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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

「酸ヶ湯温泉湯あみ着の日」のお知らせ

2023年01月10日
十和田 伊藤 あけみ
小寒が過ぎ寒さが厳しくなると、温泉がよりいっそう恋しくなりますね。名だたる名湯が身近にいくつもある十和田八幡平国立公園に住まい、仕事をさせていただいている幸せを実感している伊藤です。北東北の代表的な秘湯の一つである酸ヶ湯温泉で、昨年度実施した「酸ヶ湯温泉 湯あみ着の日」を、今年度も開催いたします。

「小寒」とは:二十四節気の一つで、一年を春夏秋冬の四つに分け、それを更に六つに分けた、中国から伝わった暦

今年度の開催について詳細はこちらから
衣服
混浴に入浴する際にこちらを着用していただきます
昨年度の様子はこちら 
酸ヶ湯温泉は江戸時代から続く名湯、一つの湯の中に4つの違う泉質を持つ総ヒバ作りの千人風呂が有名です。現在は湯治のみならず、八甲田登山のベースとして、登山者の方々にも親しまれています。千人風呂は、混浴であるため、利用するのを躊躇される方もいると思います。せっかく来られても、酸ヶ湯温泉の醍醐味を味わえないのはとても残念なことです。そこで、たくさんの方に千人風呂を利用していただこうという試みが、「湯あみ着の日」です。もともと千人風呂には、女性専用時間が設定されてはいますが、朝夕それぞれ一時間となっています。「湯あみ着の日」は、10時~15時の日帰り入浴、すべての人が湯あみ着を着て入るので、家族や友達同士で気兼ねなく利用することができます。
今年度のポスター制作のため、酸ヶ湯のスタッフや友人が集まり撮影を行ってきました。
混浴
なごやかに撮影
混浴2
まわりを気にしなくて良いので、会話もはずみます
混浴3
湯あみ着があれば、奥にある滝湯も気兼ねなく利用できます
ご利用の方々へは、アンケートのご協力をお願いしています。
アンケ-ト
昨年の様子です
老若男女、年齢に関係無く、温泉につかりながら談笑できる日本の文化は素晴らしいですね。イベントが実施される1月、2月は、寒さも厳しく積雪量も増えてきます。道路状況等をご確認のうえ、安全に配慮してお越しください。
ちらし
今年度のポスター
ちらし2
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