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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

企画展 in大潟草原野鳥観察舎 第一四半期分

2014年05月07日
秋田
 あっという間に桜の季節も終盤に・・。深緑が美しい季節へと移り変わっていきました。


 最近、大潟草原鳥獣保護区にある大潟草原野鳥観察舎のネタが多くなっている私の日記ですが、今回も引き続き!(多分次回も・・笑)
 
 実はこれまでにも大潟草原野鳥観察舎において細々と私のイラストを使ってちょっとした企画展のようなものを続けてきていました。なんと今年で7年目に突入です!!
 これまでもちょいちょいこの日記に登場してはいましたが、何せ細々と実施している上、知らないうちに場所が変わっていたり、時には何か物が立てかけられていたりと扱いが悪かったのですが、その現状を打破しようとPRしていく事にしました。


 大潟草原野鳥観察舎での企画展は1月スタートで1年間のシリーズで実施していて、今年は野鳥観察会で役立つ(かも知れない・・・)ツールとして近縁種や同科の野鳥の横顔をイラストにしています。
 大潟村やその周辺で観察できる種などを中心に毎月1枚のイラストを描いていて、それを2枚並べて展示しています。先日、新しく出来上がったイラストに入れ替えをし、これまで1月~3月用に描いたイラストを全て回収してきました。
 描くのも、その為の時間をやりくりするのもかなり苦労しながら続けているので、『見てみたい』と思ってくださる方が一人でもいてくれたら幸いです。


 第1弾『ハクチョウ5種』代表的なオオハクチョウとコハクチョウと時々見られるアメリカコハクチョウに加え、ナキハクチョウとコブハクチョウも描いてます。なじみの薄い種もいますが、「もしかしたら」って事もあるかも?なんて期待したんですけどね^^


 第2弾の『ガン類6種』です。代表的なマガンに加え、大潟では同時に観察可能なヒシクイの2亜種、見つけたら嬉しいカリガネ、サカツラガンと超レアなハイイロガンも同じく期待を込めて描きました。ここに描かれていないガン類は後半に登場させようかな?なんて思ってます。


 第3弾は『淡水カモ♂6種』です。観察会で使いやすいように身近な種を中心に近似種も加えて描いてあります。いつか同じ配置で♀も描きたいとは思っていますが・・いつになりますやら(苦笑)


 現在は第4弾と第5弾を展示中です。これらは3ヶ月後にまた御紹介します。早く見たいと言う方は大潟草原野鳥観察舎にお越しください。
 この他にも順次、展示の入れ替えや企画展の充実を図っていきたいと思っています。