アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
白神探検隊まとめ報告
2018年03月09日みなさんこんにちは。
前回みなさんに白神探検隊の活動を紹介しました。
今回は、白神探検隊(西目屋小学校4年生)が1年間の白神探検で学んだことを3年生に発表した様子をお伝えします。
発表は「1. 白神探検での活動報告」と「2. 探検に行った時に印象に残った生きものや伝説について調べたこと(調べ学習)の発表」の2つでした。
[インターネットや図鑑などを使って調べました。]
まず活動報告では、春の探検で見た鳥や植物、夏の沢歩きで捕まえたカエル、見つけたカワネズミ(死がい)、ヘビ、ジョウトク沢の伝説、冬芽などが紹介されました。
また、それらを見つけたとき触ったときの、重たかった、面白かったなどの感想も教えてくれました。
[探検で撮った写真を3年生に見てもらいながら発表しました。]
次の調べ学習の発表では、調べて分かったことに加えて、実際にホオノキの冬芽を3年生に触ってもらうなど工夫された発表でした。
発表後の休み時間には、改めて冬芽を触ってみる3年生や、探検で見た生きものを、本を使って教えてあげる4年生の姿もありました。
[ブナやオオバクロモジなど、前回持ち帰った冬芽は教室でも生長しているそうです。]
[図鑑を見ながら、「実はカエルとかヘビってちょっと苦手なんだ」と、教えてくれた児童もいました。]
これで1年間の白神探検はすべて終わりです。
4年生の白神探検隊の活動にあたっては以下の方たちの多くのご協力をいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
活動や写真の掲載などにご理解いただいた西目屋小学校の先生方はじめ、多くの学校関係者や保護者の皆様。
内容の検討や、活動場所の確保など常にサポートをしてくださった特定非営利活動法人つがる野自然学校の皆様。
活動場所をご提供いただいた弘前大学白神自然環境研究所の白神自然観察園、岩木川ダム統合管理事務所の皆様。
お力添えいただき本当にありがとうございした。