ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年9月

16件の記事があります。

2021年09月29日最近の仏沼。

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

今月中旬に国指定鳥獣保護区である三沢市仏沼の案内板のペンキ塗りをしました!

2018年に塗って以来のため3年ぶりの化粧直しです!

すっかり塗装が剥がれ、寂しく見える案内板。

2時間半、黙々と塗りました。

ARの先輩が以前「ペンキ塗りは無心になって黙々と出来る作業でけっこう面白いよ~」

と言っていたのを思い出しました!

また、併せて仏沼内にある池の状況確認も行いました。

以前から仏沼の自然環境をみている鳥獣保護区管理員の方によると、

少しずつみられる生物に変化が起きており、今後も注視が必要とのことです。

引き続き、関係者で情報共有・対策検討を行っていきます。

最近の八戸市周辺は20℃前後の秋晴れが続き半袖だと肌寒く感じるようになりました。

冬に向けて生き物や植物の変化を著しく感じる9月、

仏沼も少しずつ冬支度が始まっているようです。

ハムシを見つけ広角レンズで接写を試みる、太刀川レンジャー。

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2021年09月28日本州一早い?三ツ石山の紅葉

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

皆様こんにちは。盛岡管理官事務所の工藤です。

本日は岩手山の西方にある三ツ石山の紅葉の様子をお届けします。

三ツ石山は岩手県岩手郡雫石町と八幡平市の境に位置し、裏岩手縦走路の中間地点でもあります。

この標高1,466mの山は山頂にある岩がどの方向から見ても三つあるように見えることから三ツ石山と名前がついたようです。また本州一紅葉の見頃が早いとも言われていて、例年紅葉の時期には地元紙1面に大きく取り上げられ、楽しみにされている方も多いと聞きます。近年は県外からの登山者も多く見られるようになりました。山頂に至るコースはいくつかありますので、充分に下調べをして登って下さい。

じゃじゃーん!と言いたくなります。

岩手山をバックにしたこの景色は多くの方が目指すのにふさわしいものだと思います。

三ツ石山からの紅葉というと上記の画角のものが多いのですが実は周辺の紅葉も素晴らしく、八幡平方面から岩手山と三ツ石を見る景色も「これから向かうぞ!」という気持ちにさせられます。

三ツ石山周辺の紅葉の見頃はもう少し続くと思われます。

「秋の日はつるべ落とし」ヘッドランプの携行はもちろんですが、使用せずに済むようにゆとりを持った山行の計画を立てて秋の国立公園を楽しんで下さい。

国立公園でお会いしましょう

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2021年09月24日おかえり ギース

仙台 鎌田 和子

 こんにちは、仙台自然保護官事務所の鎌田です。

 秋風が心地よく感じられるようになり、今シーズンの初雁は9月17日、51羽のマガンが国指定伊豆沼鳥獣保護区に渡ってきました。(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団発表)

 野鳥の高病原性鳥インフルエンザの発生抑制と被害の最小化に努めるため、環境省の取り組みの一環として、今シーズンも9月上旬から渡り鳥飛来状況調査を国指定伊豆沼鳥獣保護区で実施しており、9月下旬の調査を9月22日に行いました。その際のマガンの様子です。

 ただいま! マガンの家族は伊豆沼を目指して私の上空を過ぎてゆきました、あと少しで到着です。

こちらの家族も稲刈りがすすんでいる特別保護地区を確認するかのように伊豆沼を目指してます。

農道の上空によく見るとマガンの群れが飛んでいます。

  目指していた伊豆沼の様子です。沢山のハスの葉に覆われていてどこに降りたらよいか私たちの目線ではわかりません。空からは、ここだと見えるのでしょう。写真中央に赤丸しているところに長旅を終えて水面でマガンが休んでいるようです。伊豆沼・内沼自然再生事業の一環でハス刈りを行ったところを利用していました。この日は、およそ1500羽、マガンの声が久々に響きわたりました。

 10月になると、ハクチョウも渡ってきて、伊豆沼・内沼をはじめとする宮城県北部越冬地は冬の渡り鳥で一層にぎやかな季節を迎えます。

 

