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アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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磐梯朝日国立公園 羽黒

226件の記事があります。

2008年07月10日登山者カウンター設置 (飯豊連峰登山口)

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

羽黒自然保護官官事務所アクティブレンジャーの佐々木です。

昨年度に引き続き、飯豊連峰登山口に登山者の数をカウントする登山者カウンターを7月8日、9日に自然保護官と設置してきました。

(登山者カウンターについては、
http://c-tohoku.env.go.jp/blog/2007/07/13/index.html
http://c-tohoku.env.go.jp/blog/2007/12/217.html
をご覧下さい。)


梶川尾根登山口に設置した登山者カウンター。

設置箇所については、昨年度同様に、丸森尾根登山口、梶川尾根登山口、ダイグラ尾根登山口、大日杉登山口の4箇所です。
またこれとは別に、御沢登山口にも一基設置してあります。

保全活動などを行う上でも、登山者の数を把握しておくことは大切なことなので、いたずらなどしないようにしてくださいね。
また、もし倒れているなどありましたら、恐れ入りますが羽黒自然保護官事務所(0235-62-4777)まで連絡をいただけると助かります。
よろしくお願いします。

また、昨年度の登山者の数は下記のとおりです。参考にしてみてください。
・丸森尾根登山口    入山者336人  下山者644人
・梶川尾根登山口    入山者1,162人 下山者1,195人
・ダイグラ尾根登山口  入山者411人  下山者524人
・大日杉登山口     入山者1,478人 下山者1,470人
・御沢登山口(川入)  入山者2,102人 下山者2,479人

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2008年06月24日朝日連峰山開き

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

昨年度に引き続き、今年も6月22日(日)に鳥原山の朝日嶽神社で朝日連峰山開き式典が行われました。

巡視もかねて、朝日鉱泉から鳥原山へと歩きました。
残念ながら天気は曇っていて、展望がきかない中の巡視となりました。



イワカガミ



朝日嶽神社には3時間ほどで到着しました。
11時より、登山者の安全を祈願するための式典が行われました。
いい天気の中とは言えませんでしたが、たくさんの方が式典に参加していました。

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2008年06月20日朝日連峰・三面口~三方境 現地調査

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

先週の11日~13日に羽黒自然保護官事務所と東北地方環境事務所の自然保護官と合同で、朝日連峰登山道調査業務の現地調査に行ってきました。

今回は三面口から歩きました。
三面口は朝日連峰で唯一の新潟県側からの登山口で、主稜線までの距離が長いロングルートとして知られています。
昨年9月にも同ルートを歩いたのですが、台風の接近で稜線まで約半分付近、大上戸(おおじょうご)山で引き返しました。

今回も天気予報では雨や曇だったのですが、予報が外れて3日とも好天に恵まれ、主稜線まで巡視することができました。

イワカガミ、チングルマ、ミヤマキンバイなどの高山植物が花を咲かせており、
改めて「朝日連峰は素晴らしいところだな」と思いました。


ヒメサユリ
山形県、新潟県、福島県の県境付近にのみ見られる、少し珍しいユリ科の植物です。


巡視風景。遠方に飯豊連峰が見えました。

登山道の状況ですが、ルートはしっかりしていますが、昨年度よりもかなり藪っぽくなっています。
ヤマウルシが多いので、かぶれてしまいますのでさわらないようにご注意下さい。
途中、倒木が多く、通行に危険な箇所もあるので十分気をつけてください。
残雪は予想以上に少なく、それなりの準備をしていったのですが、ほとんど登山道上に残雪はありませんでした。
登山をされる方は参考にしてみてくださいね。



以東岳。
縦走に想いを馳せる。

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2008年05月30日鳥原山巡視

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

こんにちは、羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木です。

昨日29日に朝日連峰の鳥原山に巡視と鳥獣保護区の制札の調査に行ってきました。
(鳥獣保護区の制札の調査については、
http://c-tohoku.env.go.jp/blog/2007/10/184.htmlを参照してください。)

今回は朝日鉱泉から鳥原小屋まで往復しました。
当日はあいにく雨の中を巡視しました。

雨の時に山を歩くとよく分かるのですが、登山道上は人が歩きやすいように整備されている分、実は雨天時水が流れる水路となりやすいという現状があります。
また、山を歩くとき、どうしてもぬかるんでいる箇所は歩きたくないですよね?
そんなときはついついぬかるんでいるところ避けて左右どちらかの両脇を歩いてしまいますが、両脇を歩くことによって道が拡幅していきます。
登山道上を雨水が流れて掘れていく、ぬかるんでいるところを登山者が避けて脇を歩く。このことによって登山道は荒廃していきます。(荒廃要因の一つです)



