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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

大潟村干拓博物館の学習会で講師をしました

2013年11月21日
秋田
 事務所の窓から見える街路樹は今が紅葉の見頃ですが、時に市街地にも雪が降り、道路も白くなるなど本格的な冬の到来を感じる秋田市内です。


 先日17日の日曜日、大潟村干拓博物館で行われた大潟村教育委員会主催の学習会でお話しをさせていただく機会がありました。これは、とある機会に大潟村で活動する『大潟の自然を愛する会』会長の堤氏からお声かけを頂いて実現したものでした。

 これまでのこの学習会は村内で活動する各方面の方々が講師を務められていて、その実践から得られた貴重なお話を聞くことが出来る意義深いものでした。私はこれまで話を聞く側にいましたが、今回は大潟草原鳥獣保護区で活動しながら見たり、感じたことを話してもらえないかと言う光栄な機会でした。



 タイトルは『大潟村の貴重な生きものたち』で、大潟村に生息する貴重な生きもの達の紹介と、その環境を保全・保護するために何が出来るか?というテーマを頂きました。ハードルの高さにめげそうになりながら資料を作っていましたが、どうにか私の言いたかったことも伝わったようで、今はホッと安心しています。



 『貴重な生きもの』について様々な視点があろうかと思いますが、私なりの視点で貴重な生きものを自分で撮影したつたない写真で紹介しながら、現在東北地方環境事務所が取り組んでいる保全事業などの話を主体に75分ほどお話をしました。

 日頃、大潟草原鳥獣保護区で業務に当たりながら『ここは、やっぱりすごいなぁ』と感じる事が沢山あるのですが、その思いをなかなかお伝えする機会が無かったので、今回この機会を得たことは私にとっても嬉しいことでした。
 これをきっかけに、もっと多くの方に様々な情報をお届けできれば、色々な方に大潟村のすばらしい自然環境について知ってもらえるのでないか?そんな事を感じた一日でした。


 大潟村教育委員会並びに、大潟村干拓博物館の皆様、大潟の自然を愛する会の皆様ありがとうございました。最後に、今回私のお話を聞いてくださった皆様にもお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。