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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

背眠していても・・

2010年12月15日
秋田
 双子座流星群が話題になっています。私も見たいと思っているのですが、空を見上げるにはちょっと厳しい天候になっているこのところの秋田市内です。今も窓の外は吹雪模様・・・。果たして秋田の方々は流れ星に願いを託すことは出来るのでしょうか?


 はい。このところ長い文章の日記が続きました。頑張って書いているつもりは無いのですが・・出来るだけその空気を想像していただけるようにと詳細に書くと長くなってしまいがちです。そこを反省して・・・言う訳ではありませんが・・・今日はちょっと短めになりました。

 
 巡視・調査で回る水辺には多くのカモ類が飛来しています。しかしながら今期は既に羽数、種数共に減少し始めています。なんだか例年と異なる状況にちょっと戸惑っているところです。
 お馴染みの「南の池」でも過ごすカモの羽数が減少気味です。未だ水面の凍結もほとんど無い中でこれだけ羽数が減るのは気がかりです。環境省が行っている渡り鳥の飛来状況調査にその答え、あるいはヒントがあるかも知れません。渡り鳥の飛来調査はこちら

 さて・・この時の南の池はひっそりと落ち着いた感じで、数百羽のコガモや【カルガモ】の大半が背眠状態で過ごしていました。
 

全体的に落ち着いた雰囲気に包まれていた「南の池」ですが・・・【カルガモ】達をよく見ると背眠しているように見えて、目はしっかりと見開いているのでした。
 のんびりしているように見えて実はしっかりと警戒を怠っていない【カルガモ】達でした。