ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

東北地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年4月

18件の記事があります。

2017年04月18日八幡平 春の訪れ

十和田八幡平国立公園 鹿角 齊藤 航来

はじめまして。

この4月から鹿角管理官事務所に配属となりました齊藤と申します。

また、事務所名がこの4月から鹿角自然保護官事務所から十和田八幡平国立公園管理事務所鹿角管理官事務所という名称に変更になっています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

  

さて、15日に岩手県と秋田県を結ぶ「八幡平アスピーテライン」の開通式に行ってきたのですが、昨年に引き続き悪天候に見舞われました。

昨年はゲート前で式典が行われたようですが、今年は天候等の影響により会場も八幡平ビジターセンター内に変更になりました。

開通式、とはいうものの悪天候のため終日通行止めに。

来てみたけど通行止めだ、なんてことがないように、お越しの際は天候、道路情報を忘れずにご確認ください。
また、午後からは八幡平地域のパークボランティアの役員会に出席しました。

すでに予定が決まっているイベント等をもとに今年度の活動予定日を決めていきます。

楽しそうなイベントが多く、皆さん楽しんで活動していることがわかります。

  

パークボランティアの皆さんにはこれから大変お世話になるかと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

  

最後に、51日より八幡平ビジターセンターを会場に2017環境省レンジャー写真展も開催されます。来る行楽シーズンには、八幡平の残雪と春、そして力作揃いの写真展をたっぷりとお楽しみください。

 

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2017年04月17日はじめまして 裏磐梯

磐梯朝日国立公園 楊 寛明

はじめまして

4月から裏磐梯自然保護官事務所のアクティブレンジャーとして勤務しています楊寛明と申します。

これから、日々の仕事を一生懸命行いながら、磐梯朝日国立公園の魅力をお伝えしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 さて、私は東京から(桜の花に見送られ)裏磐梯に引っ越してきたのですが、こちらに来てみると4月半ばでこの積雪。季節が戻った様な感覚になっています。

裏磐梯の春が待ち遠しいです。

 

   上記は4月6日の写真です

 

  上記は4月13日の写真です

雪は、少しずつ融けて来てはいるものの、裏磐梯はまだまだ寒い日が続いています。写真は事務所の屋根の雪が落ちてたまっている場所の状況です。

 

 

 

 

上記の写真は、4月13日に毘沙門沼から撮影した磐梯山です。

この日は午後からは晴れ間が広がり、磐梯山が綺麗に見えました。個人的には、うっすら雪を被った磐梯山は夏季の状態より勇ましく、堂々とした出で立ちで迫力があるように思えます。

これから、磐梯山の四季折々の姿を見るのも楽しみです。

 

 

裏磐梯ビジターセンター

 

事務所近くにある裏磐梯ビジターセンターでは、裏磐梯周辺の動植物情報などが様々な形で展示されており、

とても魅力的な場所となっています。

 

この裏磐梯ビジターセンターでは、4月25日(火)から6月26日(月)までの間、【環境省レンジャー写真展2017】が開催されます。レンジャーが勤務中に撮影した、選りすぐりの写真が展示されますので、ぜひお越しください。

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2017年04月14日早春の森へようこそ

十和田八幡平国立公園 盛岡 工藤紀恵

みなさん、こんにちは。

このアクティブレンジャー日記でも、春の話題が続いていますが、岩手からは早春の森へみなさんをご案内しようと思います。

岩手県八幡平市の岩手山麓で春の合図、木の根元だけ雪が溶ける「根開き(ねびらき)」が春のリズムを作り出していました。


この日は上空に寒気が入っており、強風が吹き荒れていて、落葉した木々の間からも冷たい風が吹いてきます。

 

 歩みを止めると、ゴーっという風の音しか聞こえてきません。

うさぎの足跡を発見!

岩手山の山頂も強風の影響で雪煙があがっていました。

雪はまだ溶けきっていませんが、春爛漫まであと一歩。ワクワクしています。

早春の国立公園でお会いしましょう!

