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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

十和田国立公園制定記念日

2023年02月01日
十和田 伊藤 あけみ
2月1日は十和田国立公園の誕生日です。昭和11年2月1日、十和田湖、八甲田連峰、奥入瀬渓流を中核とした十和田八甲田地域が、国立公園に制定されました。昭和31年には八幡平地域が追加指定され、十和田八幡平国立公園に改称され現在に至ります。美しい景観は当時のままでしょうか。早朝の十和田湖畔で、可愛らしいしぶき氷を見つけました。
氷
どのようにしてできるのでしょう
氷2
アップしてみると
十和田湖冬物語が始まりました。十和田湖の冬を楽しむアクテイビテイや食など、様々な企画がなされています。詳細はこちら

また、生出キャンプ場では冬キャンプが行われていました。期間限定1月末で終了してしまいましたが、来場者は紅葉時期の絶景に感動して、今回の企画を知って来られたそうです。
テント
設営中お邪魔して写真撮らせていただいた
テント
暖をとるストーブ持参
また、生出キャンプ場のイグルー制作の様子を取材してきました。
イグルー
雪を踏み固めて切り出します
イグルー
切り出したブロックを積み重ねます
イグルー
ブロックは場所に合わせて切ることもあります
イグルー
中も外も脚立が必要です
イグルー
完成 落ち着くまで2~3日は天井を開けておきます
一昨年、酸ヶ湯でイグルー制作講習会に参加した際の様子はこちら
冬は樹木の葉が落ちて、野鳥観察にも最適な季節です。先日、事務所のそばのナナカマドに、キレンジャク(黄連雀)、ヒレンジャク(緋連雀)※が来ていました。彼らは大群で行動するのですが、人影に敏感に反応するので、なかなか近くに寄れません。りりしい顔で、大好きな鳥の一つです。※尾の先が黄色いのがキレンジャク、赤いのがヒレンジャク
鳥
ナナカマドの実を一心に食べています
鳥
人の気配に気がついたか

今しか楽しめないことの情報にアンテナを張って、冬を楽しみましょう。