三陸復興国立公園 宮古
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2006年12月13日痕跡
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
今日の宮古は曇り空ですが、この時期にしては気温が高く(予想最高気温12℃)、
パトロールで歩き回ると汗ばむ程でした。
浄土ヶ浜にある舘ヶ崎展望台を通過しようとしたら、
何やら土らしきものが乗っているベンチがあり、近づいてみました。
舘ヶ崎展望台
土かと思った物は、松ぼっくりの破片でした。
松ぼっくりをこんなに散らかしたのはリスの仕業と思われます。
パトロール中にニホンリスを何度か見かけたことがありますが、
警戒心が強く、カメラを向けた時にはすでに見えなくなっています。
皆さんにご紹介したいのですが、未だシャッターチャンスに恵まれていません。
ただしリスが生息している痕跡は、気を付けて見てみると発見しやすいです。
下記の写真に丸印をつけましたが、松ぼっくりの芯の部分、何かに似ていませんか?
通称エビフライと呼ばれています。歩道上にも落ちていることがあります。
このエビフライを発見したら、周りを見てみて下さい。他にもリスの痕跡を発見できるかもしれません。
パトロールで歩き回ると汗ばむ程でした。
浄土ヶ浜にある舘ヶ崎展望台を通過しようとしたら、
何やら土らしきものが乗っているベンチがあり、近づいてみました。
舘ヶ崎展望台
土かと思った物は、松ぼっくりの破片でした。
松ぼっくりをこんなに散らかしたのはリスの仕業と思われます。
パトロール中にニホンリスを何度か見かけたことがありますが、
警戒心が強く、カメラを向けた時にはすでに見えなくなっています。
皆さんにご紹介したいのですが、未だシャッターチャンスに恵まれていません。
ただしリスが生息している痕跡は、気を付けて見てみると発見しやすいです。
下記の写真に丸印をつけましたが、松ぼっくりの芯の部分、何かに似ていませんか?
通称エビフライと呼ばれています。歩道上にも落ちていることがあります。
このエビフライを発見したら、周りを見てみて下さい。他にもリスの痕跡を発見できるかもしれません。
2006年12月08日月山からの眺め
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
2006年11月28日その後
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
2006年11月21日グラデーション
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
2006年11月17日避難場所誘導標識
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
2006年11月07日ウォーキング大会 「晩秋の海岸線を歩く」
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
5日、公園内(宮古市内)の自然歩道を会場に、宮古ビジターセンター運営協議会主催のウォーキング大会が開催されました。
天候にも恵まれ、参加者37名と一緒に樫内から田老漁港までのおよそ7?のコースを完歩しました。
「晩秋の海岸線を歩く」のタイトル通り、ほぼ手つかずの自然のままの栃内浜を通過したり、
自然のままの浜 栃内浜
5月から7月の間はウミネコの繁殖地となる佐賀部では、岩礁を眺めながら一休みをし、陸上から太平洋を堪能しました。
佐賀部の岩礁
風景を楽しみながら一休み
その後、紅葉真っ直中の林道を通り抜け、田老漁港まで歩き昼食。
午後は、午前中に自分たちが歩いたコースを観光船にて海上から眺めながら浄土ヶ浜まで帰りました。
海上からの佐賀部
陸中海岸国立公園の良い所は海も森も楽しめるところです。
今回のウォーキング大会、ご参加のみなさんはどちらも十分楽しめたようでした。
※浄土ヶ浜?田老漁港間の定期観光船の一般運航は、冬期間(11月?3月上旬)はお休みです。
天候にも恵まれ、参加者37名と一緒に樫内から田老漁港までのおよそ7?のコースを完歩しました。
「晩秋の海岸線を歩く」のタイトル通り、ほぼ手つかずの自然のままの栃内浜を通過したり、
自然のままの浜 栃内浜
5月から7月の間はウミネコの繁殖地となる佐賀部では、岩礁を眺めながら一休みをし、陸上から太平洋を堪能しました。
佐賀部の岩礁
風景を楽しみながら一休み
その後、紅葉真っ直中の林道を通り抜け、田老漁港まで歩き昼食。
午後は、午前中に自分たちが歩いたコースを観光船にて海上から眺めながら浄土ヶ浜まで帰りました。
海上からの佐賀部
陸中海岸国立公園の良い所は海も森も楽しめるところです。
今回のウォーキング大会、ご参加のみなさんはどちらも十分楽しめたようでした。
※浄土ヶ浜?田老漁港間の定期観光船の一般運航は、冬期間(11月?3月上旬)はお休みです。
2006年10月18日秘境
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
私が勤務している陸中海岸国立公園は、園地や自然歩道等が整備され陸上からもその魅力を十分に堪能できますが、海上からの眺めもおすすめです。