 おかえり ギース 

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2021年09月16日被災地に癒やしの青紫の花

三陸復興国立公園 大船渡 坂本麻由子

こんにちは。大船渡自然保護官事務所の坂本です。

三陸でも稲刈りが始まり、木の実や果実が食べ頃のなにかと忙しい秋がやってきました。

今日は被災地で晩夏から秋にかけて目を楽しませてくれる素敵な植物をご紹介します。

【2021/9/5撮影】

きれいな青紫色の花を咲かせるこの植物は『ミズアオイ』といいます。淡水に生える植物で、花期は8~10月、肉厚の葉はハート型で特徴的です。このミズアオイ、環境省レッドデータブック2020では準絶滅危惧(NT)に分類されていますし、いわてレッドデータブックでもAランクとされ、とても希少な植物です。古くから日本全国の水田・湖沼などで親しまれていた植物でしたが近代の水路の改良や、除草剤が使用されるようになってから数が激減、簡単に目にすることができなくなってしまったとのことです。

人間たちの都合で姿を消してしまったミズアオイですが震災後、岩手・宮城・福島の被災地各地で復活していると話題になっていました。私が最初に耳にしたのは震災翌年2012年、福島県の楢葉町のミズアオイでした。ミズアオイの種子は底泥や土壌中で休眠し、適した環境が整うまで待つという、「埋土種子(まいどしゅし)」でした。大津波で大規模な土壌の攪拌がおき、復興工事の手の回らない場所で現れた湿地環境でここぞとばかりに大発生したのです。今咲き誇っているミズアオイの種は、震災前の街の状態に開発された時に埋まったものなので、40年以上も間泥の中で眠っていたことになります。

復興工事は防潮堤や宅地、主要道路などが最優先で行われてきましたが、年月が進むにつれ以前の生活環境に戻すため隅々まで区画整理や整地がなされてきました。実は、震災後せっかく復活したミズアオイたちも再開発・復旧のため埋め立てられ再び眠りにつかされた場所もあるそうです。今までの生活を取り戻すための開発がもちろん最優先で大切ですが、生態系もうまく守れる、共存できる方法なども考えていけたらよりよい未来が待っているのではないかと思いました。

「ミズアオイ復活!」と嬉しい話題ではあるのですが、いろいろ考えさせられました。とはいえ、ミズアオイの埋土種子戦略のすごさは被災地に元気と勇気を与えたことには違いありません。未来に残せる何かは今どう行動するかにかかっていますね。考えることを怠らず、日々精進して参りたいと思います。

今回撮影したミズアオイ群生地は、岩手県釜石市片岸町の新しい防潮堤沿いにある遊水池です。片岸町では震災の前からミズアオイを守ろうと活動してきた方々がいるそうです。今はこの遊水池に部分的に生育している状態ですが、ミズアオイで一面が覆われる景色が今からとても楽しみです。

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2021年09月15日磐梯山のコウリンタンポポ防除

磐梯朝日国立公園 裏磐梯 村上英夫

9月7日(金)、地元のNPO法人裏磐梯エコツーリズム協会主催のコウリンタンポポ防除活動に参加しました。

〈天狗岩付近から櫛ヶ峰を望む〉

コウリンタンポポは繁殖力が強いため、「生態系被害防止外来種リスト」の中の「その他の総合対策外来種」に指定されています。高山の生態系を変え、特に磐梯山においては、固有種のバンダイクワガタを脅かしています。この日は、新型コロナウイルス対策のため関係者のみ約20名の方が参加し、天狗岩付近から櫛ヶ峰下部までの範囲に広がって防除作業を行いました。今シーズン5回目の防除なので花はあまり残っていませんでしたが、この日のターゲットは芽を出したばかりの小さな株で、良く見るとびっしり生えていました。

久しぶりの好天に恵まれて、裏磐梯方面は、私たちの事務所が見えそうなほど良い展望が広がっていました。

〈天狗岩付近から望む裏磐梯エリア〉

〈磐梯山山頂(正面奥)〉              〈沼の平付近のダケカンバ〉

                           

                  〈赤埴山から望む猪苗代湖〉作業後、赤埴山まで巡視を行いました。午前中、猪苗代湖側はガスに覆われて何も見えませんでしたが、午後はすっきり展望が広がりました。

今年から、猪苗代スキー場のリフトが登山者のために運行を開始したので、赤埴山や、沼の平から天狗岩を経て磐梯山山頂へ至るルートへのアクセスが容易になりました。ただし運行時間は6時30分から9時30分までなので下山時は徒歩になり、事前に時間と体力を考慮に入れて山行計画を立てる必要があります。

