖の四季写真コンテスト」での入選作品展が行われます。
すでに作品が展示されていると聞き、十和田自然保護官事務所の外崎自然保護官と村田アクティブと一緒に、現地調査に行く途中にビジターセンターに立ち寄りました。
その前日、たまたま青森県の新聞でこのコンテストのことが記事になっていて、環境大臣賞に選ばれた「早春の頃」という作品が白黒写真で載っていました。
それは滝を写したものだったのですが、本物を観てびっくり!
白黒写真では見えなかったものが、本物の写真には写っていたのです!
そこには、滝の前でこちらを向いているカモシカが写っていました。
新聞との違いに驚き、これはすごい!と3人で大絶賛。
写真には、
「こうした野生が残され本来の姿が存在するという感動を覚えました。一期一会をキチンと残した作者に拍手を送りたいと思います。」
という、審査員である風景写真家:丹地敏明さんの選評が書き添えられていました。
こんな場面に出会えた時、そしてそれを写真に残すことができた瞬間は、どんなにうれしく、そして興奮することだろうと思いました。
十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山と、ここには素晴らしい景色が本当にたくさんあるんだなぁ…と、しみじみ感じました。
十和田・八甲田ファンの皆さん。ぜひぜひ足をお運び下さい。
展示は4月10日まで行っています。
8月には東京の「環境省新宿御苑インフォメーションセンター」でも開催予定となっております。
そして、写真家の皆さん。
撮影に夢中になるあまり、歩道等から外れて足下の自然を壊してしまわないよう気を付けて下さいね。
環境大臣賞の「早春の頃」
これでは感動は伝わらないですね…。是非、実物を観に来て下さい!
すでに作品が展示されていると聞き、十和田自然保護官事務所の外崎自然保護官と村田アクティブと一緒に、現地調査に行く途中にビジターセンターに立ち寄りました。
その前日、たまたま青森県の新聞でこのコンテストのことが記事になっていて、環境大臣賞に選ばれた「早春の頃」という作品が白黒写真で載っていました。
それは滝を写したものだったのですが、本物を観てびっくり!
白黒写真では見えなかったものが、本物の写真には写っていたのです!
そこには、滝の前でこちらを向いているカモシカが写っていました。
新聞との違いに驚き、これはすごい!と3人で大絶賛。
写真には、
「こうした野生が残され本来の姿が存在するという感動を覚えました。一期一会をキチンと残した作者に拍手を送りたいと思います。」
という、審査員である風景写真家:丹地敏明さんの選評が書き添えられていました。
こんな場面に出会えた時、そしてそれを写真に残すことができた瞬間は、どんなにうれしく、そして興奮することだろうと思いました。
十和田湖、奥入瀬渓流、八甲田山と、ここには素晴らしい景色が本当にたくさんあるんだなぁ…と、しみじみ感じました。
十和田・八甲田ファンの皆さん。ぜひぜひ足をお運び下さい。
展示は4月10日まで行っています。
8月には東京の「環境省新宿御苑インフォメーションセンター」でも開催予定となっております。
そして、写真家の皆さん。
撮影に夢中になるあまり、歩道等から外れて足下の自然を壊してしまわないよう気を付けて下さいね。
環境大臣賞の「早春の頃」
これでは感動は伝わらないですね…。是非、実物を観に来て下さい!
6月23日、昨年と一昨年に施工した場所がどのようになっているのかを確認するためにパークボランティアの皆さんと現地に行きました。
酸ヶ湯の登山口から登り、毛無岱を通って大岳ヒュッテへ。
毛無岱では、イワイチョウ、ミツガシワ、イワカガミなどの花を楽しみつつ、木道の簡易な補修も行いながら歩きました。
ミツガシワ
木道補修を行うPVの皆さん
春の花のピークは先週あたりだったようで、チングルマは花びらを散らし花柱が伸び始めているところでした。
チングルマ
植生復元箇所に到着すると、今年もまたうれしい発見がありました。
植生マットの隙間から、ミヤマキンバイ、ミヤマオダマキなどが顔を出し、花を咲かせていました。
パークボランティアの皆さん達と一緒に、一生懸命作業した成果が、少しずつですが花を咲かせ実を結んできています。
ミヤマキンバイが顔をのぞかせていました。
元の状態に戻るのにはまだまだ時間がかかります。
一度失われてしまった自然を取り戻すのは簡単ではありません。
山を登る時には足下の草花を大切に思いながら登ろうと改めて思いました。