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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

クチベニタケ

2010年10月20日
秋田
 このところ、この日記をご覧になって下さっている方々とお会いする機会が続き、「あの時の記事は面白かったね~」とか「あの時書いていた○○を見てみたいんだよね」などなど・・・たくさんの『声』を聞く機会に恵まれています。そう言った反応は本当に嬉しいですし、励みになります。逆に以前はご覧になっていただけていた方から反応を頂けなくなったりすると悲しくなります。



 さて、そんな一喜一憂がある中でもいつも通りに日記を書いていきます。今日取り上げるのは【クチベニタケ】です。このところキノコの話題がヘビロテですね?


 【クチベニタケ】の発生状況です。このキノコは暗くジメジメした場所が好きなようで撮影するのに手こずります。この日も天気が良くなかったとは言え、シャッタースピードが遅くなりがちで手ぶれのオンパレードでした(涙)。


 この【クチベニタケ】は先日の観察会でもネタとして使わせていただきました。その際、地元で使われている面白い地方名を聞きました。
 その名も『ぷっぷぅたけ』だそうです。どうしてこんな名前になったか想像できますか??


 この【クチベニタケ】はホコリタケの仲間で、成熟すると外皮の一部が破れて中からホコリ(胞子)が出てきます。その様子が『ぷっぷぅ』なんです^^。ホコリタケの外皮を突くと”ぷっぷぅ”と煙が出ますよね???なかなか親しみを感じる名前ですね!

 でも個人的に、この【クチベニタケ】を見ると連想してしまう物があって、最近はもうそれにしか見えなくなっています。



 それは・・・・一星球(イーシンチュウ)。色といい、中央の”星”マークといい、もうこれしかないでしょう?どうです?あのピラフが持っていた球ですよ^^。



 と言うわけで「ぷっぷぅたけ」もなかなか良いのですが個人的趣味で「一星球(イーシンチュウ)」に1票!!


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