磐梯山はすでに秋の気配が漂い、錦秋の衣を纏い始める美しい季節が、まもなく始まろうとしています。

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2021年09月14日登山道整備

十和田八幡平国立公園 阿保 聡

国立公園内には多くの登山道があり管理体制も様々ですが、環境省が直轄で管理、整備している登山道もあります。

そのうちの1つが、十和田八幡平国立公園内の南八甲田登山道です。

登山道整備の一環で、笹刈りや倒木処理は毎年必要になる作業となり、地元山岳会等のボランティアで実施する場合もありますが、我々アクティブレンジャーが作業することもあり、私も先日笹刈りをしてきました。

笹刈り前の状態です。2年ほど刈ってなかった場所なのでかなり覆い被さってました。

笹刈り後です。これで快適に歩けます。

笹を刈ることによって日が当たるようになり、登山道が乾きやすくなるといったメリットもあります。

これは今年新たに環境省で設置した誘導標識です。

利便性、耐久性、自然との調和のバランスを考慮し設計、設置されます。

登山道整備にはこのような施設整備も含まれます。

南八甲田登山道は、麓の猿倉温泉登山口から櫛ヶ峯山頂まで10km以上ある長い登山道なのですが、今回の笹刈り作業では、延べ2日間で登山道全線の約半分を終える事ができました。これでだいぶ歩きやすくなったと思います。

南八甲田登山道は距離が長く、避難小屋等も一切ありません。ぬかるみや水たまりも多く、やや難易度の高い道となっています。

往復で10時間程度かかるルートなので、登山をされる方は十分に余裕を持った計画、装備で楽しんでください。

(2019年9月 櫛ヶ峯手前から撮影)

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2021年09月13日ついに!登山道合同保全作業!

磐梯朝日国立公園 羽黒 風間彩野

こんにちは。

羽黒自然保護官事務所の風間彩野です。

磐梯朝日国立公園では、飯豊連峰および朝日連峰において、環境省を含めた国、県、市町村および地域に深く関わる民間団体が集まり、飯豊連峰保全連絡会および朝日連峰保全協議会を立ち上げています。

人間が立ち入り、登山道を踏みつけることで荒廃していく自然を復元させ、原始性の高い飯豊連峰、朝日連峰の自然が長く維持されるように、その保全活動を推進することを目的に取り組みを行っています。

毎年夏から秋にかけて、それぞれの地域の荒廃部分を復元させるために合同保全作業を行っています。この現地での作業のために、前年の冬頃から計画を立てていきます。

今年は9月4日(土)に、飯豊連峰 梶川尾根にて登山道の合同保全作業を行いました。昨年は新型コロナウイルスの影響により中止になりましたが、今年の飯豊連峰では人数を制限し、泊まる小屋にも定員を設けるなど感染対策を充分行った上で実施しました。

当日の朝はまだ日が昇る前から出発しました。あいにくの雨。私の晴れ女パワーはどこに行ったのでしょう。

飯豊連峰は急登、鎖場、ガレ場など、危険な場所が沢山あり、難易度は高いです。特に登山口から主稜線までのアプローチに時間がかかり、かなりの体力と同時に精神力も必要です。

山脈を形成している岩盤の性質の影響により崩れやすい登山道になっています。人が通ることで踏み固められ、その後雨が降ると踏み固められた道を勢いよく水が流れます。そしてスピードの速い水の流れにより登山道が削られていきます。削られた道は他の場所よりも歩きやすいのでより多くの登山者がそこを通り、また踏み固められ・・・の悪循環が発生し登山道は荒廃していくのです。

梶川尾根の上部に出ました。いよいよ保全作業が始まります。

梶川尾根の上部はこのような白い色の登山道であり、これがとてももろく崩れやすいのです。今回の作業は、ヤシ製の土嚢を使って土砂をためることです。流れてきた水の中に含まれている土砂を、ヤシ製の土嚢で止めます。そうすることで、削られて窪んでしまった登山道に少しずつ土砂がたまっていきます。

ヤシ製の袋に土とヤシ繊維を詰めていきます。

そして、削れた場所に、階段のように置いていきます。

そう、この日は雨・・・。でも悪いことばかりではありません。登山道を削っていく水の流れが実際に見えるので作業がしやすいのです。先ほど作ったヤシ製土嚢の階段に水がたまっている様子を観察することができました。