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2017年04月13日「十和田湖周辺の魅力」

十和田八幡平国立公園 伊藤 あけみ

はじめまして。

十和田八幡平国立公園管理事務所に4月1日にアクティブレンジャーとして着任しました

伊藤あけみと申します。

十数年ぶりに訪れた十和田湖畔の土地で、期待に満ちた春を迎えました。

十和田湖の魅力を発信できる仕事、一生懸命頑張ります。

管理事務所は十和田湖まで徒歩1分ほどの場所で、十和田ビジターセンターも近くにあり、十和田ビジターセンターでは、四季おりおりの情報を得ることができます。

十和田湖の名前の由来はアイヌ語で「トーワタラ」からきているといわれています。「トー」は湖、「ワタラ」は岩という意味だそうです。訳して、「岩が多い湖」となります。

名前の通り、湖から十和田神社に続く「開運の小路」には、奇岩、巨岩が多くあり、神様

として祀られています。

十和田といえば、十和田湖と奥入瀬渓流を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?奥入瀬渓流は紅葉の時期、十和田湖は夏がベストシーズンという印象が強いですが、今の時期もなかなか趣深く風情があります。

まだ芽吹く前の木々と、残雪の間を縫うように流れゆく奥入瀬渓流です。

また、葉が繁ってしまうと見えない滝や、夏は水量が無くて流れていない滝など、この時季だからこそ知ることのできる魅力もあります。

そして、十和田湖の向こうに広がる、白くたおやかな山々は、沢山の魅力を感じさせてくれます。

十和田湖に初めて住む私ですが、これから訪れる季節にわくわくしています。

これから十和田エリアを訪れる方も、かつて訪れたことのある方も、まずは十和田ビジターセンターに立ち寄り、情報を入手し、湖の見えるデッキでゆったりと時間を過ごすのもいいのではないでしょうか?

森と湖の癒しを、是非、十和田で感じてみてください。

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2017年04月10日小さな春

磐梯朝日国立公園 羽黒 澁谷 満紀

 羽黒自然保護官事務所でアクティブレンジャーとして勤務しております澁谷満紀と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

4月8日(土)月山ビジターセンターで小さな春をみつけましたのでご紹介します。

  

  

 【やっと顔を出したふきのとう】  【周りの池にはミズバショウも】

 

 

この日は羽黒地区パークボランティア年度はじめ集会が、月山ビジターセンタを会場に行われ、午前中

鶴岡市消防組合羽黒分署の方をお招きしての応急手当講習会、午後から平成29年度の月山ビジターセ

ンター運営体制やパークボランティア活動についての話し合いが行われ活発な意見交換がなされました。

  

【応急手当講習会の様子】        【意見交換会の様子】

  

  

羽黒地区パークボランティアの方々は、鶴岡市、酒田市など庄内地方にお住まいの方々で活動されていて、

環境省主催のイベントでもご活躍、ご協力いただいております。私事になり恐縮ですが、お昼には歓迎会も

催していただき、この場をお借りしてお礼申しあげます。パークボランティアの皆さまには大変お世話にな

ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  

ミズバショウはまだ咲きはじめたばかりです。4月28日(金)からは月山ビジターセンターを会場に2017

環境省レンジャー写真展も開催されますので、是非、写真と月山の春を見に来てください。

    

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2017年04月05日十和田湖の春

十和田八幡平国立公園 十和田 村田 野人

 4月より十和田八幡平国立公園管理事務所のアクティブレンジャーとして勤務する村田野人と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 東北地方環境事務所にて採用時の研修を行い、4日からは十和田湖畔休屋地区の巡視をしつつ、業務に関わる関係者の方々へ御挨拶をしております。

 休屋地区のあちこちには除雪した雪の山が見られますが、季節は着実に進んでおり、鳥類の動きは活発です。早速、キツツキの仲間のアオゲラが姿を見せてくれました。

休屋地区街路樹に現れたアオゲラ

  <休屋地区街路樹に現れたアオゲラ(赤い線の中)>

 

