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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

Happy birthday 十和田国立公園

2024年02月01日
十和田 伊藤 あけみ
1936年(昭和11年)2月1日は十和田国立公園のお誕生日です。1956年(昭和31年)7月10日に八幡平地域が加わり、十和田八幡平国立公園となりました。
私の勤務する「十和田八幡平国立公園管理事務所」は、十和田八甲田奥入瀬地域、八幡平地域、岩手山、秋田駒ヶ岳、乳頭山地域を統括しており、鹿角管理官事務所、盛岡管理官事務所とともに、北東北三県にまたがる国立公園を管理しています。

ここ十和田八幡平の冬の楽しみは、スキーなどのウインタースポーツをはじめとして、たくさんあります。
しかし冬は自然観察をするには、寒いし何もないでしょう、と思いきや、自然界の生き物達は、厳寒の中、命の炎を燃やしながら、来る春を待っています。その姿は、愛おしくてたまりません。
大好きなマンサクが微笑み始めました。1月で花の色が顔を出し始めるとは、私の記憶ではかつて無い早さです.
(例年ですと3月初旬です)
花
鮮やかな黄色が顔をのぞかせています
花
早くあたたかくならないかな
寒さの中、春に芽吹くための準備をしている冬芽(花や葉を蓄えた芽)の愛おしさに、今年も会えたね、もう少しだよ、頑張って、とつい声をかけてしまいます。オニグルミの冬芽がとても可愛らしいです。
 
芽
ばんざいしているみたいだね
芽
不思議な帽子をかぶっていますね
芽
ほっそりのっぽさん
厳寒の中でしか現れないしぶき氷は、例年より暖かい今年は少し寂しいです。
波
十和田湖のきびしさが少し見えますね
1月というのに、湖は氷ることなく蓮氷(湖が氷ったものが波で壊されて蓮の葉のようになる)はまだ見られません。
このまま春になるのでしょうか?
そんなはずはありませんよね。
これから冬本番、楽しみでわくわくする伊藤です。
次はアニマルトラッキングについて、お伝えできるといいです。
水
1月30日というのにこの雪の少なさ
水
2020年1月27日
水
2020年2月4日