この荒廃を防ぐ有効な手段の一つとして、写真のように土嚢袋を使って雨水を堰き止め、登山道外に雨水を逃がす道を作る方法があります。
山を歩いている方は、土嚢袋を見て、「あれ?なんだろうな?」と思うことがあるかもしれませんが、実はこんな役割があったりします。

土嚢袋は大切な役割をしているので、ちょっと不便を感じることもあるかもしれませんが、破れやすくなったりするので歩くときは踏みつけたりしないようにしてくださいね。
また、ぬかるんでいる時は登山道の脇を歩きたくもなりますが、今回私が日記に書いたことを、ちょっと思い出してみてください。


さて、ここで飯豊連峰保全連絡会からお知らせです。
来月の26日(木)に会員各位の今シーズンの実施計画について、情報交換や意思疎通を図る場として、飯豊連峰保全連絡会第1回会議を開催します。
時間は13:30~16:00。
会員以外の方も参加ももちろん大歓迎ですので、お時間のある方は是非いらしてください。
詳しくはhttp://c-tohoku.env.go.jp/to_2008/0527a.htmlをご覧下さい。
たくさんの方の参加をお待ちしております。



ムラサキヤシオ

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2008年05月07日頼母木山現地調査 (飯豊連峰)

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木大樹です。
GW中、自然保護官と一緒に飯豊(いいで)連峰の頼母木(たもぎ)山に巡視に行ってきました。

調査ルートは飯豊温泉の川入荘から尾根を上がって、西俣ノ峰を経由して頼母木山まで行きました。
このルートの登山道は現在は廃道となっていて、夏は道が藪で覆われてしまうため、積雪のある今の時期にしか歩くことができません。

事前情報から積雪が少ないとのことでしたが、思った以上に積雪はありませんでした。気温も5月とは思えないほどの気温です。
積雪の上と夏道を交互に歩きます。
スキーで行こうか迷いましたが、やめて正解でした。


標高の低い尾根上では、カタクリやイワウチワなどの春の花が咲いていました。

カタクリ
カタクリは私が春の花で最も好きな花の一つです。
この花を見ないと、自分の中では春が始まりません(笑)


残雪の飯豊連峰。
西俣ノ峰から頼母木山方面です。
気温は高かったですが、素晴らしい景色でした。
夏に来たときとは全く違う様子の飯豊連峰でした。


山麓部では、ブナが芽吹いています。
遠くには飯豊山が。
山麓部から徐々に芽吹き始め春が始まり、やがて山全体が春に包まれていく。
春の経過が山で見られることが好きです。

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2008年04月07日今年度もよろしくお願いします。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木です。
今年度もよろしくお願いいたします。

3月中頃から暖かい日が続いていて、羽黒でもすっかり雪は溶けております。
それでも月山や湯殿山はまだまだ積雪が2~3m以上あります。さすがは東北の豪雪地帯という感じです。

アクティブレンジャー二年目の今年、最初の仕事も去年に引き続きスノーモービルの調査として、先週末土曜日に湯殿山方面へ巡視に行ってきました。
いい天気で、4月とは思えないくらい暖かい日でした。


スノーモービルの乗り入れ口をフィールドスコープを使って調査


湯殿山山頂から月山
まだこの積雪です。今週10日木曜日には、月山夏スキー場がオープンします。

昨年度、磐梯朝日国立公園内を山を歩いて思いましたが、この地域の自然は壮大で本当に素晴らしいです。
また山の関わっている人たちの自然に対する想いも熱く、それにはとても感動しました。
今年度は去年に引き続き、現場にいく機会を増やして、より多くの現場の情報を発信していきたいと思っています。
村田ARも書いていましたが、調査のまとめなどについて、現場の情報をいかに形にして残していくか、ということもしっかりやっていきたいと思っています。

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2008年02月27日飯豊連峰保全シンポジウムが開催されました。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

こんにちは、羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木大樹です。

先週末2月23日に、飯豊(いいで)連峰保全シンポジウム
が開催されました。

午前中に、
「飯豊連峰を愛する人たち、飯豊連峰に関わる人たち、飯豊連峰に登る人たちの協働により、人為的な影響で荒廃した自然を復元させ、原始性の高い飯豊連峰の自然が永続的に維持されるように、その保全活動を推進することである。このため、飯豊連峰に関する様々な主体の保全活動が無秩序とならないよう、広範囲な関係者が様々な立場で連携・分担するための情報交換、意思疎通を行うこととする」
との設立趣旨のもと、飯豊連峰保全連絡会の設立が承認されました。