先日、岩手県山田町にある船越半島を海上から眺める機会がありましたので、ご紹介しますね。ちょっとした秘境探訪の趣でした。
この日は天気もよく、波も大変穏やかで、海上から海岸線を眺めるには絶好の日でした。
色付き始めたオランダ島(山田大島)
上の写真は、山田湾に浮かぶオランダ島(山田大島)です。白い砂浜がとても美しい島です。また、亜熱帯性植物の「タブノキ」の北限でもあります。
こちら(↑)は赤平金剛です。船越半島にある霞露ヶ岳(504.2m)の中腹が、一気に海に落ち込んでできた大絶壁。高さ350m、赤褐色の岩肌が展開する迫力は圧巻でした。(下の写真はアップです)
こちら(↓)は、大釜崎です。垂直に切り立った断崖と大きな岩礁に挟まれた水路があることから”海のクレバス”と呼ばれています。
断崖を間近に見るとこんな感じです。(↓)
残念ながら、現在、船越半島周辺を気軽に海上から眺める手段はありませんが、陸中海岸国立公園内の浄土ヶ浜や北山崎、釜石や碁石海岸では観光船やサッパ船(小型船)に乗ることができ、船越半島に劣らない景色を見ることができます。陸中を訪れた際には海上からの眺めも楽しんでみて下さい。
先日、岩手県山田町にある船越半島を海上から眺める機会がありましたので、ご紹介しますね。ちょっとした秘境探訪の趣でした。
この日は天気もよく、波も大変穏やかで、海上から海岸線を眺めるには絶好の日でした。
色付き始めたオランダ島(山田大島)
上の写真は、山田湾に浮かぶオランダ島(山田大島)です。白い砂浜がとても美しい島です。また、亜熱帯性植物の「タブノキ」の北限でもあります。
こちら(↑)は赤平金剛です。船越半島にある霞露ヶ岳(504.2m)の中腹が、一気に海に落ち込んでできた大絶壁。高さ350m、赤褐色の岩肌が展開する迫力は圧巻でした。(下の写真はアップです)
こちら(↓)は、大釜崎です。垂直に切り立った断崖と大きな岩礁に挟まれた水路があることから”海のクレバス”と呼ばれています。
断崖を間近に見るとこんな感じです。(↓)
残念ながら、現在、船越半島周辺を気軽に海上から眺める手段はありませんが、陸中海岸国立公園内の浄土ヶ浜や北山崎、釜石や碁石海岸では観光船やサッパ船(小型船)に乗ることができ、船越半島に劣らない景色を見ることができます。陸中を訪れた際には海上からの眺めも楽しんでみて下さい。
2006年10月13日生きている砂浜
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
先週、東北の太平洋沿岸に大きな被害をもたらした低気圧の傷跡です。
岩手県は10/6、7日辺りが風も雨も強かったです。
10/8は雨は上がりましたが、風は強く、波はご覧の通りでした。
2006.10.8撮影
下は冬の浄土ヶ浜の写真です。普段は名前のとおり浄土を思わせる穏やかな浜で、外海から波が押し寄せてくることはあまりありません。
2006.2.2撮影
今回の低気圧の被害は至る所にでていますが、浄土ヶ浜の形状も変わってしまいました。
2006.10.12撮影 下の写真と比べると浜が小さくなったのが分かるでしょうか?
2006.10.4撮影 今回の低気圧が来る前はこんな感じでした。
でも地元の方にお聞きしたら、変わったというより、実は前の形に近くなったとのこと。浄土ヶ浜は台風やシケの影響を受け絶えず浜の形を変えているのです。
岩手県は10/6、7日辺りが風も雨も強かったです。
10/8は雨は上がりましたが、風は強く、波はご覧の通りでした。
2006.10.8撮影
下は冬の浄土ヶ浜の写真です。普段は名前のとおり浄土を思わせる穏やかな浜で、外海から波が押し寄せてくることはあまりありません。
2006.2.2撮影
今回の低気圧の被害は至る所にでていますが、浄土ヶ浜の形状も変わってしまいました。
2006.10.12撮影 下の写真と比べると浜が小さくなったのが分かるでしょうか?
2006.10.4撮影 今回の低気圧が来る前はこんな感じでした。
でも地元の方にお聞きしたら、変わったというより、実は前の形に近くなったとのこと。浄土ヶ浜は台風やシケの影響を受け絶えず浜の形を変えているのです。
2006年06月22日種刺海岸
三陸復興国立公園 宮古 熊谷 由美
自然歩道の地図
途中の沢
6/14(水)に本州最東端「魹ヶ崎」のある重茂半島の歩道調査をしてきました。
今回は歩道沿いにある海岸のゴミ状況の確認です。目的地の種刺海岸へは山道を片道3.5kmほど歩いたところにあります。陸中海岸国立公園は海の国立公園と言われており、自然歩道は海岸線も一部通りますが、ほとんどは森(山)の中です。この道も途中サンショウウオが棲む沢などがあり、森の中を歩いている分には海が近いとはあまり感じられません。ところが、視界が開けると太平洋の海原が眼前にせまることになります。このギャップがなかなか楽しいです。
肝心のゴミ調査ですが、海からの吹き上げゴミが海岸と背後の崖の合間にたまっていました。7/1にパークボランティアさんと宮古市さんの協力を得て片づける予定です。
種刺海岸
平成16年のクリーン作戦の様子
冬の日だまりに、ふわふわと気持ち良さそうです。
とても不思議な形をしていますね。自然のもつセンスにはかないません。