アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]
鳥の巣もいろいろ
2007年12月13日
秋田
最近、大潟草原を巡視していると主が去って廃墟(?)となっている鳥の巣を見かける事が多くなりました。同じ場所は何回も通っているはずなのに・・今まで見つけられずにいました。以前の私の日記で大潟草原鳥獣保護区のB区と呼んでいる地区で見つけたコジュリンの巣を紹介しましたが、今回はA区と西区で見つけた鳥の巣を取り上げます。
【アオジの巣】
外径11~12cm・内径7~8cm
巣の全高13cm・巣内部の深さ7cm
地上からの高さ1m
巣材:枯草が主で小枝、松葉等も混じる。ビニールテープといった人工物も使っている。
環境:アカシア林の林床にあるイタチハギの木を利用している。周囲は藪になっているが南側を水路が通っていて60cmほどで開けた空間が広がる。
【アオジの巣】毎年この周辺で繁殖しているそうで、今年も管理員さんが観察していました。この近くに2つの巣がありました。
【コジュリンの巣】
外径10cm、内径5.5~6cm
巣の全高6cm、巣内部の深さ3.5cm
地上からの高さ1m
巣材:枯草や木の根、ツルなどが絡み合う。
環境:ヨシ・ススキの草原の中で大きな塊となっているノイバラの木を利用している。B区とよく似ている。
【コジュリンの巣】B区の時もありましたがA区でも繁殖していました。よーく見ると卵の殻が残っています。巣から出さなかったのでしょうか?
【ハシボソカラスの巣】
地上から約3mの場所にあってサイズの計測は出来ません。
巣材:枯枝が大半でビニールひもや釣り糸などの人工物も利用。(針は着いてなっかたんだろうかと心配・・)
環境:承水路沿いのニセアカシアの木を利用。この周囲で一番高い木だと思われる。
【ハシボソカラスの巣】西区の承水路沿いにあります。ここでも管理員さんは雛が居るのを確認しています。巣立ちのタイミングは見逃したそうですが・・
これからの大潟草原は日本海から吹き付ける強烈な風雪に見舞われる事になるでしょうから、これらの巣も壊れてしまうかもしれません・・。鳥の巣と一口に言っても実に様々な形態があって巣のある環境も様々です。実際に見ると「上手く作ってあるな~」と感心してしまいます。
来年以降はこの巣のあった場所を丹念に観察していけば営巣、抱卵、育雛、巣立ちなどの観察ができるかもしれません。そう考えるとワクワクしてきます。
【アオジの巣】
外径11~12cm・内径7~8cm
巣の全高13cm・巣内部の深さ7cm
地上からの高さ1m
巣材:枯草が主で小枝、松葉等も混じる。ビニールテープといった人工物も使っている。
環境:アカシア林の林床にあるイタチハギの木を利用している。周囲は藪になっているが南側を水路が通っていて60cmほどで開けた空間が広がる。
【アオジの巣】毎年この周辺で繁殖しているそうで、今年も管理員さんが観察していました。この近くに2つの巣がありました。
【コジュリンの巣】
外径10cm、内径5.5~6cm
巣の全高6cm、巣内部の深さ3.5cm
地上からの高さ1m
巣材:枯草や木の根、ツルなどが絡み合う。
環境:ヨシ・ススキの草原の中で大きな塊となっているノイバラの木を利用している。B区とよく似ている。
【コジュリンの巣】B区の時もありましたがA区でも繁殖していました。よーく見ると卵の殻が残っています。巣から出さなかったのでしょうか?
【ハシボソカラスの巣】
地上から約3mの場所にあってサイズの計測は出来ません。
巣材:枯枝が大半でビニールひもや釣り糸などの人工物も利用。(針は着いてなっかたんだろうかと心配・・)
環境:承水路沿いのニセアカシアの木を利用。この周囲で一番高い木だと思われる。
【ハシボソカラスの巣】西区の承水路沿いにあります。ここでも管理員さんは雛が居るのを確認しています。巣立ちのタイミングは見逃したそうですが・・
これからの大潟草原は日本海から吹き付ける強烈な風雪に見舞われる事になるでしょうから、これらの巣も壊れてしまうかもしれません・・。鳥の巣と一口に言っても実に様々な形態があって巣のある環境も様々です。実際に見ると「上手く作ってあるな~」と感心してしまいます。
来年以降はこの巣のあった場所を丹念に観察していけば営巣、抱卵、育雛、巣立ちなどの観察ができるかもしれません。そう考えるとワクワクしてきます。