午後からは、「連携で伝えよう飯豊の自然」と題してシンポジウムが開催されました。


佐藤自然保護官より、「飯豊連峰保全計画、検討の経緯」の説明


朝日登山道刈り払い協力隊隊長 山口義雄氏による講演
「私の山の楽しみ方」



パネルディスカッションでは、飯豊のあり方、連携のあり方について討論頂き、また会場からも多くの意見をお聞きし、盛況のうちに閉会となりました。

今後、6月会、合同保全作業、11月会と引き続き展開していきます。
なお、飯豊連峰保全連絡会の事務局は、羽黒自然保護官事務所に置かれることになっています。


ここからは個人的な意見になってしまいますが、皆さん本当に山に対する想いが熱く、頭が下がる思いといいますか、本当に素晴らしいことだなと思いました。
恥ずかしながら私はこの仕事を始めるまで、飯豊連峰には登ったことがなかったのですが、今年巡視などで現場に行ってみて、これだけ奥深く壮大な自然が残る山があったのか思いました。
同時に、そんな飯豊でも荒廃が進んでいる現状を目の当たりにしました。

これからの飯豊連峰保全連絡会での保全活動が非常に楽しみです。
私も微力かもしれませんが、少しでも飯豊連峰に貢献していけるように、事務局として今後しっかりやっていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

なお、東北地方環境事務所のHPに速報版が載っておりますので、こちらも合わせてご覧下さい。

飯豊連峰保全シンポジウムのご報告(速報版)

  ↑をクリックしてください。

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2008年02月05日飯豊連峰保全シンポジウム開催のお知らせ

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

こんにちは、羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木大樹です。
羽黒では、雪が降っては積もり、少し暖かくなって雪が溶け始めたと思えば、また冷え込んで雪が降ったり、そんな天気が続いています。

さて、今回の日記では2月23日開催予定のシンポジウム開催のお知らせをいたします。
お時間のある方は是非ご参加ください!

以下、開催通知より抜粋。

『私たちは、平成18年度より飯豊連峰に係わる山岳関係者、自然保護関係者、関係行政機関、学識経験者の方々とともに山形、福島、新潟の3県にまたがる飯豊連峰の保全について検討を行ってきました。
 その検討をきっかけとして、今般、飯豊連峰の保全に関し関係者が連携協力し合う連絡組織を立ち上げるとともに、またこれまでの保全に係る取り組みや検討経緯などを情報発信するシンポジウムを開催することとしましたのでお知らせします。
 飯豊をはじめ山を愛する多くの方々のご参加をお待ちしております。』

・飯豊連峰保全シンポジウム

連携で伝えよう飯豊の自然

・日時 : 平成20年2月23日(土) 13:00~16:30
・場所 : おぐに開発総合センター 集会室


なお、東北地方環境事務所のホームページにも記載されております。
こちらもあわせてご覧下さい。
東北地方環境事務所のHPはこちらです。

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2008年01月08日新年のご挨拶。

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

こんにちは、羽黒自然保護官事務所の佐々木です。

2008年あけましておめでとうございます。

現在、昨年回った地域の調査報告書の作成や来年度の調査方法についての計画を立てています。
(どうすればもっと精度の高い調査ができるかなど、今年の反省を踏まえて色々思案中です。)

ここのところあまり日記も書けておりませんが、今年もがんばっていきたいと思っているので、皆さまどうかよろしくお願いします。


月山西部 すっかり雪の世界となっています。

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2007年12月04日登山者カウンター回収 [飯豊連峰]

磐梯朝日国立公園 羽黒 佐々木 大樹

こんにちは、羽黒自然保護官事務所アクティブレンジャーの佐々木です。

飯豊連峰に設置した登山者カウンターの回収に行ってきました。
(実は先月上旬に回収したのですが、ご報告が遅くなってしまって失礼しました)
羽黒自然保護官事務所では、カウンターを4機設置しましたが、1機はすでに回収済みだったので、今回は残りの3機を回収しました。

※飯豊連峰の登山者カウンターについては、こちらをご覧下さい。


ダイグラ尾根登山口に設置した登山者カウンター

飯豊連峰は、雪が多い地域なので登山者カウンターを設置したままにしてしまうと、雪が積もって壊れてしまいます。
特にカウンターが設置してある場所は、雪崩が発生するおそれが強いところであったり、尾根の上に設置してあるので、雪の影響が受けやすいところです。
このため、設置できる期間は雪がない時期に限られてしまいます。

登山者カウンターは、また来年の夏前、雪が溶けた頃に再設置します。

後日、参考までに各登山口の登山者数を日記に載せたいと思っているので、楽しみにしていてください。


回収した4機の登山者カウンター。
来年まで、倉庫で眠ってもらいます。また来年もよろしく!

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