 よい写真が撮れず、残念でした。

 なお、環境省の十和田ビジターセンターでは、アオゲラの模型を展示しています。

十和田ビジターセンターのアオゲラの模型

  <十和田ビジターセンターのアオゲラの模型(赤い線の中)>

 十和田ビジターセンターは十和田湖の湖畔にある休屋地区にあります。十和田湖で見られる動植物の模型やジオラマがあり、そのつながりを紹介する展示が行われています。皆さんも十和田湖で気になる生き物を見つけたら、ビジターセンターを訪ねてみてください。その生き物のことがもっとよくわかるかもしれません。

十和田ビジターセンター入口  <十和田ビジターセンター入口>

 アクティブレンジャー日記では、十和田八幡平国立公園の様々な情報を発信していきます。少しでも魅力を感じて、国立公園を訪れていただければ大変うれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2017年04月05日八甲田・十和田ゴールドライン開通

十和田八幡平国立公園 阿保 聡

 昨年の11月下旬から冬季閉鎖されていた、八甲田・十和田ゴールドラインの酸ヶ湯~谷地区間の除雪が終わり、4月1日に開通しました。

 今年は黄砂が少なく、雪の量も平年より多めなので、きれいで立派な雪の壁が出来上がっていました。

雪の壁

 この写真の場所の雪の壁は高さ4~5mほどですが、高いところでは7m前後になっています。

 今シーズンは雪が積もるのが遅く、記録的に雪が少なかった昨シーズンと同じ水準で推移していたのですが、2月中旬から3月に順調に積雪が増え、気づけば平年並みかそれ以上に積もっていました。3月下旬の積雪量としては平年より多いと思います。

北八甲田

 現在の北八甲田です。右から高田大岳、小岳、大岳となっています。

 今年の山は各所で亀裂らしい亀裂がまだ見られません。小岳の山頂直下もきれいなままです。しかし、今後気温が上がれば亀裂も増えてくると思われますので、特に毎年亀裂が確認でされている場所は、これからの時期注意が必要です。

 今回ご紹介した八甲田・十和田ゴールドラインの酸ヶ湯~谷地区間は、4月21日(金)の9:00まで夜間通行止め(18:00~9:00)となっております。また、5月の連休までは降雪があったり、道路に流れ出ている雪解け水が凍っていたりなど、山ではまだまだスタッドレスタイヤが必要な状況ですので、お出かけの際にはご注意ください。

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2017年04月04日春の恒例!新メンバー紹介

仙台 鎌田 和子

こんにちは、仙台自然保護官事務所の鎌田です。

ウグイス、カワラヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ・・・・様々な鳥たちの声が春を告げるようになりました。

そして、東北地方環境事務所の自然保護官事務所に新たな仲間が入りましたのでご紹介いたします。

 

  

写真上段左から、鳥海南麓自然保護官事務所の希少種保護増殖等専門員の長船裕紀さん、十和田八幡平国立公園管理事務所鹿角管理官事務所の齊藤航来さん、裏磐梯自然保護官事務所の楊寛明さん、十和田八幡平国立公園管理事務所の村田野人さん、下段左から、西目屋自然保護官事務所の佐々木春佳さん、羽黒自然保護官事務所の澁谷満紀さん、十和田八幡平国立公園管理事務所の伊藤あけみさん、以上7名が辞令をいただきまして本日より各事務所に配属になっております。

これから各地でレンジャーの制服姿で活躍していきますので、どうぞ、温かく見守っていただき、お声がけよろしくお願いいたします。

 

今回の紹介で、事務所名がこの4月から変更になったところがありますのでお知らせいたします。

十和田自然保護官事務所 → 十和田八幡平国立公園管理事務所

鹿角自然保護官事務所 → 十和田八幡平国立公園管理事務所 鹿角管理官事務所

盛岡自然保護官事務所 → 十和田八幡平国立公園管理事務所 盛岡管理官事務所

アクティブレンジャーに変わりはありませんので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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