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東北地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [東北地区]

弥生の風、八甲田の樹氷

2023年03月08日
十和田 伊藤 あけみ
風の色、空気の色、目には見えないけれど、春めいた色になってきていると感じる今日この頃です。十和田湖畔の飛沫氷(しぶきごおり)や蓮葉氷(はすばごおり)は跡形もなく消えてしまっていました。
 
十和田湖
ある日の朝:モノクロではありません
春の色といえば、桜色や、菜の花の色を思い浮かべますが、十和田湖の春の色は、マンサクの黄色から始まり、カツラの薄紅色へと移り、燃えるような春紅葉に染まっていきます。
  
マンサク
マンサクはまもなく開花です
シナノキ
シナノキの冬芽が赤く色づいています
八甲田の樹氷に一年に一度は会いたいと思い、思い立って行ってきました。天候に恵まれ圧巻の樹氷の風景に会うことができました。樹氷は国内でも、限られた山でしか見られなく、十和田八幡平国立公園の中では、ここ八甲田と八幡平で見ることができます。しかし、冬季は天候が不安定で、これだけの晴天はかなり希なことです。
ロープウェー
101人乗りのロープウェーで樹氷原に向かいます
山頂駅
ロープウェー降りてすぐ樹氷が見られる
八甲田大岳
八甲田大岳(標高1584m)ロープウェイ山頂駅から5分ほどでこの風景
赤倉岳
2時間ほどで登れる赤倉岳(標高1541m)
樹氷
モンスターに近づくと
樹氷
モンスターの行進
樹氷
樹氷原の中から
樹氷
赤倉岳山頂から井戸岳方面をのぞむ
春は旅立ちや、別れの季節、それぞれの想いを乗せて吹く風はどんな色でしょう。季節が変わっても、変わらずある大自然に抱かれながら、ここで仕事をさせていただいていることに感謝いたします。
大岳
八甲田大岳に浮かぶ月