今年度は少人数でしたが、登山道保全に向けて一歩前進することができました。10年後、20年後にこの場所の荒廃が少しでも収まってくれるといいです。

来年は大人数で作業ができたらいいですね。

登山中にヤシ製土嚢の様なものを見かけましたら、このような活動が行われているということを思い出していただけますと幸いです。

これにて今年度の飯豊連峰合同保全作業は無事に終了しました。

ヤシ繊維やヤシ土嚢の荷揚げをしてくださった方、合同保全作業に参加してくださった方、本当にありがとうございました。

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2021年09月10日みちのく潮風トレイル~八戸市・階上町・洋野町~

三陸復興国立公園 八戸 大友千夏

八戸自然保護官事務所の大友です。

今回、八戸自然保護官事務所の管轄区間である、

みちのく潮風トレイル3市町についてご紹介したいと思います。

みちのく潮風トレイル(MCT)1,024kmの起終点は北が青森県八戸市、南は福島県相馬市となっています。

八戸市区間は公共交通や高速道路からのアクセスが良いため、

MCTをセクションに分けて、初めて歩く方の起点となる事が多いです。

MCTの起終点であることを示すトレイルヘッド&エンドポイントがある八戸市の蕪島は

三陸復興国立公園の北の玄関口でもあります。

また、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されていて、

ウミネコの繁殖を間近で見る事が出来るのも蕪島の魅力です。

毎年3月頃飛来し、賑やかな鳴き声が春の訪れを感じさせてくれるため、暖かな陽気の中、

ウミネコさんたちに見送られながらトレイルをスタートする事が出来ます!

八戸市区間は14kmとMCTの中で最も距離が短く、高低差もほとんどなく、

遊歩道も多いためとても歩きやすい区間で、約半日で歩く事が出来ます。

夏でも冷涼な風が吹くため、海浜植物や高山植物が隣り合って咲き、

特に中須賀周辺は『花の渚』とも呼ばれていて八戸市区間の人気ポイントでもあります。

中須賀から南へ進むと種差海岸天然芝生地があります。夏はエメラルドグリーン、

冬はゴールドの広大な天然芝生地でそれぞれの季節、魅力を感じられる場所です。

キャンプ場や民宿があるため多くのハイカーさんは種差海岸に泊まる事が多いようです。

種差海岸から南下すると1時間半程度で階上町区間に入ります。

階上町区間は沿岸から内陸に入り、

階上岳登山がルート上にあるため少しハードに感じられる区間かもしれません。

距離も34kmと八戸市区間の倍以上あります。

階上町区間はMCT唯一、登山がある区間です。

歩いて来た沿岸を山頂から望む事が出来るため、感動もひとしおです。

海外のロングトレイルには「トレイルエンジェル」と呼ばれる方たちがいます。

ルート沿いの住民や立ち寄った街の人たちがハイカーをサポートするというものです。

MCT全線にもエンジェルは存在しておりますが、

階上町区間は町ぐるみで取り組んでいる『はしかみおもてなしエンジェル』という方々がいます!

少し疲れを感じ始めた頃に町の至る場所でエンジェルと出逢えると、癒やされます!

そこでしか出逢えないエンジェルとの交流もMCTの魅力です!

 階上町区間を南下すると岩手県の最北町、洋野町区間に入ります。

ここでは洋野町ならではの地形を利用し作られた「ウニの増殖溝」を見る事が出来ます。

増殖溝にはコンブやワカメが生い茂り、それらの豊かな餌を食べて育った洋野町のウニは絶品です!

そこにしかない景色と絶品グルメはセットなのかもしれません!

絶景があれば絶品グルメあり!常にワクワクしながら歩けるのがMCTです。

最後になりますが洋野町区間にもMCT唯一のポイントがあります。

久慈市区間との境にある「高家川の渡渉」です。

蕪島から歩いてきた方はここから向こう側はナニか違うと感じる瞬間かもしれません。

夏は冷たい水で涼み、冬は歩き続けてきた足のアイシングとなる渡渉。

ジャバジャバとワイルドに渡り、久慈市区間に進んでいただければと思います!

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2021年09月09日足元ばかりではなく遠くを見よう!

