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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

7月の森吉山野生鳥獣センター

2014年07月10日
秋田
 強い雨と台風の進路に注意が必要です。最新の情報を入手して無理のない行動を心がけましょう。


 さて、今期は7月1日に開館したセンターですが、今年も玄関に七夕飾りをあしらって皆様をお出迎えしております。
 

 色々な事が起こるこの世の中、短冊に込められた願いも様々です。


 今期も森吉山野生鳥獣センターでは常設ではない、その時々の展示入れ替えに力を入れて企画展を実施していく予定ですが、現在は森吉山ダム広報館とのコラボ企画で『森吉山ダム フォトコンテスト写真展』を開催中です。
 これは森吉山ダム工事中に計11回実施されたフォトコンへの応募作品の中から森吉山鳥獣保護区で撮影された物をピックアップしてお借りしている物です。コンテストの応募作品だけあって力作揃いですし、常設展示には無い、人物が楽しそうにしている写真なども多数あって、ほのぼのとして雰囲気の写真も多くなってます。中には、地元在住の森吉山野生鳥獣センターのスタッフも『おっ』と驚くようなシーンもあります。

 応募作品の中には元森吉山鳥獣保護区管理員の佐藤武三郎氏(故人)と成田陸雄氏の写真作品もありましたので、これまでの功労に感謝する意味を込めて特設コーナー(?)として展示しました。作業をしながらアクティブレンジャーに成り立ての頃、お二人に色々とご指導いただいた事を思い出しました。。
 
 私自身も『この写真良いなぁ~』と感じる写真が約10点ありました。我々アクティブレンジャーもアクティブレンジャー写真展を開催していますから、参考にしようかな?なんて思っています。
 写真総数84点のいずれ劣らぬ力作がご覧頂けますので、きっと皆さんの感性に訴える作品もあるのではないか?と思います。



 実施中の企画展示もそうですが、今期は連携施設とのコラボ企画にも力を入れています。その一つが、「秋田県環境と文化のむら」コーナーです。先般の地元新聞でも取り上げられたように「秋田県環境と文化のむら」は様々な年代の方に気軽に訪れていただき、クラフト体験などを通じて自然とのふれあいを発信している施設です。そのノウハウなどを森吉山野生鳥獣センターにも活かして行ければ!!と思ってます。

 施設奥の飾り棚にクラフト作品を展示中です。現在の森吉山野生鳥獣センターでは対応できない作品もありますが、これをみてどのような反応を頂けるかによってこれからどのような対応をしていけるか?検討するきっかけになるかと思っています。
 ちなみに「秋田県環境と文化のむら」には森吉山野生鳥獣センターのPRコーナーを準備したり、森吉山野生鳥獣センターと縁のある方々の写真展などを開催するコーディネイトをさせていただきました。今後もギブアンドテイクの関係をより深化しようと模索中です。