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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

大潟草原野鳥観察舎

2014年04月14日
秋田
 様々な”環境整備”に明け暮れた年度末、ようやくここに来て整備が整い、業務遂行の体勢が整いました。久々の日記投稿ですが、引き続きよろしくお願いいたします。


 色々と日記ネタがたまっているところですが、先ずは大潟草原鳥獣保護区管理棟の大規模補修工事が終了したことからご報告します。10月25日の日記で補修工事実施中で観察用テラスなどの利用に制限があることをお伝えしたまま、その工事が終了した事をお伝えしておらず・・・『工事はどうなったの?』との問合せなんかもあったりしてご迷惑をおかけしておりましたが、3月には全ての工事が終了し、安心して利用出来る様になりました。

 一番の懸案だった、観察用テラスの土台補修はこれまでよりも強固な構造へと変更し、観察用の小窓周辺も機材を置いたり図鑑を広げたりしやすいように改装しました。(↓まだ雪が残る時期の写真で恐縮です・・。)
 

 また冬期には水道が凍結し、トイレの利用も手洗いも出来ず、大変なご不便をおかけしてましたが、不凍工事を実施し、また大潟村より特段のご配慮を頂き、水道が凍結する心配は無くなりました。
 更には厳冬期には寒さに震えながら観察しなければいけなかった2階の観察室ですが窓を2重にする事で寒さも軽減し、暖房効率も格段にアップしました。

 しかし、一番大きな変更箇所は看板でしょう!!これまでの小ぶりな看板から大きな目立つものに付け替え、更には施設の名称も『大潟草原野鳥観察舎』としました。正式には大潟草原鳥獣保護区管理棟といいますが、その施設名か気軽に野鳥観察が出来ると想像するのはちょっと難しいかな?と言うくらい堅苦しいものでした。(↓これも春の名残雪が降っている日の写真でスミマセン。)


それと2月5日の日記でお伝えしたように、幹線道路に案内標識も設置しました。これについては、先日実施した観察会での評判も上々でした。


 こうして建物はひとまず安心して来館者をお迎えできるような環境が整いました。あとはより一層の利用促進を図っていく事が求められるかと思いますが、それについても現在、関係機関と調整中です。それが正式に決まりましたらまたこの日記で、お知らせしますので楽しみにしていてください。
 
 補修工事が終わった大潟草原野鳥観察舎、生まれ変わった大潟草原野鳥観察舎をどうぞよろしくお願いします。関係者一同、皆様のお越しをお待ちいたしております。