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

朝晩の気温が一桁の日もはじまり、ひんやりした空気の十和田湖畔です。

最近の業務では地面や植物を凝視していることが多いのですが、

そんな業務の途中で、故郷の山が見えると、無性に嬉しくなります。

こちらに来てから岩木山も身近に感じるようになりました。

   〈御鼻部山からの岩手山〉

〈笹森展望台からの岩手山〉


〈惣辺バイパスからからの岩木山〉

先日、植生調査で行った奥入瀬渓流周辺の森は、すでに秋の気配でした。

〈ギンリョウソウモドキ:ギンリョウソウとは実が違いますね〉

〈ギンリョウソウの実〉

〈トチバニンジンかと思いきやソウシシヨウニンジンと区別されることもあるようです〉

※ソウシシヨウニンジン(想思子葉人参)の実は半分が黒くなります

 

〈植生調査中〉       

〈睡蓮沼から高田大岳:Y管理官撮影〉

いつも地面に這いつくばって写真を撮ったりしている自分に、

遠くの山々が、「ほら時々はこっちもみてよ」と言っているようでした。

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2021年09月08日一人写真展 「日々のすきま」

磐梯朝日国立公園 羽黒 風間彩野

こんにちは。

羽黒自然保護官事務所の風間彩野です。

山形は夏の猛烈な暑さも和らぎ、朝晩は少し肌寒い風が身を包むようになりました。

稲の穂も頭を垂らし、黄金の野原になりつつあります。

そんな景色を眺めながら散歩をするのが日課です。心洗われます。

さて、私は日頃からよく写真を撮ります。

とはいえ、羽黒自然保護官事務所の澤野保護官の前では写真が好きですなんて言えません。

レベルも熱意も違いますので・・・。

今までは記録用に撮っていた写真を掲載してきましたが、ここではちょっと変えて、おまけ程度にこっそり撮りためてきた写真をご紹介します。

風間アクティブレンジャーの一人写真展をどうぞ。写真展の名前は「日々のすきま」。

【月山の宝石】

月山開山祭のことです。当日は天候が悪く、視界はほぼなしで強風でした。そんな中、ふと足下を見ると草にきれいな水滴が。癒やされました。

【弥陀ヶ原のアカハライモリ】

月山の八合目駐車場から数分歩くと弥陀ヶ原という湿原に行くことができます。そこには池塘と呼ばれる池が点在します。その中をのぞき込むと・・・。沢山出会えますよ。

【種、捕獲!】

真ん中にある綿毛のついた種、見えますでしょうか。見えにくいですね。すみません。これは月山8合目駐車場に置いてある種除去マットです。貴重な草花が多い月山。そこに外からの種を持ち込まないために設置してあります。マットをよーく見るとしっかり種が捕獲されています。機能している証拠です。うれしくてシャッターを押しました。

【事務所の住人】

澤野保護官撮影の写真です。この鳥さんは、事務所のパイプ内に家をかりて住んでいるようです。自然に囲まれた土地ならではの光景ですね。癒やされました。

【旅の安全を】

羽黒山山頂にある、旅の神様のお社です。靴が沢山お供えしてあります。旅好きとしてしっかりご挨拶してきました。羽黒山山頂神社に行った際には是非立ち寄ってみてください。前の日記で羽黒の古道を歩いて山頂に行ったときのことを書いていますので、よろしければご覧ください。

【太陽によろこんで】

朝日連峰以東岳の山頂で撮影しました。小さな太陽を、水滴をつけた小さな草がよろこんでいる様に見えました。

【空の支配者】

こちらも朝日連峰以東岳から撮影しました。重く分厚い雲はまるで空を支配しているようです。下からの赤い太陽の光が幻想的ですね。一瞬しかとれない貴重な写真です。

【大きいハンマー】

登山者カウンター(設置や点検の事については前の日記をご覧ください)を立てるときに使うハンマー。手と比べても、すごく大きいことがわかります。また、ずっしりと重いです。設置の時はこれを担いで山に登ります。大事な仕事の一つです。

【小さな鳥居】

月山ビジターセンターから少し奥に行くと羽黒キャンプ場があります。その一角に小さな鳥居がありました。大山祇神社の鳥居です。鳥居をくぐると緩い坂が延びていて、しばらく歩くとひっそりとした神社が出てきます。前の日記でもご紹介していますので是非見てみてくださいね。

以上、風間アクティブレンジャーの一人写真展「日々のすきま」でした。また良い写真がたまりましたら随時開催しますね。ご来場ありがとうございました。

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