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東北地方環境事務所

10年後の混浴プロジェクト「酸ヶ湯温泉湯あみ着の日」(湯あみ着着用義務化の実証実験)について

東北地方環境事務所では、北東北3県にまたがる十和田八幡平国立公園に多く残る湯治・混浴文化を将来に渡って守っていくことを目指し、混浴が抱える課題を解消するため、「10年後の混浴プロジェクト」を推進しています。 女性や若い方のみならず、性的マイノリティ、外国人観光客等にとっても利用しやすく、誰でも楽しめる混浴の実現を目指し、昨年度に引き続き酸ヶ湯温泉を舞台に調査・検討を行います。 このことは、SDGsにも合致する取組であり、本プロジェクトを通じて、混浴の価値の深化と文化の継承の実現を図っていきます。
本来、性別の垣根を越えてリラックスできる混浴は、日本の大切な文化です。一方で、時代とともに珍しくなった混浴に抵抗を感じ、避ける人や戸惑いを感じる人が女性や若い方を中心に増えているのが現状です。今回、湯あみ着を導入することにより、これまで混浴を避けていた、気を使ってゆっくりできないといった方々にも入浴してもらう機会を設けます。将来にわたって皆さんから愛される混浴を受け継いでいくための試みです。

「酸ヶ湯温泉 湯あみ着の日」について

酸ヶ湯の混浴「ヒバ千人風呂」において、今後も混浴文化を守るために、男女ともに湯あみ着を着用してもらう試みを4日間限定で実施します。未着用での入浴はできませんので、ご協力のほどお願いします。

実施期間:第1回 2023年1月20日(金)、21日(土)

第2回 2023年2月26日(日)、27日(月)
全日午前10時~午後3時まで
※ 当日配布分の湯あみ着がなくなり次第終了

料金:通常の日帰り入浴料金(1,000円/人)のみ 湯あみ着レンタル無料
備考:湯あみ着・水着等の持ち込み不可(酸ヶ湯売店で購入したもののみ可)

問い合わせ先

東北地方環境事務所 十和田八幡平国立公園管理事務所
担当:西村、鈴木
電話:0176-75-2728